無個性として転生したので、仮面ライダーになります! 作:姫神ららか
どうも、ららかです
投稿がマジで遅れました...だが私は謝らない
リアルが忙しかっただけだ
これからは投稿頻度をあげる予定ですので、見てってくだせぇ...
爆豪と緑谷が大きな門をくぐり抜けた
2人の間にはかなりの距離が空いており、チームとは思えない距離感だ
そんな中、爆豪は握り拳を作りながら思い出していた
爆豪(回想)『俺の動き!!俺が職場体験でバカみてえな時間過ごしてる間に、また...またっ...!』
今の爆豪の視線は緑谷へと向けられている
神経が逆撫でされたかのような、捕食者のような目だ
そんな視線を当てられた緑谷はキョロキョロしていたが、爆豪はお構いなしに前へと足を進めた
緑谷をぶっ殺すと意気込みながら、苛立ちを覚えている爆豪だった
緑谷(言わなくちゃ...僕とかっちゃんはチームなんだから...ちゃんと話し合わないと!)
緑谷「かっ、かっちゃん!この試験は先生が敵役で、僕たちがヒーロー役という設定で、つまり、ヴィランの戦闘能力を鑑みて、戦うか逃げるかを選択するわけだけど...僕らの場合、ヴィランはオールマイトで、オールマイトと戦うのは危険というか...愚の骨頂だと思うから...って」
緑谷は爆豪へと話しかけ、作戦を話し合おうとするが...
そんな事に聞く耳を立てずに前へと前進する爆豪だった
緑谷「待ってよかっちゃん!」
爆豪「ついてくんな!!」
爆豪は声を荒らげる
怒気を孕んだその声で...
緑谷「...まっ...真っ直ぐ進めば、オールマイトが待ち構えてるはず!ここは迂回して...」
爆豪「なんで逃げなきゃなんねえんだ!ぶっ倒した方が良いに決まってんだろうが!!」
緑谷「せっ...戦闘は何があっても避けるべきだって!!」
爆豪「終盤まで翻弄して!!疲弊したとこ俺がぶっ潰す!!!」
緑谷「あっ...」
(やっぱり、どうしてもかっちゃんには苦手意識が...でもそんなこと今は言ってらんない!)
2人は激しい口論をする
お互いに譲れないものがあるのだろう...
2人の方向性は全く合っておらず、むしろ乖離している
モニターで見てる者たちは...
司「まっ、こうなるよな」
麗日「やっぱり...2人とも相性が悪いんだよ...」
梅雨「ケロッ...緑谷ちゃんに爆豪ちゃん、仲良くできないのかしら?」
飯田「2人共、何かを言い合っているようだな...大丈夫だろうか...」
響香「...2人とも...これは試験なんだよ?...なのになんで...」
モニタールームで見ている者たちには、なぜ喧嘩をしているのかが分からない
この部屋では、動きが見れるだけで、音声は全く聞こえないからだ...現状、なにで言い合っているのかを知っているのは司だけである
司(...互いのオールマイトへの憧れと、その勝利の条件が噛み合っていない...このままだと、負けてしまうぞ?緑谷...)
司の視線には緑谷が映し出されている
心配なのか、それとも哀れみを感じているのか、司には分からなかった
緑谷「オールマイトを!!なんだと思ってんのさ!!!いくらハンデがあっても、かっちゃんがオールマイトに勝つなんて!」
爆豪は緑谷を殴った
その衝撃で、後ろへと倒れてしまった緑谷
爆豪「これ以上喋んな」
爆豪「ちょっと調子がいいからってしゃべんな!むかつくからっ!!」
リカバリーガール「あ〜あ...最悪のチームワークだね...相手が誰だか分かってんのかい?」
司「まぁ、なんとかなるだろ」
響香「随分と...自信があるんだね...ウチにはそんな風には見えないや」
司「時期に分かる...あいつらはやり遂げるってな」
自信満々にそう言った
当事者でもないのに、その言葉には強い信頼が乗っていた
そして...オールマイトはと言うと...
オールマイト「さて...私が行くぞ!」
緑谷「待ってよかっちゃん!試験に合格するために僕は言ってるんだよ!聞いてってかっちゃん!!」
爆豪「だぁからぁ!!てめぇの力なんざ合格に必要ねぇっつってんだ!!!」
緑谷「怒鳴らないでよ!!それでいつも会話にならないんだよ!!!」
そんな口論をしていると!
土煙が出来るように、強力な突風が襲ってきた!
オールマイトの一発によって発生した風圧は、辺りの建物を破壊する
オールマイト「街への被害などクソ食らえだ!」
緑谷(何だ?...なんだ?)
