幻夢Side
「シャンハーイ」
「………」
「ホウラーイ」
「いや、何やってるのよ、」
バックのなかに入れていた人形を2体、教室のなかで動かして遊んでいたら、SHRでミッナイ先生に怒られた。く、今の俺は人形を操る程度の能力だと言うのにそれが使えないというのか!
「いや、本当になんでもあるな、」
「使い勝手がいいから今日はこれで固定かな、」
「シャンハーイ」
「いや、どこから声出てるんだよ」
「え?俺の喉、いい声してるだろ?」
「貴方達、無駄話するだけなら廊下に立っていなさい」
「「すいませんでした」」
二度目は心操といっしょに怒られた。
「雄英体育祭が近づいているわ!それで、貴方達が待ちに待った、ヒーロー科への編入を行える最大のチャンスよ!ここで結果を残せば、貴方達にもヒーローとなれる可能性が出てくるの」
「ガチャ運が全ての俺はどうすればいいんでしょうか?」
「知らないわよ、頑張りなさい!」
「糞だ!ていうか、襲撃受けたばっかりでしょう」
「それについては問題ないわ。雄英の警備が万全であることを世間に伝えるために、例年以上に警備を強化したの。だからヒーローもいつも以上に多い、お眼鏡に叶うように頑張りなさい」
なるほど、この話を聞いて、心操達はA組とB組に宣戦布告をしに行った。襲撃生き抜いたからって調子のるなと言うことらしい。ちなみに俺は人形遊びをしているのでその場にいない。
ちなみに、今年はA、B合同が多いらしい、理由はとんでもない個性を持った奴がいるから、交流を増やして精神的な成長を促そうというらしい。とんでもない個性か、精進しなければ…まぁ俺は運に作用するわけだけどな!※コイツは自分のことを指しているのを理解していません。
………暇だから心操にちょっかいかけに行こ、
「シャンハーイ」
上海人形を、心操の方へ、人混みの隙間から覗きながら、心操の頭上をぐるぐるぐるぐる、その後頭の上に乗ってから。内部につけたスピーカーで、
「シャンハーイ」
一瞬張り詰めた空気が和んだ。心操がこっちに来た。
「何してんだ!」
「遊んでる?」
「なんで疑問形なんだよ………普通科の新星がお前なのおかしいだろ」
「おい、運が良ければをつけろ、期待された日に、人間を驚かす程度の能力がでたらどうするんだよ!」
「………悪い」
というわけで、普通科でも体育館を教師から借りて特訓している間。人形劇をしていた。複数の人形を個別に動かしながら、ストーリーの語りをする、かなり神経が使われる修行だった。