無個性として転生したので、仮面ライダーになります!   作:姫神ららか

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どうも、ららかです

あともうちょっとで30話...頑張ります!
感想・評価等をよろしくお願いします!(出来れば良い方で...)


28.俺は、俺の、思いを貫く。

 

死柄木「...黒霧!こいつら飛ばせ!!俺の大嫌いなもんがセットで来やがった!ガキと礼儀知らず!」

 

黒霧「まぁまぁ、せっかくご足労いただいたのですから、話だけでも伺いましょう、死柄木弔...それに、あの大物ブローカーの紹介...戦力的に間違いないはずです」

 

義爛「何でもいいが手数料は頼むよ、黒霧さん...とりあえず紹介だけでも聞いときなよ...まずこちらのかわいい女子高生...名前も顔もしっかりメディアが守ってくれたちゃってるが、連続失血死事件の容疑者として追われている」

 

トガヒミコ「トガです!トガヒミコ!!生きにくいです!生きやすい世の中になってほしいものです!ステ様になりたいです!ステ様を殺したい!!だから敵連合(ヴィランれんごう)に入れてよ!弔君!」

 

死柄木「...意味がわからん、破綻者か」

 

義爛「会話は一応成り立つ、きっと役に立つよ〜次、こっちの彼...目立った罪は犯してないが、ヒーロー殺しの思想にえらく固執してる」

 

荼毘「...不安だな...この組織、本当に大義はあるのか?まさかこのイカれおんなを入れるんじゃねえよな?」

 

トガヒミコ「えっ!?」

 

死柄木「おいおい、その破綻JKすらできることがお前は出来てない、まず名乗れ、大人だろ」

 

荼毘「今は荼毘で通してる」

 

死柄木「とおすな本名だ!」

 

 

荼毘は自分の名前を誤魔化したが、死柄木はそれに突っかかる

しかし、その事に荼毘は...

 

 

荼毘「出す時になったら出すさ...とにかく、ヒーロー殺しの意思は俺が全うする」

 

死柄木「聞いてないことは言わないでいいんだ、全く...どいつもこいつもステインステインと...よくないな」

 

黒霧「あっ、いけない、死柄木...」

 

死柄木「気分が良くない」

 

 

死柄木の瞳が荼毘とトガヒミコを見つめる

その瞳から感じた、恐怖の象徴とも言えるその殺意というものに、魅入られてしまった

 

 

死柄木「ダメだお前ら!」

 

 

死柄木は手のひらを2人に伸ばす!

トガヒミコと荼毘はそれに反撃するように行動したが...

黒霧のワープによって、防がれた

 

 

黒霧「落ち着いてください、死柄木弔!あなたが望むままを行うのなら、組織の拡大は必須!くしくも、注目されている今がその拡大のチャンス!排斥ではなく、受容を!利用しなければ、すべて...彼の残した思想もすべて」

 

死柄木「うるさい」

 

義爛「どこ行く?」

 

死柄木「うるさい!」

 

 

死柄木は不機嫌そうに、BARを出た

その姿を4人が見つめる...

 

 

義爛「取引先にとやかく言いたかないが...若いね、若すぎるよ」

 

トガヒミコ「殺されるかと思った」

 

荼毘「...気色悪い」

 

黒霧「返答は、後日でもよろしいでしょうか?彼も自分がどうすべきか分かっているはずだ...分かっているからこそ、何も言わずに出ていったのです...オールマイト・ヒーロー殺し、もう2度も鼻を折られた...必ず導き出すでしょう...あなた方も、自分自身も納得するお返事を...」

 

 

ヴィラン達が巨悪を築こうとしている

死柄木は何を思ったのか、ここにいる者たちには分からなかった...

しかし、今宵の出来事こそが、敵連合(ヴィランれんごう)のスタートの皮切りとなった...

 

 

 

試験を終えた雄英高校にて...