爆豪(何だ?...この...)
緑谷&爆豪((威圧感は!?))
ハンデをものともせずに歩いてくる
その足音はドンッ!ドンッ!っと迫ってくる!
2人の目の前にはオールマイトが既に居た!
オールマイト「試験だなどと考えていると痛い目見るぞ...私はヴィランだ!!ヒーローよ...真心込めて!!かかってこい!!!」
緑谷「ハッ...正面戦闘はマズイ!逃げよう!」
爆豪「俺に指図すんな!!」
緑谷「かっちゃん!?」
爆豪「
爆豪の手のひらから強烈な光が放出された
挑発するかのように爆豪は言う
爆豪「かかってこいだと?オールマイト!言われねぇでも!!はなから....」
言い切る前に、オールマイトに頭を掴まれてしまった
しかし、そんな状況でも、爆豪は自身の手のひらを目の前の
爆豪「
オールマイト「んっ!痛たたた...」
(普通顔掴まれたら、反射的に引き剥がそうとするもんだ...私をマジで倒す気しかないようだな)
オールマイトはその巨体を利用して、爆豪を地面へと叩きつける!
爆豪の行った爆発は意味をなさなかった!
爆豪「あっ...がっ....」
オールマイト「そんな弱連打じゃ、ちょい痛いだけだがな...そして...」
オールマイトは後ろにいる緑谷へと視線を向ける
それに緑谷は気づいたが、走り去ろうとすると、既に後ろにオールマイトがいた
オールマイト「君も君だ、緑谷少年...チームを置いて逃げるのかい?」
緑谷「ああっ....」
緑谷の脳内にはヒーロー殺しとの記憶が走り抜けた
その悪寒に反応するかのように、OFAを使用する!
緑谷(なんでヒーロー殺しを思い出す!?)
緑谷はOFAで強化された身体能力を使って後ろへと後退する!
しかし、後ろには爆豪が迫っており、ぶつかってしまった
リカバリーガール(片や打倒オールマイト、片や逃げの一手...後者は憧れが強すぎるせいだね...)
司(緑谷にとってオールマイトは神のようなもんだ...俺の仮面ライダーへの想いと同等のな...だが...)
リカバリーガール(一方この子のことはよく知らないが、体育祭や成績だけを見れば素晴らしいセンスの持ち主...なのに何を焦ってるのかね?)
司(やはりこの時期の爆豪は異様に焦っているな...緑谷のOFAの使用上限を俺が上げたのも相まったか?)
原作の緑谷はこの時点では5%のOFAしか使えなかったが、今の緑谷は常時8%、瞬間的な10%の力を扱えるため、爆豪は無意識に劣等感を抱いていた
緑谷「かっちゃん!」
爆豪「どけ」
緑谷「だから!正面からぶつかって勝てるはずないだろ!!」
爆豪「喋んな...勝つんだよぉ...それがぁ!ヒーローなんだから!!」
緑谷の脳裏には、昔の、仲が良かった頃の爆豪が脳裏に映し出された
テレビに写っているオールマイトを見ている爆豪だ
幼少爆豪(回想)『すっげぇ!!やっぱかっけぇよオールマイト!!』
緑谷「んっ...じゃあ尚更ここでの戦闘は!」
爆豪「離せ!触んな!!」
オールマイト「とりあえず!逃げたい君にはこいつをプレゼントだ!」
上空からオールマイトが現れた
緑谷はガードレールのようなもので拘束されてしまった
緑谷「うっ...」
爆豪「チッ」
オールマイト「ふんっ!!」
爆豪はすかさず攻撃しようとしたが、その隙を突いたオールマイトが近づき殴られてしまう!
爆豪は思わず口からなにかを吐き出してしまった!
爆豪「っ!ぐぅぇっ!!」
緑谷「かっちゃん!!!!」
爆豪「んっ...がっぁ....ぁぁっ....」
緑谷「んっ...ぐっ...」
幼少爆豪(回想)『ほら見ろ!見たか今の!!オールマイトってやっぱかっけぇよなぁ!!!4対1、絶対負けるって思うよな!でも見ろ!ほらここ!こう避けてパンチ!!と見せかけてふんっ!ふっ!はっ!!』
幼少緑谷(回想)『ふふふっ...』
幼少爆豪(回想)『ほら〜!勝っちゃった!!どんだけピンチでも、最後は絶対勝つんだよなぁ!!』
幼い頃のこの子らは、憧れがキラキラとさせている笑顔を浮かべている
今でこそアレだが、その気持ちは変わらないのだ
緑谷(嫌な奴さ...でも...そうだ!どんなことだろうと...君は絶対...勝者であろうとするんだ!僕が憧れた君は!!)
