「本当に、どこも悪くないのですか?」
「はい」
「内臓も?」
「問題ありません」
「魔力経路は?」
「正常です」
「後遺症の可能性は?」
「現時点では確認されていません」
「黒曜の呪いが残っている可能性は?」
「それもありません」
「本当に?」
診察室の医療術師が、とうとう少し困ったように笑った。
「烏丸先生。今のところ、こちらで確認できる異常は何一つありません」
「ですが、あれだけ出血していたのですよ?」
「それは我々も確認しています」
「一度は傷が治癒魔法を拒絶して――」
「スズメちゃん」
寝台へ座っていた奎星が、とうとう口を挟んだ。
「何ですか」
「恥ずかしいから」
「何がです?」
「もう十五分くらい同じこと聞いてる」
「確認しているのです」
「先生も困ってんじゃん」
医療術師は曖昧な笑顔を浮かべた。
奎星が指を差す。
「ほら」
「指を差さないでください」
「いや俺、マジでどこも痛くないって。ほら」
奎星は腕を回し、肩を上下させ、最後には寝台の上で軽く身体を捻ってみせた。
「元気」
スズメの眉が寄る。
「やめてください」
「何で?」
「傷が開いたらどうするのですか」
「傷ないじゃん!」
「昨日まであったでしょう!」
「昨日どころか数時間前!」
「余計に駄目です!」
奎星は医療術師を見る。
「俺、帰っていいんすよね?」
「ええ。念のため数日は激しい運動を控えてください。魔法の使用についても――」
「はい帰れま〜す!」
「最後まで聞いてください」
スズメが即座に遮った。
結局、入院は免れた。
大量出血の痕跡だけを残し、奎星の身体から裂傷も黒曜の呪いも完全に消えている。医療術師にも原理は説明できず、「鬼火鳥による特殊な治癒反応の可能性」という曖昧な記録だけが診療簿へ残ることになった。
診察室を出ると、奎星は大きく伸びをした。
「っしゃ、自由!」
「走らないでください」
「まだ何もしてない!」
「今からしそうな顔をしています」
「どんな顔だよ」
廊下を歩きながら、スズメはまだ奎星を横目で確認している。
足取り。
顔色。
呼吸。
歩幅。
奎星は五回目くらいで気づいた。
「スズメちゃん」
「何ですか」
「母ちゃんみたい」
スズメの足が止まった。
「誰がです?」
「いや、さっきからずっと俺見てるから」
「見ていません」
「今も見てたじゃん」
「健康状態を確認しているだけです」
「それ母ちゃんがやるやつ」
「違います」
「うちの母さんも風邪引いたあとめっちゃ見るよ」
「烏丸先生です」
「話変えた!」
スズメは早足になる。
奎星が笑いながら追いかけた。
「大丈夫だから!」
「その言葉が一番信用できないのです!」
「なんで!?」
「今までの実績です!」
何も。
変わっていないようだった。
ほんの数時間前。
彼女の腕の中で。
死にかけていたこと以外は。
*
マホウトコロへ戻ってから二日。
御影玄一郎はまだ入院していた。
本人は初日から「学校へ戻る」と主張していたらしいが、医療術師と真壁とスズメの三方向から却下され、現在はほぼ強制的に病室へ置かれている。
日向はそれを聞いて笑った。
「御影先生でも入院から逃げられねえんだな」
楓が呆れる。
「普通逃げないの」
「奎星は逃げたじゃん」
「俺は診断でセーフ!」
奎星が胸を張る。
伊織が眼鏡を押し上げた。
「普通はそこ自慢しないけどね」
岳は昼食用のパンを食べながら言った。
「御影先生いないと訓練ない?」
五人が。
同時に止まった。
日向が岳を見る。
「お前今、ちょっと寂しそうだった?」
「別に」
「岳、訓練好きになった?」
