無能力転生者はリリカルなのは世界で生き延びたい(令和版)   作:百男合

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 八神はやて、陸での機動六課設立の演説。
 レジアスの協力もあり順調に設立へと向かう。
 Sランク4人娘、桜に誰が「ねーたん」と呼ばれるかレース。選ばれたのはアルフでした。



StrikerS
第73話 機動六課の噂


 機動六課設立が原作開始より1年早まってしまった。

 これは陸が機動六課設立に協力的だったせいだ。

 もし海の所属のまま機動六課設立に動いていたらなんだかんだと足止めを食らい原作通り活動開始まで時間がかかっていたことだろう。

 だが、設立したものの持て余してしまっているというのも事実。

 仕事は山のようにある。

 だがそれのどれを機動六課に頼むのかということで陸でも意見が割れているらしい。

 なので、俺たちは自分たちで進んでやることにした。

 犯罪組織のガサ入れ、強襲、逮捕。

 魔術カルテルの情報をムラサメネットワークで取得しぐうの音も出ないほど証拠をそろえての検挙。

 スラムに蔓延する麻薬の取り締まり。

 貧民街の公園の遊具設置。

 清掃活動のボランティア。

 などなど。

 上げていけばきりのない仕事を進んでやった結果。市民に大変喜ばれた。

 ようやく治安が管理局ができた頃の元の状態に戻ってきたと。

 ちなみによく聞く元の状態に戻る。これ、額面通りに受け取ってはいけない。

 元の状態より少し良くなったぐらいで昔住んでいる人は「元に戻った」と感じるのだという。

 もともと管理局もこの世界の治安を守るための施設だったはずだ。

 それがロストロギアの収集と管理に力を入れ始め、別世界の平和にも口出しし始めた結果本来守るべきミッドチルダの平和が犠牲となってしまった。

 まさに本末転倒だろう。

 他の世界に手を出して自分たちの足元が不安定になってるのに気づかないとか、馬鹿丸出しだ。

 だけどその馬鹿丸出しなのが管理局なんだよなぁ。もっと自分の世界の事大切にしなさいよ。

 今日はそんな管理局のカフェでのお話。

 

 

 

「ねえ、実際機動六課ってどうなの?」

 学生時代からの友人の言葉に、アルト・クラエッタは面食らった。

「どう、って何が?」

「いい男いるのかって話!」

 目を輝かせる同僚たちの顔を見て、アルトはため息をつく。

「残念ながら、ほとんど売約済み」

「そうなの⁉」

「うん。まずうちの副官。真木司郎ね。あれ、絶対室長とできてるか恋人関係だと思う」

 司郎が聞いたら違います! と全力否定することを平気でアルトは言う。

「それだけじゃなくて高町一等空尉とテスタロッサ執務官の姉妹両方から矢印向けられてる。9歳からの付き合いって言ってたけど、ありゃ相当こじれてるね」

 アルトの言葉にほうほうと食いつく女性管理局員たち。事実無根であるとはみじんも思わない。

「ほかにも陸のエースのカグヤさんっているじゃん。あの人も真木副官のこと狙ってるみたい。武闘大会で負けてから一目ぼれなんだって。で、ギンガ・ナカジマさんも彼にぞっこんみたいで「先輩、先輩」ってよく追いかけてるよ」