オールマイト「君が苛立っている原因は分かるよ、緑谷少年の急成長だろ?」
爆豪「はっ」
オールマイト「でもさ、レベル1とレベル50の力...成長速度が同じはずないだろう?もったいないんだ君は!分かるか?分かってんだろ?君だってまだいくらでも成長できるんだ!でもそれは力じゃない!」
爆豪「黙れオールマイトぉ...あのクソの力ぁ借りるくらいなら...負けた方がまだ...マシだぁ!」
オールマイト「...そっか...後悔はないようにな!」
爆豪(クソがっ!)
オールマイトの拳が爆豪へと届く前に、緑谷はオールマイトと爆豪を殴りつける!
本来は爆豪だけへの攻撃だったが、出力が瞬間的に10%まで到達したせいか、オールマイトを殴る余裕が生まれたので、ついでに殴った!
緑谷「負けた方がマシだなんて!!君が言うなよ!!!!」
緑谷は吹き飛ばした爆豪を抱えて路地裏へと逃げる
そして、ガードレールが地面へと落ちた
オールマイト「まさか、緑谷少年が来るとは...油断したっ!...しっかし
重いな...まさか、緑谷少年から私へと一撃を浴びさせられるとは...」
路地裏にて、緑谷は爆豪を運んでいたが、爆豪は抵抗していた
爆豪「てめっ!放せ!」
緑谷「いいから!」
爆豪「放せっつってんだろ...がぁっ!!」
2人は荒い息を上げている
2人は座りながら会話する
緑谷「かっちゃん...僕にはオールマイトに勝つ算段も、逃げ切れる算段も、とても思いつかないんだ」
爆豪「ああ!?」
緑谷「諦める前に!!僕を使うくらいしてみろよ!!!負けていいなんて言わないでよ!!!勝つのを諦めないのが...君じゃないか!」
昔に、上級生に爆豪がぶつかり、上級生が泣いていた光景を思い出す
しかし、そんなものお構い無しに拳を作り、上級生は逃げ出したのだ
幼少爆豪(回想)『俺がお前らにぶつかったんじゃない...お前らが俺にぶつかったんだろ』
幼少緑谷(回想)『わぁぁ!!』
友人1『すげぇよかっちゃん!』
友人2『小4、2人にケンカして勝っちゃった!』
ボロボロになっている爆豪が言い放った
幼少爆豪(回想)『一番すげえヒーローは、最後に必ず勝つんだぜ!』
緑谷「最後に必ず勝つ...子供の頃からそう言っていた君が、諦めるなんて!」
爆豪「うわぁぁ!!」
緑谷「かっ...かっちゃん?」
爆豪「二度は言わねぇぞクソナード...」
緑谷「あっ...」
爆豪「あのバカみてえなスピード相手じゃ、どう逃げ隠れても戦闘は避けられねえ」
緑谷「でも!戦いにもならないよ!オールマイト相手に...」
爆豪「てめぇ黙ってろぶっ殺すぞ!!!半端な威力じゃびくともしねえのはさっきの連打で分かった...じゃあ!」
オールマイト(...緑谷少年はどこだ?姿を眩ませたということは、脱出ゲートに向かっているのかな?)
爆豪「どこ見てんだぁ!!」
オールマイト(背後だったか...)
爆豪(ムカつくんだよ...誰が...てめえなんかと...てめえなんかと!)
「デク!!!!」
爆豪(回想)『じゃあ!ゼロ距離で最大威力だ、ダメージ与えつつ距離を取る唯一の手段!』
緑谷は爆豪の装備を腕につけ、オールマイト目掛けて構える!
オールマイトは思わず関心してしまう!
爆豪「撃て!!!」
緑谷「ごめんなさい!オールマイト!!!」
溜まりに溜まりまくった爆発が放出される
その威力によって、本来の緑谷は肩が壊れそうになったが、今回は少し吹き飛ぶ程度に抑えられた!
緑谷「はあっ...かっちゃん、こんなの使ってたのか」
爆豪「走れ!アホが!!」
緑谷「あっ!うん!!」
爆豪は先程言われた言葉が脳裏へと浮かんだ
その言葉に苦虫を噛み潰したような表情を浮かべながら、逃げている
オールマイト「痛...やられたな...逃げと戦闘の折衷案!即席にしちゃいいじゃないか」
(街への被害も、私が既に破壊した軌道の上に重ねたことで軽減してる...初の戦闘訓練時に指摘したっけな...そうさ、2人とも本来ならクレバーな男たち、なのに、互いのこととなると途端に破綻してしまう...羨望・嫌悪・追走・畏怖・拒否・自尊心...話を聞く限り、お互い様々な思いが積もり重なったまま、どう接していけばいいのか分からなくなってるんだろう)
オールマイトは咳を込む
血を少しだけ吐き出してしまった
オールマイト(すぐに解消できるものでもあるまいが、きっとこの協力がいつか将来、必ず大いなる一歩となるはずだ!)
