幻想高校の日々   作:ゆう12906

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一学期
第一話 初めての?出会い


桜咲く四月。

 

 満開の花の周りに多くの少女たちが集まっていた。

 

「よっと……」

 

 その中の一人、箒に乗ってきた霧雨魔理沙が博麗霊夢に話しかける。

 

「よう霊夢、久しぶりだな」

 

「久しぶりね魔理沙」

 

 棒読み口調で霊夢が答える。二人が仲がいいのは周知の事実だが、ここのところあまり会ってなかったようだ。

 

「しかし今日から幻想高校入学だ。」

 

「ええ、そうね。みたところ魔理沙と同じクラスみたいだけど……」

 

「ああそうだ。見ろよ、いろんな奴がいるぜ」

 

 二人はクラスが振り分けられた紙を見た。そこには様々な種族の生徒が並んでいる。それを見てけだるそうに霊夢は声を漏らす。

 

「バカに、その取り巻き。吸血鬼に、神に天狗……全くめんどくさそうね」

 

「まあそういうな。住めば都っていうだろ」

 

「ちょっと違う気がする……」

 

「とにかく行こうぜ」

 

 二人が教室にいくと、ほとんどのクラスメイトが集まっていた。みんなそれぞれのグループで話している。初めての顔合わせに度合いはあれ、緊張しているようだ。

 

「よう、アリス」

 

「魔理沙。あなたも同じクラスだったの」

 

「おう、これからもよろしくな」

 

 アリスは平静にしているが、顔が少し赤い。つまり、魔理沙と同じクラスになって、うれしいのだが、そんなこと二人が知るはずもない。

 

「さて、そろそろ先生が来るわよ。席に着いたら」

 

「んん、そうだな」

 

 皆が席に座ると、変な帽子をかぶった先生が入ってきた。

 

「みんなおはよう。このクラスの担任の上白沢慧音だ。よろしくな」

 

 よろしくお願いしまーすと、返事が返ってくる。

 

「さて、さっそくだが自己紹介をしてもらう。では、1号車の一番前から。どんどんいくぞ」

 

「おう!霧雨魔理沙。得意なことは弾幕ごっこだ。よろしくな」

 

「博麗霊夢です。よろしく」

 

「アリスよ。よろしく」

 

「お空です。本名は忘れました!」

 

 クラスに爆笑が起こった。お空はクラスのムードメーカーになってくれる存在だろう。

 

「れいうじうつほだよ、お空!みなさんこんにちは。火焔猫燐です。よろしく」

 

「小悪魔です。よろしくお願いします」

 

「チルノだ!よろしく!」

 

「元気すぎるよチルノちゃん……大妖精です。よろしくお願いします」

 

「大妖精はバカに振り回されて大変そうだな……」

 

 ぼそっと魔理沙がつぶやいた。

 

「リグルです。よろしく」

 

「ねえ、お燐。なんで男の子がひとりいるの?」

 

「男じゃないよ……」

 

 お燐と大妖精は馬鹿に振り回されるという同じ境遇だった。

 

「ミスティアです」

 

「ルーミアなのかー」

 

「黒谷ヤマメです」

 

「……キスメです」

 

「「よろしくお願いします」」

 

 まったく同時にヤマメとキスメがあいさつをした

 

「射命丸文です。みなさん新聞づくりのご協力よろしくお願いしまーす!」

 

「だれがあんなゴシップ新聞…」

 

 霊夢が嫌そうにつぶやく。彼女は新聞の恐ろしさをよく知っていた。

 

「犬走椛です。よろしくお願いします」

 

「レミリア・スカーレットです。よろしく」

 

「お姉様、そんなに無理にカリスマにならなくてもいいのよ!フランでーす!」

 

「大きなお世話よ!」

 

「鍵山雛です」

 

「雛、緊張してる!河城にとりでーす」

 

「小傘でーす。おどろけ!」

 

いきなり小傘がバサッと傘を広げるが、

 

「…………」

 

「まあそう簡単にはいかないよね……」

 

 当然のごとくみんな無反応だった。

 

「よし、全員終わったな。それじゃ、がんばっていこう!」

 

 こうして彼女たちの高校生活がスタートしたのだった。

 

 




と、いうわけで一話です。いかがだったでしょうか?
交互更新ですので、隔週ペースでいきたいと思います。(いければ……ですが)
ではまた!
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