ガッチャ!俺だけ楽しいデュエルだったぜ!(クズ)   作:フォイオ

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ガッチャ!サ店に行くぜ!

 

「あー、気持ちいいぜ!」

 

「私なんでこんな事してるのかしら……」

 

 

遊城十代に転生した元一般サラリーマン。略してデュエル馬鹿(どこも略してない)は前回助けたデュエルハンターの少女と共に温泉に来ていたのだった。

 

 

「十代ー。そっちから石鹸投げてくれるー?」

 

「おう、任せろ!ラスオブネオス!」

 

「ぎゃあああああ!私の目に石鹸がぁっ?!」

 

 

なぜ彼らが温泉に来ているのか。それは2時間前に遡る。

 

 

「サ店に行くぜ!」

 

「ちょっと?私の話聞いてた?し、しかも、いきなりカードショップに寄りたいだなんて何を考えてるの?」

 

 

はしゃぐ十代をよそにぽっと顔を赤るデュエルハンター。この世界では男が女をカードショップに誘うことはつまり僕とデートしてくださいという意味だった。ウブだね。

 

 

「あ、その前に風呂行こうぜ。明日香」

 

「あすか?それもしかして私のことを言ってるのかしら?」

 

「あぁ。お前、胸でかいから明日香な。にしてもさっきからちょっと臭いぞ明日香。デュエリストたる者清潔感はちゃんとしておけよ」

 

「せ、セクハラよ!?てか、今日初めて会った人にそんなこと言われたくないわよ?!そもそも、私にはライアって言う名前が「明日香。この辺りの温泉ってどこにあるんだ?おい、明日香聞いてるか?あすかあすかあすかあすかー?」あーもう!分かったわよ!明日香でいいわよ!」

 

 

度重なる十代の謎の明日香呼びに根負けしたデュエルハンターライア改め明日香は投げやりにスマホを操作して近くの温泉をマップに出す。そんなこんなで彼らは温泉に入ったのだった。

 

 

「ぷはぁ!温泉上がりのコーヒー牛乳は最高だぜ!」

 

「た、確かに美味しいわね……でも、そんなに飲み過ぎて大丈夫かしら?」

 

「ごくごくごくごくごくごくごくごく」

 

 

休憩スペースで大量のコーヒー牛乳の空き瓶を足元に特殊召喚しまくる十代。その隣でフルーツ牛乳をちょびちょび飲む明日香はドン引きしていた。すでに足元の空き瓶は30を超えている。そんなに飲んでお腹を壊さないだろうか?

 

 

「うっ……は、腹がいてぇ」

 

「言わんこっちゃない!」

 

「うぉおおおおおおお!トイレトイレぇええええええ!」

 

「やかましい!」

 

 

トイレにう○こを特殊召喚しに行った十代を待つこと30分。明日香はげっそりした顔で出てきた馬鹿を呆れた顔で見る。

 

 

「遊作の過去並に重いう○こだったぜ……」

 

「遊作が誰かは知らないけど謝りなさい。失礼よ」

 

 

悪いなどこかのプレイメーカー。お前の過去はう○こ並だったらしい。めんご。

 

 

「それにしても何故温泉に行こうだなんて言ったの?理由を教えてくれないかしら?」

 

「カードゲーマーの臭い問題は深刻なんだ。俺も過去に苦しんだ」

 

 

遠い目で過去を思い出す十代。彼が社会人時代に店舗で行われた遊戯王の大会で出会った数々の悪臭デュエリストたち。ろくに風呂すら入らず、手垢びっしりの手で触られたスリーブを思い出せば悪寒で寒気が止まらない。カードの上に落ちたふけが蘇り吐き気を催す。

 

それ以来彼は店舗大会には消臭スプレーと香水を必ず持ち込み、自身の体を徹底的に洗うようになった。みんなも臭いには気をつけよう。

 

 

「そんな事よりこの町1番のサ店はどこなんだ?」

 

「ここから徒歩で10分よ。あなただけだと迷子になりそうだからしっかり付いてきなさい」

 

「はーい」

 

 

十代は鼻歌を歌いながら前を先導する明日香に付いて行く。そして着いたぜサテライトショップ。

 

 

「はい、ここがこの町1番のカードショップ あ○くだりよ」

 

「なぁ、明日香。あ○くだりはさすがに怒られるだろ」

 

「間違えたわ。ここがこの町1番のカードショップ プラ/シドよ」

 

 

謎に真ん中で/が入っている名前のカードショップ プラ/シド。まるでDホイールと合体でもしてそうな名前だ。

 

 

「早速入るぜ!」

 

「あ、待ちなさいよ!」

 

 

店舗のドアを開けて中に入った十代たち。中の光景に十代は目を輝かせて喜びを爆発させる。

 

 

「うぉおおおおおおお!うんちホープのプリズマティックシークレットレアが5000万で売られてるぜ!」

 

「嘘でしょ!伝説のレアカードじゃない!」

 

 

伝説って?あぁ!つまりそう言う事だ!(意味不明☆)

 

 

「あんな金額、デュエルハンターの私でも手が届かないわ。さすが伝説のレアカード。格が違うわね」

 

「いや、ただのうんちだろ」

 

 

興奮する明日香に冷静に突っ込む十代。重い召喚条件に加えて自分が絶望する程のくそ性能。まさしくうんち。現代遊戯王ではよっぽどの物好きしか使用しない代物だ。

 

 

「さて、デュエルアンカーオンっと」

 

「ぎゃああああ!私のデュエルディスクになんて事するのよ?!」

 

 

突如デュエルアンカーを起動した十代はアンカーで明日香のディスクを拘束する。

 

 

「さて、デュエルすっか!」

 

「いや、デュエルアンカーはいらないでしょ!やりたいなら最初から言いなさいよ!」

 

「行くぜ、俺のターン!」

 

「はなしきけぇ!」

 

 

自分が気持ちよくなることしか考えていないサイコパスデュエリスト遊城十代は勝手に先行スタートさせあっという間に自分の布陣を完成させる。

 

 

「こっちは5分も待ったわ!行くわよ、私のターンドロー!」

 

「行くぜ!メインフェイズ開始時トラップ発動!フェイバリットコンタクト!墓地のキモイルカと誰とでもネオス、手札の鬼畜モグラ、特に言うことのないフレアスカラベをデッキに戻しクアドラプルコンタクト融合!現れろ!コスモネオス!」

 

「4体要求の融合召喚ですって?!」

 

「コスモネオスの効果発動!このカードがEXデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。このターン相手はフィールドで発動する効果を発動できない。この効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない!」

 

「はぁ?!!何よそのイカれ効果は?!!」

 

 

完全対話拒否を決めた遊城十代。さぁ、かかってきやがれと言わんばかりの覇気に気圧された明日香。どうみてもサレンダーするしかない状況に彼女は泣いた。ちなみに彼女のデッキは氷結界。成すすべもなく彼女は負けた。

 

 

「私の出番は?!」

 

「ガッチャ!また俺だけ楽しいデュエルだったぜ!」

 

 

明日香の出番は特になし!ちなみに黒髪ボインボインは作者の趣味だ!よかったね!

 

 

「おのれ!遊城十代ー!」

 

「店舗内ではお静かにー!」

 

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