グラ・バルカス帝国→帝国
日本連邦→連邦
《目次》
10.第二章のタイトルについて
11.伏線について
1.帝国の巡洋艦の分類について
Ep.9/2-1において、帝国の艦隊参謀カイルと外交官ブロアが帝国と連邦の巡洋艦の差について話している描写がありました。その会話内で
「連邦の軽巡洋艦は帝国の巡洋艦に相当する艦である」
という話題が登場します。
これは原作日本国召喚の設定をwikiで確認したところ、帝国には軽巡洋艦に分類される艦艇が存在せず、日本帝国軍の軽巡洋艦とそっくりな艦艇は「巡洋艦」として扱われていたためです。
細かい話ではありますが、一応名称は別にして、艦艇の相対的な規模としては2つを同じような階級に属するものとして扱いました。
2.帝国艦艇の艦名について
帝国の艦艇の命名規則は、星の名前が由来となっています。基本的には星座から取られており、等星の小さい順に割り振られていきます。ただ調べたところ、どうやら星の名前が全く別の星座の艦級名に紛れ込んでいるところが多々ありました。場合によっては他の星座と星を共有することもあるようなのですが、艦名が被ってはいけないと思い一部を変更しました。
例として、本作においてヘルクレス級戦艦3番艦として登場した「コルネフォロス」は、原作ではオリオン級戦艦の1つとして名前が登場しています。
しかし同じ星座由来の艦名に別の星が紛れ込むのが、どうしても我慢ならなかったこと。加えて星座ごとに管理できないと言う私の情報管理上の問題から、勝手ながら艦名を変更しています。
3.パガンダ王国のワイバーンについて
パガンダ王国のワイバーンは、作中にて190km/hを発揮しています。wikiによるとワイバーンの最高速度は235km/hのようですが、ワイバーンも航空機と同じように最高速度で飛び続けるのは不可能だろうという予想から、このくらいの速度を設定しました。
原作日本国召喚においては、魔法による代物であっても科学兵器と似たような設定を持たせようとする傾向が見て取れます。ワイバーンにおいては竜母なんかもそうですし、速度差を生かした戦闘もそうです。羽で羽ばたくから物凄く小回りが効く、と言う設定にも出来たはずですが、そうはなっていませんね。
あとは滑走路が必要という設定も同様です。
恐らく原作者様は、飛行機械や天の浮舟をワイバーンの完全上位互換にしたかったのでしょうね。
仮に滑走路なしで飛び立てれば、一次大戦前程度の戦闘機が垂直離着陸能力を持つことになってしまい(というか速度と特性だけ見ればヘリが近い)、ムーのマリンが脅威でなくなってしまいます。マリンが脅威でなくなると、それに対抗して開発されたというワイバーンオーバーロードが存在する根拠が弱くなってしまいますし。
少し長く話してしまいましたが、とにかく日本国召喚における魔法由来のものは、科学兵器に似せられるということです。「なら最高速度を出し続けるデメリットがあるのもたぶん同じやろ」の精神で考えました。
4.戦列艦の対空戦闘能力について
Ep.10/2-2において、戦列艦は対空戦闘能力を持たないと記載しましたが、実際はバリスタなんかがあるようです。ただ正直、連射もできない弓矢があったところで大して変わらんやろと思い、対空戦闘能力は極めて低いというか実質ないものとして扱っています。
文明国や文明圏外国同士では竜母が基本的にないがために、海上戦においてはワイバーンを運用出来ず、結果的に船の能力と数によって勝敗が決まる事になります。近海では航続距離が届くため、防衛側のみワイバーンを運用でき、それが防衛側が敗北しにくい理由となります。
ところが列強は竜母があるため、敵国近海でも航空戦力を運用でき、それが勝利につながります。
というかおそらく順序としては逆で、竜母の開発さえできてしまえば海外への侵攻が容易になるのでしょうね。
そして竜母を開発するためには基礎的な国力や技術力が高い必要があり、そのためには領土を必要とします。陸戦なら、取った領土はそのまま陸続きですし国の拡大に有利ですね。
意味を挟んだ隣国お陸の国境を持つ隣国があって、2つとも軍事力が同じなら当然陸を攻めるはずです。それを繰り返すため、大陸にある国家は蠱毒状態にあり、共食いを繰り返すことで強大になると考えられます。
結果的に列強国は全て大陸に存在する国家となりました。
地球世界においてはこの航空戦力がないため、近海での防衛側の有利が沿岸砲くらいしかなく、船の性能差と数がより顕著に勝敗を決めます。だから島国の列強が存在できたのかもしれませんね。
あくまで日本国召喚という作品と比較しての話ですが。
5.司令と参謀の言葉遣いについて
