7話
マナト「帰ったよ。」
=四人が帰着する
マナト「サラが四人目の使いだったんだ。ミヤに報告したいから、合わせてくれないかな。」
職員「サラさんはあいにく、DWEセラス支部に向かわれました。伝言でよろしいですか?」
マナト「あぁ。頼んだよ。」
職員「承知しました。」
=マナトは手短に済ませ、三人を二階の会議室へと案内した。
マナト「まずはお疲れ様。みんな、よく頑張ったね。とくにアヤネ。」
アヤネ「ありがとうございます 」
マナト「そしてサラ。君が使いだったなんて」
サラ「わたしもびっくりです。わわっ!指からお花が!」
セイヤ「どういうこと?笑」
マナト「ハハハ。それでなんだが、君たちはしばらく休暇だ。それとセイヤ。僕についてきてくれるかい。」
=マナトはセイヤをつれ、ヒゲゾウの元へと連れてきた。
マナト「じいさん。セイヤのために、バイクを作ってやってくれないか?褒美をあげたいんだ。」
ヒゲゾウ「無事に戻られたか!いいじゃろう!じゃが、これはツケじゃよ。」
マナト「ケチだなぁ」
セイヤ「いいんですか!あざざっす!!」
=慣れた手つきでヒゲゾウはバイクを作り始めた。その間、マナトがセイヤに語り出した。
マナト「僕は、君と同じオデュネ出身なんだ。4年前、僕がアネモスに旅行中、大きな山火事が起きて、そのときにトロフィに取り込まれて使いになったんだ。それをミヤに見られて、連れてこられたってわけ。
セイヤ「ふーん。アネモスって風車の町か。」
=アネモス。平坦な町に、多くの風車が聳え立つ平和な町。風がよく吹く環境を利用して、エネルギーを生み出している。セラスとパンディノスに挟まれた豊かな地域。
マナト「そうだ。あそこはいい町だったよ。今度、アヤネちゃんと一緒に行きな。恋人とのデートスポットがたくさんあるぞ。」
セイヤ「は、はぁ!?アヤネとはそんなんじゃねぇよ!!あいつはただの俺のペアだ!」
マナト「どうだか笑」
セイヤ(まぁ、アヤネが喜ぶなら、行ってみようかな、、)
ヒゲゾウ「できたぞ!わしの自信作じゃ!」
=そこには、感情エネルギーで作られた、注文通りのバイクがあった。
セイヤ「や、やったあああ!ほんとにこれおれにくれんのか!?」
マナト「いいとも!」
ヒゲゾウ「ツケじゃよ。」
マナト「えぇ、、」
=地下から上がったセイヤを待っていたのは、アヤネだった。
アヤネ「もう。なにずっと話してたの?ってそれ、、」
セイヤ「すげえだろ!俺の!バイクだぜ!!」
アヤネ「ほんと笑好きだよね笑」
セイヤ「ロマンってやつだよ!お前も後ろになら乗せてやる。今度アネモスにでも行こうぜ!」
アヤネ「えっ!?」(そ、それって、デデデ、デートのお誘い、てきな?)
アヤネ「え、あ、うん!行こう!」
セイヤ(なんだかこいつといると調子狂うんだよな、、きもちわりい。)
=1ヶ月平和な日々が続いた。とうとう二人がアネモスに行く日、猛烈な台風がアネモスに到達し、二人は断念せざるを得なかった。
セイヤ「これじゃあ無理だな。また今度だ。」
アヤネ「そうだね、すごく残念、」
ジリリリリリ
アヤネ「わわっ!なになに!あっミヤさんからだ!なんだろう、もしもし__」
ミヤ「もしもし。ミヤよ。あなたたち。あの台風、私怪しいと思うの。わたしはセラス支部で仕事がすごいから、あなたたちで行ってきてほしいの。サラもつけるから。お願いね___。」
アヤネ「ええ!?そんな急に、、、」
セイヤ「しゃあない!行ったるか!」(バイクを使う口実ができて嬉しい)
アヤネ「はぁ、、」
=セイヤはバイクに跨り、後部座席にアヤネとサラを置いて雷鳴と暴風が渦巻くアネモスへと向けて出発した。
サラ「わああっ!はやいよーー!!」
アヤネ「セイヤくんもっと丁寧に運転してー!」
セイヤ「やっほーーーい!」
=デコボコでドタバタの一向は風の街アネモスで何を見つけるのか!