異端を探せ!   作:AA

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最近、〇ate見たので影響されそうだった


冬景色

 

 

 

寒さに耐えながらある場所に向かっている時、肌が出ているかもしれない、凍傷になったらやだなと不安になりながらも私が教えを乞いている魔術師の家に到着する。ボードでも車でも、そういう移動手段があったらな。

 

いいように使われて、術を教えられたことが1回もないのに私はまだ諦めていなかった。それは何故か、それは3ヶ月前からあの人の態度が軟化しているので、チャンスがあるのではないかと思っているからだ。

 

そうこう考えながら、ノックもせず扉の前で右往左往彷徨っていると足音を立てながらドアノブに手を掛け、魔術師が姿を現す。

「あ、……」

魔術師は間抜けた声を出したあと、扉を閉めようとする。まって、そう言いながら私は足を挟んだ。

「ちょっと待ってくださいよ!この前もそうだったじゃないですか!」

文句を言い続け、魔術師は骨を折る。私は不機嫌ですよと言わんばかりに舌打ちを家に響かす。そして、テーブルの下に仕舞ってある椅子を引き、座るように促してくる。その間、台所を横目みると鼠やゴキブリが徘徊していて嫌だ。

 

しかし、その普通の人だったら鳥肌立つ景色よりも気になったのはあまりにこの家が暖かく、快適だったことだ。ここは私の生まれ故郷と違い、冬将軍が到来するほどの厳冬。下手をすれば生きながらに凍るほどに。

あぁやっぱり。この人は魔術師なんだ!

そう確信するには十分だった。

 

 

数分後、向かい合って座っている魔術師は大きく溜息を吐く。魔術師が私は術を使えないと否定をしているのに1歩もひかない私に辟易したのか、黙ってしまう。

「…今日は、…くそが。……今日は飯食ったら帰ってくれ」

魔術師のやっとの思いで喉から絞り出した言葉に私は憐れみを感じた。次に向けて、好感度を下げてしまうのは支障が出てしまう。ここは引くべきなんだろう。そう思い、わかりましたと元気よく答えながら防寒着を纏い、帰路に着く。

 

寒い寒いが口癖となり、我が家に帰ると暑く感じてしまう。そんな時は、人類の叡智である電気機器を使い、私に適した温度にする。ベットに座り込み、そのあとすぐ倒れ込む。風呂も飯も何も済ませていない。しかし、眠気に勝つことができない。最近自分自身から漂ってくる異臭に目を瞑り、これで3日目かと考えながらも沈んでいく。

 

 

翌朝、布団に匂いが染み込む危険性があったことに気が付き、急いで飛び起きたあとシーツを洗濯機にぶち込み、直ぐに風呂に入る。おえええと、自身の匂いに喘ぎながら服を同じ場所目掛けて脱ぎ捨てる。

次に魔術師の家に向かうのは1週間後、そこから公共交通機関を使ってショートカットをしても到着するのは……1ヶ月後になってしまうかな?

換気扇を全開にしながら考えていると、何時の間にか全裸の状態になっていた。無意識とは怖いな、そう考えながら水を1杯飲み、風呂場に入った。軽くリンスを髪につけたり、10〜15分ぐらい湯船に浸かったりした後、着替えを済ませる。

 

身体を洗っている時に思っていたことだが、腹が減った。昨晩から断食をしているからだと1人漫才をした後、無言でガムとコーヒーとクロワッサンを頬張った。あまりにアンバランスで不味いそれは腹を満たすのに丁度良かった。

 

オシャレ気取りでもしようかと窓辺に移動しながら、友達に連絡でも取ろうかなと思いスマホを取りだそうとポケットに手を伸ばすと、持っていないことに気がつく。あれ〜出したはずだよな、と細い声を出して引き出しから取り出す。

 

ネットニュースを見ながら、この人大麻やってんじゃーんと呟きながら下に下にスクロールをする。気がつけば、2時間ほど経過していたので再度同じ場所に仕舞い込む。そんな日々を繰り返している内に、魔術師の家に向かう日がやってきた。

嫌だなー、嫌だなー、またあの死の世界に足を踏み入れるの嫌だなー。

 

列車に乗り込み、他国語が聞こえる。隣国のアクセントだ、目が合ったら気まずいので有名どころの本を取りだし、目的地になるまで読むことにした。

 

 

下ばかりを向いていたので、首がバキバキと音が鳴る。駅のホームから美術館まで行って荷物を預かって貰う。ここから5時間かかるあの人の家まで歩くのは嫌気がさす。しかし、魔術師は電気機器を忌み嫌っているのでそれを使っている所を見られると、今までの努力がなかったことになってしまう。

 

3年だぞ……!銀行に預けた利子で儲けようと思ってもインフレが激しくて結局投機に注ぎ込んだ方がよかったとなるオチが目に見えている3年だぞ!

 

 

もしも、あの人が、いくら問いただしても魔術師ではないと否定しているあの人が術者を処刑している団体の一員「SC」であることを知られては逃げられてしまうからな。

 

 

 





漫画とかだったら、ちゃんと書けるんですが肝心の絵がね。ヘタウマの三段階下ぐらい……下手やん。

でもなぁー私より下がいると安心してしまうんですよね。だから、上達もしないし、最近ではAIで冷笑してくる人もいますから
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