親愛なる隣人のさらに隣人 作:九曜の翁
初代は初代でオールド・メアという概念と技術を確立した開発者ポジですが、この方もシンプル作った人補正で誰よりもオールド・メアの能力を熟知しているのでめちゃくちゃ強いです。
マックス君はその両方の資質を受け継いでるかわりに厄ネタが山ほど集まって来てる可哀想な子です(厄ネタ込みだと歴代最高位)
後、マックスパパとマックス自身が純粋に初代様の理念を自覚無しに色濃く受け継いでるので、多分初代様があの世で2人を見ながらウンウン頷いてます(2代目を含む過激派は自分たちの残留思念が死ぬ程悪影響及ぼしてるので申し訳なさそうにしてる)
なお全員メリアにドン引きしてる模様(2代目様だけ自分の血筋かな?と納得している)
Hey皆!マックス・ジョンソンだよ。
さて、家族同士のクソみたいな殺し合いが終わったのに、何故か妹がお向かいに引っ越して来たせいで唯一の安住の地が奪われてしまったわけだけど。
なんかもうそれすら超えそうな勢いでヤバい案件が来ちゃったんだよね。
「ピーター、マイルズ、これからあのクソ社長の指示で例の隕石の落下現場へ撮影に行くわけだけど。
2人とも、ちゃんと僕との約束は覚えているかな?」
「大丈夫だよマックス!ちゃんと覚えてるから」
「俺もです」
今僕たちは、ピーターとマイルズがアルバイトをしているデイリー・ビューグルの社長J・ジョナ・ジェイムソン*1の指示によってニューヨークの外れに落下した隕石を撮影する為の準備をしている。
その一環として撮影の際のルールを予め決めておいたのだ。
「よし、それじゃ復唱してみようか」
「「えっと『現場にあるものはなんであれ触らない』『もし政府機関や大企業によって現場が封鎖されている場合は大人しく引き下がる』『何か問題が起きたりマックスが合図したら必ず撤収する』これであってる(ます)?」」
「あってるね。とにかく現地についたら余計な行動はせずに撮影へ集中する事。
間違っても現場に落ちてる物を持って帰ろうとしたり下手に触っとりしないようにして欲しい。
正直今回の隕石がどんなものかわからない以上、慎重になるに越したことはないからね」
「「あの、社長からは維持でも撮影して来いって言われてるんだけど(ですけど)」」
「安心しなさい2人とも、別に僕は撮影自体をやめろとは言ってない。
それに、もし政府機関や大企業による封鎖措置が取られている場合、そっちの方が社長的には美味しいじゃないか?」
2人は顔を見合わせるとすぐに頷いた。
恐らく2人揃って心の中で、まぁあの社長ならそうだよね?とでも思ったんだろうね。
なんか物凄く納得したような顔をしてるし。
「それと人体に極めて有害な物質がばら撒かれてる可能性も考慮して、2人にはこの特殊防護スーツを着用してもらうよ。
これは災害時や大規模な薬品事故発生時に救助隊や作業員の安全確保を目的として作ったもので、大抵の有害物質は防げるけど完全とは言えないから過信はしないでね」
「うわぁ凄っ!?」
「マックスさんこんなのどうやって用意したんですか?」
「これはちょっと前に知り合いの眼帯ロケランおじさんから迷惑料として受け取った品だね。
彼の上司や同僚諸君は本当に迷惑極まりない連中だったけど、彼自身を僕の店出禁にしたのと、この特殊防護スーツを含む幾つかの品の譲渡で許してあげたんだ。
あっ、その知り合いが誰かとかスーツの出処は調べちゃ駄目だよ?怖いおじさんたちがぞろぞろやって来て、色々面倒な質疑応答をする羽目になるから」
「「えっ?」」
うわぁ、2人揃ってドン引きって感じの顔をしてる。
だって、まじでそうなるんだから仕方ないじゃん。
「それじゃそろそろ出発しようか。ピーター、マイルズ、2人とも無理だけは絶対にしないようにね?」
後にこの時の事を思い出したピーターとマイルズは語った。
あの時は、その場で聞いたどの話よりガチな顔をしたマックスが1番怖かったなと。
さて、ここまで僕が慎重になっている理由を話そうか。
シンプルにこの世界で宇宙からやって来るものなんて大体ろくなもんじゃないからだ。
シンビオート*2は勿論、全身真っ青の指パッチンおじさん*3星を丸ごと食べちゃう化物に、他星巻き込んで戦争ばっかのカスみたいなクリー人(マー・ベルは除く)*4
どいつもこいつもろくでもない面子だな!!!