「つまり、機動六課は真木副官のハーレムってこと?」

「まあ、そう言っても過言ではないわね」

 ずずっと自分の分のコーヒーを飲むとキャーキャー騒ぐ女性局員。

「他にもレティ・ロウランさんの息子のグリフィス准陸尉もいるんだけど、あれ、ルキノに気があるよ」

 口の前で手を組みゲンドウポーズで語り始める。

「なんかさ。視線でわかるのよ。2人が通じ合ってますって言う感じが。ありゃ近いうちに結婚するわ」

「そうなのー?」

「六課って社内恋愛すすんでるのねー」

 アルトとしてはグリフィスにもう1人近寄る女がいたほうが盛り上がるのにと思わないことはないがルキノは友人だ。幸せになってもらいたい。

「他に男いなかったっけ?」

「あと残ってるのはヴァイク馬鹿とザフィーラさんよ」

 アルトの言葉に「ああ……」と納得顔の女性局員たち。

 ヴァイス・グランセニックのヴァイクへの偏愛っぷりは管理局内で有名だった。それこそ「あのヴァイク馬鹿」ですぐ特定されるほど。

 一方でザフィーラも有名人である。主に一部の女性管理局員たちから。

 ケモミミを愛する彼女たちにはザフィーラは性癖ドストライクらしい。主に忠誠を誓い、恋愛ごとになびかない堅物スタイルなのもなおいいのだとか。

「六課で思い出したけど、外部世界から来たあの7人は?」

「ああ、【オーシャン】の7人ね。切り込み隊長の夜海トワさんと久瀬シイナさん。その妹のセツナさんとそれを補佐する4人。あれ、トワさんに心酔してる親衛隊よ」

 アルトの言葉に「詳しく」と詰め寄る女性局員たち。その迫力に押されながら、アルトは解説していく。

「なんでも4人はトワさんに過去命を救われたらしくて、トワさんのためなら本気で死んでもいいと思ってるみたい。で、トワさんとシイナさんが恋人関係なんだけど」

「2人はその、同性愛者なの?」

「肉体関係はないけどね。前に聞いたら顔を真っ赤にして否定してきたから間違いないわ。でも2人ともパートナーっていうのがぴったりの相性の良さで4人も2人の関係を認めているみたい」

 ちなみにだがトワ親衛隊は本人の知らないところで管理局の女性たちに組織されている。

 なんでもクールビューティーなトワが黙々と荒事を鎮圧する姿に魅せられ、シグナムと違う美しさに惹かれる女性も多いのだとか。

「聖王教会からも支援を受けてたわよね。そこから男の人は?」

「残念ながらいない。全員女の戦闘シスターよ」

 まあ、訳アリだけどね。とアルトは彼女たちに口には出さず心の中でつぶやく。

 最初3人に会った時、あまりに高町一等空尉、テスタロッサ姉妹、八神室長とそっくりだったことに驚くアルトたち隊員にはやては説明した。

 彼女たちはプロジェクトFATEで作られた自分たちのクローンであること。

 そして戦闘能力は折り紙付きで奉仕活動も聖王教会お墨付きの優秀な人材であることを紹介された。

「そうだぞー。僕らはすごいんだぞー! 恐れ敬えー!」

 はっはっはと胸を張るテスタロッサ姉妹にそっくりのレヴィの頭をはたくシスターシャッハ、「すみません、うちのレヴィがすみません」と頭を下げるなのはそっくりのシュテル。

 1人八神室長に似ていたディアーチェは黙っていたがカッと目を見開くと「余にふさわしい玉座はどこだ⁉」と宣い全員を困惑させた。

 なんか真木副官が錬成で豪奢な椅子を作ったら「うむ、くるしゅうない」と満足そうに座っていたが。

(さすがにアレを大っぴらには言えないわよねー)

