ノット・ローグライク、バット・ハック&スラッシュ   作:砂漠谷

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致し方なく番号を振らせていただきます
四話じゃ終わらなさそう
連載に変更しますた


九死に……(1)

 爆発から逃れるために、自ら田んぼに飛び込んだ。そういう形になるのだろうか。

 

 泥に塗れて立ち上がると、複数の缶が倒れかけの電柱から落ちてくる。今度はスチール缶……あの威力を複数、しかもスチール容器の鉄片がばら撒かれるのは、さらにまずい。

 

 咄嗟に両手を掲げる。炸裂する前に小型ボートを念空間から逆さに取り出せた。自身を船底で覆うようにする。

 ボートほどの重量物を取り出したため、全身に激痛が走る。だが、それは一瞬だ。ボートの内側で、顔をしかめつつ、内側からの痛みと、外部からの衝撃に耐える。

 

 炸裂した衝撃と鉄片はボートの底に突き刺さり、それでもオーラで強化された船底を貫通することはなかった。

 

『イカすだろ? 俺の念能力』

 

 トンパのものらしき声が聞こえる。不明瞭な声音、まるで、()()()()()()()()()()()

 頭に手を添えて兜を。脇腹に手を添えて胴鎧を装着する。同様に、籠手、脛当ても。

 

 ボートを念空間に取り込み、音の方を見る。

 少し離れた電柱に紐で吊るされた缶が震え、人間の声となっている。缶の上部に、バクテリオファージ状の小型念蟲が憑いていた。

 缶の表記は『ゾルディック・エア ~ククルーマウンテン頂上の清浄な空気を缶詰に~』。

 缶の中の空気が、念蟲によって震えているのか。

 

『ハンターは全員が念使いだって言うじゃねぇか。俺の能力を自慢できる相手もいるに違いねぇ。だが、ハンターになっちまうと試験が受けられねぇからな。半ば諦めてたんだ。……久々だぜ、念の攻撃を喰らったのなんて』

 

 トンパ。ハンター試験を長年受験してきた中年男性。

 そうだ。あのハンター試験を、死なずに、心折れずに長年受験を繰り返す男。ヒソカやギタラクルに対し、適切に距離を取れる男。

 念能力者でないはずが、無かった。

 

 声を聴き続けることが条件の催眠能力、とかであれば不味い。拳銃を取り出し、音の源を射撃して(ハジいて)、黙らせておく。

 

 腰に打刀を佩き、抜刀。居合の心得はない。抜き身の状態で振るった方がいいだろう。

 

 どこから攻撃が飛んでくるか。周囲を警戒する。"円"は展開しないが、気配を鋭敏に知覚できるように神経を尖らせる。

 

「おう、随分と重装備じゃねーか。こりゃ、ジャポンのサムライ・アーミーか?」

 

 道路の向こう側から、鷹揚に歩いてくる男。

 小柄。肥満体。でかっ鼻。

 脇に抱えているのは、大量のビール缶が入った買い物カゴだった。

 

「……楽しみだぜ。超能力に酔いしれてるコスプレ野郎を、叩き潰すのは」

 

 嗜虐心に溢れた笑みを、そいつは浮かべていた。

 

 

 

「さて、おめーの能力は?」

 

「いう訳ないだろ」

 

 ふざけた質問にそう返すが、トンパは顎に手を当てて、考察を始める。

 

「念弾のタイプから見て放出系だな。街中でその恰好で歩いている訳がねぇ。放出系のアイテムボックス型だろ。便利だもんなぁ、四次元ポケット」

 

 念弾は俺の能力ではない。だが、推論の過程は間違っていても、結果は合っていた。

 一歩引き、刀を両手で握る。

 

「その反応……当たりか。俺の能力、【おちゃめ機能(カンパイ・ファンク)】についても簡単に説明しておく。何、別に発動条件じゃない。フェアネスのためだよ。『知ってたら勝ってた』って言わせねーためのな」

 

「……そりゃあ有難い。ご高説を拝聴しよう」

 

