無個性として転生したので、仮面ライダーになります! 作:姫神ららか
どうも、ららかです
あともうちょっとで30話...頑張ります!
感想・評価等をよろしくお願いします!(出来れば良い方で...)
死柄木「...黒霧!こいつら飛ばせ!!俺の大嫌いなもんがセットで来やがった!ガキと礼儀知らず!」
黒霧「まぁまぁ、せっかくご足労いただいたのですから、話だけでも伺いましょう、死柄木弔...それに、あの大物ブローカーの紹介...戦力的に間違いないはずです」
義爛「何でもいいが手数料は頼むよ、黒霧さん...とりあえず紹介だけでも聞いときなよ...まずこちらのかわいい女子高生...名前も顔もしっかりメディアが守ってくれたちゃってるが、連続失血死事件の容疑者として追われている」
トガヒミコ「トガです!トガヒミコ!!生きにくいです!生きやすい世の中になってほしいものです!ステ様になりたいです!ステ様を殺したい!!だから
死柄木「...意味がわからん、破綻者か」
義爛「会話は一応成り立つ、きっと役に立つよ〜次、こっちの彼...目立った罪は犯してないが、ヒーロー殺しの思想にえらく固執してる」
荼毘「...不安だな...この組織、本当に大義はあるのか?まさかこのイカれおんなを入れるんじゃねえよな?」
トガヒミコ「えっ!?」
死柄木「おいおい、その破綻JKすらできることがお前は出来てない、まず名乗れ、大人だろ」
荼毘「今は荼毘で通してる」
死柄木「とおすな本名だ!」
荼毘は自分の名前を誤魔化したが、死柄木はそれに突っかかる
しかし、その事に荼毘は...
荼毘「出す時になったら出すさ...とにかく、ヒーロー殺しの意思は俺が全うする」
死柄木「聞いてないことは言わないでいいんだ、全く...どいつもこいつもステインステインと...よくないな」
黒霧「あっ、いけない、死柄木...」
死柄木「気分が良くない」
死柄木の瞳が荼毘とトガヒミコを見つめる
その瞳から感じた、恐怖の象徴とも言えるその殺意というものに、魅入られてしまった
死柄木「ダメだお前ら!」
死柄木は手のひらを2人に伸ばす!
トガヒミコと荼毘はそれに反撃するように行動したが...
黒霧のワープによって、防がれた
黒霧「落ち着いてください、死柄木弔!あなたが望むままを行うのなら、組織の拡大は必須!くしくも、注目されている今がその拡大のチャンス!排斥ではなく、受容を!利用しなければ、すべて...彼の残した思想もすべて」
死柄木「うるさい」
義爛「どこ行く?」
死柄木「うるさい!」
死柄木は不機嫌そうに、BARを出た
その姿を4人が見つめる...
義爛「取引先にとやかく言いたかないが...若いね、若すぎるよ」
トガヒミコ「殺されるかと思った」
荼毘「...気色悪い」
黒霧「返答は、後日でもよろしいでしょうか?彼も自分がどうすべきか分かっているはずだ...分かっているからこそ、何も言わずに出ていったのです...オールマイト・ヒーロー殺し、もう2度も鼻を折られた...必ず導き出すでしょう...あなた方も、自分自身も納得するお返事を...」
ヴィラン達が巨悪を築こうとしている
死柄木は何を思ったのか、ここにいる者たちには分からなかった...
しかし、今宵の出来事こそが、
試験を終えた雄英高校にて...