「別に」
「絶対なってる!」
「うるさい」
特訓は一旦中止。
鬼火鳥たちも治療施設へ移された。
黒曜の狩人たちは魔法省へ拘束され、山の拠点も封鎖された。
あれだけ騒がしかった数日間が嘘のように。
夏休みの日常は。
あっという間に戻ってきた。
そして。
日常が戻るということは。
奎星にとって。
別の地獄が戻るということだった。
「終わんねえ……」
研究室の机へ突っ伏す。
目の前には。
夏休みの課題。
まだある。
たくさん。
「何で世界救いかけても宿題って減らねえの?」
向かい側で資料を読んでいたスズメが顔も上げずに答えた。
「世界は救っていませんし、課題と関係ありません」
「死にかけたんだぞ俺」
「それも関係ありません」
「一週間くらい免除されてもよくない?」
「なぜです?」
「精神的ダメージ」
「診察では問題なしと言われていましたね」
「先生側についた!」
「教師ですから」
いつの間にか。
奎星は。
夏休みの課題をするならスズメの研究室へ来るようになっていた。
最初は分からないところを訊くためだった。
次は、資料を探すため。
その次は。
特に理由もなかった。
学校へ来れば。
何となく。
ここへ来る。
研究室の窓際。
いつもの机。
スズメの向かい。
そこへ課題を広げることが。
すっかり習慣になっていた。
「スズメちゃん」
「烏丸先生です」
「ここ分かんない」
スズメが奎星の答案を見る。
「ここは先週説明しました」
「マジ?」
「マジです」
「いつ?」
「八咫祭の前です」
「遠い昔だな」
「十日ほど前です」
「色々ありすぎたんだよ!」
「それは否定しません」
スズメは赤い筆を取り、奎星が間違えた箇所へ簡単な補足を書き込んだ。
奎星はそれを読む。
「……ああ」
「思い出しました?」
「ちょっと」
「では自分で解いてください」
「答え書いてよ」
「書きません」
「ケチ」
「課題です」
数分。
珍しく。
静かに勉強する。
そして。
奎星が急に言った。
「そういやさ」
「はい」
「真壁さん、めちゃくちゃ強かったな」
スズメが筆を止める。
課題の話から。
戦いの話へ。
いつもの脱線だった。
「元禍祓官でら長く現場経験のある方ですから」
「プロテゴ・マキシマやばかった。あれ結界全部守ってたじゃん」
「そうですね」
「俺もいつか使える?」
「まず通常のプロテゴを百回連続で安定させてから考えてください」
「今結構できるぞ」
「百回です」
「急にハードル高っ」
奎星は鉛筆をくるくる回した。
「御影先生も早く戻ってこねえかな」
「まず治療です」
「訓練続きやりたい」
スズメが。
少しだけ。
奎星を見る。
つい数日前なら。
その言葉を聞いても。
何も思わなかった。
今は。
「……ほどほどにしてください」
「御影先生が?」
「あなたがです」
「俺?」
「また無茶をするでしょう」
「しないって」
「信用できません」
「ひどくね?」
「実績です」
奎星は口を尖らせた。
それから。
何となく。
スズメを見る。
「……じゃあ」
「何です?」
「無茶しないから葛切り食べようぜ」
スズメの筆が止まった。
「…………」
「約束したよね!」
「何の話ですか」
「馬車で!」
「治療直後の人間が勝手に話を進めていただけです」
「でもスズメちゃん『そうですね』って言った!」
「……言いましたか?」
「言った!」
「記憶にありません」
「絶対覚えてる顔じゃん!」
奎星が机へ身を乗り出す。
「おすすめの店ある?」
「課題をしてください」
「八咫小路?」
「課題を」
「前行った甘味処とは別?」
