Side幻夢
「フッフッフッフッフッ」
「どうした?」
ここは雄英体育祭、生徒待機室(C組)そこで俺は不敵な笑いをしていた。そこに質問をする心操をはじめとしたクラスメイトに俺は代替的に叫ぶ。
「勝った!」
「なにがでたんだよ…」
「核融合を操る程度の能力」
「うわ……」
全員青ざめていた。
「これは喜んでいいのか?危なそうだけど、」
「その為に、俺の個性は命名決闘法案という特殊な非殺傷のルールがある。いいか、美しさと思念に勝る物はなし!だ。そんな核融合で疑似太陽を投げつけるみたいなことはしないから安心してくれ、」
「………」
「信用できねぇ………」
第一種目、障害物競走!
能力の相性が悪いとは言えないが、まぁいいだろう。そう考えている内に、足が凍った。A組の轟とやらが凍らせたみたいだ。
「で、なんで避けてんだ?」
「避けるだろ、というかお前は大丈夫なのかよ?」
「大丈夫だ、問題ない」
熱で氷を溶かして、遅くなりながらも走り出す。
『1キロ過ぎて最初の障害物だ!まずは手始め、第一関門!ロボ・インフェルノ!仮想ヴィランロボットがお相手だ!その数なんと小型ロボを五十体!巨大ロボを二十体の合計七十体だぁぁ!!』
「先頭はもう1キロか、はやいな」
「だな、破壊するのか?」
「当たり前だろ、入試の恨みだ。爆符〈ペタフレア〉」
赤みを帯びた白い超特大弾を連発する。空から発射された直後では巨大ロボット一体埋め尽くすサイズだが、本命は、この特大弾幕に隠された、小玉弾!
まぁ、特大弾幕も当たり判定があるけどな!
「手加減どこいった?!お前!」
「ペタは爆符の最高火力、LUNATICに分類される、対人戦はEASYのプチフレアにするから安心しろ」
「できねぇよ、」
心操の悪態を尻目に走るのを再開する、警告音とか出せたらそれっぽかったかな?
「次は………綱渡りか…心操?俺飛べるけど運ぼうか?」
「はっ?!」
「主に空を飛ぶ程度の能力みたいな高機動小回りができないけど、一直線に飛ぶ程度ならできるぞ」
「………頼む」
「よし!」
心操を抱えて、躊躇なく巨大な崖に飛び降りる。
「舌噛むなよ!焔星〈十凶星〉………擬似、Shooting Star!!」
周囲に十のエネルギー体を出現させ、外側五個が時計回りに、内側五個が反時計回りに運行する。もちろんそれは見掛け倒し、俺の足元を中心に展開される小玉弾の爆発を利用して空を弾く。
「クソ野郎?!」
「あっハッハッハ!歯ぁ食いしばれ!!舌噛むぞ!」
「ふざけんなぁぁあ!!」
ヒーロー科の後を仲良く進む2人。それより後ろの人間は危険すぎて近づけずペースを落としていた。
「あ、心操、着地任せた!」
「はぁ?!!!」
すっ転ぶかたちで地面に着地した俺たちは、息を整えてからまた走り出す。
心操の文句はすべて聞き流す。ちなみにC組の皆には、あと任せたと第一関門の時点で優勝を託された。
「なぁ、相澤、後ろおかしくないか?」
「まぁ被害は障害物だけだからまだいいだろ、」
最後の関門は、地雷地帯、既にヒーロー科が通っているので、いくつか爆破させたが難なくクリアした。
「お前、マジで、いい加減にしろ」
「お前にいいことを教えてやろう、戦いはノリのいいほうが勝つんだぞ!」
「それができるのはお前だけだ………」