お台場で起きた高校生殺害事件は長崎で起きた2件の殺人が関連していることから警視庁と長崎県警察は合同捜査本部を設置した。
「特急「かもめ」で起きた殺人と眼鏡橋で起きた殺人に、そしてお台場で起きた殺人は手口からにすると同一犯の可能性が高いな。」
と、高杉は言った。
「ええ、目撃者の話では20代から30代前後の男と判明しました。」
「なるほど、するとその男が犯人の可能性が高いんだね。」
「ええ。」
「今回の事件は危険薬物だから犯人はそのグループと手引きして犯行に使用したんではないかと思われます。」
「ええ、我々警視庁としてはその線の可能性が高いと思われます。」
と、関警部は言った。
「なるほど。」
早速、南と高山は同じ年齢と思われる男に会った。
「違う、俺は殺してないよ。」
「でも、何で逃げるんだ。」
と、南は言った。
「俺は、薬物と犯罪はやっていないんだから。」
「とにかく、話を聞かせてくれ。」
早速、南と高山はその男に話を聞くことにした。彼の名前は域島 雄太。彼は事件当日2泊3日で九州へ行っていたことが判明した。
域島の九州旅行の日程は次の通りだった。
1日目 8月13日 東京駅19時05分発 寝台特急「あさかぜ1号」に乗車
2日目 8月14日 11時01分博多に到着 博多を観光 市内のホテルで1泊
3日目 8月15日 博多から別府へは、久大本線経由特急「ゆふいんの森1号」に乗車
別府へ観光
4日目 8月16日 別府から特急と新幹線に乗り継いで東京へ帰京
「ほう、2泊3日で九州へ行ったんですか。」
「ええ、木曜の夜に出発したから博多と大分を観光することができたんです。」
「なるほど。」
そして、次の日。
「アリバイ成立ですか?。」
と、高山は言った。
「ええ。」
「という事は、前日に九州へ行ったのか。」
「ええ、恐らく。」
「彼には犯行は無理ですね。」
と。松本は言った。
「ええ。」
そして、もう1人の男がやって来た。
「ああ、事件当日ですか。」
「そうです。」
「ええ、私はその時は由布院温泉へ行って次の日には高千穂へ行きましたよ。」
「高千穂ですか?。」
と、菅原は言った。
「ええ、今の時期は夏の高千穂峡がいいかと。」
「ほう、なるほどね。」
「行く時に東京から湯布院へ行く時は列車に乗って温泉で1泊して、次の日は湯布院から延岡へ向かったんですよ。」
「ほう、なるほどね。」
その後のの調べで、今岡は有給で九州へ行っていたことが判明した。
「完璧のアリバイだな。」
「本当なのかな?。」
「湯布院へ行った後に高千穂へ行ったんだから間違いないよ。」
2人の内1人が犯人の可能性が高い
誰なのか?