悪い相がでておる—-
アヤネ「え、悪い、相?」
ヒゲゾウ「わしゃ、ずっと金属ばかりいじって来たからわかるんじゃが、金属は触れた人間の未来を占うと言われておる。確かその輝きは、未来の不幸と呼ばれておるんじゃ。」
アヤネ「未来の、不幸。」
=あからさまに不安な顔をするアヤネに、セイヤが不満げだ。
セイヤ「未来のふこうだ?よくわかんねえけど、そんなんぶっとばせばいいんだよ。てめえにできねえなら俺がやってやる。」
アヤネ「え、?確かに!ぶっ飛ばしちゃおうか!」
セイヤ「おう!」
ヒゲゾウ「、、、、。」(金属の相に嘘はないと言われておる。果たしてお嬢さんが乗り切れるか、)
=なにやら向こうから足音が聞こえて来た。
??「やぁやぁ。君が三人目のフュシスの使いかな。それとヒゲのじいさんと、アヤネ。」
セイヤ「お前だれだ。」
アヤネ「ちょっと!失礼だよ!」
??「いやいいんだ笑少年。気に入った。」
=見た目から30代前半のスーツを着た気のいい男性は、髪の毛をかき上げた。
セイヤ「っ、それはっ!」
アヤネ「えぇっ!?マナトさんにも!?」
マナト「ははっ。隠してて悪かったね。僕が二人目のフュシスの使いさ。ミヤから言われて飛んできたよ笑」
=でこの部分に、炎を表す紋様が刻まれていた。
セイヤ「あ、あんたも使い、なんだな。」
ヒゲゾウ「驚いた。少年よ、あんた、フュシスの使いだったんだな。
マナト「俺はサメジマ マナト。よろしくな。そんなことより、また任務だ。ビオスの砂漠に、大量の植物が発生している。少年、共に来てくれないか?」
セイヤ「なんか発生頻度、急激にあがってねえか!?」
マナト「それな。」
アヤネ「ビオス、、、。」
マナト「今回は少年と僕で行ってこよう。アヤネは来なくても大丈夫だ。」
アヤネ「っ、わたしもっ、行きたいです!!」
マナト「ははっ。じゃあついてくるといい!」
ヒゲゾウ「気をつけての。」
=マナトはバイクを取り出した。バイクとはいっても、空を飛べる、パンディノスの技術が使用されたバイクだった。
セイヤ「か、かっけぇえええ!」
マナト「少年、セイヤか。君も手柄を立てたら僕が買ってあげよう!」
セイヤ「ま、まじっすか!あざす!!」
アヤネ「はぁ、男の子ってわかんない。」
=そう喋りながら三人はビオスへむけて飛び進む。まもなく大地が砂に溢れ、砂漠のキャラバンを通り過ぎた。その後は広大な砂漠が広がっていた。
マナト「む、あれだな。」
セイヤ「たしかに変だな。砂の真ん中に大量に花が咲いてやがる。雨でも降ったのか。」
マナト「いや、ビオスは6年間、一度も雨が降っていないと言われている。これは何かがおかしい。」
アヤネ「ビオスに、花が、、。」
セイヤ「、、、、、、でもなんもいねぇぞ。」
マナト「そうだね。なんでだろ☆」
セイヤ「待ちかよ、、。」
アヤネ「あ、あそこにDWEの職員がいます!」
??「おーーい!マナトさーん!ここだよー!」
マナト「異常現象の情報を本部に送ってくれた隊員だ。おーーい!」
セイヤ「ほんとに手探りなんだな、」
??「よかった。まだ何も起こる前に到着して。」
マナト「情報感謝するよ、サラ。」
=サラと呼ばれたその隊員は、13歳ほどの見た目をした、珍しいツインテールの少女だった。
セイヤ「こんな小さいやつもいるのか!?」
サラ「小さいっていわないでよ!」
アヤネ「そうだよ!サラちゃんはわたしよりも先輩なんだから!」
マナト「サラは優秀な隊員なんだ。」
セイヤ「でも、なんもいねぇぞ。ハズレなんじゃねぇのか。」
サラ「わたしもそう思ったんだけど、やっぱりこれ、おかしいとおもって。」
=三人が話している時、アヤネは一人、ビオスの砂漠に向いていた。
アヤネ(懐かしい。ビオスの砂漠。もう二度ととくることはないと思っていたのに。あの時、わたしは、わたしは!!!)
=アヤネは当時の強い孤独感を思い出し、気分を害していた。その時だった。
ヒュルヒュルヒュルヒュルヒュルヒュル
アヤネ「えっ、?」
マナト「おっと。やっぱり当たりだったみたいだ。みんな、避けるよっ。」
セイヤ「うわぁあっ。」
ドドドーーーーンッッ
=しかもそれは、形こそ違えどオデュネの町で見たような大きさの、砂漠を横断するほどの大きさだった。
花のトロフィ「%,~{]T_T>>*!!!!」
マナト「お出ましだ。」
=オデュネ以来の強敵が、セイヤを襲った!彼はマナトやサラの力を借りて、このトロフィを討伐できるのか。