とある者達が絶望していた
芦戸「みんな...合宿の土産話...楽しみに...してる...から...」
緑谷「まっ、まだ分からないよ!どんでん返しがあるかもしれないよ!」
瀬呂「よせ緑谷...それ口にしたらなくなるパターンだ」
緑谷の目の前にいる芦戸・上鳴・切島・障子の4人は絶望していた
実技試験を突破できなかった者たちには、補習という地獄が待っているからだ
上鳴「試験で赤点取ったら林間合宿に行けずに補習地獄、そして俺たちは実技クリアならず...これでまだ分からんのなら貴様の偏差値は猿以下だ!!」
緑谷「ぎえぇぇぇ!!」
瀬呂「落ち着け長え、分かんねぇのは俺もさ...峰田のおかげでクリアしたけど、寝てただけだ...とにかく!採点基準が明かされてない以上は...」
上鳴「同情するなら何かもう色々くれ!!」
司「...その心配は無さそうだが...まぁいいか」
芦戸「うぇーん!合宿行きたかったよ〜!!」
すると、教室の扉が開いた
相澤先生だ
相澤「予鈴が鳴ったら席に着け!」
シーンっとしている
しかし、上鳴達は未だに絶望中だ
相澤「おはよう、今回の期末テストだが、残念ながら赤点が出た...したがって林間合宿は...全員行きます!」
切島・障子・芦戸・上鳴「「「「どんでん返しだぁ〜!」」」」
切島「行っていいんすか?俺ら!」
芦戸「ホントに?」
相澤「ああ、赤点者だが、筆記の方はゼロ...実技で切島・上鳴・芦戸・障子...あと瀬呂が赤点だ」
瀬呂「えっ?やっぱり...確かにクリアしたら合格とは言わなかったもんな...」
相澤「今回の試験、我々ヴィラン側は生徒に勝ち筋を残しつつ、どう課題と向き合うかを見るように動いた...でなければ、課題うんぬんの前に、詰むやつばかりだったろうからな」
尾白「本気で叩き潰すとおっしゃっていたのは...」
相澤「追い込むためさ...そもそも林間合宿は強化合宿だ、赤点取ったやつこそ、ここで力をつけてもらわなきゃならん...合理的虚偽ってやつさ!」
切島・障子・芦戸・上鳴「「「「合理的虚偽!?!?」」」」
飯田「またしてもやられた...さすが雄英だ!しかし2度も虚偽を重ねられると、信頼に揺らぎが生じるかと!!」
麗日「わぁ...水差す飯田君...」
司「それで頑張れるならいいんじゃね?」
響香「でも...確かに嘘は良くないよ?」
相澤「確かにな、省みるよ...ただ全部嘘って訳じゃない、赤点は赤点だ!お前らには別途に補習時間を設けてる...ぶっちゃけ学校に残っての補習よりきついからな!」
再び絶望した5人
林間合宿...どうなることやら...
放課後にて...
尾白「まぁ、何はともあれ、全員で行けて良かったね!」
飯田「1週間の強化合宿か...」
緑谷「結構な大荷物になるね」
上鳴「俺、水着とか持ってねぇよ...色々買わねぇとな」
峰田「暗視ゴーグル!」
司「...何持ってけばいいんだ?」
響香「無難なものでいいんじゃない?どうせアイテムは持ってくんでしょ?」
司「そうしねぇと戦えないしな」(大嘘)
みんなで林間合宿の荷物について話していると....
葉隠が口を開いた
葉隠「あっ、じゃあさ!明日休みだし、テスト明けだしってことで!A組みんなで買い物行こうよ!!」
上鳴「うおっ!いい!!何気にそういうの初じゃね?」
麗日「うん!」
切島「おい爆豪!お前も来い!」
爆豪「行ってたまるか、かったりい」
緑谷「轟くんも行かない?」
轟「休日は見舞いだ」
峰田「ノリが悪いよ!空気読めやKY男ども!!」
響香「司も行くでしょ?」
司「どっちでもいいが...まぁ行くぞ」
そんなこんなでショッピングへと行くことが決まった
何か嫌な予感がした司だが、そんな事を忘れつつ、当日になった
芦戸「てな感じでやって来ました〜!県内最大店舗数を誇る、ナウでヤングな最先端!木椰区ショッピングモール!!」
司「ここが木椰区の世界か...広いな」
峰田「また変な言い回ししてるぜ...」
緑谷「個性の差による多様な形態を数でカバーするだけじゃなく、ティーンからシニアまで幅広い...ブツブツブツブツ」
常闇「幼子が怖がるぞ、よせ」
すると、他のモブキャラが反応した
モブ1「あっ、あれ雄英生徒じゃん!」
モブ2「一年!」
モブ3「テレビで見てたぜ!」
モブたち「体育祭ウェーイ!!」
まだまだ影響力がある雄英体育祭での活躍
それに対する反応は...
