前回までのあらすじは、王女の伝言に
書いてたとおりに図書館に行った、その途中でメイドにあったり図書館では俺が嫌いな勉強をさせられ…
ここのところ俺は同じ夢を見る。
な何にも無い空間にローブを着た人間かわからない人が立っていて、そいつはいつもこう言う。
[王の願いを叶えよ、悩みを解決させよ。さすれば道は開けよう]
なにか重要そうな事を言っていた。
「っは!又あの夢か………」
俺は飛び起きた。何故か悪夢のように感じてしまうのは人の悪い癖かと思うが気の所為だろうと思う。
「一体なんなんだ?あの夢は、最近書類整理の仕事ばっかりだったから疲れたのかな…ん?なんか股間辺りに違和感が……」
ベッドには俺以外の誰かが入り込んだように思える膨らみがあった。恐る恐る布団をめくりあげると…
「おはようございます王様♥」
そこにはマルクが居た。
「っちょ!どっせーい!!」
俺はマルクをベッドから蹴っ飛ばした。
ここんとこ毎日の日課がこれだったりする。本当に勘弁してほしいがな。
「なんでお前はいつもいつも俺のベッドに潜り込んで来るんだ?!後その王様って呼び方やめてくれないか?かたっくるしくて嫌なんだが…」
俺はかたっくるしいのが大の苦手でスーツ姿なんか本当に着たくない性分である。
「ならなんとお呼びすればいいでしょうか王様」
自分の過去を思い出してた所にマルクが聞いてきた。
「ならなんとって…う〜んそうだな…課長でいいよ。」
課長…それは俺のハンドルネームだったりする。とある芸人に憧れてこう名乗るようにしていた。なぜかそっちのほうがしっくり来るんでな。
「課長ですか、わかりました。そう言えば課長さん書類溜まってますよ?」
「まじかっ!まだあんのか〜やだなーハンコ押すだけの簡単なお仕事やだな〜」
俺の概念では王は自由気ままにのんびりと国を動かすものだと思っていたがどうやらこの世界では王女がそのような立ち位置にあるらしい。なら王はどうするのかって?答えは簡単。書類に目を通してハンコを押したりボツにしたり、衛兵の訓練に付き合ったり、畑仕事をしたりなどなど仕事まみれである。ちなみに王の仕事には外交官的な仕事もある、だから俺を王にしたのだろう。
「ここんとこ税金の値下げや畑に関する文句ばっかりだもの。嫌になるよ」
国民のことも大事だがなかなか賛成することが出来ない。今の現状では周りの国が全員敵だから支援を頼もうにも頼めない状況である。だから税金を下げると物を買う時の金が少なくなり、国の経済が回らなくなる。だからなかなか税金を下げられないのであった。
これじゃあ文句の手紙が殺到するのは無理ない。
バァン(扉が物凄い勢いで開く)
「助けてくれ…」
俺の寝室に一人の男が入ってきた。相当ボロボロだからなにかとんでもない目にあったのだろう。
「どうした?大丈夫か?」
話しを聞くと、寝室に入ってきた男は旅商人で、この近くの森を歩いていると獣耳を生やした者に襲われ荷物を全て取られたとゆうのだ。
「なるほど…それはきっと獣人族の仕業でしょうね。」
俺がそれはなんだと聞く前にマルクは説明を始めた。
「彼らは獣でありながら人である種族で、知能はエルフに劣らないと言われています。身体能力はすべての種族においては最強クラスにい位置しております。そしてこの国の右隣の国に生息して居ます。」
「マルク説明ありがと、つまりノーゲームノーライフで言うワービーストみたいな物か。」
「ん?わー何?課長さんなんて言ったんですか?」
「あぁ、こっちの話だ。それよりこの旅商人、気絶して寝てるぞ?」
どうやら致命傷ではなさそうだから空いてるベッドに寝かせた。旅商人と言うとドラクエの太った男しか思いつかないのはなぜだろうか?
「とりあえず俺行ってくるわ。この右隣だろ?」
旅支度を初め俺は言った。
「はい…そうですけど、課長さん本当に大丈夫ですか?」
「あぁ問題無い」
本当は問題がひとつだけある。獣人族は俺の言葉が通じるかどうかだった。だが大丈夫かなと思い時雨沢恵一の作品よろしくの3日間分の荷物を持ち俺は王国から出て森へ向かった。
そして俺は気づいたら何故か牢屋に居たのだが、それはまた次回
前の投稿から1ヶ月たって、やっと第四話です。
リアルネタも含めているんですが気づきますよね。
1ヶ月も展開を考えた結果こうなりました。え?マルクはホモだって?そんなこと無いよ?本当だよ?(意義は認めない)