とある者達が絶望していた

 

 

芦戸「みんな...合宿の土産話...楽しみに...してる...から...」

 

緑谷「まっ、まだ分からないよ!どんでん返しがあるかもしれないよ!」

 

瀬呂「よせ緑谷...それ口にしたらなくなるパターンだ」

 

 

緑谷の目の前にいる芦戸・上鳴・切島・障子の4人は絶望していた

実技試験を突破できなかった者たちには、補習という地獄が待っているからだ

 

 

上鳴「試験で赤点取ったら林間合宿に行けずに補習地獄、そして俺たちは実技クリアならず...これでまだ分からんのなら貴様の偏差値は猿以下だ!!」

 

緑谷「ぎえぇぇぇ!!」

 

瀬呂「落ち着け長え、分かんねぇのは俺もさ...峰田のおかげでクリアしたけど、寝てただけだ...とにかく!採点基準が明かされてない以上は...」

 

上鳴「同情するなら何かもう色々くれ!!」

 

司「...その心配は無さそうだが...まぁいいか」

 

芦戸「うぇーん!合宿行きたかったよ〜!!」

 

 

すると、教室の扉が開いた

相澤先生だ

 

 

相澤「予鈴が鳴ったら席に着け!」

 

 

シーンっとしている

しかし、上鳴達は未だに絶望中だ

 

 

相澤「おはよう、今回の期末テストだが、残念ながら赤点が出た...したがって林間合宿は...全員行きます!」

 

 

切島・障子・芦戸・上鳴「「「「どんでん返しだぁ〜!」」」」

 

 

切島「行っていいんすか?俺ら!」

 

芦戸「ホントに?」

 

相澤「ああ、赤点者だが、筆記の方はゼロ...実技で切島・上鳴・芦戸・障子...あと瀬呂が赤点だ」

 

瀬呂「えっ?やっぱり...確かにクリアしたら合格とは言わなかったもんな...」

 

相澤「今回の試験、我々ヴィラン側は生徒に勝ち筋を残しつつ、どう課題と向き合うかを見るように動いた...でなければ、課題うんぬんの前に、詰むやつばかりだったろうからな」

 

尾白「本気で叩き潰すとおっしゃっていたのは...」

 

相澤「追い込むためさ...そもそも林間合宿は強化合宿だ、赤点取ったやつこそ、ここで力をつけてもらわなきゃならん...合理的虚偽ってやつさ!」

 

 

切島・障子・芦戸・上鳴「「「「合理的虚偽!?!?」」」」

 

 

飯田「またしてもやられた...さすが雄英だ!しかし2度も虚偽を重ねられると、信頼に揺らぎが生じるかと!!」

 

麗日「わぁ...水差す飯田君...」

 

司「それで頑張れるならいいんじゃね?」

 

響香「でも...確かに嘘は良くないよ?」

 

相澤「確かにな、省みるよ...ただ全部嘘って訳じゃない、赤点は赤点だ!お前らには別途に補習時間を設けてる...ぶっちゃけ学校に残っての補習よりきついからな!」

 

 

再び絶望した5人

林間合宿...どうなることやら...

 

 

放課後にて...

 

 

尾白「まぁ、何はともあれ、全員で行けて良かったね!」

 

飯田「1週間の強化合宿か...」

 

緑谷「結構な大荷物になるね」

 

上鳴「俺、水着とか持ってねぇよ...色々買わねぇとな」

 

峰田「暗視ゴーグル!」

 

司「...何持ってけばいいんだ?」

 

響香「無難なものでいいんじゃない?どうせアイテムは持ってくんでしょ?」

 

司「そうしねぇと戦えないしな」(大嘘)

 

 

みんなで林間合宿の荷物について話していると....

葉隠が口を開いた

 

 

葉隠「あっ、じゃあさ!明日休みだし、テスト明けだしってことで!A組みんなで買い物行こうよ!!」

 

上鳴「うおっ!いい!!何気にそういうの初じゃね?」

 

麗日「うん!」

 

切島「おい爆豪!お前も来い!」

 

爆豪「行ってたまるか、かったりい」

 

緑谷「轟くんも行かない?」

 

轟「休日は見舞いだ」

 

峰田「ノリが悪いよ!空気読めやKY男ども!!」

 

響香「司も行くでしょ?」

 

司「どっちでもいいが...まぁ行くぞ」

 

 

そんなこんなでショッピングへと行くことが決まった

何か嫌な予感がした司だが、そんな事を忘れつつ、当日になった

 

 

芦戸「てな感じでやって来ました〜!県内最大店舗数を誇る、ナウでヤングな最先端!木椰区ショッピングモール!!」

 

司「ここが木椰区の世界か...広いな」

 

峰田「また変な言い回ししてるぜ...」

 

緑谷「個性の差による多様な形態を数でカバーするだけじゃなく、ティーンからシニアまで幅広い...ブツブツブツブツ」

 

常闇「幼子が怖がるぞ、よせ」

 

 

すると、他のモブキャラが反応した

 

 

モブ1「あっ、あれ雄英生徒じゃん!」

 

モブ2「一年!」

 

モブ3「テレビで見てたぜ!」

 

モブたち「体育祭ウェーイ!!」

 

 

まだまだ影響力がある雄英体育祭での活躍

それに対する反応は...