麗日「うおお...まだ覚えてる人いるんだ」
響香「とりあえず、ウチ大きめなキャリーバッグ買わなきゃ...」
八百万「あら、では一緒に回りましょうか」
峰田「ピッキング用品と小型ドリルってどこに...」
上鳴「俺アウトドア系の靴ねえから買いてえんだけど」
葉隠「あっ!私も私も!」
飯田「靴は履き慣れたものとしおりに書いて...あっ、しかしなるほど、用途に合ったものを選ぶべきなのか?」
すると、切島が口を開いた
まとめるように...
切島「みんな、目的バラけてっし、時間決めて自由行動すっか!」
芦戸「賛成!!」
切島「んじゃ3時にここ集合な!」
一同「「「「異議なーし!」」」」
そう決めた後、すぐさまみんなが行動した
色々な場所へと移動していき、そこには緑谷と麗日と司しか残ってなかった
緑谷「みんな...行動早いな」
麗日「うん...」
司「俺何買おっかな...」
司は何を買うかをまだ考えている
ショッピングモールには合金などは売っていないため、暇なのだ!
緑谷「麗日さんと司くんはどうする?僕はウエートリストちょっと重めの物が欲しいんだけど...」
麗日「私は虫除け...」
そう口にしようとすると...試験で青山に言われた事を思い出した
モニタールームでは聞こえなかったが、青山は麗日の恋心を指摘したらしい...
すると、麗日の顔は徐々に感情が昂っていき...
麗日「むっ...虫除け〜っ!」
緑谷「虫!?」
麗日はその場を逃げるように去って行った
ここには司と緑谷しかいない
緑谷「...せっかくみんなで来たのに...僕たち2人...」
司「...元気出せよ」
珍しく寄り添っている
すると、緑谷が質問する
緑谷「司くんは何を買うの?」
司「そうだなぁ...ぶっちゃけ何もねぇんだよな〜素材があるって訳でもないし...緑谷に着いて行こっかな!」
緑谷「本当!?じゃあ早速...」
二人で移動しようとすると、誰かが話しかけて来て、2人の肩に腕を乗せた
その男は、雄英体育祭を見ていたらしく、その話題で話しかけていた
死柄木「おっ、雄英の人だすげぇ...サインくれよ」
緑谷「えっ?ああ...」
司(?なんだコイツ...どっかで...見たような...?顔が見えねぇ...)
司は何かを考えた
目の前に来たフードを被った男、その男には会った事は無いのは分かっているが、見たことがあるような感じがした
死柄木「確か体育祭で結構ボロボロんなってたやつだよな!」
緑谷「あっ、はい...」
(すごいな雄英...やっぱり沢山の人に見られて覚えられてるんだ...)
死柄木「んで確か、保須事件の時にヒーロー殺しと遭遇したんだっけ?すげえよな!」
緑谷「よく...ご存知で...」
死柄木「いやほんとに信じらんねぇぜ...こんなとこでまた会うとは」
司「!緑...」
(!?すでに指がッ!)
気づいた頃にはもう遅く、緑谷と司の首には4つの指で触られている
緑谷もその男の正体に気づいたが、時すでに遅しというやつだ
死柄木「お前にとっては雄英襲撃以来になるか...1人は見たことねぇが...お茶でもしようか、緑谷出久と光司」
緑谷(死柄木...弔!)
死柄木「落ち着いて呼吸を整えろよ、俺はお前たちと話がしたいんだ...それだけさ、少しでもおかしな挙動を見せてみろよ...簡単に俺の5指が全てこの首に触れた瞬間...喉の皮膚から崩れ始め、1分と経たないうちにお前らは塵と化すぞ」
2人は脅されていた
そして、司と死柄木は初めて相敵したのに...なぜか情報を知っている...
