異世界帰りのTS美少女勇者、人気ダンジョン配信者に成り上がりながら、「性転換の薬」を追い求める   作:冰藍雷夏

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第18話 裏トライアングラー、き~みは誰とキスをす~る?

 くくく。

 TSしてからというもの舞香には好き放題やられてきたからな。

 

 有栖川には本当に悪いが、この状況を使わせてもらって舞香ちゃんを分からせてやる。

 さて、これからどんな風に料理してやるか……

 

 ガチャッ!

 

「は? 手錠? いつの間に?」

 

 俺が至高の思考回路で考え事をしていたら、いつの間にか義妹に手錠を掛けられた。

 

 何やってんだ俺はああぁ!!

 

「お兄いいいいいいいいい、お帰り!! お兄お兄お兄お兄お兄お兄…すううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううぅ……ぷはぁ!! オニイニウム堪らないよおおおぉおぉ!!」

「キモ」

「はぁ? キモくないもん!」

 

 つうか何だよオニイニウムって?

 新しい宇宙害妹元素記号かよ。

 キモ、キモウトの行動すごく気持ち悪いのだが。

 

「つうか手錠外せよ。それとなんで有栖川に手でパン……」

 

 いきなり口を押さえられた。

 離せ、俺は人なんだぞ。義妹の好き勝手に身体を独占されてたまるか、アホ。

 

「なんにもされてないけど? お兄の目は節穴じゃないの?」

「んー! 穴をタッチされてたのは舞香ちゃんの方だろうが。1度でも攻められる側になると屈する義妹様がなに言ってんだ」

「そ、そんなことないもん! お兄は馬鹿なの? その口ちょっと閉じなよ……ううん、なら強制的に閉じてあげチュ」

「んむ!?」

 

 こ、こいつ……女の子の俺にキスしてきやがった? 

 

 い、いや、それだけじゃない……舌も?

 

「ん……んん……んん……んんん!?」

「んふぅ♡……ん……んんん♡♡♡!」

 

 か、絡ませんな馬鹿、こんなこと義理の兄妹でするもんじゃないし。

 

 有栖川は……興奮しながらスマホでこんな生々しい光景を撮影してんじゃねえよ。

 

「んん! ぷはぁ!! 何すんだ? 舞香ちゃん!」

「んはぁ! 何ってマーキングだよ! これでお兄は名実ともに舞香の大切な人なの。他の女の子とイチャイチャしないでってば」

「べ、別にイチャイチャしてないだろう! それに今の俺は女の子だぞ。女の子の友達や悩みを話せる知り合いだって欲しいんだ」

 

 そうだ俺は秘密を話してちゃんと相談に乗ってくれる人が欲しかった。

 

 独占欲で義妹に好き勝手縛られるなんて……悪くはないが。やっぱり1人か2人は欲しいんだ。

 

「私がいるじゃん! どんどん私に相談して、私と仲を深めればいいじゃん。お兄のお馬鹿」

「絶対にそれだけは嫌だわ~!」

「は、はぁ〜? なんで? 意味分からない。何考えてんの?」

「何考えてるかは舞香ちゃんの方だろうが。なんで俺の部屋のベッドで有栖川と女の子同士エッチなことをしてたんだ? 欲求不満か?」

「な!?…………それは……つううっ……私は浮気なんてしてないもん……でも、気持ち良かったのは……事実……だけど…アリスちゃんとは……その……」

 

 そうだ。

 俺が攻めているのはそこなんだ。

 いつもの勢いで流されてたまるか。

 

「三角関係の修羅場、撮れ高最高ですわ! 舞香ちゃん!」

 

 そして少し離れた場所で動画撮りに没頭する有栖川。あいつ多分純粋だから、今の状況絶対理解してないよな。

 

 俺たちの光景を残すために全神経集中させてるしさ。

 

「お、お兄……」

「赤面して上目遣いになっても無理だぞ。お前たちの行いは俺が部屋の中に設置した監視カメラに全部撮って記録してるんだからな」

「は、はぁー? 何してんの? お兄ちゃん!」

 消防車のように赤い顔で変態義妹が抗議してくる。どの面で言ってんだ?

 

 しかし、まぁ、まさか対舞香用の監視カメラがこんな風に役に立つ時が来るとは思わなかったな。災害時の備えはちゃんとしておくもんだわ。 

 

「ほれ、ちゃんと俺の部屋でエロいことをしていた理由を説明しろよ。じゃないと、今後は俺の部屋に侵入することを許さないぞ」

「そ、それは駄目! それじゃあ、お兄の深夜の寝顔が確認できないもん。絶対にやだ」

 

 ……こいつ。俺が眠っている深夜に俺の部屋に侵入してきてるのかよ。とんでもない変態義妹じゃねえか。

 

「お前、どんだけ俺のことをお(・)兄(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)として好きなんだよ。まったくよう」

「そりゃあ、結婚して、私の身体をお兄に完全征服されるまで好きに決まってるじゃん……あ、そういえば。お兄、今はあの鉄壁のメイド服着てないじゃん。それならスパッツ脱ぎなよ。えいっ!」

「え?」

 

「こ、これは撮影ストップですわ! ハレンチ過ぎて中止ですの~!」

 

 一瞬の油断

 スルッと白ワンピースの中に履いていた黒スパッツをずり下ろされた。

 

「ふぇ?」

「うわぁ、白ワンピースの下からの眺め最高~! ていうか、お兄脱ぎなよ。私やアリスちゃんは下着姿なんですけど? 万歳して、お兄」

「ひゃ、ひゃい、バンジャイ!」

「はい、ありがとう。ついでにサラシも取って、その豊満なおっぱいも私に見せてよ♡ お兄」

「へ?……きゃあああ!! いやぁ!!」

 

 義妹への奴隷本能によりついつい万歳してしまった俺は着ていた白ワンピースを速攻で脱がされ、胸に巻いていたサラシもほどかれて一瞬で生まれたての姿へと変えられてしまった。

 

「うはぁ、お兄の身体エッチ過ぎでしょう♡ たまんない♡ 形勢逆転だねお兄♡……チュウしよう」

「や、止め……だめぇ、舞香ちゃ……ん」

「ん♡……お兄大しゅき……ここが生えてないのは最悪だけど今はキスで我慢するね。ん♡」

「や、止め……んぁ!?」

 

 大優勢だったはずの俺は、いつの間にか舞香ちゃんの卑劣な策略にハマって形勢逆転されてしまったのだった。

 

 

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