〜無職転生〜TSしたルーディアには兄がいた   作:肉と米と愛

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グロと微エロス注意です。


悲劇のヒロイン

 

 

 

 パーティーが始まってから、俺はずっと不安に駆られている。

 エリオットの一挙手一投足に目を光らせ、何か問題が起こらないかと……

 

 エリオットを疑っているわけではない。

 礼儀作法はエドナからしっかりと学んでいる。

 大人達が挨拶をすれば、エリオットは彼らと同じ貴族流の挨拶を返す。

 軽い話を振られれば、多少顔を強張らせながらも、きちんと受け答えをする。

 エリオットは教えられたことを守り、しっかりと遂行していた。

 

 周囲からも"あの山猿が……"と動揺する声が聞こえ始めている。

 

 「兄様、エリオットは大丈夫でしょうか?」

 

 しかし、物事が都合良く進むことほど怖いものはない。

 もしエリオットが、この状況に耐えきれずに癇癪を起こしでもしたら、一巻の終わりだ。

 

 「さあ、こればっかりは彼に任せるしかないでしょう」

 

 「そうですけど……やっぱり少し心配です」

 

 何度も大丈夫だと自分に言い聞かせてみるが、やはり少しだけ不安が残ってしまう。

 

 残るはメインのダンス披露のみ。

 何事なく終わってくれればいいが……

 

〜〜〜エリオット視点〜〜〜

 

 

 

 

 「うッ……!」

 

 

 思わず吐いてしまいそうだ……

 

 

 数歩進むだけで、顔も名前すら知らない人間が挨拶をし、自分との会話を強制してくる。

 

 一人ならいい、ただエドナやルーディアから学んだ礼儀作法を真似して、なんとなくでやり過ごせば終わる。

 しかし、それを何十人と繰り返さなければならないとなると、話は変わってくる。

 よく分からない話が次々に脳内へと送られてきて、そろそろ頭がかち割れそうだ……

 

 「それでは、本日のメインイベントを始めるぞ!」

 

 「え……?」

 

 お祖父様が、俺を会場の真ん中へと放り込む。

 

 「さあ我が孫よ!好きな者の手を取るがいい!」

 

 「お祖父様、これは一体……」

 

 状況を把握できずにいると、同い年ぐらいの少女達がゾロゾロと俺の周りに集まってくる。

 

 「エリオット様、是非わたくしと踊っていただけませんか?」

 

 俺の前に近づいた一人の少女が、満面の笑みでそう言ってきた。

 

 ダンス……

 

 途端に俺は不安になってきた。

 俺にできるのだろうか?

 ルーディアと何度も一緒に練習した、ルーデウスにコツを教えてもらった。

 

 ふぅ……

 

 大丈夫だ。

 きっと、全部上手くいく……

 

 「ああ」

 

 差し出された少女の手を取ると同時に、俺はその目を閉じる。

 華やかな演奏が流れ始めると、俺の体が前へと引っ張られた。

 

 タッタッタ……!

 

 左右不規則に動く少女を、俺は感覚だけで合わせていく。

 

 「おお……!」

 

 周囲の大人達が、驚くような声を上げた。

 

 よし……!

 このままいけば……

 

 

 

 

 

 

 

 「あ……」

 

 その時、掴んでいた少女の手が、俺から離れてしまった。

 

 ガタ……

 

 俺という支えを無くした少女は、そのまま後ろへと倒れてしまう。

 

 『…………』

 

 さっきまで驚きの声を上げていた大人達が、呆然とした顔で俺を見下ろす。

 

 「す、すいませんエリオット様。もう一度お願いします」

 

 「わ、分かった。やろう……」

 

 俺は倒れた少女の手を取り、体勢を整える。

 だけど、俺の心は、もう既に限界だ。

 

 タッタッガタ……

 

 数秒も経たないうちに、俺はまた少女の手を離してしまう。

 今度は彼女の足を踏んで……

 

 もう誤魔化せない。

 今の失敗が、誰のものだったことは、誰が見ても明らかだ。

 ミスをしたのは彼女ではなく、俺なのだと。

 

 周囲の俺を見る目が、蔑むようなものへと変わっていく。

 

 「やはり、多少大人しくなったとて、所詮は『山猿』か……」

 

 どこからともなく浴びせられたその言葉が、俺の心を深く抉る。

 

 「クソ………」

 

 結局、俺は何も変わっていなかった。

 算術も、読み書きも、礼儀作法も、剣術も、全部上手くいっている『気』がしていただけなんだ。

 本当の俺は、何も変わってない。

 ずっとお父様やお母様に迷惑を掛けている、手のつけられない『山猿』のままだったんだ……

 