「蓮根君」
「葛切り美味い店!」
「課題」
「一軒だけ!」
「……」
「教えて!」
スズメは。
しばらく。
無視しようとした。
本気で。
した。
目の前の資料へ視線を戻し、筆を動かす。
だが。
奎星が。
ずっと見ている。
「……」
「……」
「……スズメちゃん」
「分かりました!」
奎星の顔が輝く。
スズメは少し苛立ったように机の隅から紙を一枚取り、店の名前を書いた。
「八咫小路の奥にある《水月庵》です。葛切りならそこが有名です」
奎星が紙を受け取る。
「水月庵」
「はい」
「行ったことある?」
「あります」
「美味い?」
「……美味しいです」
「じゃそこ行こう!」
「誰も一緒に行くとは言っていません」
「店教えたじゃん!」
「店を教えただけです」
「そこまで来たら行くだろ!」
「課題を終わらせてください」
奎星が止まる。
「……終わったら?」
スズメも止まる。
「…………」
「終わったら行く?」
「…………」
少し前なら。
即答で。
「行きません」
だった。
でも。
今は。
ほんの少し。
迷った。
「……全部終わったら」
奎星の目が大きくなる。
「マジ!?」
「時間があれば、です」
「よっしゃあ!」
「声が大きい!」
奎星は。
今までで一番の速度で。
課題へ戻った。
スズメは。
その姿を見る。
さっきまで。
一問解くのに十分かけていたのに。
今は三分で進んでいる。
「……食べ物でここまで変わりますか」
「変わる!」
「聞いていません」
それでも。
スズメの口元は。
少しだけ。
緩んでいた。
本人は。
まだ。
気づいていなかった。
一学期より。
ほんの少し。
自分が。
この生徒に甘くなっていることに。
*
同じ頃。
東京。
霞が関。
魔法省地下庁舎。
取調室。
窓のない部屋だった。
灰色の壁。
机。
椅子が二脚。
魔法封じの術式が刻まれた床。
斎賀玄弥はその中央へ座らされ、両手首には魔力拘束具が嵌められていた。
山で御影と戦った傷は最低限治療されている。
頬の切り傷。
包帯。
疲労。
それでも。
表情だけは。
いつもの。
どこか人を食ったものへ戻っていた。
扉が開く。
真壁征士郎が入ってくる。
斎賀は。
顔を上げた。
何も言わない。
真壁も。
何も言わない。
濃紺の魔法省制服。
資料。
記録用の羽根筆。
机を挟み。
向かいへ座る。
今ここにいるのは。
斎賀玄弥の友人ではない。
魔法省監察局。
真壁征士郎だった。
「被疑者氏名」
沈黙。
「氏名を確認します。斎賀玄弥。間違いありませんか」
返事はない。
真壁は淡々と記録する。
「八月二十五日、山間部において魔法生物の違法捕獲および拘束が行われていた施設内で身柄を確保。現場からは黒曜石を利用した複数の術式、拘束具、魔法生物の羽毛ならびに加工途中と見られる魔法素材が押収されています」
斎賀は。
机を見る。
「現場を黒曜の環が使用していたことを認めますか」
沈黙。
「あなた自身は黒曜の環に所属していますか」
沈黙。
「鬼火鳥の捕獲を指示した人物は」
沈黙。
「蓮根奎星を標的として設定したのは誰ですか」
斎賀の目が。
一瞬だけ。
動いた。
真壁は。
見逃さない。
「黒曜の環は、蓮根君について何を知っている?」
無言。
「神代榊については?」
無言。
「十二年前の失踪以後、あなたはどこにいたのですか」
何も。
答えない。
羽根筆だけが。
紙の上を動く。
真壁は。
さらにいくつか。
形式上必要な質問を続けた。
斎賀は。
最後まで。
一言も喋らなかった。
やがて。
真壁は。
筆を置いた。
「記録停止」