「チ、つまらねぇな。俺の能力は、簡単に言うと、密閉された缶の中の物質を化学変化させる能力だ。反応経路さえ確定させれば、活性化エネルギーを無視できる万能触媒オーラをこの『モスキトロー』経由で流し込んで、ジュースの糖分やビールのアルコール成分を爆薬に変化させられる。余計な水分は水素と酸素に分解しちまえば、いい加圧剤よ」

 

 この言い回し、そして原作の描写も当てはめると……。

 

「爆薬だけじゃない。薬や毒も合成できるだろ? 減圧や加圧に耐えられるように、缶の強化もしてる」

 

「放出系の癖してバカじゃねぇな。まあ、その通りだ。ちなみにガラス瓶やペットボトルは対応外だから安心してくれ」

 

「そうか。……ここまで攻撃されてなんだが、最初に手を出したのは俺だ。お前の怒りは正当だと思う、そこは謝罪する。ハンター試験会場と、合言葉を教えてくれないか? こちらとしては、掘り出し物の刀剣業物がいくつかなら出せる。それで手打ちにしてくれ」

 

 その言葉を聞いて、彼の目の色は変わる。よどんだギラツキから――執念の炎色反応に。

 

「そういう目的か――舐めてんな」

 

「……は?」

 

「ハンター試験ってのは、数十万の応募者が地獄を見て、大多数が逃げ帰る、そういう場所だ、つってんだよ。高々骨董品でズルしようなんて、思ってんじゃねぇぞ!」

 

 念蟲の群が缶を吊り上げ、機雷のように周囲に浮遊する。

 それは、俺の周囲――刀の届かない範囲――にも散らばってきた。

 

 カゴに残った缶の一つをトンパはつかみ取り、俺の方に投げつける。

 

「今日は、俺が試験官だ! 力で吐かせてみやがれ!」

 

 轟。

 宙に浮かぶ缶の機雷が、連鎖的に爆発する。再度、念空間から取り出したボートの船底を掲げるが、ベキベキという音が鳴る。痛みに耐えつつも、ボートを自前のオーラで強化、"周"によって耐久性を上げる。

 だが、防御と引き換えに、船底には大穴が開いてしまった。完全にオシャカになってしまったようだ。

 痛みによって思考が逸れる。同じ方法では帰れないな。どうやって帰ろうか。

 思考の雑音を脳内から叩き出す。今は目の前の障害(トンパ)をなんとかする時間だ。本人の言う通り、暴力で吐かせるしかない。

 

 拳銃を念空間から再度取り出し、トンパの近くの缶を銃撃する。化学物質由来の爆発は、所有者の意志だけではなく、着弾の衝撃でも起こるはずだ。

 二発、三発――当たった。だが、それは爆発しない。大穴が開き、吹き飛んだ缶からはどろりとした液体が漏れ――地面に垂れると、ジュウという音と共に焦げ臭い匂いを放つ。

 

「……酸も造れるのか」

 

「塩酸の塩は食塩の塩だからな! ……銃も持ってやがるのか」

 

 浮遊念蟲が、緩やかにこちらに近づいてくる。その中の爆薬が連鎖的に炸裂したら、この鎧甲冑も持つかどうかわからない。そうなれば頼れるのは自分のオーラのみ。

 

 ――直接攻撃、短期決戦しかないな。

 まずは小手調べ、拳銃で狙うのはトンパの腹部。

 なるべく下腹、衝撃と痛みを与えつつ、仮に防御を貫いても、循環器に致命を与えない程度に。

 だが射線上に、浮遊念蟲が掴んでいる缶が飛び込んでくる。――撃てない。あの中のどれが爆弾か分かったものではない。

 なら。線ではなく面で。

 ()()しかない。

 

 収容所時代に念空間に取り込んでから、ずっと取り出していなかった道具の一つ。

 食器ナイフを、取り出す。

 

「……なんだ、それ」

「漬け込みが、これほどまでになるなんてな」

 

 そのアルミ食器は。

 そこに込められているオーラは。

 一個人が通常注ぎ込める量を優に超え。

 まるで、複数人の念能力者が、その時持つオーラの全てを絞り出し、注ぎ込んだかのような迫力を秘めていた。

 ナイフの形状は、オーラの器として適切となるように変容し、葉脈状の模様が刀身に刻まれていた。長さもコンバットナイフ程度には延び、人の肉を切り裂くのに何ら支障はなかった。

