モンハン~ちいさくてかわいいやつら   作:まつ毛とパンツ

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労働は大変である!

森丘はハンターという概念が産まれた伝説の村 ココット村の近隣にある自然地帯だ。開けた草原、森の奥地から始まり草原を経由してやがては海に流れ着く河川、そして草原から足を踏み入れると山のように登っていくことになる森林地帯と様々な生息地が複雑に…それでも共存しあって出来ている。

草原地帯では草食獣のアプトノスが沢山暮らしており、他には苦虫やセッチャクロアリなどの一般的な虫も暮らしている。しかし、危険は有り、アプトノスを狙ってきたランポス類や生態系の頂点に君臨するリオレウスなどの大型飛竜も飛んでくるのだ。川なら安全だと思ったら大間違い!川にも危険なモンスターが潜んでいる場合があり、海からガノトトスが上がってくることもたまにあるのだ。

お次に森林地帯。草原から一歩足を踏み入れれば、景色はあら不思議!開けた草原から草木が沢山多い繁った森林地帯に入るのである。ここは薄暗いポイントもあり、隠れることも出来て、小型の肉食モンスターが身を潜めているかもしれない。最近では生息範囲を広げてきたゲネルセルタスやその雄アルセルタス(狩猟推奨レベル ハンターランク2)も確認出来てきたし、ライゼクスやアンジャナフなどの危険なモンスターも確認されている。狂暴性も含めてなら特に危険なのはイャンガルルガだろう…見境なく暴れまわり…何人もハンター達をキャンプ送りにしてきた。

 

「ここは危険なモンスターは少なそうだね!」

「うん!」

 

ベースキャンプから歩いて数分ほどの草原地帯の丘。そこから川辺方向を見れば、大きな木は少なく…川をまたいで向こう側まで広く見渡すことが出来る。もしかすれば森林地帯から捕食者が眼を輝かせているかもしれないが、ちいかわとハチワレは森林地帯から離れた所で草むしりを始めた。逆に身を隠すポイントがないほうが、ランポス達も隠れられず、遠くからやってくるのが分かるためだ。

 

「んしょ…んしょ…」

「頑張って沢山集めよう!」

 

薬草は勿論、色んな草が生えており、その草達を引っこ抜いてはポーチにいれていく。一杯になればベースキャンプに戻って、納品ボックスに納品してはまた草をむしりに出発。これを数日繰り返せば、数万ゼニーのお金は稼げるだろう。しかし、ここは薬草が生えているとはいえ、数は限られる。もっとお金を稼ぐことを考えたら、森林地帯にも出てみる必要が有るだろう。

 

「結構一杯になったね。そろそろ一旦戻ろうか」

「うん!」

 

1時間ほど草むしりを行い、素材をいれるアイテムポーチが一杯になったハチワレとちいかわ。これ以上は草は入らないので、一度ベースキャンプに戻ろうとした時だった。突如として近くで草を食べていたアプトノスの皆さんが大慌てで騒がしくなり、まるで何かから急いで逃げるように動き出したのだ。

 

「えっ?え?」

「なに?何が起きたの?」

 

だが、ハチワレ達は知らなかった。この大自然は常に生存競争の真っ只中であると言うことを。周囲を見回しても逃げ惑うアプトノスは見えるが、迫り来る肉食モンスターは見つけられない。それもそのはず、肉食モンスターは

 

「グギャァァァア!!」

 

空からやってくるのだから。大空から直滑降のように真っ直ぐ真下に、高速で降りてきたのは緑色の鱗が特徴の大型モンスター 全長は十数メートルを超える体躯を誇り、その強靭な足の力でアプトノスの1体を押さえ付けて…そのまま大空に連れ去ってしまった。

 

「うわ…うわ…」

「凄い…アレが本物のリオレイア」

 

そのモンスターはリオレイア。リオレウスの雌であり、危険度はリオレウスよりは少ない。飛竜の女王とも呼ばれており、世界的な知名度を誇る。リオレウスやリオレイアを単独で倒すことが出来るハンターは数えられるほどしかおらず、倒すことが出来ても上位ハンターの上澄み中の上澄み程だろう。

リオレイアは大空からハチワレとちいかわを軽く見てから、脚でしっかりと掴まえたアプトノスを連れて…飛んでいった。

 

