セイヤ「いやだれだよあんた。」
おじいさん「はっはっはっ。わしはここで長いこと働いているヒゲゾウじゃ。ここの施設のことは、そこのお嬢ちゃんより詳しい自信がある。困ったら、なんでも聞きな。それと、君たちを地下に案内してあげよう。」
アヤネ「是非!わたしも見たことなかったんです。地下!」
=一行は地下に赴いた。そこにはとてつもなく大きな地下へ向けたビームの発射口があった。
セイヤ「すっげえええええ!!!!これ、あのミヤがいってたやつか!」
ヒゲゾウ「そうとも。わしはここで、この機械に、エネルギーを足す仕事をしている。ほれ、お嬢さん。そのビンを渡しとくれ。」
=ヒゲゾウはビンを受け取ると、巨大な機械へと嵌め込んだ。わずかにエネルギーが町へ、ビーム口へ溜め込まれた。
ヒゲゾウ「ビンを受け取るついでに、君たちをここへ案内するように言われたんじゃ。この施設は、大概シデーロスの金属でできておる。わしは忙しくてのう。君たち、代わりにシデーロスにいって、かの鉄の要塞を見てきてくれんかの。」
アヤネ「行きたいです!」
セイヤ「行きたい!」
ヒゲゾウ「ふぉっふぉ。」
=二人は休暇となり、二人で隣町のシデーロスに訪れた。ついさっき訪れたが、地面に足をつけて見上げるシデーロスは、まさに要塞であった。
アヤネ「みてみて、セイヤくん。この機械、すごいね!」
セイヤ「すげえ。ほんとに、すげえ。」
アヤネ「感動しすぎでしょ笑笑へんなの。」
アヤネ「ねぇ、わたしさ、ビオス出身なんだけど、6年前の地震で崩壊しちゃって」
セイヤ「急になんだよー」
アヤネ「いいでしょ。聞いてよっ。」
セイヤ「勝手に話せば。」
アヤネ「うん。それでわたし、帰る場所も、家族も無くなっちゃって。親戚も引き取ってくれなくて。ひとりぼっちだったの。お金も、力もなくて、ただビオスの砂漠を一日中水を求めて歩くだけだった。やっとオアシスを見つけたと思っても、蜃気楼だったりさ。」
セイヤ「そうなんだ。震災で親死んだの、俺と一緒だな。」
アヤネ「え、セイヤくんもそうなの!?」
セイヤ「え?おん。」
アヤネ「おんって、辛くないの?」
セイヤ「今更だな。それにアヤネの方がすげえよ。それでDWEに入って、戦ってたんだろ?かっけえとおもうけどな。」
アヤネ「、、、。セイヤくん。なんか慣れててヤダ。」
セイヤ「あぁ?なんのことだよ。」
アヤネ「なんでもないし。いいもーん。それより、こっちのも見てみようよ!めっちゃ可愛くない!?」
=二人はシデーロスのさまざまな場所を回った。金属が通貨として使われる市場。鉄の甲板の船が何着もある港。世界へ武器を売りに出す鍛冶屋。アヤネの鼓動は少しはやっていた。
アヤネ「今日は二人で遊べて楽しかった!この金属のぬいぐるみ、買ってくれてありがとう!えへへ。ずっと大事にするよ!」
セイヤ「あんなに欲しそうにされたらしょうがない。この貸しはどっかでかえせ。まぁ俺も、シデーロス、めっっちゃ面白かった。フュシスには、もっと面白いものがあるんだろうなぁ!俺、めっっっっっちゃ楽しみだ!」
アヤネ「ねぇセイヤくん。」
セイヤ「なんだ?」
アヤネ「絶対二人で、フュシスに行こうね。」
セイヤ「おう。まぁ俺一人でもいけると思うけどな。」
アヤネ「はぁ、なんでそういうこというかなぁ。」
=二人はシデーロスを後にし、DWE本部に帰って来た。
ヒゲゾウ「おぉ。今のシデーロスはそうなっとるんか。わしゃてっきりあの時代のままかと、」
セイヤ「ヒゲゾウは、シデーロス出身なのか?」
ヒゲゾウ「そうなんじゃ。あの頃は毎日銀ばっか探しておったわい。はっはっは。」
セイヤ「銀、、!!✨」
アヤネ(こいつら、、)
セイヤ「いい銀を見つけたら、アヤネにもやるかもよ笑笑」
アヤネ「え、えぇ?」(絶妙に嬉しいかも、)
=ヒゲゾウの目にアヤネがもつ金属のぬいぐるみが入った途端、深刻ななった。
ヒゲゾウ「わしゃあ、長いこと人と石を見て来たからわかるんじゃが、お嬢さん。あんた、悪い相が出ておるな。」
アヤネ「悪い相、、?」
=どうやら、まだまだアヤネの謎は深いようだ。セイヤはふん。と鼻息を鳴らした。
作者です。アヤネちゃんかわいいね。