 

「っ、だが! 届かなけりゃ意味がねぇ! ブチ飛ばしてやる!」

 

 再度缶の投擲。浮いているものより大きな500ml缶。

 だが、一瞬の驚愕が、俺に能力発動の隙を与えた。

 ナイフを右手で握りしめる。

 その金属実体はぼろぼろと崩れ落ち、ただ、その輪郭を保持したオーラだけが掌に残されていた。

 ブラックカードによる能力購入は、ここまでの旅の時間ですでに返済まで終了していた。

 オーラ総量は三分の二程度まで減っているが、短期決戦なら問題ない。

 

「届くさ」

 

 月にまで。

 

 腕を軽く振るう。

 刃は扇状に広がり、その一本一本が、等しく本来の刀身の百倍の長さに相当する。

 浮遊する缶を、それが内包する爆発ごと薙ぎ払う。

 斬撃は、トンパの視界全てを埋め尽くした。

 

 ――

念能力:月に向かって撃て(ブロークン・アロー)(放出系)

概要:自身のオーラが込められた武器を破棄し、その武器で可能な種別の攻撃を放つ。武器が全オーラを消費して発揮するはずだった『本来の威力』を除算することで、攻撃範囲を同倍率で拡張できる。

制約:

 ・使用には、自身のオーラが込められた武器の破棄が必要である。射撃武器の場合、弾丸だけでなく銃器本体の破棄も要する。

 ・破棄後、蓄積されたオーラに自身のオーラを追加することはできない。

 ・威力の除算倍率は1以上の自然数に限られる。

 ・攻撃の種別は『振る打撃』『振る斬撃』『突く打撃』『突く斬撃(刺突)』『射撃』の五種に限定される(火炎放射等の非該当武器には適用不可)。

 ・攻撃範囲の拡張手段は二つ。『攻撃の角度を最大1°ずつ複製して扇状に広げる』か、『攻撃の到達距離を元の一単位ずつ延長する』かであり、いずれも隣接方向にのみ拡張可能(飛び地不可)。一単位とは、『振る』なら刀身長・打撃面長、『突く』なら刺突距離、『射撃』なら有効射程(・・・・)である。

誓約:

 ・素手での投擲をこの能力で行う場合、投擲に使用した腕の肘先前腕部及び手指が破棄される。この場合、投擲物と前腕部に蓄積されたオーラが『本来の威力』となる。

 ――

 

 目の前には、大量の空き缶と、横たわるトンパ。爆風すら幾千の刃で吹き飛ばしたつもりだったが、その余波だけで、兜の装飾は欠け、胴鎧に鉄片が深く刺さっていた。

 それでも、大した負傷なく俺は薙ぎ払われた水田の上に立っていた。

 

 トンパの生死は不明だ。手加減する余裕はなかった。先ほどの一撃で死んでいてもおかしくはない。彼に慎重に近づき、足先でちょんと触れようとして。

 

「いつつ……クソ痛ぇ。全身ズタズタだぞ、全治何週間だコレ」

 

 生きていた。安堵し、ため息をつく。

 分割された威力は、分厚い皮下脂肪を浅く切り裂く程度で済んだようだ。

 俺のため息を見て、トンパは呆れるように小言を言う。

 

「自分から殺しかけておいて、生きてたら安心するたぁ……ハンター向きじゃねぇな」

 

「たしかに、そうかもな。……力で吐かせてみやがれ、だったか?」

 

「チ。……俺の泊まっていたホテルの裏側にラーメン屋がある。そこで『麺抜きの焼き海苔トッピング・半チャーハンセット』を頼んだ後、トイレの場所を聞いてそこに入れば、あとは会場まで一直線だ」

 

「……ありがとう」

 

 俺は引き返す。

「おーい! 道路はともかく田んぼはお前がなんとかしろよ~!」

 

「……」

 

