海竜転生記録   作:天之川 蒼空

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小説情報を確認したところ、お気に入りして下さった方が十四件もありましたw
ありがとうございますw
目指せw百人((無理だ

今回は珍しくハンター視点からです
あと、前回出てきたペッコちゃんがヒロインだと思った人、違いますからねw((殴


第三話•ハンター

〜???視点〜

 

 

はぁ…本当に勘弁して欲しいものだ…

 

私の名は【マリナ】

とあるギルドの一員であり、【ハンター】をやっている者だ

 

実力は…まぁ、一応G級であり、太刀をよく使う

 

そして私は今、溜息混じりでギルドに足を運んでいる

 

今回はあまりギルドに行きたくないが、どうやらギルドマスターが私に緊急招集を掛けたのだから仕方ない

 

なら、何故嫌なのか?

 

それは、すぐにギルドに入ればわかることだ

 

 

《ギィ…》

 

 

ハンターA「おぉ!!【海竜殺しのマリナ】が来たぞ!!」

 

ハンターB「マリナ!!相変わらず凛々しいなぁ!!」

 

ハンターC「いつ見ても美しい…」

 

 

…失敬

すぐに入ればわかるといったが、これは別

 

これは何時ものこと、そして私はいつの間にか【海竜殺し】と呼ばれるようになった

 

…まぁ、確かに海竜種はよく狩るが、好きで狩っているわけではない

 

私の装備は【アビスシリーズ】

ラギアクルス希少種から作られた防具だ

 

私が【海竜殺し】と呼ばれた理由は単純

私が初めて【ラギアクルス希少種】の討伐に成功したからだ

 

ゴホン…少し話がズレた

さっきまで言ってたが、私が嫌いなこと…それは…

 

 

???「やぁ、マリナ。元気かい?」

 

 

こいつだ…

このハンターの名前は【ショウタ】

 

簡単に言えば異国人だ

 

健康的に良い体付きに、短い銀髪、赤い瞳にイケメン

見た目だけは女に惚れるんだろう

 

今も腕に女ハンターに絡まれてるし…

 

そして私が何よりも嫌う理由

それはしつこい程私に付きまとう事だ

 

それだけのこと

それだけのことだから私は嫌う

 

なので、無視する

 

 

女ハンター1「ちょっと!!ショウタがあんたみたいな奴に話しかけてるんだから一言ぐらい言ったらどうなのよ!?」

 

女ハンター2「そうですわ!!ショウタ様に謝るべきですわ!!」

 

 

無視すると、取り巻きがクルペッコに負けないほど私に向かって喚く

 

が、あえて相手にしない

 

…正直言って面倒

 

 

ショウタ「二人とも落ち着いて。彼女は恥ずかしがってるんだよ」

 

 

…いや、それはない

というよりもどうやったらそういう風に見えるのかがわからない

 

…もしかして節穴なのか?

 

それでも私は無視をする

…何やら後ろからピーピー喚いてる声が聞こえるが無視

 

私はすぐに受付にいる竜人族である【ギルドマスター】に話を伺う

 

 

マスター「おぉ、良くぞ来て頂いた。マリナよ」

 

マリナ「はい、マスター。今回は何故私を招集を?」

 

 

私はすぐに気になっていることを言う

すると、マスターの口は開く

 

 

マスター「お主は確か【海竜殺し】…と呼ばれておるらしいのぅ」

 

マリナ「はい。そうですが…」

 

マスター「先程、古龍観測隊から連絡が入った。【少し変わった海竜】が発見されたようだ」

 

マリナ「変わった…海竜?」

 

 

…そこからマスターの説明が入る

 

どうやらその海竜は、原種でありながら陸地を活発的に行動できる海竜だという

 

亜種ならその事が可能だが、原種だとは…それは少しおかしな話となる

 

海竜の亜種は陸に特化されているため、まだ分かるが、原種が陸地に上がる時は大体スタミナを切らした時のみ

 

ならば話が違う

原種が陸地を活発的に行動できるなど聞いたことがない

 

それに、またの情報を少し変わった行動をするというらしい

 

今回は調査の為、攻撃してもいいが、もっと観測するため、討伐は無しという特殊なクエストだった

 

これに関しては私も初めて受ける

 

 

マリナ「わかりました。その依頼、受けましょう」

 

マスター「あくまで生態調査だ。無理はするな」

 

 

私は後に依頼を受け、食事をして外に出て行った

 

ここから孤島までの距離はそこまで長くないのですぐに着くだろう

 

私はその間、自分の武器である【飛竜刀【焔二重】】を手入れしておくことにした

 

 

〜サイドアウト〜

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

〜ラギア視点〜

 

 

…ん?

ここはどこだ?

 

見渡す限り、何故か暗闇だ

…もしかして、まだ夜なのか?

