神次次元ゲイム ネプテューヌ Re:birth3 “鋼を纏いし者” 作:黒金の孤狼
「やべー!遅刻だぁぁ!」
いきなり叫び声から始まって申し訳無い。俺の名前は桐生 恭介。何処にでも居るような普通の高校2年生だ。現在、遅刻ギリギリな為、猛ダッシュしている
「うわ…赤信号!?勘弁してくれよぉ~!」
何で急いでる時に限って、こう足止めを食らって…ん?
「猫だ、待って~♪」
小さな女の子が、野良猫を追い掛け横断歩道に飛び出しており、猛スピードの車が迫っている事に気付いていない。
「危ないっ!」
とっさに体が動き、女の子を突き飛ばす。
俺の体に鈍い痛みが走り、意識を無くした………
「…此処、どこだ?」
気が付くと真っ白な世界に居た。えと…女の子が信号無視して轢かれそうになってたから庇って…んで車と正面衝突して…
「そっか…俺、死んだのか」
“むぅ…珍しいな。死んだと分かっても冷静で居るとは”
「あ…?誰だ」
声のした方を向くと、神主みたいな格好した男が居た
“俺か…?そうだな…とりあえず神様と
でも名乗っておこうか”
「神様ねぇ…お迎えにでも来たのか?」
“ん~、その事なんだけどさ…転生する気はない?”
お迎えだと思っていたが、神と名乗った男は予想外の言葉を発した「は?何言ってんだ、あんた」
“お前さんは死ぬ筈ではなかったんだ…済まない、此方のミスだ。こういう事態になった場合、転生させるのが原則だ”
わぁお…なんて有りがちな展開。こういうのを神様転生って言うんだっけ?
まさか、自分が経験する羽目になるとは(-o-;)
「…転生先って選べるの?」
“勿論だとも。お前が望む世界へと転生
出来るぞ。それとお前が欲する力を与える事も出来るぞ”
「そうか。ん~…じゃネプテューヌの世界、力はこの世の武器を人並みに扱える力かな」
“そんな物で良いのか?チート能力を
手に入れて無双したいとか”
「興味ないよ、そんなの。第一それじゃ楽しくないじゃん?」
“そうか、分かった。ではその条件で……おっと忘れていたこれを渡そう”
そう言い、神様はどこから出したのか腕輪を俺に渡す。カードを差し込むようなスロットが付いてるな…
「…なにこれ?」
“…それは誰かを守りたいと強く願ったとき、必ずお前に力を貸してくれる筈だ…ちゃんと持っていろよ?”
「分かった、ありがとう」
“うむ…ではそろそろ転生させるとするか”
「あぁ…宜しく頼む」
“では…お前の行く先に幸あれ!”
神様が手を叩くと俺の意識は微睡みへと沈んで行く
この時、俺は似て非なる二つの世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれる事になろうとは知る由も無かった……