でも早く新キャラも登場させないといけないし、、、
苦渋の決断だったんですよ、まぁそういうことにしておいてくださいな。
本編どうぞ!
ル「神だろうと私には勝てない・・・それを証明してやるわ!!!」
ルーミアの剣が妖しく赤い光を発し、悲鳴のような音を出す。
それを合図に零夜は接近戦をルーミアに仕掛けた。
零「フッッ!!!」
スピードは此方が上、先制攻撃なら勝機があると考えた零夜だったが、それは違った。
ル「甘いっ!!!」
ルーミアのい二度目の技は通用しない、まさに戦闘のプロだった。
ルーミアは零夜が迫ってくると同時に左手に纏わせていた闇で目潰しをして視界を封じたのだ。
零「バカな!あの速さを見切ったって言うのか!?」
亜光速に近い速度を出していた零夜は当然よけれるはずも無く、まんまと戦略に引っかかったわけだ。
しかも操られている闇は自力で脱出することは不可能だ。
零「くそっ!振り払えない!」
ル「こっちの方が一枚上手だったみたいね!」
そこからは一方的だった。
目が見えないのをいいことに、零夜を剣で滅多刺しにしたのだ。
ル「ハハハハハハハハ!!」
ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ・・・・・
剣を何度も振りかざし、零夜の体に斬られた傷跡が痛々しく刻まれていく。
そして・・・・。
ル「ふんっ!」
零「うぐあぁ!」
ブシュア!
ルーミアが突き刺した剣が零夜の肩を貫通した。
もはや零夜に勝ち目は無い。
ル「私の勝ちよ!!」
このままとどめを刺そうと剣を構えたその時だった。
ル「!!」
ビュゥン!
下から飛んできた気弾に気が付いたルーミアは紙一重で回避する。
しかし、そのせいで闇を操っていた集中がきれてしまい、零夜を闇から開放してしまう。
誤算だった、ここで行動に出るとは考えていなかった。
あれだけ痛めつけたのに何故動けるのだ!!
ル「霊力弾・・・?霊夢かっ!!」
疲弊しきっていた霊夢だったが、残っていた全ての力を振りしぼって霊力弾を撃ったのだ。
しかしこれで彼女の体力は無くなったに等しく、激しく息を切らしていた。
霊「零夜!遠慮なくぶっ飛ばしなさい!。」
空に向かって思いっきり叫んだ。
全てを零夜に託して。
ル「あいつにそんな力は残っていない筈なのに・・・なんで・・・?」
まさかの事態に対応出来なかった。
ルーミアの心に受けたショックは大きかったが、そんな感傷に浸っている場合ではない。
零「霊夢の思い・・・受け取ったぞ・・・」
ル「・・・!」
片腕を負傷してフラフラと浮いている零夜、かなりのハンデが付いた状態だ。
まだ勝てると思っているのか?目潰しなんてしてなくても今なら簡単に倒す事が出来る。
あともう少しでとどめをさせたところを邪魔されたのもあり、ルーミアの怒りは爆発寸前だった。
ルーミアは己の中で確信した。
自分が勝者だと・・・。
ル「片腕が使えないくせに・・・・勝てる訳ないだろぉー!!」
零「ルーミア・・・・お前は一つミスを犯した。
敵を過小評価して勝利を確信したことだ」
ル「たいした力も残ってないくせにぃ!!」
ルーミアは狂ったように両手で剣を振り下ろす。
その形相はこの世のものとは思えないほど恐ろしいものだった。
しかし
ガキィン!!
この渾身の一撃はいとも簡単に止められてしまう。
零「勝利を焦ったな?」
中指と人差し指で剣を挟まれ、いくら力を入れてもびくともしない。
それどころかどんどん引っ張られていく為、ルーミアは諦めて剣を離して距離をとろうとするが・・・
零「はぁ!!」
ドゴォッ!
ル「ギッ!?」
右脇腹を体のひねりを利用して思いきり蹴られ、肋骨の折れる音が聞こえた。
ルーミアの顔は痛みで歪み、苦しみで息が途切れる。
ル「痛い・・・・イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ!!!!」
うずくまり、腹を抑えることでしか痛みを和らげることが出来ず、次第にその痛みが怒りへと変わっていった。
ル「ウグアァァァァァ!!」
ドシュウゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!
怒りの叫びをあげながら黒いレーザーをめちゃくちゃな方向に撃ちまくる。
一見それが弾幕になっているように見えるが、何も考えずに撃っているのは明白だった。
なので零夜に簡単に突破されてしまう。
零「うおぉ・・・!」
バギャア!!
ルーミアの眼前まで迫った零夜の回転蹴りが右頬に直撃し、さらに脳天に踵落としを当てて地面まで真っ逆さまに墜ちていく。
バガァァァァァン!!!