 

 

麗日「うおお...まだ覚えてる人いるんだ」

 

響香「とりあえず、ウチ大きめなキャリーバッグ買わなきゃ...」

 

八百万「あら、では一緒に回りましょうか」

 

峰田「ピッキング用品と小型ドリルってどこに...」

 

上鳴「俺アウトドア系の靴ねえから買いてえんだけど」

 

葉隠「あっ!私も私も!」

 

飯田「靴は履き慣れたものとしおりに書いて...あっ、しかしなるほど、用途に合ったものを選ぶべきなのか?」

 

 

すると、切島が口を開いた

まとめるように...

 

 

切島「みんな、目的バラけてっし、時間決めて自由行動すっか!」

 

芦戸「賛成!!」

 

切島「んじゃ3時にここ集合な!」

 

一同「「「「異議なーし!」」」」

 

 

そう決めた後、すぐさまみんなが行動した

色々な場所へと移動していき、そこには緑谷と麗日と司しか残ってなかった

 

 

緑谷「みんな...行動早いな」

 

麗日「うん...」

 

司「俺何買おっかな...」

 

 

司は何を買うかをまだ考えている

ショッピングモールには合金などは売っていないため、暇なのだ!

 

 

緑谷「麗日さんと司くんはどうする?僕はウエートリストちょっと重めの物が欲しいんだけど...」

 

麗日「私は虫除け...」

 

 

そう口にしようとすると...試験で青山に言われた事を思い出した

モニタールームでは聞こえなかったが、青山は麗日の恋心を指摘したらしい...

すると、麗日の顔は徐々に感情が昂っていき...

 

 

麗日「むっ...虫除け〜っ!」

 

緑谷「虫!?」

 

 

麗日はその場を逃げるように去って行った

ここには司と緑谷しかいない

 

 

緑谷「...せっかくみんなで来たのに...僕たち2人...」

 

司「...元気出せよ」

 

 

珍しく寄り添っている

すると、緑谷が質問する

 

 

緑谷「司くんは何を買うの?」

 

司「そうだなぁ...ぶっちゃけ何もねぇんだよな〜素材があるって訳でもないし...緑谷に着いて行こっかな!」

 

緑谷「本当!?じゃあ早速...」

 

 

二人で移動しようとすると、誰かが話しかけて来て、2人の肩に腕を乗せた

その男は、雄英体育祭を見ていたらしく、その話題で話しかけていた

 

 

死柄木「おっ、雄英の人だすげぇ...サインくれよ」

 

緑谷「えっ?ああ...」

 

司(?なんだコイツ...どっかで...見たような...?顔が見えねぇ...)

 

 

司は何かを考えた

目の前に来たフードを被った男、その男には会った事は無いのは分かっているが、見たことがあるような感じがした

 

 

死柄木「確か体育祭で結構ボロボロんなってたやつだよな!」

 

緑谷「あっ、はい...」

(すごいな雄英...やっぱり沢山の人に見られて覚えられてるんだ...)

 

死柄木「んで確か、保須事件の時にヒーロー殺しと遭遇したんだっけ?すげえよな!」

 

緑谷「よく...ご存知で...」

 

死柄木「いやほんとに信じらんねぇぜ...こんなとこでまた会うとは」

 

司「!緑...」

(!?すでに指がッ!)

 

気づいた頃にはもう遅く、緑谷と司の首には4つの指で触られている

緑谷もその男の正体に気づいたが、時すでに遅しというやつだ

 

 

死柄木「お前にとっては雄英襲撃以来になるか...1人は見たことねぇが...お茶でもしようか、緑谷出久と光司」

 

緑谷(死柄木...弔!)

 

死柄木「落ち着いて呼吸を整えろよ、俺はお前たちと話がしたいんだ...それだけさ、少しでもおかしな挙動を見せてみろよ...簡単に俺の5指が全てこの首に触れた瞬間...喉の皮膚から崩れ始め、1分と経たないうちにお前らは塵と化すぞ」

 

 

2人は脅されていた

そして、司と死柄木は初めて相敵したのに...なぜか情報を知っている...

