東方混迷郷   作:熊殺し

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さあ!気分を引き締めましょう。
今回は新キャラ登場回です、ちゅんころさんに描いてもらいました!書いてる途中で文章おかしくなってたらスイマセヌ。
それではどうぞ


28話※

今日も博麗神社はのどかな時間が流れている、そんなまったりとした空気の中、ここの巫女の博麗霊夢は居間で昼寝を満喫していた。

 

 

霊「くー・・・スピー・・・スピー・・・」

 

 

なんとも可愛らしい寝顔を仰向けで晒しながら寝ている、勿論脇も。

しかし、静かな時が流れるなか、この博麗神社に奇妙な来客が現れる。

 

 

キィィィィィィィィィィン...

 

 

突如耳鳴りのような音が外から聞こえてくる、そして・・・

 

 

ドォォォォォン!!!!

 

 

その音の主は博麗神社の境内に落ちた。

衝撃によって起きた爆風と破壊的な音によって、居間はメチャクチャになり、霊夢はビックリして起きてしまう。

 

 

霊「ひゃぁあ!?は?え!?」

 

 

霊夢はさっきまで寝ていたのにすっかり目が覚めてしまい、それどころかパニックになっていた。

そして境内から大量の土煙が舞っている事に気付き、縁側から急いで外に出ようとした、しかしその行く手を阻む者が現れた。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

?「ン?ここは神社だったのか、良くわからないまま降りたから気づかなかった。

君はここの巫女か何かか?」

 

霊「・・・・・・だれ??」

 

 

いきなり目の前に現れた男に、霊夢は首を傾げるしかなかった。

 

 

 

~博麗神社、居間~

 

 

霊「じゃあ話を聞く限りあれはあんたの仕業なのね?」

 

?「そうだ、着地に失敗してしまってな」

 

 

霊夢はとりあえず男を家に上げて、博麗神社に来た用件を聞くことにしたのだが、どうやら話を聞く限り、この男はあの土煙の大元の原因を作った張本人だったようだ。

その後霊夢は外の様子を見てみたのだが、そこにはもはや原形を留めていない残骸と巨大なクレーターがあるだけだった。

霊夢はちゃぶ台越しに男と対面するように正座で座り、冷静になろうと深呼吸をする。

 

 

霊「・・・そうよ、こういうときこそ冷静になるの。

そういえば名前を聞いてなかったわね、私は博麗霊夢、あんたは?」

 

?「周りからは零夜と呼ばれている」

 

霊「そう、零夜ね、じゃあ零夜、早速本題に入るけど・・・」

 

 

スッ...

 

 

霊夢は立ち上がり、零夜に近づいていく。

その手は握り拳になっており、有り得ないほどの力が込められていた、そしてその拳を大きく振りかぶり・・・

 

 

ゴチィーーーーーン!!!!!

 

 

零夜の頭にクリティカルヒットさせた。

その衝撃で零夜の頭はそのまま畳に叩きつけられた、そしてその頭には巨大なたんこぶが出来ていた。

 

 

バァァァァァァン!!!!

 

シュ~...

 

 

零「何をするんだ、痛いじゃないか」

 

霊「あんたは何て事してくれるんじゃあああああああ!!!!!!!」

 

 

思いっきり怒鳴り声を挙げる霊夢、それもそうだ、神社の外をこんなにされれば怒りたくもなるだろう。

それにしてもこの男、冷静過ぎはしないだろうか。

 

 

零「そんなに怒ることは無いだろう?俺が直せばいい話なのだからな」

 

霊「当たり前でしょ!!!今すぐ直しなさい!!今日中に!!」

 

零「あ、あれを一人で直すのか?今日中には無理だぞ」

 

霊「うっさい!誰か来る前に直すの!!良いわね!?」

 

零「し、しかし・・・」

 

霊「い!い!わ!ね!(怒)」

 

零「・・・わ、わかった、できるだけ努力しよう・・・」

 

 

霊夢のとてつもない覇気に零夜ははいと答えるしかなかった、そして数時間が経過した。

 

 

霊「あいつ、サボらずに片付けてるかしら?」

 

 

零夜の様子が気になった霊夢は少し様子を覗いてみることにした。

 

 

霊「どれどれ・・・あら?」

 

 

縁側の柱の隅から様子を見ると、黙々と作業をしている零夜の姿があった。

今は大穴を埋めているらしく、大量の土を何処からか運んできては一生懸命中に入れていた。

見た目の第一印象から零夜には真面目なイメージがなかったので、ちゃんとやっている姿に少し意外性を感じた。

声を出すと除いているのがバレてしまうので、霊夢は静かに観察することにした。

 

 

霊「(意外とちゃんとやってるじゃない、案外いいやつなのかも知れないわね)」

 

 

霊夢は心の中だけで零夜を誉める、そして暫く見ているとすっかり穴が塞がっており、すっかり元通りになっていた。

 

 

零「はぁ・・・次は灯籠だな、石を探してこなければ・・・」

 