 

そんな風に考えてると…

 

 

???【よっしゃ!!全部位破壊終わった!!】

 

 

何やら声が聞こえ、その方向へ目を向けると、そこには光と共に一人の少年がいた

 

黒いボサボサな髪に健康的な体つき

その少年がこちらに背を向けていたため顔は確認出来なかった

 

また、声もだいぶ歪んでいたので誰だかはっきりしない

 

この少年は…一体…?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ラギア『…ん?』

 

 

目が覚めるとほのかに暖かい日光が差した

 

…朝だ

俺は一瞬にして理解出来た

 

ということはさっきのまでは夢ということか…

 

しかし、夢にしては…結構現実感があったのと…俺は【あの少年】を知っている…?

 

………………

 

いや、考えるのはやめよう

頭がこんがらがる

 

さて、今日はエリア11で泳ぎの特訓でもするか…

 

俺は早速エリア11へ向かって行った

 

 

〜サイドアウト〜

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

〜マリナ視点〜

 

 

アイルー「旦那さん!着きましたニャ!」

 

 

そう教えてくれたのは馬車を動かしたアイルー

このアイルーにはよく世話になっているものだ

 

なので…

 

 

マリナ「毎回お世話になっている。これをやるよ」

 

 

私はアイルーに【あるもの】を渡した

その【あるもの】とは、アイルーやメラルーが好む【マタタビ】である

 

 

アイルー「ニャニャニャ!?旦那さん!?これは…」

 

マリナ「お前達の好きなマタタビだろ。感謝の印だ」

 

アイルー「だ、だんにゃしゃん〜…」

 

 

アイルーはあまりの嬉しさに涙目になってる

 

まぁ、喜んでくれたのだからよしとしよう

 

さて、ここからが本番

 

そのラギアクルスが生息するエリアは原種と同じくエリア11であるらしいので、私は直ぐにそのエリアへと足を運んだ

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

マリナ「………」

 

 

私は今、目を疑っている

 

確かにエリア11に例の海竜らしきものがいたのだが…

 

 

マリナ「何故…気絶したまま水面に浮いてるんだ?」

 

 

最初は死んでいたと思っていたが、時に身体がビクビク震えていることに気が付き、まだ生きている事が確認できた

 

そして問題はこの海竜のだらし無さ

 

尻尾と腕、そして首など全てダラしなく下に向き、頭上では、理由はわからないが気絶した証拠にキラキラと光る星が回っている

 

さらには大きく口を開いており、完全に気絶している

 

私は思った

 

…こいつ、一体なんだ?

 

…起こして見るか

 

いや、ハンターとして変な事を言っているように聞こえるが、何故かその時に沸く好奇心が擽り、負けてしまったからだ

 

取り敢えず、声を上げて見る

 

 

マリナ「おい、お前」

 

ラギア『!?』

 

 

あ、起きた…

 

海竜は体を大きく揺さ振り、辺りを見渡す

そして誰もいないことに気付き、最後には…「え?俺ですか?」と言いたげそうに自分の腕を自分に差した

 

…というよりも、言葉が通じる…?

 

一体なんなのだ?

この海竜は…

 

 

〜サイドアウト〜

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

〜ラギア視点〜

 

 

…事故った

 

いや、いきなり言ってどうした?と思っている人もいると思うが単刀直入に言えば事故った

 

単純なこと

水中でいつものように【水中突進】の練習をやってたんだが、まさか大岩に頭頂部にぶつけ、脳みそまで衝撃が届いてしまい、結果的に脳震盪を起こし気絶してしまったのだ

 

…ってか気絶中なのによく冷静に言えるな、俺

 

そんで、しばらく脳の回復をしている時のこと…

 

 

???「おい、お前」

 

ラギア『!?』

 

 

えっ!?えっ!?えっ!?

 

だだだ、誰だ!?

 

ってか…こいつ誰だ!?

 

っていうか…お前って…

 

 

ラギア『え?俺ですか?』

 

 

俺は自分の腕を自分に差して首を傾げた

っていうか、この人なんで水中でも喋れるの?

というよりも、この人ハンターかよ…

 

 

???「そうだが…お前、私の言葉がわかるのか?」

 

 

…質問されちまった

どうしよう

 

今更普通のモンスターを演じても遅いし…

 

…頷くしかないな…

 

俺は頭を縦に振る

 

 

???「そうか、言葉が通じるのか。なら聞いてくれ。私は【マリナ】。ハンターをやっている者だ」

 

 

やっぱりか…

まぁ、そりゃ太刀持ってるしな…

 

太刀持ってて「俺?ハンターじゃないよ」っていう馬鹿な奴なんていないよな

 

 

マリナ「だが、今回はお前を討伐する気などない」

 

 

今回はってことは…いつしか戦うことになるのか…

 

 

マリナ「今回はお前の生態を調査してきただけだ。私の質問に答えてくれ」

 

 

いや、そう言われても喋っても伝わらないだろう…

 

 

マリナ「私が聞きたいことは一つだけ…。お前は私達ハンターを含む人間を殺さないか?」

 

 

前言撤回

頷くだけで質問に答えられる

 

でも、その質問はYESだな

無駄な殺生はしたくないし…

 

俺は首を縦に振る

 

 

マリナ「そうか…。それならよかった」

 

 

それを見たマリナは安心したかのように胸を撫で下ろした

 

…こいつ、多分顔は綺麗だとしても胸が小さいな…

 

 

マリナ「…今、余計な事を考えなかったか?」

 

 

え!?