これだけでもヤバいのにもっとヤバいのもごろごろしてるのがMARVEL世界の宇宙ってやつなのだ。
まじでカスみたいだろう?
「マックスさん着きましたよ!」
色々考え込んでるうちにとうとう例の隕石の落下現場へついてしまった。
「封鎖はされてないみたいですね?調査とかもう終わったのかな?」
「いや待て、あそこを見てみろ」
僕が指を指した先にはとある会社のロゴが描かれたコンテナが幾つも置かれている。
「オズコープ、こんなところで何をしているんだ?」
「でも不思議ですね?機材やテントはそのままなのに誰もいない」
おいおいこれは…
「まずいな、静か過ぎる…2人とも撤収の準備をするんだ」
「どうしたんですかマックスさん?」
「あそこ、あのテントの付近を見てみろ」
「えっと…えっ?うおぉぉぉえぇぇっ!!!」
テント近くの地面、そこには首だけがなくなった男性らしき死体が転がっている。
そのテントを中心とした辺り一帯には、明らかに人間のものではない巨大で鋭い爪痕が幾つも刻まれている。
「これをやった何かがまだ近くにいるかもしれない。早く撤収しよう!」
その時だった。
「マックスさん!こっちに生存者が!」
「生存者?この状況でまさか生存者がいるなんて…まさか!?」
ピーターは目の前の今にも意識を失いそうな生存者へ必死に声をかけている。
だが、ピーターの気づかぬところでその男の体は変化を始めていた。
手足の先からゆっくりと赤い粘液とも繊維ともつかぬ流動体が体を覆い、その体は最早人ならざる異形へと変貌を始めていたのだ。
「ピーター!今すぐにその人から離れるんだ!!!」
その刹那、男がゆっくりと立ち上がった。
そその男の目は虚ろでありながら、その奥に何処までも貪欲で暴力的な衝動を宿していた。
すなわち、目の前の美味そうな獲物に今すぐ齧り付きたい。
「えっ?うわぁぁぁ!!!」
「ピーター!耳を塞いでしゃがめ!!!」
刹那、マックスが以前ピーターとマイルズにプレゼントしてくれたカメラと同じものを取り出し駆け寄って来る。
そして何やら手元で操作を完了するとカメラのパーツが幾つか展開し、よりメカメカしくそして銃のような形状になり始めた。
「超振動破砕機。起動!!!」
『ギィィィィィ!!!』
瞬間、男の体から奇妙な流動体がぼとぼとと音をたてて落ちる。
「2人ともこのドロドロした気色悪いのには絶対触れるな!さっきまでのこの人と同じになるぞ!!!」
マックスは懐から取り出した謎の容器に謎の流動体を全て詰め込んでいく。
「マックス、これは何なの?」
「詳しい話は後で!今は撤収するよ!!!」
3人はまだ知らなかった。
この事件こそからこれからやってくる幾つもの苦難の始まりに過ぎなかったのだと。
そして、現場を去りゆく3人は知らない。
ピーターの着ている特殊防護スーツ、その肩にひっそりと張り付く一匹の蜘蛛の存在を。
その意味を今はまだ誰も知らないのだ。
【登場人物紹介】
『ピーター・パーカー』
・クソ企業のクソ社長からの指示で凄くやばい案件に関わってしまった可哀想な男。
・どうやら肩に変な蜘蛛がついてきていることをまだ知らない。
『マイルズ・モラレス』
・ピーターが助けようとしていた人が少しずつ姿を変えていくところを直に見てしまった為まじでトラウマになりかけてる模様。
『J・ジョナ・ジェイムソン』
・後から報告を聞いて若い子ども2人をヤバい現場に向かわせてしまったと顔を青ざめさせていた。
『マックス・ジョンソン/オールド・メア』
・よりにもよって1番当たって欲しくなかった予想が当たったら可哀想な男。
これからも巻き込まれ続けるのが確定しているが、そろそろスパイダーマンが目覚めるので少しはましになるだろう(当社比)
主人公マックス・ジョンソンの変身後の姿『オールド・メア』のイメージイラストって必要でしょうか?
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必要
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必要ない