 

 

緑谷「...こんな人混みでやったら...すぐにヒーローが来て捕まるぞ」

 

死柄木「だろうな、でも見てみろよこいつらを!いつ誰が個性を振りかざしてもおかしくなあってのに、なんで笑って群れている?法やルールってのは詰まるところ、個々人のモラルの前提だ...するわけねぇと思い込んでんのさ...捕まるまでに20...いや、30人は壊せるだろうな〜」

 

司「お前っ...」

(こんな事になるなら、アイテムを持って来ればよかったっ!)

 

 

司は今回は買い物だけだと思い込んでしまっていた結果、ほぼ全てのアイテムを家に置いてきてしまっていた

もしもの場合に、ウィザードやクウガのベルトは出現させ変身できるようにしているが、この距離ではそれがすでに出来なくなっている

 

 

緑谷・司「「...話って...なんだよ」」

 

 

2人は抵抗するのを諦めた

緑谷だけは抵抗できるが、あいにく司は無個性かつすぐに変身できるのはゲムデウスだが、その姿は群衆にパニックを引き起こす可能性があるため、大人しく諦めた

 

 

死柄木「ハハハッ!いいねぇ...せっかくだ、腰でも掛けてまったり話そうじゃないか」

 

 

そうして、3人は腰を掛けた

諦めた2人だが、警戒心は解いていない

 

 

死柄木「大体何でも気に入らないんだけどさ、今一番腹が立つのはヒーロー殺しとお前だ...光司」

 

緑谷「!仲間じゃないのか?」

 

司「!俺が気に入らないか?」

 

死柄木「俺は認めちゃいないが世間じゃそうなってる...問題はそこだ、ほとんどの目がヒーロー殺しと、お前の変身したあの姿に釘付けにされている...雄英襲撃も、保須で放った脳無も、全部お前らに食われた...誰も俺を見ないんだよ...なぜだ?光司が注目は分かる...だが、いくら能書きたれようが、結局やつも気に入らないものを壊していただけだろ?」

 

司「なんだ、ただ復讐心と目立ちたがりの道化か...くだらないな」

 

 

そう司は言い放った

その言葉に死柄木は舌打ちしたが、死柄木はさらに質問した

 

 

死柄木「俺と何が違うと思う?緑谷、司」

 

緑谷「何が...違うかって...僕は...お前のことは理解も納得もできない...ヒーロー殺しは納得はしないけど、理解はできたよ...僕もヒーロー殺しも始まりは、オールマイトだったから」

 

 

緑谷の脳内には、ヒーロー殺しが浮かんでいた

ステインの言った、『全ては正しき社会の為に』というセリフが...

 

 

緑谷「僕は...あの時助けられた...少なくともあいつは、壊したいが為に壊してたんじゃない」

 

 

死柄木(回想)『今回はゲームオーバーだ...帰ろっか』

 

 

緑谷「お前のように、いたずらに投げ出したりもしなかった!やり方は間違ってても理想に生きようとしてた...だと思う」

 

 

緑谷は自分の意見を言った

そして、司はというと...

 

 

司「...なにも変わらんさ...お前はそこまで大した奴じゃないと言うだけだ...オールマイトに勝つなど1000年早い」

 

 

2人は死柄木から殺意を感じる

その視線は恐怖そのものだったが...

 

 

死柄木「ああ...何かすっきりした...点が線になった気がする、なんでヒーロー殺しがムカつくか...なんでお前らが鬱陶しいか分かった気がする!ふっ...全部オールマイトだ!」

 

緑谷「ハッ...」

 

死柄木「そうか、そうだよな...結局そこに辿り着くんだ...ハハッ...何をもんもんと考えていたんだろう俺は、こいつらがヘラヘラ笑って過ごしてるのも、オールマイトがヘラヘラ笑ってるからだよな」

 

 

緑谷と司の首が少し絞まる

少し苦痛な声が緑谷から出たが、司はうんともすんともしていなかった

 

 

死柄木「あのゴミが!救えなかった人間などいなかったかのように、ヘラヘラ笑ってるからだよなぁ!!ああ話せてよかった、いいんだ、ありがとう緑谷・司...俺は何ら曲がることはない、っと!暴れるなよ緑谷、死にたいのか?民衆が死んでもいいってことか?少しは司を見習えよ?」

 

緑谷「くっ...かぁっ...」

 

司「...ぐっ...」

 

 

司も少し苦しみ出す

いくら人間を超越したハザードレベル6.0の人間でも、さすがに長時間の首絞めはキツイのだ

 

 

死柄木(皮肉なもんだぜヒーロー殺し...対極にある俺を生かしたお前の理想・信念!全部俺の踏み台となる!!)

