東方混迷郷   作:熊殺し

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書いててワケわかんなくなってきました。これはアカン、捨て回決定だ。
用は次回への繋ぎです。


永夜異変41話

幽「あなたの実力を、、、測らせてもらうわ!」

 

 

浮遊しながら色鮮やかな弾幕を鈴仙に向けて大量に放ち、どういった動きを見せるのかを観察してから本命を打ち込む、幽々子の作戦はこうだった。

敵の能力、戦闘力が解らない以上、下手に攻撃するのは裏をかかれる危険性があるとふんだのだ。

 

 

幽「私は妖夢のような性格ではないからあのような手には引っかからないわよ?」

 

鈴仙「、、、、」

 

 

口を開くことなく鈴仙は、迫りくる弾幕の波に対し、後退して弾の密度が薄くなったところを、体をひねらせ、絶妙な身のこなしで踊るように躱していく。

戦い馴れしている者でしかできないような芸当だ。

グレイズをして衣服が焦げる事もなく、本気ではないとはいえ、幽々子の弾幕を無傷で避けきってしまったのだ。

今のところ能力を使ったような形跡がないことから、これが鈴仙の戦闘能力の片鱗であることが解る。

 

 

鈴仙「、、、時間を掛けるわけにはいかない。

さっさとゲームオーバーしてもらうわ」

 

 

鈴仙は左手をミニスカートのポケットに突っ込み、何かのスイッチらしきものを取り出す。

付け入るスキを与えまいと幽々子はさらに追加の弾幕を鈴仙に放ち続けるが、スイッチを押すことぐらい避けながらでも出来る。

スイッチを押された。

綺麗なカチッという音と共に、風を切るような音が四方から聞こえてくる。

妖夢がトラップにかかった時に聞こえたあの音と同じだ。

あの攻撃が来る!

 

 

幽「逃げなきゃ!」

 

 

幽々子は咄嗟にその場から退避するが、迫りくるロケット弾頭は幽々子を完全にロックオンし、竹林の中を縫うように飛翔しながらどこまでも追ってくる。

速度もかなり早く、追いつかれて爆発されるのは時間の問題だった。

そうしている間にも鈴仙は次の手を打ってくる。

 

 

幽「追いかけられないくらい複雑な動きをすれば、、、!」

 

 

後方から迫ってくる弾頭を撃ち落とそうとすると、バックで飛行しなければいけない為自身の速度が落ち、撃破しても爆発にまきこまれる危険性がある。

それに、弾頭が爆発した時の威力は幽々子のバリアを容易く貫通できるほどはあった。

そこで幽々子は、速く飛ぶのではなく、翻弄するような飛行をすることで弾頭を竹にぶつけようとしたのだ。

弾幕などよりもっと速く飛行しているロケット弾頭は、当然そんな複雑な飛行をできる筈がなく、、、

 

 

キィィィィィィィン、、、ドカァン!!ドォォン!ドドドドォォォォン!!!

 

 

結果は作戦大成功。

弾頭は全て、速度を維持出来なくなって墜落するか、障害物の竹に激突して誤爆していった。

一先ず難を逃れ、地上に降りて一息つく幽々子だが、そんなことをしていられる暇はない。

直ぐに鈴仙が次の攻撃を仕掛けてきた。

 

 

鈴仙「ミサイルがダメならこれならどう?」

 

 

ガチャリという重厚感のある音、鈴仙の手には自分の体と同じぐらい大きい30口径の大型マシンガンが握られており、彼女の周辺にはプロペラのついた金属製のビットのようなものが飛んでいた。

 

 

幽「クっ、、、!スペルカード発動!」

 

鈴仙「させるわけないでしょう!」

 

 

ビットがスペル発動を妨害するために素早く行動に入る。

ビットには22口径のアサルトライフルと同等の威力の砲台が付いていて、合計12機のビットがオートマチックでの一斉攻撃を幽々子に仕掛ていく。

しかしその程度の銃火器では幽々子を倒すのに力不足。

そこで鈴仙のマシンガンである。

ビットが行うのはあくまで援護射撃、鈴仙の射撃を確実にするための手伝いなのだ。

12機のビット総攻撃と、鈴仙のマシンガン掃射のコンビネーションは幽々子を追い詰めるのに十分過ぎる威力を持っていた。

だが、一斉射撃を行うより幽々子がスペルを発動する方が若干早かった。

 

 

スペル:ギャストリドリーム

 

 

全方向に大量の蝶々のような弾幕が放たれる。

衝撃波のように広がる弾幕は、強固な壁のように密度を変える事無く鈴仙を追い詰める。

これを凌ぐ手段を鈴仙は一つしか持っていない。

 

 

鈴仙「ちっ、、、仕方ないか」

 

 

エナジーの塊である弾幕は、実体弾を装填しているマシンガンで破壊することは不可能。

しかし同じエナジーを使った弾幕ならば、相殺することは可能。

鈴仙は手をピストルにして弾幕を連射する。

だが、あまりに量の多い幽々子のギャストリドリームは、ただ連射しただけの弾幕では到底敵うものではなかった。

 