女王であるリオレイアの生ハンティング。それを生でしかも直ぐ側で見てしまったハチワレとちいかわの2人。軽く放心状態となってしまったが、ベースキャンプに戻らないと次の草むしりが出来ないため、ベースキャンプに戻っていった。

 

ベースキャンプ。そこで赤い納品ボックスに、草むしりした沢山の薬草を含む草を入れようとした所、先客が納品作業を行っていた。

 

「ウナ!ウラヤッハー!!」

 

「あれ?誰か居るよ?」

 

その先客はうさぎのようなちいかわ族の人物であり、ノリノリで収穫した特産キノコなどの換金アイテムを納品ボックスにしまっていく。納品ボックスの側にはちいかわ族のサイズにしては長い棒があり…恐らくは彼の武器なのだろう。

 

「ヤハ!」

 

そのちいかわ族の彼は納品を終えて、武器である長い棒を背負い、ハチワレ達に近づいてきた。今さらだが、アイルー族やちいかわ族で流暢な人語を話せるのは稀少であり…ちいかわやうさぎの彼はハチワレと違って流暢に人語を話せない。だからこそ、自己紹介を兼ねて、自分自身のギルドカードを見せてきた。

そこには登録名『うさぎ』ハンターランク3と情報が記されていたのだ。

 

「うさぎだね?僕はハチワレ、こっちは友達のちいかわ!」

「うん!!」

「やっはー」

 

お互いにギルドカードを見せあって、お互いに友人となったのであった。うさぎも納品ボックスに納品しているということは、クエストという名の労働でやってきたのだろう。

 

「プルルルルニャハ!」

 

うさぎがクエストに同行しようとしてくれている!うさぎが同行者に加わった。

 

「えっ?いいの?」

「ニャハ」

 

どうやら、うさぎはランゴスタ20匹の討伐+サブターゲットとして特産キノコの納品というクエストでやってきたようだ。サブターゲットとは一定ランク以上のクエストにたまについている副題の目的であり、別にやらなくても良いが…やると報酬が増えるし、最悪はサブターゲットだけを達成して帰るということもある。その場合は別の誰かにメインのクエストが引き継ぎされ、引継ぎ作業はギルドの職員がしてくれるのだ。

 

 

うさぎの案内で森丘を進み、森林地帯に突入する。アプトノスばっかりだった草原地帯と違って、ここは草食獣でも豚のようなモスや獰猛なブルファンゴなども生息しており、人間サイズの蜂?ランゴスタまでも飛んでいる。

小型モンスターでこれであり、大型モンスターも探せばイャンクックやケチャワチャなどなども普通に出てくれるだろう。勿論、生態系の頂点である大型飛竜も出てくるはずだ。

 

「ニャハ!」

「凄い!!草原と違って沢山の草が生えてる!!」

 

しかし、その分…沢山の草が生えており、薬草だけではなく火薬草、貫通の実、針の実などなどのボウガンの弾薬の材料となる高額で引き取ってくれる草も生えていたのだ。

 

「うわ」

 

危険はあるが、ここなら沢山の高額な草もゲッチュ出来る。ちいかわとハチワレは早速、その草を引き抜いてはポーチにしまっていく。

 

「ヤハ!!」

 

そして近くのランゴスタはうさぎが棒を振るっては討伐していく。うさぎが使う棒は爆破属性の武器のようで、攻撃が当たると爆発性の何かが作動して、爆発が発生して追加ダメージを与えていく。

 

しかし…理不尽な事態はいつ何処で起こるのか分からない。

 

「みんな、逃げろ!!」

 

何かから逃げるように鎧さんが仲間のハンターと共に飛び出してきた。と、その時だった。木々を吹き飛ばして、巨大なアロサウルスを彷彿させる大型モンスター アンジャナフが口から炎を吹き出しながら出てきたのだ。

 

「グゥォォォォオ!」

「うわぁ!?」

「なにあれ!?」

「ハァ!?」

 

鎧さんの仲間と共に急いでその場からエスケープ。うさぎも逃げやすいように、周囲に沢山の煙幕を発生させるアイテム 煙だまを使うが…アンジャナフは嗅覚が優秀であり…ある程度距離を離すことしか出来なかった。

 