 

 

緑谷がもう限界そうな時、ある人がやってきた

 

 

麗日「デクくん?司くん?お友達じゃ...ないよね?」

 

 

死柄木はそのヴィランの視線を麗日に向ける

それに恐怖するが、それでも言った

 

 

麗日「手...離して...」

 

緑谷「なっ、何でもないよ大丈夫!だから!来ちゃダメ!!」

 

司「来んなっ!」

 

死柄木「連れがいたのか!ごめんごめん...追ってきたりしたら分かるな?」

 

麗日「あっ...デクくん!司くん!」

 

緑谷「はぁっ...待て!死柄木弔!!」

 

麗日「えっ!?死柄木って...」

 

緑谷「オール・フォー・ワンは...何が目的なんだ!?」

 

死柄木「...知らないな...それより気をつけときな、次会う時は殺すと決めた時だろうから」

 

麗日「んっ!」

 

緑谷(今なら...油断している今なら、OFAを10%を使えば捕らえられるっ!)

 

司「追うな緑谷、いくら10%の力で奴に近づいても、その刹那の時にはもう遅くなる...だから待て...緑谷!」

 

緑谷「あっ...うん」

 

 

死柄木は民間人に溶け込んで消えた

どこかへと去って行ったのだった...

 

 

 

死柄木(信念も理想も鼻からあったよヒーロー殺し...何も変わらない!しかし、これからの行動は全てそこへと繋がる...オールマイトの居ない世界を創り、正義とやらがどれだけ脆弱かを暴いてやろう!そして...今日からそれを、信念と呼ぼう)

 

 

ステイン(回想)『俺を殺していいのは、本物のヒーロー!!オールマイトだけだ!!!!』

 

 

死柄木(全部、オールマイトだ♪)

 

 

緑谷(語り部)『麗日さんの通報により、ショッピングモールは一時的に閉鎖、区内のヒーローと警察が緊急創作に当たるも、結局死柄木は見つからず...僕と司くんはその日のうちに警察署に連れられ、敵連合(ヴィランれんごう)の捜査に加わっている塚内さんに、主犯....死柄木弔の人相や会話内容などを伝えた』

 

 

塚内「うーん...聞く限り、連中も一枚岩じゃないみたいだな...オールマイト打倒は変わらず...と言ったとこかな...うん...よし、とりあえずありがとう、緑谷君、司君」

 

緑谷「あっ...いえ、僕が引き止めていれば良かったんですけど...」

 

司「全く...相変わらずだな緑谷は...そういう自己犠牲は尊い行いかもだが...必ずしも正しいという訳ではないぞ、命があるからこそ、人を救えるんだ」

 

塚内「むしろ、自分と市民の命を握られながらよく耐えたよ...普通なら恐怖でパニックになってもおかしくない、犠牲者ゼロは君たちが冷静でいたおかげだ」

 

 

そうして、取り調べを終えた

司は警察署の前から帰り、緑谷はオールマイトと合流した

 

 

オールマイト「緑谷少年!塚内君!」

 

緑谷「オールマイト...なんで?」

 

塚内「個人的な話があってね」

 

オールマイト「よかった...無事で何よりだ...所で司少年は?」

 

塚内「彼は先に帰って行ったよ...2人とも無事だ」

 

オールマイト「良かった...無事で何よりだ、助けてやれなくてすまなかったな...司少年にも言いたかったのだが...あいにく時間がね」

 

緑谷「いえ...あの、オールマイト」

 

 

緑谷は死柄木のあの目を思い浮かべる

死柄木の言っていた、救えなかった人というセリフを...