 ルーディア……

 俺、頑張ったのに……

 もう、嫌だ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「すいません」

 

 歯軋りをしながらその場に立ち尽くす俺の肩に、突然手が添えられる。

 

 声に釣られ顔を上げれば、そこには、ルーデウスとルーディアがいた。

 

 「山ざ……コホン。エリオット様、少々お時間よろしいですか?」

 

 「……なんだよ。ダンスならもうやらないぞ?」

 

 ルーデウスはいつも通りの不気味な笑顔を貼り付けたまま、俺の肩を強く握りしめる。

 

 「まあまあそう言わずに、うちの妹がどうしてもエリオット様と踊りたいと駄々をこねるのですが、なんとかできませんかね?」

 

 「………」

 

 ルーデウスの隣にいるルーディアは、恥ずかしそうに苦笑いを浮かべながら、俺に会釈をしてきた。  

 

 なんだよ、もういいだろ……

 これ以上やっても恥をかくだけだ。

  

 頼むからもう……

 

 「さっさとやれ。これ以上世話を焼かすな」

 

 ルーデウスが、俺の耳元でそう囁くと、隣にいたルーディアを俺の前に置いた。

 

 「あ、あの、エリオット……様」

 

 ルーディアは頬を少し赤くし、周りをキョロキョロと見ながらも、俺に手を差し出す。

 

 「ワタクシトイッショニ、オドッテイタダケマセンカ?」

 

 「………フッ」

 

 そんなルーディアの姿を見て、俺の口角は思わず上がってしまう。

 

 そうだな、何をそんなに緊張していたんだろう。

 これはただのパーティーだ。

 それ以外はいつもとなんら変わりはない。

 

 俺はルーディアの手を強く握りしめ、再び目を閉じた。

 

 「………ルーディア、いくぞ?」

 

 「はい、いつでも」

 

 そしてルーディアの返答と同時に、体をルーディアの前へと近づけ、もう一度踊り始める。

 

 タッタッタ……!

 

 ルーディアと踊れば、次の踊り方が自然と頭の中に流れてくる。

 

 タッ!   

 

 ここは……右

 

 カッ!

 

 ここは……左

 

 タッタッ

 

 そしてここは……後ろ

 

 この日の為に、ルーディアと何度も一緒に練習を積み重ねてきた。

 彼女が次に行う行動の全てが読める。

 

 楽しい……!

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 ダッ………!

 

 どのくらいの時間が経っただろうか?

 楽しかった最後の踊りを終えた。

 

 『はあ……はあ……』

 

 静まり返った会場に、俺とルーディアの荒くなった呼吸音が、うるさいくらいに聞こえてくる。

 

 パチパチ!

 

 「お見事!」

 

 「なんと素晴らしい!」

 

 それから少しして、周囲にいた大人達が次々と称賛の拍手を送ってきたが、そんなことはどうだっていい。

 

 「エリオット様、やりましたね……!」

 

 ルーディアは額に汗を垂らしながら、満面の笑みでそう言ってくれた。

 やっぱり、そうかもしれない。

 

 「……でいい」

 

 「え?」

 

 「エリオットでいい。『様』はもう、いらない」

 

 俺は、ルーディアが……

 

 その先の言葉が、どうしても出てこない。

 ただ、彼女と一緒にいると、不思議と胸の奥が温かくなる。

 

 

 

〜〜〜ルーディア視点〜〜〜

 

 

 

 ダンスパーティーが終わってしばらくして、今はエリオットの部屋で話をしている。

 

 「ルーディア、エリオット。今日は素晴らしいダンスだった」

 

 ギレーヌは少し嬉しそうな表情をしながら、エリオットと共に床に座り込んでいた。

 

 「これ全部、エリオットさ……エリオットが練習を頑張ってくれたおかげですよ」

 

 いや本当、エリオットのダンスが成功してよかった。

 ルーデウスの手助けがなかったら、あのままで終わりだったかもしれない。

 

 意外と面倒見がいいんだよな、あいつ。

 

 「ルーディア、ルーデウスはどこに行ったんだ?」

 

 「誘ってみたんですけどねぇ、疲れたから寝るって部屋に戻っちゃいました」

 

 エリオットのダンスの後、ルーデウスの元に次々と女の子達が群がっていた。

 

 『趣味はなんですか?』

 

 『どこに住んでいらっしゃるのですか?』

 

 まさかルーデウスがあんなにモテるなんて……

 今の俺が女とはいえ、さすがにムカついたよ。

 本人は鬱陶しそうにしていたが、それでも女の子達は途切れることなくルーデウスに話しかけていた。

 