緑谷「...こんな人混みでやったら...すぐにヒーローが来て捕まるぞ」
死柄木「だろうな、でも見てみろよこいつらを!いつ誰が個性を振りかざしてもおかしくなあってのに、なんで笑って群れている?法やルールってのは詰まるところ、個々人のモラルの前提だ...するわけねぇと思い込んでんのさ...捕まるまでに20...いや、30人は壊せるだろうな〜」
司「お前っ...」
(こんな事になるなら、アイテムを持って来ればよかったっ!)
司は今回は買い物だけだと思い込んでしまっていた結果、ほぼ全てのアイテムを家に置いてきてしまっていた
もしもの場合に、ウィザードやクウガのベルトは出現させ変身できるようにしているが、この距離ではそれがすでに出来なくなっている
緑谷・司「「...話って...なんだよ」」
2人は抵抗するのを諦めた
緑谷だけは抵抗できるが、あいにく司は無個性かつすぐに変身できるのはゲムデウスだが、その姿は群衆にパニックを引き起こす可能性があるため、大人しく諦めた
死柄木「ハハハッ!いいねぇ...せっかくだ、腰でも掛けてまったり話そうじゃないか」
そうして、3人は腰を掛けた
諦めた2人だが、警戒心は解いていない
死柄木「大体何でも気に入らないんだけどさ、今一番腹が立つのはヒーロー殺しとお前だ...光司」
緑谷「!仲間じゃないのか?」
司「!俺が気に入らないか?」
死柄木「俺は認めちゃいないが世間じゃそうなってる...問題はそこだ、ほとんどの目がヒーロー殺しと、お前の変身したあの姿に釘付けにされている...雄英襲撃も、保須で放った脳無も、全部お前らに食われた...誰も俺を見ないんだよ...なぜだ?光司が注目は分かる...だが、いくら能書きたれようが、結局やつも気に入らないものを壊していただけだろ?」
司「なんだ、ただ復讐心と目立ちたがりの道化か...くだらないな」
そう司は言い放った
その言葉に死柄木は舌打ちしたが、死柄木はさらに質問した
死柄木「俺と何が違うと思う?緑谷、司」
緑谷「何が...違うかって...僕は...お前のことは理解も納得もできない...ヒーロー殺しは納得はしないけど、理解はできたよ...僕もヒーロー殺しも始まりは、オールマイトだったから」
緑谷の脳内には、ヒーロー殺しが浮かんでいた
ステインの言った、『全ては正しき社会の為に』というセリフが...
緑谷「僕は...あの時助けられた...少なくともあいつは、壊したいが為に壊してたんじゃない」
死柄木(回想)『今回はゲームオーバーだ...帰ろっか』
緑谷「お前のように、いたずらに投げ出したりもしなかった!やり方は間違ってても理想に生きようとしてた...だと思う」
緑谷は自分の意見を言った
そして、司はというと...
司「...なにも変わらんさ...お前はそこまで大した奴じゃないと言うだけだ...オールマイトに勝つなど1000年早い」
2人は死柄木から殺意を感じる
その視線は恐怖そのものだったが...
死柄木「ああ...何かすっきりした...点が線になった気がする、なんでヒーロー殺しがムカつくか...なんでお前らが鬱陶しいか分かった気がする!ふっ...全部オールマイトだ!」
緑谷「ハッ...」
死柄木「そうか、そうだよな...結局そこに辿り着くんだ...ハハッ...何をもんもんと考えていたんだろう俺は、こいつらがヘラヘラ笑って過ごしてるのも、オールマイトがヘラヘラ笑ってるからだよな」
緑谷と司の首が少し絞まる
少し苦痛な声が緑谷から出たが、司はうんともすんともしていなかった
死柄木「あのゴミが!救えなかった人間などいなかったかのように、ヘラヘラ笑ってるからだよなぁ!!ああ話せてよかった、いいんだ、ありがとう緑谷・司...俺は何ら曲がることはない、っと!暴れるなよ緑谷、死にたいのか?民衆が死んでもいいってことか?少しは司を見習えよ?」
緑谷「くっ...かぁっ...」
司「...ぐっ...」
司も少し苦しみ出す
いくら人間を超越したハザードレベル6.0の人間でも、さすがに長時間の首絞めはキツイのだ
死柄木(皮肉なもんだぜヒーロー殺し...対極にある俺を生かしたお前の理想・信念!全部俺の踏み台となる!!)
