特急かもめエクスプレス・夏休み九州殺人旅行   作:新庄雄太郎

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そして、第3の殺人は東京・お台場で起きた。


第5章 港の死体

そして、南と高山の警乗を終えた翌日の事だった。

 

お台場海浜公園

 

「ん、何だあれは。」

 

「おいっ、どうした。」

 

「何だ、あれは。」

 

そして、近づいてみるとそれは何と男性の水死体でした。

 

お台場海浜公園は騒ぎとなって、人々が集まって、お台場公園は騒然となってしまいました。

 

「何とかわいそうにな。」

 

「こんな若い男が、お台場で死ぬなんて。」

 

暫くして、警察が到着した。

 

「警部、被害者は虹ヶ先学園の男子生徒ですね。」

 

「何、それは本当か。」

 

「ええ、被害者の学生証です。」

 

「えーと、東京都港区の佐々木 直哉17歳か。」

 

「検視官の話だと、死因は溺死と思われます。」

 

と、佐久間刑事は言った。

 

「やはり、事件性があるな。」

 

と、和久田は言った。

 

「関警部。」

 

「ん、何だね青島。」

 

「被害者は誰かに殺害された可能性があります。」

 

「そうか、やはり他殺の可能性が高いな。」

 

と、その時だった。

 

「何、虹ヶ先学園だと。」

 

「まさかっ。」

 

「ん、おお南と高山か。」

 

「被害者は男子生徒だって。」

 

「ああ、そうだ。」

 

「あのー、君は。」

 

と、青島警部補は南と高山に言った。

 

「東京中央鉄道公安室の南です。」

 

「ご苦労様です。私は湾岸署の青島です。」

 

「同じく、恩田すみれです。」

 

「私が和久田です。」

 

そして、二宮刑事と恩田刑事は南に言った。

 

「ご存じなんですか?、この男子生徒を。」

 

「ええ、歩夢ちゃんの友人らしいんです。」

 

「誰なの?、歩夢ちゃんって。」

 

と、恩田は南に言った。

 

「被害者の同級生らしいんです。」

 

「ほう、この男子生徒が。」

 

「ええ。」

 

「やはり、一連の危険薬物と関連しているかもしれませんね。」

 

「ええ、恐らくな。」

 

と、高山は言った。

 

「あっ、直哉、直哉。」

 

「ん、君は。」

 

「歩夢ちゃんと侑ちゃんはこの女の子を知っているのか。」

 

「ええ、私と侑ちゃんの隣のクラスの子なんです。」

 

「ほう。」

 

恩田は、宮下に声をかけた。

 

「湾岸署の恩田です、その男子生徒をご存じなんですか?。」

 

「ええ、私のクラスメートなんです。」

 

と、愛は言った。

 

「なるほど。」

 

「ところで、その佐々木とはどういう関係なんです。」

 

「幼稚園と小学校で一緒だったから、よく私のダジャレで笑ってくれるし。」

 

「ほう、つまり佐々木は仲良かったってって事か。」

 

「ええ。」

 

「しかし、5年の頃に直哉は転校したから。」

 

「ほう、なるほど。」

 

そして、南と高山は特捜班に戻って高杉に報告した。

 

「特急「かもめ」で起きた毒殺も薬物か。」

 

「ええ、被害者には注射痕があったのでおそらく危険薬物らしいです。」

 

「ほう。」

 

「長崎県警の話によれば、被害者が持っていた注射器の中には塩酸エフェドリンが検出されました。」

 

「やはり、長崎で起きた殺人とお台場で起きた殺人は薬物に関連しているな。」

 

「ええ。」




そして、犯人は誰なのか?
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