??級ダンジョン『
そこは双三角推の形状をした異界の迷宮……
どんな方法で侵入しても必ず最深部に到達する超大規模な通路と部屋の集合体。
極光と深淵が両立する奇怪な空間の数々。
この世界には居るはずのないモンスターと、数多くの
通路を徘徊する魔物はこの世界のモノと言えるのか妖しい。
頂点に君臨する存在を見たものは未だ居ない。
◆◆◆【
人神様との夢から目覚め、瞼を開くと目に入るのは石壁だった。
4畳半くらいの広さで、重厚な暗い石壁に囲まれた部屋。
照明は無く、薄暗い。
1つだけ、上れそうな階段があった。
「ふぅ……上ってみるか……」
俺はその階段を上ってみることにした。
◆◆◆
最初の部屋からかなり長い階段を進み、漸く見えた扉。
久しぶりに見たな、シャッターなんて。
俺はそのシャッターを持ち上げて、先に出た。
◆◆◆【天底双三角 - 第壱階層】◆◆◆
シャッターの先は、林になっていた。
というかバンカーだな、これ。C1とかC2のフォトナにあったやつ。
「さてと、気配は……」
近くに4。少し遠くに3。どっちも俺には気づいてなさそう。
とりあえず近くにいるほうを見てみるか。
俺は木に登り、枝を伝って近付いた。
「……ha?」
目に映ったのは猫背の二足歩行で、額に1本角と大きい耳のある赤色のモンスター。
ボコブリンであった。ブレワイの方。ティアキンじゃないよ。
……あと思わずちいかわのウサギみたいな声が出たな。
とりあえず指の間に生成した
あ、角ドロップした。
◆◆◆
少し遠くにいた方はなんかめっちゃ普通のゴブリンだった。
ファンタジー世界によくいる感じのやつ。
ってかゴブリンってこの世界におったんか……?
いや、ボコブリンがいたんだしこのダンジョンが特別な感じか。
あ、スライムみっけ。って、チュチュもおるやん。
チュチュはともかく、スライムかわええの~
薄い膜に包まれてるタイプで、普通に水色なんね。
◆◆◆
気配を消しながら探索していたら見覚えしかない大岩に乗ったボコブリンの拠点を見つけた。
イエロック……よな? こいつがボスか?
「とりあえず倒すか……」
俺は気配を抑えながら駆けた。
そして、気の呼吸で身体強化し、武装色を纏った腕で殴りつけた。
少しぐらついて、罅が入ったけどイエロックは起き上がった。
BGMは流れんのね。ゲームじゃないんに。
「──って危なっ!?」
俺は咄嗟に飛び退いた。
そうだイエロックだから上にボコブリンが居るんやった。
つーか乗ってんの赤ボコじゃなく青ボコなんだが。なんで?
面倒くせぇから
……よし、弓は落とした。
覚えたてで精度わりぃけど使ってみっか。
「『
地面から飛び出した木の根がイエロックを拘束し、締め付ける。
多分オリジナルの樹系統魔術。
そして俺は飛び上がって、イエロックの上にある鉱床に武装色を纏った踵落としを叩き込んだ。
◆魔術解説
《
電気の球を放つ魔術。ぶつかると小さな範囲に放電して痺れさせる。
《
樹木の根を操る魔術。拘束したり鞭のように攻撃できる。
次回「第弐階層」
追加してほしいヒロイン(ピクシブ百科事典の登場人物一覧からテキトーに選出しただけだから他に入れてほしいキャラ居たら教えてちょ)
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アイシャ・グレイラット
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イゾルテ・クルーエル
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アリエル・アネモイ・アスラ
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リニアーナ・デドルディア
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プルセナ・アドルディア
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テレーズ・ラトレイア