緑谷がもう限界そうな時、ある人がやってきた
麗日「デクくん?司くん?お友達じゃ...ないよね?」
死柄木はそのヴィランの視線を麗日に向ける
それに恐怖するが、それでも言った
麗日「手...離して...」
緑谷「なっ、何でもないよ大丈夫!だから!来ちゃダメ!!」
司「来んなっ!」
死柄木「連れがいたのか!ごめんごめん...追ってきたりしたら分かるな?」
麗日「あっ...デクくん!司くん!」
緑谷「はぁっ...待て!死柄木弔!!」
麗日「えっ!?死柄木って...」
緑谷「オール・フォー・ワンは...何が目的なんだ!?」
死柄木「...知らないな...それより気をつけときな、次会う時は殺すと決めた時だろうから」
麗日「んっ!」
緑谷(今なら...油断している今なら、OFAを10%を使えば捕らえられるっ!)
司「追うな緑谷、いくら10%の力で奴に近づいても、その刹那の時にはもう遅くなる...だから待て...緑谷!」
緑谷「あっ...うん」
死柄木は民間人に溶け込んで消えた
どこかへと去って行ったのだった...
死柄木(信念も理想も鼻からあったよヒーロー殺し...何も変わらない!しかし、これからの行動は全てそこへと繋がる...オールマイトの居ない世界を創り、正義とやらがどれだけ脆弱かを暴いてやろう!そして...今日からそれを、信念と呼ぼう)
ステイン(回想)『俺を殺していいのは、本物のヒーロー!!オールマイトだけだ!!!!』
死柄木(全部、オールマイトだ♪)
緑谷(語り部)『麗日さんの通報により、ショッピングモールは一時的に閉鎖、区内のヒーローと警察が緊急創作に当たるも、結局死柄木は見つからず...僕と司くんはその日のうちに警察署に連れられ、
塚内「うーん...聞く限り、連中も一枚岩じゃないみたいだな...オールマイト打倒は変わらず...と言ったとこかな...うん...よし、とりあえずありがとう、緑谷君、司君」
緑谷「あっ...いえ、僕が引き止めていれば良かったんですけど...」
司「全く...相変わらずだな緑谷は...そういう自己犠牲は尊い行いかもだが...必ずしも正しいという訳ではないぞ、命があるからこそ、人を救えるんだ」
塚内「むしろ、自分と市民の命を握られながらよく耐えたよ...普通なら恐怖でパニックになってもおかしくない、犠牲者ゼロは君たちが冷静でいたおかげだ」
そうして、取り調べを終えた
司は警察署の前から帰り、緑谷はオールマイトと合流した
オールマイト「緑谷少年!塚内君!」
緑谷「オールマイト...なんで?」
塚内「個人的な話があってね」
オールマイト「よかった...無事で何よりだ...所で司少年は?」
塚内「彼は先に帰って行ったよ...2人とも無事だ」
オールマイト「良かった...無事で何よりだ、助けてやれなくてすまなかったな...司少年にも言いたかったのだが...あいにく時間がね」
緑谷「いえ...あの、オールマイト」
緑谷は死柄木のあの目を思い浮かべる
死柄木の言っていた、救えなかった人というセリフを...