 アルトもプロジェクトFATEの噂は聞いていた。管理局の厄ネタだと。

 それに目の前の友人たちを巻き込むわけにはいかず、話せる事実だけを話すのみである。

「しかしブイブイいわせてるよね機動六課。この間も違法デバイスの取引を押さえたそうじゃん」

「ああ」

 あれは副官のムラサメネットワークからの情報で事前情報をつかんだスターズの高町なのはとヴィータの2人が制圧した事件だった。

 同時刻、ライトニングのフェイトとシグナムも別の現場を押さえ、闇組織に大打撃を与えることができた事件だったと記憶している。

 というか、2人で現場を制圧するなのはとヴィータ、フェイトとシグナムも化け物じみてるがそれを可能にする副官のあの情報収集能力は何なんだろう。

 噂ではあれで他の局員たちの弱みも握っているらしい。それがありえないと言えないのがアルトには恐ろしいところである。

「ところで、真木副官って実際どうなの? あんたの感想としては」

 こっそり内緒話をするように尋ねられるのは彼の噂のせいだろう。

 いわく、管理局を陰から牛耳る闇の帝王。

 というのは言い過ぎだが彼に弱みを握られた局員は星の数ほどいるんだとか。

 その割にはBランク魔導士、アースラにいたSランク娘たちのおまけで入局したなど本人の実力をさげすむ内容の通り名も多く存在する。それがアルトには解せない。

「ここだけの話、真木副官無茶苦茶強いよ」

 アルトの言葉に、まっさかーと笑い合う友人たち。

 いや、冗談じゃなくて。とアルトは心の中で付け加える。

 戦闘特化のシスターたちで構成されたチーム【ビショップ】のマテリアルズ3人と模擬戦してもビームクロスで全員ぐるぐる巻きに拘束するし、高町一等空尉との戦いでは素早いゴーレムを身にまとい放たれる砲撃を全部避けて懐に入り3重に貼られたバリアに魔力弾をパイルバンカーのように打ち込んで破壊するし、フェイト執務官との模擬戦では分厚い装甲の高出力の魔力弾を出すゴーレムを身にまとって攻撃に耐え、トリッキーな手段で撃墜してる。

 たまに六課を訪れるカグヤさんにも模擬戦を挑まれる度に完勝してるし、ギンガとの訓練では自分と同じ大きさのゴーレムを複数召喚して複数の敵に囲まれた時の対応を訓練してるし、あの人何でもやれるんじゃないかと思う今日この頃だ。

 まあ、言っても信じないだろう。アルトもこの目で見るまでは信じられなかったし、彼女たちを責めることはできない。

 噂ってあてにならないんだなーと思った出来事だった。

 まあ、1番信じられないのは本人が自分は非戦闘員のデバイス技師で、戦いは皆に任せてるって発言してるところなんだけど。

 あの強さで非戦闘員は嘘だと思う。下手すると陸のエースが束でかかっても勝てないんじゃないかしら?

 それはそれとして。

「それと人並みに性欲ある人だと思うよ。グリフィス君とヴァイスさん連れてそういうお店に行ったって話も聞くし」

 なぜかその情報を聞きつけた八神室長、高町一等空尉、テスタロッサ執務官姉妹が彼を囲んで尋問していたが。

 あの時のグリフィス君とヴァイスさんに助けを求める副官の顔、かわいかったなぁとアルトは1人思う。

 ちょっぴりS心に火がつくところだった。

「意外なところで言うと子供好きかな? 貧民街の公園にできた新しい遊具。あれ、全部真木副官がその場で錬成したんだよ」

 その場に同行したアルトは思い出す。

 あれは鮮やかなお手並みだった。

 現場についた真木副官は錆びた遊具を見るとその場で物質を分解し、再錬成した。

 結果遊具は新品同様となり、同行したアルトは錆止めスプレーを散布するだけでよかった。

 時間にしてたった10分。破格の早さだ。

 子供たちに飴玉を配り動作確認という名目で遊ばせて、笑顔を振りまく子供を見て笑っていた。

 この時の表情を見て、ああ、この人は本当に子供が好きなんだなとアルトは思う。

 遊具で子供たちが遊んだ後、報酬として別のお菓子を渡すことも忘れない。あれでぐっと子供たちは心をつかまれたみたいで、帰る際「管理局の兄ちゃんと姉ちゃんバイバイ」と手を振ってくれた。

「副官、高級住宅街の公園にはいかないんですか?」と尋ねたら「ええ」と彼は返事をする。

「そっちの公園は業者が正規の値段で仕事をしますから。俺がここと同じことをしたら恨まれます。それに、高級住宅街の子供は知らない大人からお菓子をもらっても食べないよう親にしつけられてるから。心を解きほぐすのが難しいんです」

 と、いろいろ考えてるんだなぁとアルトは思ったものだ。

「つまり真木副官はロリコン?」

「いやいや違うから。ちゃんと成人女性が好きだから」

 とんでもないことを言う同僚に、アルトは訂正する。

 そうじゃないとSランク4人娘が不憫だ。あれだけアピールしてるのに気づかれないなんて。

 気づいてるよね? まさか本当に気づいてないってことはないよね?