第一次パガンダ沖海戦において、艦隊司令官と艦隊参謀カイルがお互いに敬語で話し合うシーンがあります。
本来は参謀が上官である司令官に対して敬語で話すのが正しいのですが、この艦隊の司令官は臨時司令官であり、本来の地位は参謀カイルのほうが高いです。
よって、カイルは司令官という立場に対して敬語で、臨時司令官は本来の地位が上であるカイルに敬語で話す事で、お互いが敬語で話し合うという状態が置きました。
なお、私は詳しい軍事知識はないので、間違っていたら大目に見てください。
でも感想欄で色々語ってくれると知らない話を聞けて面白いので、じゃんじゃんお願いします。
6.パガンダ,レイフォルとの戦争の主導権について
パガンダ,レイフォルとの戦争において、第二章では帝国の視点で話が進みました。これは連邦の詳しい情報をまだ明かせなかったというのも理由としてありますが、戦争において帝国が主導となっていたので、帝国視点のほうが物語が作りやすかったというのもあります。
第一次パガンダ沖海戦において実際に奇襲攻撃で死者を出したのは帝国です。
帝国はこれを根拠に戦争での主導権を得ました。
しかし本来、二次大戦レベルの国家が現代文明国家に勝つことは、よほど国家規模が離れていなければあり得ません。
それでも帝国が主導権を獲得したのは、根拠があることとは別に対価を差し出したからです。それが、戦後統治の優先権です。レイフォルの国家哨戒にあるように、統治に関しては連邦が主導となって行っています。支配領域などは話し合いの上で公平に決められますが、統治や現地民への対応の方針などは連邦がある程度自由に決められました。
7.第二文明圏への影響について
いつくか描写がある通り、今回の戦争の影響はムーを筆頭に第二文明圏の他の国家に波及しました。
しかしムーは経済規模や技術レベルが大きく違うことから、特産品などを除いてあまり大きな影響はありませんでした。逆にレイフォルとの関係が深かった旧属国や植民地などは、阿鼻叫喚の地獄となっていることでしょう。しかし既に書かれているように、統治を主導するのは連邦です。連邦は合理主義であり、拠点や空港、港などで利用する以外に文明レベルの低い小国を管理する理由はありません。多くの旧属国,植民地が「自由」・「独立」・「束縛からの解放」の名の下放置され、緩やかに崩壊していくでしょう。
8.帝国のシーンの用語について
帝国視点において、なるべく英単語を使わないようにしています。ユグドには英語なんてないでしょうからね。しかし現実の現代日本において、もはや英単語は日本語の一部として組み込まれているため、変にそれを使わないようにすると説明が分かりにくくなることがあり、どうしても一部使っています。
まぁ正直、これはこだわりみたいなものなのでストーリーには影響ありません。
9.連邦の兵器について
第二章でも、第一章に続き連邦の兵器の詳細が公開されました。これで連邦の兵器は第一章の『夜霧』、第二章の『球磨型』『紅葉』の計3種類となりました。
連邦の保有兵器資料はご覧いただけましたか?
いくつか見慣れないものがありますね。
何処か別のページに飛ばされるものがありましたか?
10.第二章のタイトルについて
タイトル『我らこそ文明人』は、自らを文明人だと言い他者を見下す姿勢であることを皮肉としたものです。
そして当然、帝国や連邦も例外ではありません。
人間とは幸せになりたがる生き物です。
幸不幸とは、"落差"や"比較"から生まれます。
他者と比較しなければ、他者の不幸を目にしなければ、自らを保てない生き物なのです。
人類皆兄弟!
なお、これはあくまで持論です。
11.伏線について
第二章でも、第一章に続き伏線をいくつか埋め込みました。
2-Finalのあとがきにある通り、伏線は沢山あります。
艦隊司令の朝倉さんは、1-4の最後で何と言っていたでしょう。
研究主任の滝沢さんは、何と言っていたでしょうか。
外交官の松前さんは、なぜ呆然としていたのでしょうか。
なんて、少しヒントを出しすぎたかもしれませんね。
何か分かった方は、他の方のネタバレにならないような書き方で、感想で教えてください。
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第十三話,第13話
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第一章 第一話,第1章 第1話
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Ep.13/2-5