異世界帰りのTS美少女勇者、人気ダンジョン配信者に成り上がりながら、「性転換の薬」を追い求める 作:冰藍雷夏
舞香は裸エプロンで正座していた。
そう、萌っちにその姿を観察されながら正座していた。
そんな状況を俺はお優雅に紅茶を飲みながら堪能していた。
いつもと立場の逆転である。
なんたるお優雅で、舞香でお遊戯を楽しみたい光景だろうか。
「……こ、これがお家での舞香様なんですか。学園とはまるで別人です」
いや、これが暗黒義妹の本性です。
学園での舞香は全て嘘で塗り固められた舞香ちゃんだぞ。萌っち、騙されてはいけない。
「ふなぁ? ちょ、ちょっと待ってください萌さん。なんで私のおっぱいを掴むんですか。止めてください!」
そして興味津々にエプロン越しの舞香の身体を触る萌っち。意外と大胆なことするんだな、この子……とか思ったけど、舞香との付き合いは長いから距離感近くて当然か。
そりゃあ、親友のおっぱいくらいは平気で触るよな。
「ふぅ~、紅茶美味しいな。愛花ちゃん」
「はい、舞香お嬢様の本性をまた一人知る方が現れて大変美味しい展開です! ユウ様」
すごい良い笑顔だ。
愛花ちゃんも舞香に対して何か思うことがあるのだろう。日が経つにつれて容赦なくなってきてるんだよな。
今日の朝も風呂場で舞香の桃みたいなお尻を鷲掴みにして何かしてたし……何してたんだろうか?
「お、おのれ、お兄。図ったね! 私の本性を親友の萌ちゃんにバラすため連れてくるなんて、なんたる策士お兄なのさ」
「いや、単に舞香ちゃんの悪戯されるのがめんどくさいから連れてきただけなんだが。それがまさか玄関開けて5秒もしないうちに本性をさらけ出すとは思わんじゃんよ。こっちがドン引きと驚きだったわ」
「お、おのれ~! 言い訳ばかり並べて! 明日は朝から悪戯するから覚えてなよお兄。んぉ!」
そんな可愛らしく赤面されて怒られても困るんだけどな。
それに明日の朝は東京ビッグサイトに「性転換の薬」の手がかりを探しに出かけるから家に居ないんだがな。家に引きこもりな舞香が着いてくるはずもないし、黙っとくかな。
…………さっきから尻プルプル振動する度に身体を振るわせているのは何なんだ?
「……おい、舞香お嬢様よう。朝からずっと、んぉ!とか言ってるし、お尻ばっかり押さえて何してんの? 大丈夫か?」
「ふもぉ!? な、何にもないから近寄らないで! 大好きなお兄にだけは見られたくないし、私の今の真実を知られたくないの!」
なに言ってんだこいつ。
お前の変態的な本性は親友の1人にさらけだされてるだろうが。
「ま、舞香様。なんでそんなに面白いんですか? なんでそんな面白い本性を今まで隠していたんですか?」
「んぉ! ちょ、ちょっと待って萌さ…萌ちゃん! 侵入してる! 萌ちゃんの両手が、いつの間にか私のエプロンの内側に侵入してるってば!」
「いや、だから尻は今どうなってんだよ。もしかしてユリカママに変な魔道具で何かされてるのか?」
「ふぇぉ!? だ、だから近寄らないでお兄! 私のお尻に触ろうとしないでってば!」
珍しく赤面しながら嫌がる義妹。
なんだその面白い反応は?
やはり暗黒義妹のお尻に何かあるのか?
気になってきた。
「別に今は女の子同士なんだから大丈夫だろう。いつも風呂場だと俺の尻の穴まで洗おうとする大変態な舞香お嬢様なんだからさ」
「んぉ!……だからこれ以上の刺激は駄目なんだってば! お兄!」
「ま、舞香様。氷室さんにそんなことをしていたんですか? なんで今までわたしたち側近には、そんな素敵なことをしてくれなかったんですか?……仕方ありません。舞香様の真実をわたしの「千里眼」で見透かしてみせます」
「ちょ、ちょ! そんなことしたら見えちゃうから! お兄に私の真実が知られちゃうから駄目……」
「おう。良いぞ〜!」
「即答!? ぐぉ!」
おっぱいは萌っちに、お尻は俺に鷲掴みにされた舞香は、いつの間にか四つんばいの状態に自然となっていた。そして赤面しながら嫌がる素振りもなく暴れたりもしていない、内心では身体に悪戯されたくて仕方ないのだろう。流石は舞香ちゃんだぜ。
そして萌っちの両目が赤く光り出した。千里眼魔法を発動させたんだろう。
「見えました……おっぱいに異常ありません。先端があれなだけです」
「解説しなくていいから! 私のおっぱいから手を離してよ! 萌ちゃん」
もはや親友にこれまで隠していた本性を隠す気もなくなったんだろう。
変態が本当の本性表した瞬間だった。
「脈動は凄まじくお尻は………?」
「どうした萌っち」
「い、言っちゃ駄目!」
一瞬固まったかと思うと、困惑した表情になる萌っち。
「い、いえ、お腹に性なる紋様でしょうか? それにお尻の穴……いえ、それよりもお腹の下辺りにたま……」
「んぉ! そ、それ以上は言っちゃ駄目なんだから! シャラップ! 萌ちゃん! めー!!」
「んぉ!? ま、舞香様! 皆さんが居る前でなんでわたしのスカートの中に手を突っ込まれて!? な、何をなさり始めているんですか! お辞めください~!」
「お、おい! 止めろ舞香ちゃん! 萌っちは普通の女の子だぞ! 俺を襲う時のノリで襲うな! や、止めろ~!」
「舞香お嬢様! お止めください! お客様の…萌様の制服を脱がしてはいけません! そして何を嵌め込もうとしてらっしゃるのですか~!」
暴走した舞香は親友の萌っちに襲いかかり、しばらく暴れた後に俺に尻叩きされて大人しくなった。
「止めい! 舞香ちゃん!」
ペチンッ!
「んぉぐ!? お兄、それ気持ち良いよぉ! お兄しゅき!」
ゴトッ!
そして舞香ちゃんのエプロンの下から何か変な小石の様な物が落ちたが……変な形のリモコン?だった。
「ん? なんだこれ? 卵の模型たダイヤル?」
「そ、そうだよ、お兄。今は萌ちゃんに付け直したから、これをグリグリするとすごいことになるの。グリッとね! にひぃ」
舞香がグリッとダイヤルを捻った。
「ぐぉ!?―――――――――!!」
「も、萌っち!? し、しっかりしろ!」
「椎名様!?」
そして萌っちは盛大に気持ちの良い表情で蕩けた顔になっていた。
「ふ、萌ちゃんもまだまだここが雑魚雑魚だね。本性を知られたからには、これから沢山仕込んであげるからね。萌ちゃん」
「親友で遊ぶな! アホ義妹、何してんだ〜!」
「んぉ!? お、お兄! なんで私の方に戻して……ダ、ダイヤルマックス駄目!!!」
その後、義妹を人生始めてお仕置きした。