 アルトは少し不安になってきた。

「ねね、六課ってオペレーターまだ募集してる?」

「してるよ。というか手が足りない。担当する事件が多すぎてオフェンスの面々も雑事に駆り出されてるもん」

 事実さっき言った公園の遊具設置なんて副官の仕事じゃない。なのに彼は進んで自分からその依頼を受け、遂行している。

 他人から「ただの点数稼ぎ」と揶揄されてもやめようとしないのでなぜかと尋ねてみたことがあった。

「それが俺たちが陸で認められる1番の近道だからですよ。小さなことの積み重ね。管理局が信用を取り戻すための手段でもあります。つまり全部自分のためですね」

 そんな彼の姿を見て高町一等空尉やテスタロッサ執務官姉妹、異世界から来た特殊部隊【オーシャン】の7人や【ビショップ】のシスターたちも貧民街やスラムの住人達と交流を重ね、管理局の力が必要なことはないかと尋ねていたりする。

 おかげで貧民街とスラムの治安はめまぐるしく良くなった。今では管理局員が立ち寄ったらあいさつするほどである。

 以前は敵対的な視線を隠そうともしなかったのに。

 そういった意味ではあの人は管理局と住人の在り方を1番変えた人なんじゃないだろうか?

「じゃあ、私機動六課に異動届出してみようかなーなんて」

 そんなことを考えていたアルトにその言葉は朗報以外の何物でもなかった。

「ようこそ六課へ。歓迎するよ。すごく」

「いや、ちょっと考えただけだから。離して……ちょ、この娘力強っ」

 逃さん、お前だけは。

 そんな執念に満ちたアルトの視線に、異動をしようかなと言った同僚はちょっと引いている。

「いやー。話を聞いた限り真木副官って悪い人じゃなさそうだし、子供好きだし将来性ありそうだし。ちょっと付き合ってみてもいいかなーって」

「あ、そういうことならノーセンキューです。命の危機に陥る前に考え直した方がいいよ」

 鮮やかすぎるアルトの手のひら返し。それが逆に他の同僚の気を引いた。

「え? なになにアルト。あんた真木副官狙ってるの」

「やめてよ! そんなことあの4人の耳に入ったら私が消されるじゃない!」

 と周囲を警戒するアルトに「えぇ……」と困惑する同僚たち。

「言ってなかったけどさっきのあんたみたいに真木副官にすり寄ろうとしてたやつがいたのよ。大した仕事もしないのにチャラチャラ着飾って男を食い物にする系の局員。どうなったと思う?」

 アルトの言葉にごくり、と唾を飲み「どうなったの?」と続きを促す同僚たち。

「まず高町一等空尉の射撃の的。魔力弾が顔の数ミリ横ギリギリ飛んでいくんだ。次にテスタロッサ執務官の書類仕事の山地獄。彼女は2日でダウンしたわ。で、真木副官に泣きつこうとしたその娘を八神室長が止めてね。笑顔で「まだ化粧する元気があるみたいやね。ほな、ボランティア頑張ろうか」って延々と穴を掘る仕事を斡旋して」

 おどろおどろしく語るアルトに震える同僚たち。

「結局1週間を待たずに他の課に異動願いを出したよ。その娘。八神室長は笑顔で了承の判子を押したそうだよ」

「こ、怖~っ」

 あんまりにもあんまりな内容に同僚たちは引いている。機動六課怖い、近寄らんとこ。という共通認識が植え付けられた瞬間だった。

 と、そこでアルトはあることを思い出し、口にする。

「そうそう。八神室長って管理局の陸の在り方を憂いてわざわざ陸で旗揚げしたそうだよ。海での内定決まってたのに。なかなかできることじゃないよねー」

 とってつけたような上司のよいしょに同僚たちは「ふ、ふーんそうなんだ」と言いながら今回の情報のお礼のケーキをアルトに献上する。

 それを食べてアルトは笑顔で任務完了とあとで副官に報告しなきゃと思うのだった。

 

 

 

「機動六課の噂についての情報統制はどうなっとる? 司郎君」

「シャーリー、アルト、ルキノの3人に任せてます。俺のほうでも動いてますがやはりゴシップは女性の方が強いですから」

 副官の返事を聞き、八神はやてはうーむと腕を組む。

「大丈夫やろか? あの3人で」

「あの3人は優秀ですよ。機動六課が思ったよりまともな組織って知られれば隊員が増えると思います。今はムラサメがオペレーターとして働いてくれてるから手は余ってますが、そのうち手が足りなくなるはずです」