何故分かった!?

 

俺は激しく首を横に振る

 

 

マリナ「フッ…。面白いな。お前」

 

 

うっさい

 

 

マリナ「すまなかったな。お前のテリトリーに入ってしまって…。また会えたらいいな」

 

 

といってマリナは立ち去ろうとする…

うん、なんか悪い人では無さそうだな

 

なんか…よくわからないが、このまま行かれたらお名残しいので攻めて何かを…

 

 

ラギア『待て!!』

 

 

俺がそう言うと、マリナの動きがその場に留まった

 

 

〜サイドアウト〜

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

〜マリナ視点〜

 

 

ラギア『ゴガァッ!!』

 

 

!?

何だ?

 

まだ何かあるのか?

 

私が立ち去ろうとしてるとラギアクルスは私を呼び止めるように吠えた

 

それにより、私は自然に体を止めた

 

 

マリナ「なんだ?まだ何かあるのか?」

 

ラギア『ガッ(ほらっ)』

 

 

私は振り向き、ラギアクルスを見るとラギアクルスは口を開いて何かを吐いた

 

それは青と黒に輝く美しいサファイアのようなものだ

 

…これってまさか…

 

 

マリナ「【冥海竜の雷魂】だと!?」

 

 

馬鹿な…

これはラギアクルス希少種の素材じゃないか

 

何故こいつが持ってるんだ?

 

 

ラギア『ガウ。ガウガウ。ガルルル、ガウ(持ってけ。これをお前にやる。使うなり、なんなりと自由に使え)』

 

 

…こいつ、まさかこれをあげるとでも言うのか?

 

…フッ、面白いやつだ…

 

 

マリナ「…わかった。どうやらお前は悪いモンスターではないようだな。ギルドには討伐対象に入れないように上手く報告してやるから、お前は安心してここで暮らしておけ」

 

 

私はそれを言い残して立ち去った

振り向けば、あのラギアクルスは手を振るかのように尾を回した

 

私はどこにいてもあいつを忘れないだろう

 

何せ、あいつの瞳は…他のラギアと違い海のように美しい【青い瞳】をしているからだ

 

この経験はギルドの人々には秘密にしておこう

 

そして、今度会う時は…一戦を交えたい

 

だから、私はこの【冥海竜の雷魂】をあいつにわかるようにアクセサリーにしておこう

 

私は未来について考え、ドキドキしながらベースキャンプへと向かった

 

 

〜サイドアウト〜

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

〜ラギア視点〜

 

 

うーん…

未だに疑問に残る

 

俺はあのハンターに送った素材

 

あれは原種の素材ではなく希少種の素材だった

 

…まさかと思わないが、俺って希少種なのか?

 

………

 

だめだ、考えてもわからない

 

今日はもう寝よう

 

 

俺はエリア12へ向かった

 

 

〜続く〜




閲覧ありがとうございましたw
また短い…w

また、お気に入り、コメント、評価を入れてくれた方々、本当に感謝申し上げます

さて、ここで新キャラの【マリナ】さんが出てきました

察しの鋭い方は気付いてると思いますが、彼女が今作のヒロインですw

では、ここで少しキャラ説明を



名前…ラギア
性別…男
種族…海竜種

今作の主人公
名前を忘れてしまったため、【ラギア】と名乗る
原種の筈が、異常に威力の高い電気ブレスに加え、陸上での行動力も高く、肉質の硬さもだいぶ硬い
さらに何故か希少種の素材を吐き出す、という原種ではありえない事が起こる謎のラギアクルス


名前…マリナ
性別…女
種族…人間(太刀使い)

今作のヒロイン
初めてラギアクルス希少種の討伐に成功
それ以来、【海竜殺し】という物騒な二つ名を持つことになる
素顔は肩まで伸びる薄水色の髪に深い青の瞳、そして美人(ただ、胸は残念)

装備はアビスシリーズで発動スキルは真打で【攻撃力【大】】と【切れ味レベル+1】、そして【見切り-1】

見切りに関しては【達人+10】前後の護石を付けているため、カバーしてる

太刀は全属性を使うため、狩るモンスターによって使い分けるが、一番よく使うのは【飛竜刀【焔二重】】


以上です
あと、【ショウタ】については次回w

では、失礼します


ps.マリナが水中で喋れた理由は【酸素草G】というオリジナルのアイテムを使ったためでs((殴
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