 流石はパウロの息子……血は争えないな。

 

 キィ……

 

 「三人とも、お飲み物はいかがですか?」

 

 静かに扉を上げて入ってきたのは、この館の使用人だ。

 元々は家庭教師になる予定だったらしいが、

 エリオットの執拗な暴力に負け、今はフィリップやサウロスの使用人として働いている。

 

 気さくな人で、エドナ同様、俺にこの館のルールなどを詳しく教えてくれた優男。

 そんな彼が持っているコップから、遠くからでも分かる甘い匂いが、俺の鼻を刺激する。

 

 ちょうど喉が渇いていたところだ。

 

 「欲しいです!」

 

 「貰おう」

 

 「俺も」

 

 使用人から手渡されたコップを覗き込むと、紅色に染まった液体が満たされている。

 

 ワイン……じゃないよな?

 

 多少の不安を感じながらも、俺は注がれた液体を喉へ流し込んだ。

 

 「ああ……美味しい……」

 

 何かの果実を絞ったものだろうか。

 甘く、そしてサッパリとしている。

 

 これなら何杯でもいけるぞ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バタッ……!

 

 その時、俺よりも先に飲んでいたギレーヌが、糸が切れたかのように、地面へと倒れた。

 

 「え……」

 

 ギレーヌ、どうし……

 

 考える前に、俺の視界がぼやけ、ゆっくりと回転し始める。

 

 何だ、これ……

 急に睡魔が……

 

 「ルーディア……」

 

 強烈な倦怠感に襲われながらも、俺は首をエリオットの方へ向けた。

 

 バタッ!

 

 それと同時に、エリオットもギレーヌ同様に、床へと力なく倒れ込んだ。

 

 「エリ……オット……」

 

 「三人とも、ごゆっくりお休みください」

 

 使用人がルーデウスと同じ、不気味な笑みを浮かべるのを見ながら、俺の視界はゆっくりと暗くなっていった。

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 「ーーーディア!」

 

 「んん……まだ眠いです……」

 

 「ルーディア!起きろ!」

 

 バチンッ!

 

 痛ッ!!

 

 頬からもの凄い痛みが走り、俺は覚醒した。

 反射的に飛び上がり目を開けると、そこには、やや汚れた姿のエリオットが。

 

 「エリオット?」

 

 「ルーディア、怪我はないか?」

 

 エリオットは俺の体をさすりながら、傷がないかを確認している。

 いきなり何し出すんだこいつ!

 

 「いやだ、エリオットの変態」

 

 「ふざけてる場合じゃない……!早くここから逃げーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うるせぇぞ!クソガキ共!」

 

 ドン!

 

 蹴飛ばされる勢いで開かれた扉から五人の男達が入ってきた。

 全員が、いかにも冒険者って服装をしている。

 

 訳が分からない。

 一体何が起きたんだ?

 

 「お、なんだ?女のガキも起きてんじゃねえか」

 

 「へえ、じゃあもう喰っていいよな?」

 

 入ってきた男の内、二人が俺に近づいてきた。

 

 「構わねえが、あんまり乱暴にすんなよ?大切な『商品』なんだからな」

 

 「分かってる。ちょっと味見をしてやるだけさ」

 

 「んん!」

 

 口を手で押さえられ、男の臭い吐息が目の前で浴びせられる。

 

 「俺はなぁ、お前みたいなボンボンのお嬢ちゃんの絶望した顔が大好きなんだよ」

 

 男の手がゆっくりと、しかし確実に、俺の胸に向かって伸びていく。

 

 「やめろぉ!」

 

 それを察知したエリオットが、俺が胸を触られるギリギリの瞬間に、男の頬を殴りつけた。

 

 「ごぼぉッ!?」

 

 男はそのまま壁に衝突し、口から少量の血を垂らす。

 

 『ハッハッハ!』

 

 それを見た他の男達は、怒るどころか、高らかに笑い始めた。

 

 「ガキ一人に情けねえなぁ」

 

 「女のガキばっか相手にしてるからだぞ」

 

 「うるせぇ!クソ!このガキが!」

 

 壁に持たれていた男は、口から出した血を手で拭うと、腰にかけていた真剣を取り出す。

 

 まずい……!

 相手は明らかに殺す気だ。

 それにエリオットは丸腰、いくらギレーヌから剣術の特訓を受けていたとはいえ、真剣を持つ大人を無傷で倒すのは不可能。

 

 なら、俺がやるしかない!

 

 「てめぇは殺してOKなんだよ!」

 

 俺がまばたきをした一瞬の間に、男はエリオットの目の前まで移動していた。

 

 「エリオット!避けて!」

  

 俺の叫び声に、エリオットが腰を低くする。

 

 今だ!

