「やりま、やりたくなりますねぇ!」未来の闇の帝王?うるせぇ!ホモビ見ろ!! 作:未完成な人
「いいよ! こいよ!」
「来ないわよ! なんで呪術の基本実技でいちいち相手を挑発するのよ!」
2年生の「闇の魔術に対する防衛術」の実技演習時間。地下の大教室に、ミリセントの悲鳴のようなツッコミが響き渡っていた。
今回の課題は、二人一組になって行う基本的な武装解除呪文の押し引きである。
ミリセントの指導の甲斐(?)もあって、ホヨの言葉遣いは「不快な丁寧語」と「凶悪な語録」が複雑に交差するカオスな領域へと達していた。
「ほら、ホヨ! ちゃんと『エクスペリアームス』って呪文を唱えなさい!」
「やりま……やりたくなりますね。……落ちたな(確信)」
「まだ場外にしてないのに勝手に勝ちを確信しないで!」
一方、離れた場所で別の生徒と組んでいたトム・リドルは、完璧な所作で相手の杖を弾き飛ばしながら、チラチラとホヨの様子を観察していた。
(……相変わらずあの汚物は、ヴァンスと妙な戯言を繰り広げているな。だが、フッ……僕にはもう関係のないことだ)
トムは優雅に髪をかき上げた。
彼はすでに「別のことを考えて気をそらす」という高度な精神的防御を身につけつつあったのだ。
しかし、事件は授業の終わりに起きた。
担当教師が「来週の課題として、ペアで魔法生物の生態についてのレポートを提出するように」と指示を出した瞬間である。
「あ~くそ足引っ張りやがって」
ホヨが速攻で、ペアのミリセントに聞こえるか聞こえないかの声で呟いた。
「誰が足引っ張ってるって!? アンタのサポートで私の成績が落ちかけてるのよ!」
ミリセントが眉をひそめて反論すると、ホヨは不意にコトンと首を傾げ、どこか上から目線の神妙な顔でミリセントの顔を覗き込んだ。
「これもうわかんねぇな。……アイスティーしかなかったんだけどいいかな?」
「どこからアイスティー出てきたのよ!? 今レポートの話をしてるの!!」
ミリセントの精神汚染ギリギリの叫び声が響き渡った。
会話の脈絡を一切無視した不条理なおもてなしに、周囲の生徒たちが「何事だ?」と一斉に振り返る。
そして——作業の手を止めてそのやり取りを見ていたトム・リドルは、あまりの支離滅裂さに持っていた杖を素で落とした。
(……狂っている。狂っているなんてものではない! なぜ会話の中で突然存在もしない飲み物を勧め出すんだ……!? あいつの頭の中は本当に腐った泥水で満たされているのか……!?ヴァンスも何故、離れようとしない?アイツもイカれているのか!?)
「ファッ!?」
杖を落としたトムの姿を見たホヨが、無駄にキレのあるリアクションでトムを指さした。
「おっKMR! 大丈夫か~?」
「……っ!!」
トムの額に、ドックンと太い青筋が浮き出た。
大丈夫か? だと?
自分がどれだけ冷徹に、知的に、優雅に振る舞っていると思っている。杖を落とすのは戦いを放棄するのと同じ…それを……あの汚物は「大丈夫か」などと、軽いノリで煽ってきたのだ。
「……リドル君? 顔色が悪いようだが、大丈夫かい?」
教師が心配そうに声をかけてくる。トムは引きつった完璧な笑顔を貼り付け、深くお辞儀をした。
「いえ、先生。少し……あまりのくだらなさに眩暈がしただけです。失礼します」
トムは早足で教室を飛び出した。
彼のプライドは限界に達していた。あの言葉、あの態度、あの存在そのものが、自分という完璧な存在に対する冒涜だった。
——その日の深夜。
図書室の禁書区。暗闇の中で、一筋の明かりが古書を照らしていた。
トム・リドルは、血走った目で一冊の羊皮紙の魔導書を貪り読むようにめくっていた。
書かれているのは、古代の危険な精神干渉呪文や、記憶の改変・消去に関する禁忌の記述。
「……これだ」
トムの薄い唇が、歪んだ笑みを刻む。
「『存在の痕跡を削ぎ落とし、記憶の澱みを消去する古代呪文』……。これを使えば、あの汚物の存在した記憶だけをホグワーツ中の人間から綺麗に消し去ることができるかもしれないぞ…!」
トムは闇の中で静かに呪文の文字をなぞった。
彼が目指しているのは、ホヨの完全な排除——あるいは「静穏化」だった。
自分の記憶を消すことも考えたが、それでは苦しみは変わらない。このヤツの存在を消す魔法さえ使えれば、アイツは学校への不法侵入者も同然。当然、ホグワーツから消し去ることも容易である。
「フフ……もう少しだ。……すぐにお前がくだらない言葉を喋れないほどの苦しみを味わわせてやるよ。ホヨ・モノリーッ……」
闇の帝王の芽は、怪しげな語録への激しい殺意とともに、着実にその根を深めていくのだった。
すみませんマジで頭足りなくて思いつかない一部のセリフを淫夢語録に変換するのにAIを使用していたのですが、それがAI本文利用に該当するの完全に頭から抜けてました。私はAIずる野郎です。
※タグにAI本文利用を追加しました。