異世界帰りのTS美少女勇者、人気ダンジョン配信者に成り上がりながら、「性転換の薬」を追い求める 作:冰藍雷夏
早朝の氷室家大浴場には女の子が5人居た。
スクール水着を着た俺
白ビキニを着たユリカお母様
可愛らしいワンピースを着たサラ
黒いタンキニを着た愛花ちゃん
全裸姿で相変わらず猿ぐつわを咥えた舞香ちゃん
「フフフ、どうですか舞香お嬢様。至近距離から見る実母と義理のお兄様のイチャイチャは?」
「すごいシチュエーション。興奮するよね」
「んんんんんんんんんんんんんんんんあああああああああああああああああ!!!(私のお兄!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!を返して!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」
風呂場用の椅子に裸で座らされ、サラと愛花ちゃんに身体を抑《おさ》えられている舞香は両目を血走らせながら、俺とユリカお母様の
「フフフ、まだ女の子になって間もないから水着を皆で着たのよ。わたしは舞香と違って人に合わせるタイプだから安心してね。ユウちゃん」
「は、はい。ユリカお母様」
「もう! ママでいいのよ。ユウちゃんは私が大好きだった親友の息子だし、わたしの大切な子供なんだから全力で甘えてもらわないと許さないわよ!」
「は、はい、ごめんなさい。ママ」
「そうそう。それでいいのよ。あ~! ユウちゃんは今日も可愛いわ? ねぇ? 貴女もそう思うわよね? 舞香」
「………………」
ニコリと笑いながら舞香の方を見る。
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんあああああああああああああおおおおおおおおおおにににににいいいいいいい!!!(お兄は私の物なのママ!!)」
俺にじゃない、ユリカママに対して何かを訴《うった》えている舞香。
「ん〜? ちょっと何を言っているか分からないわね。ねぇ? ユウちゃん」
「そう、ですね」
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!」
だから何言ってるか分からんのよ、舞香ちゃん。
「………本当にわたしが留守の間にやってくれたわよね、舞香は。ユウちゃん、貴方の本当のお母さんと約束していたのよ。「この子の事をよろしくね。ユリカ」って、それが実の娘に食べられそうになるんですもの。それなりのお仕置きは必要よね? 舞香」
「んんんんんん!!(ママの目が怖い!?)」
それは本当らしい。
俺の元の死んでしまった母親と舞香の母ユリカママは本気で愛し合っていたんだとか。
だが、それは禁断の愛なうえに高貴なる生まれ同士。お互いに優秀な男と結婚し家庭を持たなければいけなかったらしい。
でも不幸は突然起きた。
俺の母親は心臓の病気、舞香の父親もお家騒動に巻き込まれ突然死してしまい、
このままでは両家存続が危ぶまれ、日本経済にも多少なりとも影響が出るとなった結果、俺の家が氷室家と婚姻を結ぶ形で落ち着いた。
そんなこともありユリカママは俺を溺愛してくれるようになり、舞香が何か事件を起こす度に粛清に来る今日この頃。
「ねぇ、舞香? 舞香って、大好きなユウちゃんと自分以外の女の子がイチャイチャしてるのが許せないわよね? 例えばこんな風に、お母さんがユウちゃんの髪を洗ったりしたら怒っちゃうわよね?」
「ぷはぁ!! そんなの当たり前でしょう! お兄は私の物で、頭から足の爪先まで……んもぉ!?」
「舞香お嬢様! 勝手に猿ぐつわを取ってはいけません」
「ユウ様を苛めたこと、アタシたちは許してません!」
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!(お兄~! たしゅけて~!)」
脚をバタつかせるな。
色々と見えるんだよ、舞香ちゃん。
しかし、ユリカママは朝から容赦ない。
舞香以外は水着を着てこの場の水浴びを楽しんでいるが、舞香は違う。
全裸の状態で座らされ、俺とユリカママの親子のやり取りを見せつけられているんだからな。多分すさまじいストレスだろう。
つうかこの義妹様、どんだけ俺の身体に執着してんのよ。
俺の体のどこがいいんだかね。
……それと、さっきからユリカママのスキンシップがどんどん激しくなっているのは気のせいかな?
「……マ、ママ。なんで俺のおっぱいをそんなに丁寧に洗ってるんですか?」
「あら? そんなの家族なら当然よ。それよりもほら、わたしたちのやり取りを舞香に見せつけてやりましょうよ。わたしたちの愛おしいやり取りを、ねえ? ユイ」
「へ? ユイって……俺の母さんの名前?」
「……ごめんなさい。つい昔を思い出してしまっていたわね。ユイは……もうこの世に居なかったわ、ごめんなさい。ユウちゃん」
そう言って俺から離れていくユリカママだった。舞香へと近づいていく。
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!」
「なぁに? 舞香、そのエッチな態度は?丸見えよ………それじゃあ、わたしは先に上がるわね。後は3人で好きに舞香を弄《もてあ》んであげてね」
「よ、よろしいんですか? 一応、舞香お嬢様はユリカ様の娘様で……むぐぅ!?」
愛花ちゃんの口に手を置き、それ以上喋らせないユリカママ。
「じつの娘だから躾は大事なのよ。貴女たちも今まで舞香に好き放題やられたのならやり返しなさい。チャンスを掴めない者に明日はないの」
「分かりました」
ブインンンン!!
「了解で〜す!」
ブオオンンン!!
「……日頃の仕返しか。すまん舞香ちゃん」
ギュインン!!
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!(そこは駄目!!!!!)」
俺たちは大浴場に常備してあったマッサージ機器を舞香の身体の一部に当てて、舞香の日頃のうら……疲れを晴らしたのだった。
「グッドよ! 貴女たち!」
そしてそれを見ていたユリカママは大変ご満悦だった。