 

 

オールマイト「なんだい?」

 

緑谷「オールマイトにも、助けられなかったことあるんですか?」

 

オールマイト「んっ........あるよ、たくさん」

 

 

緑谷は少し口を開ける

予想は少ししていたが、実際に聞くのは別というものだ

 

 

オールマイト「今でもこの世界のどこかで、誰かが傷つき倒れてるかもしれない...悔しいが私も人だ、手の届かない場所の人間は救えないさ...だからこそ、笑った立つ」

 

緑谷「あっ...」

 

オールマイト「正義の象徴が人々の、ヒーローたちの、悪人たちの心を常に灯せるようにね」

 

塚内「...死柄木の発言を気にしてる、多分逆恨みか何かだろうさ...彼が現場に来て救えなかった人間は、今まで1人もいない」

 

 

すると、足音が響く

どうやら誰かが来たようだ

 

 

塚内「さぁ、遅くなってしまった...お迎えだ」

 

引子「出久!」

 

緑谷「んっ...お母さん!」

 

引子「出久...もうやだよぉ、お母さん心臓がもたないよ」

 

 

母は涙を浮かべている

その声から発せられる言葉は掠れており、相当な心配をかけたことが分かる

 

 

緑谷「...ごめんね、大丈夫だよ、何ともないから泣かないでよ...ヒーローと警察がしっかり守ってくれてるよ!」

 

塚内「山茶、送迎の手配を」

 

山茶「はっ!」

 

 

そうして、緑谷は帰って行った

そして、残された2人は何やら話している

 

 

塚内「今回は、偶然の遭遇だったようだが...今後彼等...ひいては、生徒が狙われる可能性は低くないぞ...もちろん引き続き警戒態勢は敷くが...学校側も、思い切った方がいいよ...強い光ほど闇も大きくなる...雄英を離れることも、視野にいれておいた方がいい」

 

オールマイト「...教師生活...まだ3ヶ月ちょっとだぜ...」

 

塚内「ハハッ、だから前に言ったろ?向いてないって」

 

オールマイト「...」

 

塚内「オール・フォー・ワン...今度はちゃんと捕まえよう」

 

オールマイト「うん...今度こそ...またよろしくな、塚内君」

 

塚内「おう」

 

 

2人が覚悟を決めたのだった...

そんな中司は...

部屋に籠って調べ事をしていた

 

 

司「...やはり俺の記憶が劣化しているな」

 

 

司のパソコンの画面には、なにやら色々な情報が書かれており、司の肉体の記録には、常に何かが変わっているという資料があった

 

 

例:バグスターウイルスによる変化・アイテムの進化による適応変化など...

 

 

司「ショッピングモールの出来事を俺は知っていたはず...原作を忘れつつあるのか?」

 

 

光司は転生者であり、ヒロアカという世界を知っている

故に、原作知識はあるのだが、なぜか今回な出来事を忘れてしまっていた

 

 

司「...今のうちに俺の覚えている出来事を、記しておくか」

 

 

【司が覚えているヒロアカの出来事を記した資料の一部】

1.I•アイランドによる事件

2.林間合宿でヴィランが来る

3.オールマイトとオール・フォー・ワンが戦うが、どっちが勝つかは覚えていない

4.壊理ちゃんによる個性破壊の事件

5.etc...

 

 

司「あまりこういうことは原作キャラが解決すべきと思うが...俺はこの世界で生きてるんだし、多少は頑張るとするか...それが俺の役目なんだろ」

 

 

司は少しだけ拳を握った

今を生きる皆のために、戦う事を決意する!

しかし、それは闇側も同じこと...

 

 

sideヴィラン

 

 

ドクター「いやに、嬉しそうじゃないか先生...敵連合(ヴィランれんごう)が着実に仲間を増やしているからかね?」

 

AFO「フフハハッ...違うよドクター、死柄木弔が信念を抱いたことにさ...その信念に賛同するもの達こそが、敵連合(ヴィランれんごう)には必要なのだ...全ては彼に決めさせる、助けを呼ぶなら当然助ける...そうなった時の準備もしている...彼が次の”僕”となるための...」

 

ドクター「そうかい、所で、雄英生徒の...確か、光司だったか...あの子の変身能力を知りたいのぉ〜」

 

AFO「彼の言葉が本当なら、無個性らしいが...そうとは思えないね...少し、その準備もしておこう」

 

 

緑谷以外にも、狙われる事が確定した司

どうなることやら...

それを知るのはまだ先であった...





今回のサブタイトルは仮面ライダーセイバーからです!
ついに目をつけられた司!
一体どうなっちゃうの〜!?
連載をお楽しみに!

予告:次回はようやく映画の部分です!
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