幻想高校の日々   作:ゆう12906

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第三十一話 めーさくの最大のライバル

「うわっ! ちょっ、いきなりきつすぎませんかね!」

 

 大弾の影に小弾を隠すという避けにくい弾幕に思わず声をあげながら上下左右にかわす美鈴。

 

 さてここで1つ問題。彼女は普段ほとんどの人に対して砕けた口調でしゃべっている。咲夜とは現在タッグを組んでいる。では現在戦っている相手は……

 

「あら、これ異変の時にあいつらに最初に出した弾幕だけど、簡単に避けてたわよ」

 

「ほら、咲夜も早くやろうよー!」

 

 レミリア&フランという最強の姉妹だった。

 

「咲夜さん、なんで今お嬢様たちと戦ってるんでしょ?」

 

「んーやっぱりトーナメントの不思議な巡り合わせよね~」

 

「そんなにゆったり喋ってる場合ですか……」

 

「ほら、さっさと勝ちましょ」

 

 いつの間にか手にしていたナイフをレミリアの左右から襲い掛からせる。

 

「ほらほら、もっと本気出してよ~」

 

 しかし、パキッっと音を立てて壊れていく。

 

「くっ……能力まで使うなんてちょっとおいたがすぎるのでは?」

 

「ふふー♪ こんな時にしか全力出せないからね~」

 

 得意げな様子でピースサインを作り出すフラン。弾幕ごっこ中というのにとてもかわいらしい。

 

「ごふっ! 強烈だわ……」

 

「ちょ、咲夜さん! 鼻血出さないでください!」

 

「ご、ごめんなさい。あまりにも愛くるしくてね……」

 

「ほら、私が突っ込みますから!」

 

「OK、作戦通りにね」

 

 それと同時に一気に速度を上げてレミリアに襲い掛かる美鈴。

 

「華符『破山砲』!」

 

 美鈴の拳に光が宿り、レミリアの真正面から襲い掛かる。

 

 対してレミリアは、少し意地の悪そうな笑みを浮かべ、

 

「へえ……力勝負? 受けて立とうじゃない!」

 

 握っていたスペルカードをグシャッ!と握り潰し、スペルを発動する。

 

「神槍『スピア・ザ・グングニル』!」

 

「負けませんよ!」

 

 拳と槍が激突し、火花が飛び散る。

 

「ほら、もっとかかってきなさいよ。それだけの力じゃ私は崩せないわよ?」

 

 レミリアの挑発に美鈴は意外にも軽く微笑んで答えた。

 

「ええ……もともと力で勝てるなんて……思ってませんからね!」

 

「はあ? ――うわっ!」

 

 美鈴がいきなり力を抜き地上へと急降下する。

 

 レミリアはその反動に耐えきれなかったようで、空中でくるくると回っていく。

 

「さあ、いくわよ」

 

「つっ!?」

 

 レミリアの背後には咲夜。間髪入れずにスペルを発動する。

 

「終わりです。奇術『エターナルミーク』」

 

 ナイフを使わない力任せの弾幕だが、ここではレミリアをピチュらせる必殺の一撃になる。――はずだった。

 

「禁弾『スターボウブレイク』」

 

 咲夜とフランの出した中弾が、お互いの弾幕と相まって相殺されていく。

 

「私も忘れちゃだめだよ?」

 

「まあ、そう簡単にはいきませんよね……」

 




新年あけましておめでとうございます。今年もどんどん書いていきたいと思います!

めーさくとレミフラの弾幕ごっこはいつか書いてみたいと思っていたので今とっても満足です。めーふらでもいいな~とも思ったんですがw

次回決着!なはずです……では!
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