 火玉弾(ファイヤボール)

 

 ボン!

 

 俺の右手から放たれた火玉弾は、最高速度を維持したまま男の体へと燃え移った。

 

 「ぎゃあァァァ!!」

 

 炎に包まれた男の叫び声が、薄暗い地下室のような部屋に響き渡る。

 

 「よし……!」

 

 殺さない程度に手加減はした。

 このまま残りの奴らも……

 

 「やるじゃねえか、お嬢ちゃん」

 

 バコッ!

 

 次の瞬間、頭を凄まじい衝撃が襲った。

 

 「はッ!ルーディア!!」

 

 俺はその場に力なく倒れてしまう。

 エリオットが俺の元へ駆け寄ろうとするが……

 

 「おめぇは黙ってろ」

 

 後ろで待ち構えていた男達に捕まり、地面へと押しつけられた。

 

 「う、うぅ……」

 

 ダメだ……

 結構良いのを貰ってしまった。

 体に力が、入らない……

 

 「その歳で魔術を使えて、オマケに無詠唱ときたもんだ。こりゃあ高値で売れるぜ」

 

 「まで、ぞの前に……ヤらぜろ……」

 

 前を見れば、黒焦げになった男が俺へと近づいてきていた。

 

 「おいおい……その状態でまだそんなこと言えんのかよ」

 

 「うるぜぇ!ごいつば絶対俺がヤる!」

 

 男は喉も焼けているのか、声が変だ。

 まずい、これじゃあソマル坊の時と一緒に……

 

 ボコッ!

 

 「うッ!」

 

 黒焦げになった男に無理矢理立たされると、俺の腹に向け強烈な拳が放たれた。

 たまらず俺は、その場で吐いてしまう。

 

 「でも流石にざっぎのば、少じムカづいだなぁ」 

 

 「ルーディア!!」

 

 エリオットが俺の名を呼び終える前に、俺の口の中に、男の舌が入り込む。

 気色の悪い感触が、口全体へと広がっていく……

 

 「おえぇぇぇぇ」

 

 男が離れると、俺は決壊してしまったダムのように、再び吐いた。

 

 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。

 

 「ルーディア!チッ!離せ!」

 

 「暴れんじゃ……ねえ!」

 

 ドゴ!

 

 押しつけられていたエリオットの頭に拳が振り下ろされる。

 

 「エリ……エリオット……」

 

 「うぅぅ……!」

 

 髪を上に引っ張られたエリオットの顔は、血まみれになっていた。

 

 「クソガキ、最後によ〜く見とけよ?目の前でお前の女が、呆気なく喰われちまう、最高の瞬間をよ」

 

 エリオットを掴んでいた男がそう言うと、俺は地面へと再び押しつけられる。

 

 「へへ、安心じろよ?俺ば女にばやざじいがらな」

 

 ビリビリ……

 

 ヒルダに着させられたドレスが破られ、俺は下着姿になると、黒焦げの男の顔が、さらに不気味なものへと変わっていく。

 

 「嫌……だ……」

 

 助けてくれ……

 誰でもいい。

 エリオット、ギレーヌ、パウロ、ゼニス。

 誰だっていい、この状況から俺を助けてくれるなら……

 

 こんな奴に……嫌だ……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドンッ!

 

 その時、閉ざされていた部屋の扉が、衝撃音と共に吹き飛んだ。

 

 グチュ……

 

 扉の前に立っていた男の一人は巻き込まれ、扉と共に壁に衝突する。

 

 「誰だ!?」

 

 残りの男達は真剣を抜き、廊下を睨みつけた。

 

 ゴロン………

 

 暗闇に包まれた廊下から、ボールのような物が転がり込んできた。

 違う……

 いや、ボールなんかじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 あれは……生首だ……

 

 「臭いますね……薄汚いゲダモノの匂いが」

 

 生首に続いて、一人の少年が部屋へゆっくりと入り込んできた。

 血で染まった少年の手には、もう一人の生首が握られている。

 

 「兄……様……?」

 

 酷く掠れてしまった声で呼ぶと、ルーデウスはゆっくりと俺に視線を向ける。

 

 「………」

 

 ルーデウスは表情ひとつ変えず、いつも通りの真顔で、俺を見つめていた。

 

 グチュ!

 

 「おい……」

 

 ルーデウスが小さな声で呟くと、持っていた男の生首が握りつぶされる。

 

 「誰ですか?」

 

 「な、なんだよ……お前!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ルーディア(俺の妹)を穢したのは、誰だ?」

 

 

 

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