 

鈴仙「これだけじゃ、、、はぁ。

使う気は無かったけど」

 

 

ブレザーの胸ポケットから一枚のカードを取り出す。

そしてそのカードを読み上げた。

 

 

スペル:カローラヴィジョン

 

 

彼女は巨大なリング状の弾幕を前方に向けて発射する。

すると忽ちギャストストリームは消滅していき、相殺されるようにカローラヴィジョンも消滅していった。

しかしこの事態は幽々子のシナリオ通りの出来事だった。

 

 

幽「やっぱり使ってきたわね?ちゃんと見せて貰ったわ」

 

鈴仙「、、、、、」

 

 

あの危機的状況から幽々子は脱するどころか、さらに能力を探る為の罠まで張っていた。

カローラヴィジョンを使わせる為に。

だが得られた情報は余りにも少なかった。

これでは能力どころか、他にどんなスペルを持っているのか、どんな攻撃が出来るのか全く解らない。

鈴仙は幽々子の自身げな言葉がはったりであることを察していた。

 

 

ガチャっ

 

 

幽「な!!」

 

鈴仙「ふふっ♪」

 

 

鈴仙が動じることなく瞬時にマシンガンを構えてきた事に驚く幽々子。

ハッタリは通じなかった。

もしかしたら動揺を隠す為の偽装工作なのでは?そう考えたりもしたが、明らかにハッタリだと気づかれていた。

余裕の笑みを浮かべる鈴仙は、そのまま幽々子に向けてマシンガンを掃射する。

幽々子もバックステップで音速で飛んでくる鉛の弾を必死に避けながら弾幕で反撃する。

しかし、弾幕の量は比べるまでもなく鈴仙の方が圧倒的に多かった。

 

 

幽「なんて連射性なの!?私の撃つ速さじゃとても追いつけない!」

 

鈴仙「月の技術なめんじゃないわよ」

 

 

身軽な体を生かし、鈴仙は竹を上へ上へ蹴りながら登り、竹から竹へ渡り移ることで空中から幽々子を攻める。

さながら忍者が、木の枝から枝へと飛び移りながら飛ぶ姿が連想させられた。

銃の反動がかなり大きい筈なのだが、そこは妖怪の腕力なので関係ないのだろうか、空中でも正確に幽々子を狙って撃ってきている。

鈴仙の正確な射撃を紙一重で避け続けていた幽々子だったが、ビットの援護射撃が加わると状況は一気に劣勢に追い込まれた。

そして、一発の銃弾が幽々子に直撃しようとした瞬間に、、、

 

 

幽「はぁ!」

 

グゥオン!

 

 

バリアを張って、突撃してくる銃弾を何とか持ちこたえ、その間に魔法陣を展開。

放射状にレーザーを放ち、ビットと共に空中の鈴仙を撃ち落とそうとする。

その天に放たれたレーザーは、幽々子の居場所を竹林にいる全ての異変解決者に知らせる灯台となった。

 

 

_______________________________________

 

 

~20分前~

 

 

異変解決に来たレミリアらが、3チームに分かれてそれぞれ別方向に散らばりながら、例の屋敷の捜索をしだしたその後だった。

突如、何処からか謎の爆発音が複数回聞こえてきたのだ。

それに、異常に大きい霊力も感じられ、爆発と何らかの関係がある事は明白だった。

これを聞いていたリュウトは、その場で足を止め、影狼もそれと同時に立ち止まった。

 

 

リ「何だ、、、?この爆発音、、、」

 

影「それに何だか凄く大きい力を感じるよ、、、」

 

 

しかし、大きく膨れ上がっていた霊力は、その後次第に薄れ、爆発音だけが響き渡るようになった。

 

 

影「!!霊力が消えていってる!」

 

リ「不味いぞ、、、早く助けに行かなければ!!」

 

影「うんっ!」

 

 

二人は竹林を颯爽と駆け抜けていく。

そして、二人の行く先には、レーザーの柱が空に上るように伸びていた。

 

 

 




大したことやってませんなぁ今回。
表現も曖昧だし、、、、途中までは何となく出来てたような気がするのに、、、。
ちなみに今回の話に出てきた兵器は実在しません。
30口径の月の技術のマシンガンなんて人間が撃てるわけありません、反動であらぬ方向に弾が飛んでいきます。
ビットはドローンを思い浮かべて貰えば良いです。

追記
質問があったので答えます。
一人で異変解決メンバーを全員相手にするんだから銃使っても良いんです!!鈴仙が可哀想になっちゃうよ。
弾幕ごっこに実弾を使ってはいけないと言うルールはこの小説の設定に存在しません。
それを禁止したら紫、咲夜、妖夢はルール違反になってしまいますからね、紫のぶらり廃線下車の旅なんて銃使うよりえげつないし。
なのでその辺りは気にしないでください!
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