少年転生~異世界来たので戦います~ 作:異界に夢馳せる影見石
冬符『アイシクルスパーク』→冬符『ウィンタースパーク』
翌日。
俺たちはとりあえず、フィットア領内を見回りつつ、ブエナ村まで行くことにした。
「………………」
残っているものがほとんどない。
建物は遺跡や廃墟の様に変わっており、草木からは葉が消えている。
見ているだけで哀しくなるし、虚しい気持ちになる。
「ばにたす……(ᓀ‸ᓂ)」
「……ぷっ、ははっ……くふふっ!」
暗い気持ちを、和らげてくれる。
にしても凄いな。マジで『(ᓀ‸ᓂ)』って顔してるわww
◆◆◆
一時間もしない内に、辿り着いた。
ブエナ村だ。
原型は残っている。でも廃墟ばかりだった。
今世での我が家も、廃墟になっていた。
何かないか、とも思ったけど、あるわけなかった。
「はぁ…………」
思わず溜め息が出た。
「なんか、
「…………スタンピード?」
「うん、第七王子のやつ。何にも残ってなくて、食糧難とかになる魔物の侵攻。原因は違うけど……なんとなく、似てるなぁって」
そういえば、俺まだ19巻までしか読めてなかったな。
続きは後回しにしてたし、読みたいかも。
「読みたそうにしてるお兄ちゃんに、はいコレ!」
「こ、これは…………!?」
「『転生したら第七王子だったので気ままに魔術を極めます』の第20巻!」
俺が読みそびれていたやつ!! 持って来とったんかいワレェ!!
◆◆◆
「聖歌熱唱……影狼・滅……魔海峡バミュー……破獄……神器……魔海技……ギタンの過去…………シンエクスカリバー……!!」
めっちゃおもろかった。
「あ、そうだ」
「ん、なーに?」
「修行しに行くぞ」
「……へ?」
◆◆◆
やって来ました赤竜山脈!
「修行って……何するの?」
「第七王子とか、漫画持ってきてんだろ? じゃあそれ読みながら修行すればいい技使えるようになるっしょ、って感じ」
「あー……なるほど?」
「ここなら修行に適してるし、誰にも文句は言われねぇだろ。多分」
ロイドの魔術やバミュ―の魔海技とか再現して見てぇな。
「そういや、魔法ってどんなんあんの?」
「なんでもあるよ。魔法はイメージを具現化させる技術だからね。でもイメージしづらいは無理かな。私なら使えるけどね~」
「はえー……そんな感じなんだな。……あれ、もしや俺も魔法使える?」
「使えるんじゃない? 私のお兄ちゃんだし」
そっか~…………
◆◆◆
数日後……
「魔海技『
「紅符『
俺の放った水砲を
「魔海技『
「
岩塩の刃を放てば軌道を逸らされる。
「魔海技『
「塔符『クリティカル・ビルディングフォール』!!」
真上から廃墟のようなビルが降ってきた。いや、落とされた。
ここで俺の意識は途切れた。
◆◆◆
「はー……勝てん」
「にししっ」
俺たちはスペルカードルールで手合わせをしていた。
だが、俺は全く勝てなかった。今の照106連敗目だ。
「魔海技の再現はできたけど、作中じゃ3つしか使えてないから他の魔海技は名前から推測することしかできんのよなぁ……」
妹ちゃんの名前ってどれくらい知りたいですか?
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めっちゃ知りたい、すぐに出してくれ
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結構知りたい、近いうちに出してくれ
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知りたい、ある程度までに出してくれ
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いつか出してくれ
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そこまで、出しても出さなくても
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出さなくていい
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本名は出さない方がいい、偽名だけでいい
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出さない方がいい