アクアマリンが輝くまで   作:イチゴオレ

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はいというわけで、心待ちにしている方がいるかはわかりませんが。

~過去の記憶 ページ3 同じ考えを持つ空母~

始まります


~過去の記憶 ページ3 同じ考えを持つ空母~

伊勢が来て三日たたないうちにまた軍司令部からの通知が来た

 

「は?今度は正規空母?」

 

伊勢「そうみたい、でもまた急な話よね」

 

五月雨「伊勢さんが来たばっかりなのに不思議ですね。でも仲間が増えるのはうれしいです!」

 

やはりおかしい・・・こんな短期間で配属先が変わるか?しかも正規空母・・・

 

五月雨「提督?どうしたんですか?」

 

五月雨が心配そうな顔で覗き込んでくる

 

「いや、何でもないよ」

 

この子達に心配をかけるわけには行かない

 

「とりあえず、新しい子が来るまでに雑務終わらせたいから二人とも手伝ってくれないか?」

 

五月雨「わかりました!」

 

伊勢「了解!」

 

三人で雑務を片付け始めた

 

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?「ここが新しい鎮守府ですか・・・」

 

私は、もとは大きな鎮守府に属していましたが・・・属していた鎮守府での私たち艦娘に対する扱いがどうしても気にくわなかった・・・だから頭に血が上ってやってしまいました・・・。解体処分になるよりかはましと思うべきなのでしょうか。

 

?「ここの提督も・・・あの人たちと同じなのでしょうか」

 

私はそう呟くと鎮守府の中へと足を進めた

 

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?「ここが執務室」

 

正直、私はあまり人を信用していない。いや信用できないと言った方がいいのでしょうか。少数ではあれど私たちをちゃんと対等な目線で見てくれる人もいる。でも大多数が道具としか見ていない。だから今度の提督も・・・

 

?「いつまでもここで立ってても仕方ないです」

 

覚悟を決めて私は執務室の扉を叩き戸を開けた。

 

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五月雨「うぅ~ごめんなさい・・・」

 

「いや気にするな仕方ないそれより怪我なかったか?」

 

五月雨「大丈夫です・・・」

 

何が起こったか説明すると雑務をこなしていたのだが五月雨がコーヒーが入ったカップに手をぶつけてしまい割ってしまったのだ

 

「とりあえず破片の処理を・・・」

 

トントン

 

扉の叩かれる音がした

 

「来たのかな?」

 

叩かれる音から数秒後扉が開かれた

 

?「失礼します」

 

そこには信じられない光景が浮かんでいた・・・なんせ来た正規空母が・・・あの一航戦の加賀だったのだ

 

加賀「本日付でこの鎮守府へ配属されました加賀です」

 

「私がここで提督をさせてもらってるものだよろしく・・・っと五月雨とりあえずお風呂入って来い熱くはなかっただろうけどコーヒー多少はかかっただろうから、それと伊勢申し訳ないんだけどさその間に五月雨の服とか洗ってあげてほしい」

 

五月雨「わかりました・・・」

 

伊勢「はーい」

 

返事をすると二人は執務室から出て行った

 

「あ、ごめんちょっと待ってね破片拾って雑巾かけるから」

 

加賀「はい。」

 

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「ごめんごめん。あ、これに座って」

 

そういうとこの間買った椅子を加賀の方に持っていく

 

加賀「失礼します」

 

こちらに会釈をすると加賀は椅子に腰かけた

 

「とりあえずお茶出すから待ってて」

 

加賀「いえ、お気になさらず」

 

「まぁそう言わずにここまで遠かったし暑かったろうから喉かわいてるだろ?」

 

そういって入れたお茶を加賀の前に置く

 

加賀「ありがとうございます」

 

「・・・それでなんでこんな辺境の地にあるような鎮守府に配属になったわけ?言える範囲でいいから話してほしい」

 

加賀「・・・」

 

私の質問に対し加賀はしばらくの沈黙の後

 

加賀「前にいた鎮守府での提督の艦娘に対する扱いが気にくわなかった。それで提督に少し艦載機で爆撃したので飛ばされたのかと」

 

こう答えた

 

「・・・」

 

なるほどねぇ・・・これは嫌な予感が当たった感じか・・・間違いなくここには問題を起こしたり必要とされない子ばかりが飛ばされてくる・・・

 

「なるほどね・・・多分加賀の気にくわなかった部分は・・・艦娘を道具としか見てなかったとかじゃないか?」

 

加賀「・・・」

 

答えないということはそういうことなんだろう・・・さっきから放たれている疑いの眼差しもそういうことだろう

 

「加賀の気持ちはわかるよ・・・私も気に入らないからな。艦娘を道具としてみていることが」

 

加賀「え・・・?」

 

加賀は驚きの眼差しを見せていた

 

「信じる信じないは勝手だけどね・・・実際道具として見ているっていうのが気に入らないからって上官に一発入れたからこんな辺境の地へ追いやられているわけだし・・・」

 

加賀「・・・」

 

「まぁすぐに信じろとは言わない・・・でも少しずつは信じてほしい、私は頭のお固い軍司令部や加賀の元提督とは違う」

 

加賀「・・・」

 

加賀の方へ手を差し出す

 

加賀「・・・これからよろしくお願いします」

 

その手を加賀は握り返してくれた・・・まずはこの握手を加賀との関係の第一歩だろう。私はそう心の中で呟いた。

 

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この人も同じなのだろうか、そう思っていた時

 

「加賀の気持ちはわかるよ・・・私も気に入らないからな。艦娘を道具としてみていることが」

 

加賀「え・・・?」

 

思わず間抜けな声が出てしまった・・・この人は他とは違うの?いやそんなすぐには信用してはいけない・・・

 

「信じる信じないは勝手だけどね・・・実際道具として見ているっていうのが気に入らないからって上官に一発入れたからこんな辺境の地へ追いやられているわけだし・・・」

 

この人が私と同じ理由でここに飛ばされたというの?

 

「まぁすぐに信じろとは言わない・・・でも少しずつは信じてほしい、私は頭のお固い軍司令部や加賀の元提督とは違う」

 

この人は違うのかもしれない・・・元提督とは・・・

 

「だがとりあえずは・・・我が鎮守府へようこそ歓迎するよ」

 

まだ100%信用したわけじゃないでも・・・

 

加賀「・・・これからよろしくお願いします」

 

この提督の元なら・・・私は心のどこかでそう考えていたのかもしれない。気が付くと差し出された手を握り返していた。

 




というわけで加賀さんのお話でした

そういえばこれを友人に見せたら保護者って言われました

いったいどういうことなのか・・・

というわけで再び冷蔵庫に戻ります

それでは
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