地面に大きなクレーターが出来上がる。
最後の一撃が効いたのか、ルーミアはもう虫の息だ。
零夜はゆっくりと下降し、ルーミアに近付く。
そしてゆっくりと・・・右手をルーミアの心臓に向けた。
零「おまえは余りに危険すぎる・・・悪いがここで始末させてもらうぞ」
バチ・・・・バチチッ・・・
零夜の右手に電流が蓄積されていく。
だが、それがルーミアに放たれることは無かった。
慧「そこまでにしておけ、零夜」
何時からいたのか?慧音だけではなく、花梨もこの場にやってきていた。
そしてもう一人、赤いモンペを履いた白い髪の毛の女性も来ており、背中には影狼を背負っていた。
零「なぜ止める?こいつは放っておいたら危険な存在だぞ?」
慧「それは・・・」
花「だって・・・ルーミアちゃんは大事な友達なんだもん!!」
花梨が思わず叫ぶ。
どんな姿になってもルーミアは大切な友達なのだ。
花梨は走って零夜に立ちはだかるようにルーミアの盾になる。
その眼を見て、本気だと解った零夜は三歩下がって二人を見守ることにした。
花「ルーミアちゃんでしょ・・・?」
ル「その声・・・花梨・・・?」
花「・・・!!ルーミアちゃん!!」
花梨はボロボロになったルーミアの傍らにしゃがんで泣き出す。
悲しませている、私が。
しかし、自分の死期が近付いていることは、なんとなく・・・わかっていた。
それでも力を振り絞り、口を開き、声を出す。
ル「花梨・・・聞いて・・・私はもう、花梨とは一緒に遊べないの・・・・」
花「なんでそんなこと言うの・・・?
また一緒に寺子屋の帰りにみんなで遊ぼうよ!!」
ル「・・・ゴメン」
花「!!!」
その言葉にショックで息が詰まる。
もう一緒にいられないのか?
もう友達では・・・いられないのか。
ル「私は力を自分の好きなように振り回した・・・そのせいでみんなには迷惑をかけた」
花「いいよ・・・私が一緒にみんなにご免なさいって謝ってあげる・・・」
いいんだ、そんなことしなくても。
そっとルーミアは呟いた。
ル「手を出して・・・」
ルーミアは花梨に手を伸ばした。
花梨も言われた通りに手を差し出す。
泣きじゃくる花梨の顔を見て、ルーミアの心が痛んだ。
友達をこんなに悲しませて、酷いやつだと心の底から思った。
でも最期に花梨にお願いしたい事がある。
痛む内蔵などもはやどうでもいい。
ルーミアは残った力を全てこれに注ぎ、花梨にお願いした。
ル「花梨、私の力を受け継いで・・・貴女ならこの力を、正しく使える筈・・・ゴボッ!」
花「ルーミアちゃん!!」
傷ついた内臓から血が溢れ、口から大量に吐血する。
それでもルーミアは親友に語り続けた。
ル「・・・私がいなくなっても、貴女の心の中で私は生き続ける。
だから・・・」
あなたがルーミアになって。
え・・・?
友人の最期の願い。
これはこれからの人生を大いに狂わせ兼ねない。
流石の慧音もこれには止めに入った。
慧「おい、やめるんだ!そんなことをしたら人間の君の体がどうなるか・・・」
しかし、花梨は・・・。
花「わかった」
それを承諾してしまった。
人間であることをやめる道を選んだのだ。
しかし慧音はどうしてもそれを許す事が出来なかった。
慧「正気か!?花梨!!」
花「良いんです先生、私はルーミアちゃんを受け入れるから・・・」
慧「だが・・・!」
妹「慧音、もういいだろう」
妹紅は慧音の肩をつかんで、そのくらいにしておけ、と・・・。
慧音が反対する中、妹紅は反対をしなかった。
それは、人間から人外になった妹紅が言うから説得力があるものだった。
彼女も過去に辛い経験があったのだ。
花梨の気持ちを今、一番わかっているのは彼女だろう。
慧音は苦虫をかむような思いを堪えながら、妹紅の言う通り引き下がる。
ル「ありがとう、先生・・・」
慧「だが、これが別れではないのだろう?」
ル「あぁ・・・・私は花梨と同化する事によって存在する事となるからな・・・」
妹「こんなこと言うのもなんだが・・・元気でな」
ル「また会えるさ・・・いつでもな・・・・」
花梨、目を閉じろ。
言われた通り目を閉じると、手のひらに熱いものを感じた。
同時に、体に浮遊感を感じた。
それはすぐに体に馴染んでいき、全身に広がっていった。
そして目を開けると、そこにはすでに親友、ルーミアの姿は無かった。
零「いったか・・・」
妹「おい!花梨!その髪は・・・」
花「え?」
ブツッ
花「これって・・・!」
花梨は自分の髪を一本切って驚愕した。
黒かった髪が綺麗な金色に変貌していたのだ。
それと同時にそら耳のようなものも聞こえてきた。
最後にその力を使うかどうかを決めるのはお前だ・・・道を誤るなよ・・・花梨・・・。
花「心配いらないよ、もういつだって一緒でしょ?
踏み間違えそうになっても止めてくれる人がいるから」
フッ、そうだな。
花梨は立ち上がり、涙を服で拭い、空を見上げてほほ笑んだ。
___________________________________________
同時刻、森の中で霊夢たちの様子をこっそり伺っている男がいた。
?「今回はどうにかなったが・・・次このようなことがあった時は・・・」
ヴォン
男が木の陰から霊夢たちの様子を見ていると、何もない空間に切れ目が入り、紫が姿を現した。
紫「今回の件、私の管理不足だと思ってたけど、あなた何か知っているわね?」
?「・・・・」
紫の質問に答える事無く、男は黙る。
解っていたけどね、と紫は言うが、その顔は納得している顔ではなかった。
紫「でもそのうち話してもらうわよ、神谷リュウトくん」
そう言い残して紫はスキマの中へ消えていった。
宵闇異変、完
ルーミア最後小物感ヤバイww
あっルーミア死んでないですからね!!
ただ花梨ちゃんと融合しただけです!
これからも登場しますがその時は花梨ちゃんのもう一つの人格のような感じで出てきます。
今回も挿絵を友達のころさんに描いてもらいました!
そして、そろそろ原作回に入ろうと思います。
結構いっぱいいますからね。
ではまたお逢いしましょう!
面白ければお気に入り登録お願いします!