誤字脱字指摘感想評価、また、『ぼくのかんがえたさいきょうのうちゅうCQC』、その他諸々待っています。
あらすじ
〜♪(何処からともなく軽快な音楽)
3人「「「ハイハイハイハイハイ……アーカム、路地裏同盟!」」」
ツル子「ハイ、そういう訳でですね、すっかり出番の少ない私達なんですけども、こういう形で頑張っていこうかな、と思いましてですね」
頼子「出番が無いなら無いで楽でいいじゃないの」
ツル子「な、何を言っているんですか。そんな姿勢でこの厳しい業界を生き残っていけるんですかキミィ!」
頼子「別に生き残ってもねぇ……」
ツル子「ぼんやりしてると後ろからバサリだぁー!」
頼子「いい度胸ね(チャキッ」フォークを構える。
ツル子「ヒイッ!何でこの人メンバーにしたのかなぁ〜!」
ルーヒー「安心しなさい、計算通りよ」
3人「「「……………」」」
3人「「「アーカム、路地裏同盟!」」」
〜♪バサァ(軽快な音楽と共に幕が閉まる)
真尋「何やってんだ、母さん達………」
* * * * *
「―――まあ、どうでもいいか」
バサッと、翼が羽ばたく。たった一度の羽ばたきでルイオスは風を追い
「なにはともあれ、ようこそ白亜の
それは
「ま、不意を打っての決闘だし、少しばかり
「フン。名無し
ルイオスの翼がもう一度羽ばたく。彼は"ゴーゴンの首"の
「………炎の弓?ペルセウスの武器で戦うつもりはない、という事でしょうか?」
「当然。空が飛べるのになんで同じ土俵で戦わなきゃいけないのさ」
真尋はその炎の弓を見て、考えこむ。
「………アポロンの持つ黄金の弓のギフトか?そうだとしたら矢は即死の効果のついた金の矢のギフト?いや、男性を
「おぉ………なんだかんだ言って、真尋は結構詳しいんだな」
十六夜の言葉に真尋はハッと意識を戻す。
「悪い、少し考え込んでいたな」
「いや、別に構わないぜ。で、ボンボンマジ下衆坊ちゃんよ、答え合わせしてやれ」
あ、十六夜もルイオスの呼び名それでいくつもりなんだな。
「違う、僕の名前はルイオスだ」
「失礼、噛んじまったぜ」
「違う、
「
「おまっ、もしかして僕の
「山分けだったぜ」
「共犯者がいたのか!?」
もしかして、このやり取りは毎回の恒例になるのだろうか。ルイオスが咳払いをして場の空気を戻す。
「ゴホン、このギフトはお察しの通り、アポロンの弓のギフトのレプリカだ。先代のツテがあって、借りている物だよ。空が飛べるのに同じ土俵で戦う
何気に洋菓子の件を気にしているルイオスは、
「メインで戦うのは僕じゃない。僕はゲームマスターだ。僕の敗北はそのまま"ペルセウス"の敗北になる。そこまでリスクを負うような決闘じゃないだろ?」
「っ………!!」
黒ウサギの顔に
「目覚めろ―――"アルゴールの魔王"!!」
光は褐色に染まり、八人の視界を染めていく。白亜の宮殿に共鳴するかのような
「ra………Ra、GEEEEEEYAAAAAAaaaaaaaa!!!」
それは
「ra、GYAAAAAaaaaaaa!!」
「な、なんて絶叫を」
「
え、と
「いやあ、飛べない人間って不便だよねえ。落下してくる雲も避けられないんだから」
「―――全く、その通りですね。ギフトを使わなきゃ飛ぶ事すらままならないんですから」
「………なっ!?」
ルイオスが慌てて声のした方向―――背後に目をやると、真尋を抱えているニャル子、クー子、ハス太、アト子がいた。
「さて、ボンボンマジ下衆坊ちゃん。貴方の罪を数えなさい!そして
「お前本当に公的機関の人間か?」
「邪神なので
ルイオスは少しの間呆けた顔をするが、突然笑い出す。
「………ク、クク、ハハ、ハハッハッハッハ!!」
ルイオスは邪悪な笑みを顔に浮かばせて叫ぶ。
「僕が君達―――クトゥルフ神話の邪神への対策をしてないと思ったのかい?今回は僕にツキが回っていたんだよ!」
ルイオスの言葉を理解できないでいると、ルイオスは笑いながら驚愕の事実を告げる。
「―――このギフトゲームで、
「なっ―――!」
黒ウサギが絶句する。真尋は何やら
「来い!―――ニャルラトホテプ!」
「「「「「……………はっ?」」」」」
闘技場の一部の空間が
「―――久しぶりだな、ニャル子」
「にい………さん?」
―――ニャルラトホテプ星人、ニャル子の兄である、ニャル夫だった。………人選間違えてる気がするんだが。
「おい、真尋!そいつ知り合いか!?」
「あぁ、あいつは―――ムグッ」
「いいえ、全く知り合いではありません!ただの野良ニャルラトホテプでしょう!」
「お、おぅ………」
十六夜が真尋に問い掛ける。真尋が答えようとすると、ニャル子が手で口を塞ぎ、代わりに答えた。
「ニャル子………私はお前に対する恨みを募らせてきた。そして私はこの箱庭で修行を重ね、魔王の称号を手に入れたのだ!"無貌の魔王"の力、見るがいい!!」
ニャル夫はそう告げると変身し、アルゴールの魔王を遥かに超える巨躯の異形となる。
「ニャル子」
「ええ………修行を重ねたのは本当っぽいです。前よりも力が倍増していますね。やはりニャル夫兄さんの宇宙籍を抹消したのが悪かったのでしょうか、いや、ニャル夫兄さんの初恋の人にニャル夫兄さんの無い事無い事伝えたのが駄目だった?」
「うん、どっちも駄目だろうな。で、どうするんだ?前よりも強くなってるんだったら少し厳しくないか?」
問題ありません、とアト子は懐から金色に光る物体を取り出した。
「これはかの有名なアーサー王が使っていた剣、エクスカリバー―――」
その金色に光る物体は全体的にスリムな形をしており、先は曲がっている。真尋にとって見慣れた形で―――
「―――を模して作った、
「予想していたが、何で素直に剣の形にしないんだよ!」
―――詰まるところ、バールであった。
「兄さ………野良ニャルラトホテプは此処で噛ませ犬の如く消え去るといいですよ!」
「来いニャル子!俺は剣で一突きされる程度じゃ死なんぞ!」
☆ご愛読ありがとうございました!Shoggoth先生の次回作をご期待ください!」
「勝手に打ち切りにしようとするな、クー子」