 黙って引き返す。GPSつきの携帯電話で救急に連絡しておいた。

 缶詰爆弾魔が全部悪い。そういうことにしておこう。トンパにボマかせ、だ。

 鎧甲冑を念空間に仕舞い、いつもの服装に戻る。

 作務衣にGパンに、軍用ブーツと額当て。さらに、対刃性能があるGジャンを念空間から取り出して羽織る。

 腹ごしらえは別の店で済ませ、教わったラーメン屋に、一度深呼吸してから入る。

 

「麺抜きの焼き海苔トッピング・半チャーハンセットで。後お手洗い借りたいんですけど」

 

 従業員の女性が応対してくれた。

 

「はい。お客様用のお手洗いは使われておりますので、従業員用のものをお使いください。こちらになります」

 

 彼女についていき、トイレに入る。

 Gパンのまま座ると、体感重力が薄らぐ。エレベーターで地下に潜っているのか。

 ――しばらくすると、ガコンという振動と共に、エレベーターが止まる。

 

 扉を開くと。

 広大な空間だが、少し手狭だと感じられる程度の人口密度がそこにはあった。

 

「どうぞ。番号札です、お取りください」

 

 扉の死角になって見えなかったが、緑の頭部をした二頭身の謎生物が、番号のついたネームプレートを渡してくる。これがビーンズ氏か。ここまでマスコット然としているとは思わなかった。

 番号は121。特に特徴の見えない、しいて言えば平方根を取れば11になる、程度の数字。

 受け取り、胸に付けておく。ああ、これは言っておいた方がいいか。

 

「試験官さん、トンパは今年は来ませんよ」

 

「……ああ、あの人の知り合いですか?」

 

「まあ、知り合いと言えばそうかな」

 

「あの人も毎年懲りませんね……。では、ご健闘を祈っています」

 

 壁の端に座り、周囲の観察を始める。他の受験者も少しずつ増えてくる。

 

 アモリ三兄弟。目つきが独特だ、実写風――というか実物を見ると少し怖い印象を受ける。

 武術の達人っぽい老人――ボドロか? 歩き方から分かる、純粋技巧であれば段違い(ダンチ)だろう。

 金髪ボブの美青年、羨ましいことだ。半袖の軽装、うーん、どこかで見たような記憶が。気のせいだろうが。

 

 その美青年は、こちらに気が付いて、手を振ってくる。胸部プレートの番号は42。結構早めに来たのだろうか。

 こちらも手を挙げて挨拶をすると、彼は笑顔で近づいてきた。

 こちらに用があるのか。

 立ち上がって警戒するが、朗らかな声色で話しかけてきた。敵意ではなさそう。

 

「こんにちは! ハンター試験は初めてかな?」

 

「ああ、そうだな。俺は……エイジェイ=サーティン。君は?」

 

「ん? 僕はリアム=フォノート、リアムって呼んでくれ!」

 

 女の子みたいな名前だな。しかし、うーん、見覚えはあるようでやはりない。

 

「女の子みたいな名前だ、って思ったろ? 母親が決めたんだけど……」

 

 おっと、心を読まれたようだ。誰だってそう思う、というパターン読みでもドキっとする。

 

「面白いお母さんだな。ま、お互い頑張ろう」

 

「ああ、頑張ろう!」

 

 そういって、リアムは左手を出してくる。袖に暗器を隠し持てる服装でもないし、もう片手はポケットに突っ込んでいる。居合拳の達人でもなければ、攻撃する姿勢ではない。

 

 まあ、いいだろう。

 こちらも、一歩踏み込み、左手を差し出して――俺の背中を通りがかろうとする巨躯の男に、無機質な敵意を感じ。

 次の瞬間には、背後で拳が振り上げられるのを感じた。

 

「すまんリアム」

 

 もう片手に刀剣を喚び出し、身体を捻った勢いで大男の小手を切り飛ばす。太い針で突き刺されたような痛みが腕に走るが、大したことはない。

 

 凶器は縦拳(アームハンマー)。髭面の悪人面が、切られた手首から吹き出る血潮を、特に感慨なく見つめていた。

 掌は握りしめられていたが――妙な針を握っている。

 その時。脳内で、今までの情報がガチリと整合する。

 金の髪。半袖。女の子みたいな名前(ぎめい)。ポケットに突っ込まれていたもう片方の手。敵意の無機質さ。

 