オールマイト「さてと!先生、頑張っちゃうぞ!」
緑谷と爆豪のすぐ側には脱出ゲートが近くにある
あと数十秒ほど走れば間に合う距離だ
緑谷「もうすぐだ!もうすぐそこに、脱出ゲート!何か無駄に可愛いけど、1人でもあれを潜ればクリアだ!」
爆豪(チッ...ゲート前から俺らのいた中央まで、あの爆風を届かせたのか...ざけやがって!)
緑谷「オールマイト、追ってくる様子ないね、まさか、気絶しちゃったんじゃ...」
爆豪「てめぇ!!散々倒せるわけねえっつっといて何言っとんだアホが!!!アレでくたばるはずねぇだろクソ!!次、もし追いつかれたら、今度は俺の籠手で吹っ飛ばす!」
オールマイト「うんうん、それでそれで?」
爆豪「ハッ!ぐっ...」
籠手をオールマイトに向けたが、殴られたことによって破壊された!
圧倒的なパワーとスピードだ!
オールマイト「何を驚いてるんだ?」
緑谷(ぐっ!早すぎる!)
オールマイト(これでも重りのせいで、全然トップギアじゃないんだぜ!)
「さぁ!!くたばれヒーローども!!!」
オールマイトの足技が爆豪へと炸裂した
その結果、ビルへと吹き飛ばされてしまった
緑谷「かっちゃん!うわっ!」
爆豪「誰がぁぁ!!」
掴まれた緑谷を利用して、オールマイトは爆豪と緑谷を地面へと叩きつける!
土煙が発生しており、もはやリンチのようだ
オールマイト「素晴らしいぞ少年たち!不本意ながら協力し、私に立ち向かう!ただ、2人とも、それは今試験の前提だからねって話だぞ!」
爆豪は地面へと脚で踏まれており、緑谷は捕まえられている
呻き声を爆豪は上げている
爆豪(圧倒的な速度、耐久力よパワーも圧倒的に...シンプル...シンプルな強さ!対峙して改めて分かる...そうだよ...この男は世界一高い壁...最強のヒーローだ!)
緑谷「くっ...くっそぉっ...」
オールマイト「...なんて顔だよ、緑谷少年!」
緑谷を遠くへと投げた
オールマイト「最大火力で私を引き離しつつ、脱出ゲートもくぐる...これが君たちの答えだったようだが...爆豪少年の籠手を破壊したことで、その最大火力も消えた...終わりだ!」
爆豪「ッ...うるせぇっ!!!」
バチバチッ!
ボォーンッ!!!!
オールマイト「ぐっ...おおっ!!」
爆豪「...ってぇ!」
緑谷「ぐっ...うぉっ!?」
爆豪は急に緑谷の首元を持つ
すると、宣言した
爆豪「ぶっ飛ばす!」
緑谷「えっ?うわあぁぁ!?」
爆豪「スッキリしねぇが、今の実力差じゃ、まだこんな勝ち方しかねぇ!」
緑谷「ちょっ!?まさかっ!!」
爆豪「死ねぇ!!!」
緑谷(死ね?)
爆発を使った爆風により、緑谷は脱出ゲートに向かって投げられた
そのせいで腕が傷んでしまった
緑谷(ってぇ!マジかかっちゃん!?)
爆豪「ぐっ...」
緑谷(でも、オールマイトが宙に浮いてる今なら、ゴールを!)
オールマイト【
爆豪「チッ!」
緑谷「ぐっ!SMASH!!!」
オールマイトの接近に直前で気づいた緑谷はオールマイトに向けてSMASHを放つ、さすがに威力を相殺するなどの芸当は出来なかったが、この攻撃によりオールマイトは更に宙へと浮いた!
爆豪「籠手は最大火力をノーリスクで撃つためだ!バカだったぜ...リスクを避けて、あんたに勝てるはずなかったわ!はああぁ!!」
緑谷(!?体育祭で見せた特大火力!二度も!)
爆豪「行けぇ!!デク!!!はやしろ!!!!」
緑谷「っ!うんっ!!」
爆豪「さっさと役に立て!!クソカス!!」
まだまだ迫ってくるオールマイトに向けて、爆豪は更に爆破を行う!