机の隅に浮いていた青い光が消える。
自動筆記をしていた羽根筆も止まった。
真壁は。
公式記録用の資料を閉じる。
その上へ。
別の薄い資料を置いた。
斎賀が。
ほんの少し。
顔を上げる。
真壁は。
ネクタイを緩めなかった。
制服も。
姿勢も。
そのまま。
ただ。
目だけが。
変わった。
「ここからは」
少し間を置く。
「魔法省の真壁監察官としてではない」
斎賀が。
初めて。
真壁を見る。
「真壁征士郎として話す」
沈黙。
昔なら。
このあと。
玄弥が。
何か茶化した。
堅い。
相変わらず。
仕事人間。
そんなことを。
言ったはずだった。
今は。
何も言わない。
真壁が資料を開く。
「蓮根君が杖を抜いた直後に発生した、あの結界壁について調べた」
斎賀の目が細くなる。
「野営地全体を防護する大型術式。その一部を任意に分離させ、内部の人間を孤立させる機能があった」
真壁は紙を一枚。
斎賀側へ滑らせる。
術式図。
黒曜石の配置。
魔力経路。
「玄一郎を、わざわざ一人だけ切り離したな」
斎賀の目が。
紙へ落ちる。
「……だからなんだよ」
最初の言葉だった。
真壁は。
表情を変えない。
「その気になれば、あのとき玄一郎を瞬殺することも可能だったはずだ」
斎賀の眉が僅かに動く。
「調査で分かった。結界内には攻撃術式も組み込まれていた。閉じ込めた対象の魔力を吸収するもの、壁面から直接呪文を放つもの、内側の空間そのものを圧縮するもの」
真壁は。
斎賀を見る。
「いくらでもやりようはあった」
「……」
「なのに」
真壁の声が。
少しだけ。
低くなる。
「お前は使わなかった」
斎賀が。
目を逸らした。
「なぜだ?」
「……」
「答えろ」
真壁が。
初めて。
名前を呼ぶ。
「玄弥」
斎賀の奥歯が。
僅かに。
動いた。
真壁は。
聞かなくても。
分かっていた。
十二年前。
三人で。
何度も現場へ出た。
誰よりふざけていた男。
命令を破る。
定石を無視する。
怒られる。
それでも。
一般人がいれば。
一番先に前へ出た。
仲間が倒れれば。
最後まで残った。
斎賀玄弥は。
魂まで。
売ったわけではない。
最後の最後まで。
残っていたものがある。
禍祓官としての。
矜持。
くだらないほど。
頑固な。
プライド。
そして。
御影玄一郎と。
自分の手で。
決着をつけたかった。
だから。
他の術式を使わなかった。
誰かに殺させることを。
選ばなかった。
だからこそ。
負けた。
斎賀の口元が。
僅かに歪んだ。
「……あいつに」
真壁は黙っている。
「あいつにだけは」
声が掠れる。
「そんなもん使って勝ちたくなかった」
真壁の目が。
ほんの少し。
伏せられた。
斎賀は。
椅子へ深く座り直した。
「馬鹿だろ」
「昔からな」
「てめえが言うなよ」
「私ではなく、玄一郎ならそう言う」
斎賀が。
一瞬。
笑った。
ほんの少しだけ。
十二年前の顔だった。
そして。
その笑みは。
すぐ消えた。
「……十二年前」
真壁は。
何も促さなかった。
斎賀が。
自分から。
口を開く。
「任務でしくじった」
声は。
軽くない。
もう。
笑っていない。
「俺は捕まった」
「誰に」
「黒曜の環」
真壁の指が。
僅かに動く。
それでも。
口は挟まない。
「気づいたときには知らねえ場所だった。杖もない。魔力拘束。逃げようとすりゃ術式が動く。飯も水も向こう次第」
斎賀は。
机を見ながら話している。
「仲間になれって言われた」
「断ったのか」
「最初はな」
「……」
「何回も断った」
斎賀が。
小さく笑う。
自嘲。
