兄妹の紡ぎ出す物語   作:雨宮陽花

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面白い場面なんてありませんよ


第1話

家から必要な物だけ持った俺たちは家を出た。最後に出た俺は玄関のドアの鍵を閉め、2回ほど開くかどうかを確認してから紅羽に声をかける。

連「んじゃ、行くか」

振り向きながら紅羽を見ると…

紅「そうだね。場所は…どうせ決めてないんだろうからちょっと近場の店でも行かない?」

と微笑を浮かべながらこちらを見ている。

大方喫茶店か女子向けの店のどっちかだろ、と思ったがあえてつっこまない。

俺が買い物に同伴するのはいつものことだからだ。

連「あぁ…分かった。そうするか」

ついでに首を縦にふる。紅羽は分かったらしく、こちらもうなずき歩道を歩いてその店へと向かう。

 

歩道の道路側の端には同間隔で植えてある桜の木が生えていて、もうすぐで見ごろだろうと言うぐらいには咲いていた。

横目で見ながら、紅羽の行く後をゆっくりと歩く。

それから紅羽の髪型をしっかりと見てみる。

綺麗な白い髪をツーサイドアップに結んでいて、その飾りとして鈴のついたリボンをつけている。

連(今日はピンク色なんだな…)

なんで色を変えたりするのかいまいち分からないが…それが紅羽のやり方なのだろう。

まぁ、いちいち確認する俺も俺だが。

暫く歩いていると

紅「あぁ、そうだ。せめて場所ぐらいは言っておこうかな」

と俺の横に並んで言ってくる。

行く場所も知らずに行くのはさすがに…な。

連「そういや聞いてなかったな。どこなんだ?」

横目で見ながら不思議そうに尋ねる。

クスクス、とイタズラっぽく微笑むと

紅「まずは服屋行こうかなってね。んで、次はちょっとした店でも寄ろうと思ってるの」

なんて俺をほぼ見ながら言った。

ちょっとした店…多分ダ○ソーみたいな場所なんだろう。

あそこは懐にも優しいからな。だからそこにも寄るのだろう。

まぁ、どうせ服屋は見るだけだろうけどな。欲しいのあんまりないし。

 

5分かそこら歩いて服屋に寄った俺たちはちょっと商品見てから外に出た。

紅「うーん…あんまりいいのないなぁ」

そうぼやく紅羽。俺は呆れたように笑い、それから

連「一店舗しか見てないのにそれはないと思うな」

と紅羽を向きながら言った。

他にも店があるのだが…それは乗り物を使うか、琴音って奴に連れて行ってもらうしか方法はない。

他にも手段はあるのだろうが…あいにく俺たちはこれ以外のことはあまり出来ない。

紅「…まぁ、そうだね。んじゃ、ちょっと物買おう?」

うなずいたのち、そう提案してくる。きっとダ○ソーのことを言っているのだろう。

連「ああ、そうだな」

そこから比較的近いところにも似た百円均一があるので一緒に向かう。

 

コンビニのような大きさしかないが、百円均一でよく世話になっている場所。

親戚の琴音がいない限りには仕方ないが、ここで我慢するしかない。

俺たちは必要な物を数個買い、帰路につく。

すると日はちょうど上の方になっていた。時間が気になり、スマホを取り出し確認する。

連(…大体11時か…。今日は外食にするか)

そう思った俺はスマホをしまい、買い物袋を1つ持ちながら

連「なぁ、紅羽。今日の昼は外食にしないか?」

…と提案してみた。時間的に帰る頃には12時を過ぎるかもしれないし、悪い相談ではないだろうと思ったからだ。

それは察してくれたのかうなずいてくれた。

紅「そうだね、そうしよう」

 

帰っている最中、いいところに小さな食事処があったのでそこに入る。

互い違うメニューを頼んだのだった……




いいところがあまり見つからないどうしよう。まぁ、なんとかするか
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