しかし、その負担は凄まじく、徐々に腕を傷つけてしまっている
爆豪「ぐっ...くっ...」
緑谷(ぐっ...痛くても...進むんだ!ゲートに向かえば、オールマイトは僕を阻止しようとするはず...かっちゃんなら!その隙をっ!)
爆豪が迫ってきたオールマイトに爆破を行った!
しかし、それは回避され、逆に攻撃を受けてしまう!
オールマイト「ぬぅ!!!」
緑谷「...あっ...」
オールマイト「寝てな、爆豪少年...そういう身を滅ぼすやり方は、悪いが、先生的に少しトラウマもんでね...痛っ」
爆豪「...はぁっ...はぁっ...はよ...行けや...クソナード...折れて...折れて...自分をねじ曲げてでも選んだ勝ち方で...それすら...かなわねえなんて....嫌だッ!」
爆豪を押さえつけている手のひらを爆豪は歯で噛む
少しでも勝てるように!
緑谷(っ!かっちゃん!!)
オールマイト「とっ!行かせ...」
緑谷「どいてください!!オールマイト!!!SMASH!!!!」
オールマイト「くっ!そうは...」
オールマイトは咳を込み、血を吐き出しながら、体から蒸気を発生させている!
オールマイト(さっきの火力...ちょっと前の技よりも威力が高かった...まさか、この土壇場で出力を無意識的に上げたのか!)
さっき放ったSMASHに使ったOFAの出力は、10%とは比較にもならず、一時的だが、アドレナリンや集中状態の維持によって、瞬間的に、コンマ数秒の間だけ、15%にまで上げることに成功したのだった
緑谷(っ...気絶してる...ごめんよ...かっちゃん!僕ってやつは...)
オールマイト「全く...一人でゲートを潜ればクリア出来ていたものを...思いっきり....殴ったね...」
(そうだよ...初めっからそうだったよ...君は、救いを求める者をどうしようもなく助けてしまう!そしてその時、そこに壁など一つもないんだ!そうだ...君は...そういう人間だった!!痛て...)
アナウンス『緑谷・爆豪チーム、条件達成!一年A組!期末テスト!演習試験の全演習、終了!』
麗日「うわぁ!!」
梅雨「りぇい!」
飯田「さすがだ、緑谷君、爆豪君!」
八百万「まさか...あそこからクリアするなんて...」
司「全く...世話のやけるヤツらだ」
響香「ちょっと司、もうちょっと喜びなよ!!」
司「喜んでいるさ、まさか、あそこまで強くなるなんてな...」
静かにガッツポーズを決めた司
それに気づいた響香は...
響香「...全く...素直じゃないんだから...」
司「?なんか言ったか?」
響香「ううん、何も」
これにて試験を終えた一年A組
ある者は弱さを知り一歩進んだ人、ヒーローの必要なものを教えられた人、壁に阻まれた人、無力さに襲われた人、新たな目標に向かう者...
悲喜こもごもの中、期末試験は終了したのだった
しかし、ヒーロー側が進むのと同時に、ヴィラン側も着実にその根を伸ばしていたのだった...
side死柄木たち
黒霧「気になりますか?死柄木弔...その少年、緑谷出久と光司が」
死柄木は2枚の写真を手に持っている
その写真には、体育祭で撮られていた緑谷と司の姿があった
緑谷は、USJで唯一、自分に向かってきたヒーローの卵だ
司は、常にヒーロー殺しを観察していた死柄木達が、偶然、変身する場面を見ることができ、そのヒーロー殺しをフルボッコにした人間だ
カランっ!
BARの扉が開いた
義爛「死柄木さん、こっちじゃ連日、あんたらの話で持ち切りだぜ...何かでけえことが始まるんじゃねぇかっ...」
その言葉を遮るように、死柄木は手に持っていた写真二枚を崩壊させた
そして、義爛に対して質問する
死柄木「で?そいつらは?」
義爛「ふっ...」
タバコを加えていた奴は、扉の後ろへと移動した
すると、恐らく他の奴であろう人間の足音が聞こえた
扉からは、1人の男と、学生のような少女が現れた
荼毘「あんたがそうか...写真で見てたが、生で見ると気色悪いな」
トガヒミコ「うはっ!手の人!ステ様の仲間だよね!!ねぇ?私も入れてよ!
生き残った闇の者たちは、退ける度に、その力を増しながら動き出すのだった...
そのことを、ヒーローと世間は知る由もなかった...
今回のサブタイトルは仮面ライダーカブトからです
先に言っておきますが、一応映画の2人の英雄の部分はやります
他の映画はまだ未定です...感想でやって欲しいか書いてください