ではどうぞ。
霊「全く寒いわね~!
こんな迷惑な異変起こす犯人は絶対に許さないわ!
覚悟してなさいよ~(怒)」
霊夢達は異変の犯人を捜索中。
咲夜は霊夢が何故何時もより気合いが入っているのか気になって魔理沙に、霊夢に聞こえないくらいの声で聞いてみた。
咲「ねぇ魔理沙、何だか霊夢妙に気合い入ってない?何かあったの?」
聞いた瞬間、魔理沙の顔が呆れ顔になり、事の経緯を説明してくれた。
魔「あー・・・それがな?」
_______________
~回想~
霊夢が何時ものように炬燵に入りながら蜜柑を食べていると玄関の戸を叩く音が聞こえた。
慧「おーい霊夢ー!居るかー?」
玄関を叩いていたのは慧音だったようで、霊夢は寒さに耐えながら炬燵から出てきて早々に体を震わせながら不機嫌そうな顔をして玄関の戸を開けた。
霊「何ようっさいわね、何の用?」
慧「やはりまだいたのか・・・」
冬の寒さに耐えるためにコートとマフラーを着用している慧音は、額を抑えながら深い溜め息をつき、霊夢にとある質問をした。
慧「霊夢、可笑しいとは思わないか?」
霊「は?何がよ」
慧「今何月だと思っているのだ?」
霊「カレンダーなんて無いから知らないわ、それがどうしたのよ?」
月日への関心の無さに呆れながらも、慧音は話を進めた。
慧「・・・教えてやろう、今は5月だ。
今は5月なのに雪が降っているのだ」
霊「へえ・・・」
素っ頓狂な声を出して知らん顔の霊夢に溜め息をつきたくなった。
慧「解らないのか?異変だぞこれは」
霊「異変~?私に解決しろって? 自分で行きなさいよ自分で!
私はそんなに暇じゃないのよ!」
ツンとした対応で慧音を追い返そうとする霊夢。
だが堅物寺子屋教師にそんなものが通じる訳がない。
慧「ほぅ?今まで炬燵に入りながら蜜柑を食っていた人間が忙しいと?そう言うんだな?」
霊「そうよ、博麗の巫女は色々大変な仕事があるの。
何か文句でもあるのかしら?」
寒さにイライラしているのか、横暴な態度をとって冷たい目で慧音を睨み付ける。
大人の対応でそれを受け流すが、このまま説得しても異変解決に行きそうにない。
そこで、慧音は少し策略を使う事にした。
慧「いいや?ただ里の皆にどう報告しようか考えなければいけないなぁと思ってな?」
霊「へぇ・・・どう報告してくれるのかしら?」
いざと言うときの最後の手段。
慧音は霊夢の生活に関わるものを盾にした。
慧「そうだな・・・博麗の巫女は炬燵に入って蜜柑を食べる仕事で忙しいため異変解決には行けない。
今後は{里からの仕送りはしなくていい}と報告させてもらおう」
霊「な!何ですって!!」
実は霊夢は博麗の巫女という幻想卿を護る重要な役割を担っているため里から奉納品として食料等を神社に納められている。
毎回妖怪退治の依頼が来るわけでもなく、お賽銭もろくに入ってない博麗神社で霊夢が暮らしていけるのは里の仕送りがあっての事。
それが無くなれば食べるものが無くなる。
つまり、かなり危機的状況に陥ることになるのだ。
流石の霊夢もこれには慌てて止めに入った。
霊「ち、ちょっと!仕送りを盾にするなんて卑怯よ!
私はあれに命が掛かってるのよ!?」
しかし、その言葉に慧音は葛を入れて激しく反論した。
慧「お前のような怠け者にやる物など一つもない!