それ以外に見えない。
「そのうち分かった」
真壁を見る。
「駒にならなきゃ死ぬ」
部屋が。
静かになる。
「だからやった」
斎賀は。
淡々と言った。
「生きるために」
山で。
御影へ叫んだ。
あの言葉と。
同じだった。
「黒曜の仕事を覚えた。運んだ。追った。捕まえた。使える術式も全部覚えた」
「十二年間ずっとか」
「ああ」
「逃げられなかった?」
斎賀が。
鼻で笑う。
「途中からなら逃げられたさ」
真壁の目が。
細くなる。
「ならなぜ」
「潰すつもりだった」
「……」
「内側から」
斎賀は。
初めて。
真っ直ぐ。
真壁を見た。
「いずれ全部覚えて、上まで辿って、まとめてぶっ潰してやるつもりだった」
真壁は。
その言葉を。
すぐには信じなかった。
昔の仲間だから。
という理由で。
全部受け入れるほど。
甘くはない。
「そのために魔法生物を傷つけたのか」
斎賀の顔が。
止まる。
「生徒を襲う連中と行動した」
「……」
「お前自身も玄一郎と戦った」
「分かってるよ」
声が。
低くなる。
「分かってる」
斎賀は。
拘束された両手を見る。
「最初は本気だった」
何が。
とは。
言わなかった。
真壁には。
分かる。
黒曜を。
潰すこと。
「俺が中から全部ぶっ壊してやるって。本気でそう思ってた」
長い沈黙。
「でも十二年は長えな」
斎賀の口元が。
歪む。
「いつからだろうな」
自分でも。
分からないらしい。
「黒曜を利用してんのが俺なのか、俺が黒曜に使われてんのか」
真壁は。
何も言わなかった。
斎賀は。
続ける。
「ただ」
少し。
顔を上げる。
「元から魔法省だって気に食わなかったんだ」
真壁の表情は。
変わらない。
「昔から」
「知っている」
「上は自分たちのことばっか考えて、現場には規則規則、証拠がない、許可がない、予算がない」
真壁が。
静かに言う。
「それも知っている」
「だったら分かるだろ」
斎賀は。
少し。
昔のような口調へ戻った。
「魔法省と黒曜。それなら」
一度。
息を吐く。
「後者のほうが動きやすかっただけだ」
真壁の目が。
僅かに険しくなる。
「それを理由にするのか」
「理由じゃねえよ」
「なら何だ」
斎賀は。
少し黙った。
そして。
笑った。
今までで。
一番。
疲れた顔で。
「言い訳だよ」
真壁は。
何も返さなかった。
斎賀も。
もう喋らない。
取調室の机には。
十二年分の沈黙を埋めるには。
あまりにも薄い資料だけが置かれていた。
真壁はそれを見る。
目の前にいる男も見る。
昔。
三人だった。
一人が教師になった。
一人が魔法省へ残った。
そして。
一人は。
十二年かけて。
帰る道を。
ほとんど失った。
それでも。
完全には。
失っていなかった。
だからこそ。
玄一郎を殺さなかった。
だからこそ。
負けた。
真壁は。
静かに資料を閉じた。
「玄弥」
斎賀が見る。
「お前が話したことは、これから全部調べる」
「好きにしろ」
「嘘があれば分かる」
「そうかよ」
「それと」
真壁は。
ほんの少しだけ。
昔の友人を見る目になった。
「玄一郎は生きている」
斎賀の目が。
止まった。
真壁は。
それ以上。
何も言わない。
斎賀も。
聞かなかった。
ただ。
椅子へ背を預け。
目を閉じる。
その口元から。
ほんの僅かに。
力が抜けた。
*
マホウトコロ。
研究室。
「終わった!」
奎星が答案を高く掲げた。
スズメが時計を見る。
「まだ二枚あります」
「嘘だろ!?」
夏休みは。
まだ。
続いていた。
そして。
日常も。
容赦なく。
続いていた。