『主。それはあり得ません。私の計算能力なら、この管理局全ての業務を並行作業で行い1年以内に全てを終わらせることができます』

 デバイスから聞こえてきた合成音声に、司郎はため息をつく。

「マンパワー的なことを俺は言ってるの。いくらお前でも並列した業務を50や100はできないだろうが」

『余裕ですが? ですから私に新しいボディをですね』

「それ却下。お前ボディ持ったらアインスさんとケンカしそうだもん」

 自分のデバイスと漫才をする副官を眺めながら、はやては思う。

 オペレータ―不足もそうだがこの組織にはバックアップが不十分だ。これではエースが思い切り暴れられない。

 今はムラサメデバイスのムラサメネットワークを駆使して十全にお仕事ができてるが、何らかの事故でムラサメが使えなくなったらと思うとぞっとする。

 とはいえ、数カ月前に来た司郎に色目を使うためだけに来たああいった輩はノーセンキューだが。

 あれ以来機動六課で働きたいという奇特なエンジニアやオペレーターは来ていない。まあ、エンジニアのほうは1人で10人どころか100人分働ける副官がいるので困らない。

「オペレーター不足は深刻やね。どうにかしてうちで働いてくれる人が来んもんやろか?」

『ですから私で充分だと言ってるではないですか。だからボディを!』

「アインスさんとケンカしないと誓えるか?」

 司郎の言葉に沈黙を貫くムラサメ。

「だったらダメ。心を入れ替えなさい」

『できないことを約束させるのはずるいですよ主! 私だってボディさえあれば―!』

 漫才を繰り広げる司郎とムラサメに、これはもう少しアインスとリインⅡに頑張ってもらわんとなと思うはやてだった。




 現在の機動六課の戦闘部隊
 スターズ 高町なのは ヴィータ
 ライトニング フェイト・テスタロッサ、シグナム、ギンガ(訓練中)
 オーシャン 久瀬シイナ、セツナ、夜海トワ、魔人狩り4人。
 ビショップ シスターシャッハ、マテリアルズの3人。
 原作にない部隊が増えてるけど大丈夫? また原作壊してない?

なのは「さあ、司郎君。キリキリ吐いてほしいの」
フェイト「この『おにいちゃん、ぴょんぴょんしてください。バニークラブラビットラパン』ってなに?」
司郎「えっと、その」
はやて「うちらには言えへんことなんかなー? んー?」
グリフィス(帰りたい)
ヴァイス(ヴァイクいじりてぇ)
司郎「そのお店は、健全なお店でして」
はやて「ほーん。ほんまなん、アンちゃん」
アン・ムラサメ『ええ、主の言う通りここはハーブティーと焼きたてパンが食べられる健全なお店です』
司郎(よくやったぞ! ムラサメ)
アリシア「ほんとにー? だったらなんでキスマークのついた店員さんの名刺持ってるの?」
アン・ムラサメ『それはオプションで女の子を膝の上にのせてクッキーを口移しで食べさせたり、ショータイムでバニー服の女性たちを観賞するサービスが存在するためですね』
司郎「ムラサメェ!」
なのは「やっぱりそういうお店だったの」
フェイト「嘘をついた罪は重いよ、司郎」
司郎「誤解です。俺はただ2人にバニー服のすばらしさを知ってほしかっただけで!」
グリフィス(なぜそこでバニー服⁉ 普通にハーブティーと焼きたてパンと言えばいいじゃないですか!)
ヴァイス(ヴァイクいじりてぇ)
司郎「誓って、踊り子さんたちに手は触れてません」
なのは「そういう問題じゃねえの」
フェイト「司郎はさぁ。本当に司郎はさぁ」
グリフィス「あの、発言よろしいでしょうか?」
はやて「ええで。好きなだけ言い」
グリフィス「我々が訪れたのは本当に健全な店です。性的なサービスは一切ありませんでした。皆さんが想定されているようなことは一切なかったと断言できます。なんならお客さんの中に女性客もいました」
アリシア「だってー。どうするみんなー」
なのは「とりあえず1回目は許すの」
フェイト「イエローカードだからね、司郎」
はやて「2枚で退場やでー」
司郎「ははー(土下座)」
グリフィス「ちなみに本当にそういう店だった場合はどうなっていたんですか?」
はやて「そらレッドカードで1発退場や」
なのは「」(にっこり)
フェイト「」(にっこり)
グリフィス「ひぇっ」
ヴァイス「ヴァイク」

 あー、シャロちゃんを膝にのせてハーブ入りクッキー食べさせてほしいなー。
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