「シャr……」

 

 一手遅かったか、俺の左手の甲には、無表情のリアムならぬシャルナークが持つ、アンテナ針の先端が迫っていて――。

 

「らぁああ!」

 

 咄嗟に喚び出したのは予備の額当て。結び目を掌側に、そして鉄甲部分を手の甲に向けて取り出す。

 金属同士が衝突する鋭い音が響き、アンテナの先端は欠けた。

 

「――チ、油断しまくりの癖して反射神経鋭すぎでしょ」

 

 五歩下がる。周囲に操り人形がいるとも知れない、なるべく密度の薄い方に。

 

「幻影旅団の一員、シャルナーク=リュウセイで、相違ないよな?」

 

「ありゃ、もしかしてファンだったりする?」

 

 血脂で汚れた刀剣を右手で正眼に構え、左手で腕部に触れる。機動力を重視し小手のみを装着。Gジャンの防刃性能に期待して胴甲冑は付けない。

 シャルナークは切り飛ばされた大男の拳からもう一つのアンテナを回収し、彼もまた構えた。

 互いに。当然"凝"は怠らない。

 

「箱推しだ――が。ここまでされて容赦する道理もない」

 

 構えを変える。腕を伸ばし、刀身を差し出すように。いわばフェンシングの構え方。

 オーラで強化された日本(ポン)刀はそう簡単に折れないため、この構えでも問題ない。

 操作系念能力者とは距離を取りたい、その意図の裏に、【月に向かって撃て(ブロークン・アロー)】の刀身延長で不意を突きたい意図を隠す。

 一歩踏み出そうとし――そこに、声が響き渡る。

 

「動くな! そこまでだ」

 

 今こいつ(シャルナーク)から視線を外すとまずい。だが、注意を向けずとも、視界の端に目立つ模様があった。

 声の方向には、白黒まだら模様の服装。たぶん男。

 提示しているのは黄色の――UNOカード?

 

「知らないね!」

 

 集中が僅かに別方向に向いた、その隙をシャルナークは見逃さない。彼は地面を蹴り――その姿勢のまま、動きがピタリと止まった。オーラの檻が彼を覆っている、これを媒介に拘束効果が発動しているのだろう。

 

()()()()()()()()……、ここでの戦闘は禁止。妨害行為は()()許可されていない!」

 

 ツカツカとその牛柄は歩んできて、俺たち二人の間に割り入る。フェイスペイントに左耳のピアス、そして牛角の帽子。シャルナークは眼球だけ動かして視線を男に向け、舌打ちをした。

 

「俺はミザイストム! 本試験で一次試験の監督を務める者だ! 今から、一次試験を執り行う!」

 

 ミルクを自分で出せる男。十二支んの"丑"。

 ミザイストム=ナナが、あらわれた。




本作トンパの【おちゃめ機能(カンパイ・ファンク)】は変化を中心に強化・具現化・若干ゃ放出を使っています。変化系はうそつき。
モスキトロー経由で触媒オーラを流し込み、反応を安定させるまでは接触が必要です。ただモスキトローを浮かしてゆっくりと直線移動させるだけ、とか、静電気や振動や微小な熱を事前にモスキトローに仕込んで、特定条件で缶内に挿入するだけ、とかなら少し距離があっても問題ありません。任意操作は操作が絡むので実は難しかったり。空気缶の音声はアレ事前録音です。
酵母や細菌などによる生物合成は不可能だったりしますが、既製品の金属缶の中限定なら合成麻薬からVXガスまでなんでもござれという万能っぷり。その代わり缶の外でのオーラ変化の適性は捨てている模様。
副作用的に"流"が滅茶苦茶苦手になっており、近接格闘は雑魚の部類、ヒソカ’sポイント:15点。

本人曰く「"堅"が出来れば自衛には問題ない、下手に"流"を試みて弱点を作る方が問題だろ」

シャルナークの偽名由来はアルファベットに変換すれば分かるはず。
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