ずっとこのままその仕事とやらをやっていろ!」
霊「あ!ちょっと!待ってよ!」
何も言うことはあるまいと、慧音は神社を去ろうとする。
急いで霊夢が慧音を追いかけようとすると玄関屋根の上から雪が落下。
丁度真下にいた霊夢はその雪の下敷きになった。
ドサァッ
霊「へぶっ!」
慧「あ・・・」
霊夢は沈黙したまま雪の中から立ち上がり社へと戻っていき、針やら札やらを大量に持ったフル装備で出てきた。
その表情は影で隠れているが、怒っていることに間違いはなかった。
霊「・・・慧音、異変を起こした奴はどこ」
慧「い、いや、そこまでは私も把握していない」
霊「そう・・・なら探してお礼しないとね・・・。
タップリトオレイヲシテアゲナキャ」
少々自業自得のような気もするが、霊夢は受けた屈辱と里からの仕送りの為に、異変の犯人にお礼という名の復讐を誓った。
~回想終了~
_________________
魔「と、いうことがあったんだぜ・・・。
半分は自業自得なような気がするが、そんな事を本人の前で言おうものなら命は無いぜ」
咲「霊夢・・・必死なのね・・・」
魔「まぁ私は話を聞いただけなんだけどな」
霊「ちょっとあんたたち!喋ってないで犯人探ししなさいよ!」
魔「おうおう大層ご立腹のようだな」
出来れば怒りを鎮めて欲しいものだが、どうやら収まりそうもないので、二人は霊夢がさらに怒りだす前に犯人探しを再開することにした。
咲「でもそんな簡単に黒幕が見つかるはずが・・・」
魔「あ、前から何か飛んできたんだぜ」
三人の前方に人影らしきものが出現する。
魔理沙がみつけたのは・・・。
レティ「くろまく~」
雪女のレティホワイトロックだった。
鉢合わせたレティと霊夢は同時に臨戦態勢に入るが・・・。
レティ「貴女達冬の空で雪女に逢うなんて運がわr」
霊「貴様が黒幕かぁぁぁぁぁ!!!」
なぜか怒り狂っている霊夢にレティは困惑した。
レティ「え?な、なんでそんなに怒ってるの?
ちょっと!いきなりスペルカードなんて卑怯よ!?」
霊「問答無用!!天誅!!」
レティ「きゃあ!!」
ドカァーン!
怒りMAXの霊夢のスペルカード宣言になすすべもなくレティはやられてしまい、煙を吐きながらヨロヨロと浮いていた。
余りにも一方的なので魔理沙と咲夜は呆気をとられていた。
レティ「私まだ何もしてないじゃない!」
霊「サッサトハルニモドセ」
物凄い形相で迫ってくる霊夢。
これが鬼巫女と言うやつだろう。
レティは自身の身に危険を感じ正直に話した。
レティ「わ、私この件に関しては何も知らないわ!ただ冬が終わってほしくないってだけで・・・」
咲「じゃあ何か情報を知らないかしら?私達異変解決に来たのだけれど?」
レティ「異変解決・・・?
・・・まっまさか!」
レティは思い出してしまった。
五ヶ月前に異変を解決しに来たあの男の事を。
レティはあの男に蹴られた後妖怪の山まで吹き飛ばされ、四週間もの間ろくに動けないほどの重症を負わせられた。
それからのレティは、その男に対するトラウマと恐怖心を抱えてしまったのだ。
レティはリュウトに会いたくないので情報を教えた後その場から一刻も早く立ち去ることにした。
レティ「私が知ってるのは北の方から暖かい空気が流れ出てるってことだけよ。
あとは知らないわ、さようなら」
咲「え、えぇ。
ありがとう」
そしてレティは逃げるようにその場からそそくさと消えていった。
魔「何かあいつ慌てて帰っていったな。
何かあったのか?」
咲「もしかしたら異変解決者に昔何かされたのかもね」
魔「違いないぜ、今代の博麗の巫女がこれだからな」
霊「うっさいわね魔理沙!
北の方からってことはそこに犯人がいる可能性が高いわね・・・」
咲「あっ道案内をしてもらうの忘れてたわね」
魔「北に進めばいいんだろ?簡単じゃないか。
早く行こうぜ」
霊「そうね、待ってなさいよ!
今懲らしめに行ってやるわ!!」
三人は進路を北に向け、異変解決の第一歩を踏み出した。
Stage 1 CREAR
To be continue
何だか書いてたら文章がおかしくなっちゃったw次はこうならないようにしなければ!次回は新キャラまたまた登場!お楽しみに~
感想、評価待ってます!