「何ですかアレ!?」

「アンジャナフだ!危険度ならリオレイアに匹敵するよ!!俺達はイャンクックの狩猟に来たんだけど、乱入されたんだ!!」

 

アンジャナフはイャンクックの討伐に来ていた鎧さん達の前に乱入し、鎧さん達を追いかけてここまでやってきたようだ。迫り来るアンジャナフ…今のちいかわ達ではどうすることも出来ず、逃げるしかない。

 

「グゥォォォォオ!!」

 

せまりくるアンジャナフ!!頑張って逃げるちいかわ達は、森林地帯を抜け出して…草原地帯にやってきた。しかし、目の前は崖であり…逃げることは出来ない。後ろからはアンジャナフが迫り、前には崖…もうどうすることも出来ないと思った。

 

「あぁぁぁ…うわ……」

 

ガクガクと震えるちいかわ。万事休すかと思ったその時だった。崖の下から風が吹き上がる。

 

「アグ!?……ヒッギ!?」

 

崖の下から来る何か。それをアンジャナフは嗅覚で分かったのだろう。1歩、2歩とアンジャナフは下がっていく。

 

「グゥゥギャァァァァア!!」

 

そして崖の下から上がってきたそれは…太陽の光を背に受けて、ちいかわ達の前に現れた。

 

「アレは…リオレウス!?しかも鞍つき!?だとすると、ライダーのオトモンか!!助かった!!」

 

それは空の王者リオレウス。全長は13メートル前後であり、まだ成長途中だが…背中に人が跨がるための鞍が装備されており、ただのリオレウスではないことは分かる。

世の中には鎧さんのようなハンターだけでなく、ライダーと呼ばれる少数マイノリティーの人材も存在する。ライダーとはモンスターを手懐けて絆を結び、そのモンスターをオトモとして共に狩や活動を行うハンターである。そのリオレウスはライダーのオトモンだったのだ。

 

「レウス。加減するんだぞ?」

 

何処からその声が聞こえ、リオレウスは口を開けて大規模の豪火球を解き放ち、その攻撃を受けたアンジャナフは爆発と爆熱に包まれ、大慌てで逃げるようにちいかわ達の前から去っていった。

 

「助かった…」

「あの…ありがとう」

「あ…うん」

「ウーラ!」

 

助かったちいかわ達はリオレウスに例を言う。するとリオレウスは「アギャッス」と先程とは違った優しい声で言い、何処かに移動する。リオレウスが移動した先では…逆光で顔は見えないが、十代半ば程の少年が立っており、少年はリオレウスの首を撫でて鞍に跨がり、少年が乗ったことを確認したリオレウスは大空に飛び上がった。

 

 

 

 

数日後。

 

ドンドルマのギルドで書類作業を行っていたヒバリ。

 

「はぁ…てか最近、新大陸の調査だったり、禁則地の調査だったりで優秀な上位ハンターが一気に居なくなって、モンスターの災害が増えてるよね。上はなにやってんのよ」

 

リオレウスをソロで狩れるハンターは稀少。それよりヤバい古龍をパーティーで狩れるハンターはもっと稀少。そんな上澄み中の上位ハンター達が禁則地の調査でごっそりと居なくなったため、ヒバリちゃんは溜め息を吐き出す。

 

「ただいまです!」

「わぁ!!」

 

と、その時だった。クエストを終えたハチワレとちいかわ、そして共に帰ってきたうさぎがドンドルマのギルドに戻ってきたのだ。

 

「お帰り!ハチワレくん、ちいちゃん!アンジャナフに追いかけられて危なかったんでしょ?」

「えっ?なんで知ってるんですか?」

「弟とそのオトモンに会ったんでしょ?弟から聞いたの!君達を間一髪で助けたリオレウス、彼は私の弟のオトモンなの!」

 

なんということでしょう。ちいちゃん達を助けたリオレウスは、ヒバリちゃんの弟のオトモンだったのだ。




時系列は初代→ドス→トライ<数年後<サード→4→X<ワールド<ライズ→ワイルズ&ちいかわ今、ここ。

ブルアカ側のカムラ化したキャラ出す?勿論、ヘイローないけど

  • 出す。セリカとアリスたんカモン!!
  • アギャッス!アギャッス!!
  • アルマ「この胃痛から解放を…」
  • ドンドルマ「来ないでぇぇ!」
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