オールマイト「なんだい?」
緑谷「オールマイトにも、助けられなかったことあるんですか?」
オールマイト「んっ........あるよ、たくさん」
緑谷は少し口を開ける
予想は少ししていたが、実際に聞くのは別というものだ
オールマイト「今でもこの世界のどこかで、誰かが傷つき倒れてるかもしれない...悔しいが私も人だ、手の届かない場所の人間は救えないさ...だからこそ、笑った立つ」
緑谷「あっ...」
オールマイト「正義の象徴が人々の、ヒーローたちの、悪人たちの心を常に灯せるようにね」
塚内「...死柄木の発言を気にしてる、多分逆恨みか何かだろうさ...彼が現場に来て救えなかった人間は、今まで1人もいない」
すると、足音が響く
どうやら誰かが来たようだ
塚内「さぁ、遅くなってしまった...お迎えだ」
引子「出久!」
緑谷「んっ...お母さん!」
引子「出久...もうやだよぉ、お母さん心臓がもたないよ」
母は涙を浮かべている
その声から発せられる言葉は掠れており、相当な心配をかけたことが分かる
緑谷「...ごめんね、大丈夫だよ、何ともないから泣かないでよ...ヒーローと警察がしっかり守ってくれてるよ!」
塚内「山茶、送迎の手配を」
山茶「はっ!」
そうして、緑谷は帰って行った
そして、残された2人は何やら話している
塚内「今回は、偶然の遭遇だったようだが...今後彼等...ひいては、生徒が狙われる可能性は低くないぞ...もちろん引き続き警戒態勢は敷くが...学校側も、思い切った方がいいよ...強い光ほど闇も大きくなる...雄英を離れることも、視野にいれておいた方がいい」
オールマイト「...教師生活...まだ3ヶ月ちょっとだぜ...」
塚内「ハハッ、だから前に言ったろ?向いてないって」
オールマイト「...」
塚内「オール・フォー・ワン...今度はちゃんと捕まえよう」
オールマイト「うん...今度こそ...またよろしくな、塚内君」
塚内「おう」
2人が覚悟を決めたのだった...
そんな中司は...
部屋に籠って調べ事をしていた
司「...やはり俺の記憶が劣化しているな」
司のパソコンの画面には、なにやら色々な情報が書かれており、司の肉体の記録には、常に何かが変わっているという資料があった
例:バグスターウイルスによる変化・アイテムの進化による適応変化など...
司「ショッピングモールの出来事を俺は知っていたはず...原作を忘れつつあるのか?」
光司は転生者であり、ヒロアカという世界を知っている
故に、原作知識はあるのだが、なぜか今回な出来事を忘れてしまっていた
司「...今のうちに俺の覚えている出来事を、記しておくか」
【司が覚えているヒロアカの出来事を記した資料の一部】
1.I•アイランドによる事件
2.林間合宿でヴィランが来る
3.オールマイトとオール・フォー・ワンが戦うが、どっちが勝つかは覚えていない
4.壊理ちゃんによる個性破壊の事件
5.etc...
司「あまりこういうことは原作キャラが解決すべきと思うが...俺はこの世界で生きてるんだし、多少は頑張るとするか...それが俺の役目なんだろ」
司は少しだけ拳を握った
今を生きる皆のために、戦う事を決意する!
しかし、それは闇側も同じこと...
sideヴィラン
ドクター「いやに、嬉しそうじゃないか先生...
AFO「フフハハッ...違うよドクター、死柄木弔が信念を抱いたことにさ...その信念に賛同するもの達こそが、
ドクター「そうかい、所で、雄英生徒の...確か、光司だったか...あの子の変身能力を知りたいのぉ〜」
AFO「彼の言葉が本当なら、無個性らしいが...そうとは思えないね...少し、その準備もしておこう」
緑谷以外にも、狙われる事が確定した司
どうなることやら...
それを知るのはまだ先であった...
今回のサブタイトルは仮面ライダーセイバーからです!
ついに目をつけられた司!
一体どうなっちゃうの〜!?
連載をお楽しみに!
予告:次回はようやく映画の部分です!