 

そう言って零夜が何処かへ行こうとした瞬間、

 

 

霊「待って!」

 

 

霊夢がそれを止めた。

零夜は何故止めるのかを問う。

 

 

零「博麗、どうした?今から灯籠を作り直そうとするとこなのだが」

 

霊「でもずっとやってて疲れたでしょう?休憩にしましょ」

 

 

霊夢は優しい声で休憩するよう零夜を居間に誘い、中に戻っていく。

零夜もその後を追うように縁側から入っていった。

 

 

~居間~

 

 

霊「はいどうぞ、さっきはお茶も出してなかったものね」

 

零「すまない、境内を破壊してしまったのにこんな気遣いを・・・」

 

霊「良いのよ、お茶を出すくらい、それにまだ聞きたい事もあるしね」

 

 

霊夢は零夜に冷たいお茶を出す、零夜は胡座で霊夢は正座を崩した座りかたをしている。

二人とも楽な体制になると、霊夢が零夜に質問をしだした。

 

 

霊「さっき貴方、地上に降りてきたって言ってたけど、もしかして天界から来たの?」

 

零「いや、俺はさらに上の世界から来た」

 

霊「さらに上の世界?」

 

零「あぁ、神界だ」

 

霊「し!神界!?」

 

 

霊夢は余りの衝撃的事実に持っていたお茶を溢しそうになる、驚くのも無理は無い、なんと零夜は神々の世界から来たというのだ。

神界とは、地上とは別の次元にある神々の集う楽園である。

確認した者が居ないため、あるのかどうかもわからない空想の土地だと思っていたが、まさか本当に実在したとは思っていなかったのだ。

そしてそこから来たと言うことは・・・。

 

 

霊「じゃあ・・・零夜ってもしかして?」

 

零「察しが良いな、俺は神だ。

昔はトール神と呼ばれていたな」

 

 

やはり零夜は神だった。

ちなみに神は人間や妖怪とは一段階別次元の存在なので、通常の人間や妖怪は神力を感じられない。

それを知っていた霊夢は零夜の力を感じようとしたが、いくら探っても全く感じられない。

どうやら嘘はついていないらしく、彼は本物の神のようだ。

 

 

霊「・・・力を感じられない・・・本当に神みたいね。

そのトール神?って言うのは聞いたこと無いけど信じる事にするわ」

 

零「別に信じてほしかった訳ではないのだが・・・まぁ嘘つき呼ばわりされるよりは良いか」

 

霊「まぁいいわ、で?その神様が地上に何の用なのかしら?」

 

零「実は向こうで揉め事を起こしてしまってな、あの世界に居られなくなってしまったんだ」

 

 

霊夢は聞いて呆れてしまった、まさかケンカだったとは。

しかしそうなると一つ問題が起きる。

 

 

霊「ねぇ、一つ聞いていい?」

 

零「なんだ?」

 

霊「住むとこ、どうするの?」

 

 

零夜の住む場所が幻想卿にあるのかだ。

この調子だと絶対に考えていないだろう、そしてそれは案の定だった。

 

 

零「まぁなんとかなるだろう、いざとなれば何処か隠れ家でも探すさ」

 

 

零夜は一息ついて落ち着いた表情でお茶を飲む。

その呑気さに霊夢はさらに呆れてしまった。

この男、結構・・・いや、かなり適当過ぎやしないだろうか?

仕方ないので霊夢は溜め息混じりにこう言った。

 

 

霊「はぁ・・・仕方ない、泊めてあげる、暫くの間ね」

 

零「何だって?」

 

霊「泊めてあげるって言ったの」

 

 

まさかの展開に零夜は戸惑ってしまう。

初対面の相手を簡単に泊めさせて良いのだろうか。

しかし霊夢はあまり気にしていないようだ。

 

 

零「しかし・・・本当にいいのか?」

 

霊「良いわよ、悪いやつじゃ無さそうだし、それにこの神社意外と広いから一人増えたくらいじゃどうってこと無いわ」

 

零「済まない、何から何まで世話になってしまって・・・」

 

 

申し訳無さそうに言う零夜だが、霊夢が只で居候などさせる訳が無い。

と言ってもそこまで酷いことを差せるではないが。

 

 

霊「まぁその代わりに色々手伝って貰うわよ?喩え神様でもね」

 

零「構わんさ、寧ろそれでいいのなら喜んで引き受けよう」

 

霊「そう、じゃあこれから宜しくね零夜♪」

 

零「あぁ、よろしく頼むよ」

 

 

 

博麗神社のパーティが一人増えました。




最後どうすればいいかわからなくなって適当になりやした。
序盤は良かったんですけどねぇ…まぁよしとしましょう。
ちなみに零夜は仮の名前で本名はトール神です、北欧神話の神様ですね、かなり有名です。
能力もそれに関連してます。

評価または感想待ってます!ダメ出しOK 構いません!!
ではまた来週グッドバイ
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