邪神たちが異世界から来るそうですよ?   作:一反目連

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第四話

あらすじ

 

ニャル子「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『真尋さんが十六夜に連れられたと思ったら何時の間にか蛇神と十六夜が闘っていた』。な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何が起こったのかわからなかった…。頭がどうにかなりそうだった…。十六夜TUEEEEだとか主人公最強物だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」

 

クー子「逆廻十六夜が…最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も、最も恐ろしィィ、マギィーッ!!」

 

 

真尋「お前らうるさい」

 

   *   *   *   *   *

 

「と、ところで十六夜さん。その蛇神はどうされます?というか生きてます?」

 

「命までは取ってねえよ。戦うのは楽しかったけど、殺すのは別段面白くもないしな。"世界の果て"にある滝を拝んたら箱庭に戻るさ」

 

「ならギフトだけでも(いただ)いておきましょう。ゲームの内容はどうあれ、十六夜さんは勝者です。蛇神様も文句はないでしょうから」

 

「あん?」

 

「神仏とギフトゲームを競い合う時は基本的に三つの中から選ぶんですよ。最もポピュラーなのが"力"と"知恵"と"勇気"ですね。力比べのゲームをする際は相応の相手が用意されるものなんですけど………十六夜さんはご本人を倒されましたから。きっと凄いものを戴けますよー。これで黒ウサギ達のコミュニティも今より力を付ける事が出来ます♪」

 

黒ウサギが()(おど)りでもしそうな足取りで蛇神に近寄る―――

 

「なあ、黒ウサギ」

 

「はい?何でしょうか真尋さん」

 

「いや、気になったんだけどさ………()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

「っ………!」

 

真尋の言葉に黒ウサギは痛い所を突かれた、とでも言わんばかりの顔をした。

 

「………真尋、お前って結構頭良かったのか?」

 

「おいこら十六夜、バカにしてんのか」

 

因みに真尋の学校での成績は中の上と上の下を行ったり来たりくらいである。

 

「何て言うかな………僕には黒ウサギが必死に見えるんだよ。僕らを喚ぶ理由が『この世界で面白可笑しく過してもらうため』っていうのにも引っ掛かってた。異世界へ喚ぶんだから手間も費用もかかって当然なのに。十六夜が冗談でコミュニティに入るのを拒否した時に本気で怒っていた事などから黒ウサギのコミュニティは弱小、または衰退しているコミュニティで、僕らはコミュニティを強化するために喚ばれたのかなって思ったんだ」

 

コミュニティの現状がバレてしまい、黒ウサギは俯いて無言になる。

 

「やっぱりそうだったか。で、この事実をひた隠しにしていたってことはだ。俺達にはまだ他のコミュニティを選ぶ権利があると判断できるんだが、その辺どうよ?」

 

「………………」

 

沈黙(ちんもく)()也、だぜ黒ウサギ。この状況で黙り込んでも状況は悪化するだけだぞ。それとも他のコミュニティに行ってもいいのか?」

 

「や、だ、駄目です!いえ、待ってください!」

 

「だから待ってるだろ。ホラ、いいから包み隠さず話せ」

 

真尋と十六夜は手ごろな岩に腰を下ろして聞く姿勢をとった。黒ウサギは相変わらず(しぶ)い顔をしている。

 

「ま、話さないなら話さないでいいぜ?俺はさっさと他のコミュニティに行くだけだ」

 

「………話せば、協力していただけますか?」

 

「ああ。()()()()()()

 

十六夜はケラケラと笑いながらも目は笑っていない。真尋も真剣そのものな顔で聞く体制を取っている。

 

「………分かりました。それではこの黒ウサギもお(なか)(くく)って、精々オモシロオカシク、我々のコミュニティの惨状(さんじょう)を語らせていただこうじゃないですか」




当作品では、『ぼくのかんがえたさいきょうのうちゅうCQC』を募集します。なお、宇宙CQCでなくても構いません。

(例1)
名称:私の宇宙CQCパート2ダッシュ『名状しがたいバールのようなもの』
使用者:八坂ニャル子
分類:宇宙CQC
詳細:バールのような細長い棒状の物を思いっきりフルスイングする。投げることも可能。

(例2)
名称:精神感応型無線誘導式機動砲台『クトゥグアの配下』
使用者:八坂クー子
分類:道具
詳細:使用者の思惟の流れに呼応して上下左右あらゆる角度から高熱のレーザーを浴びせることができる。
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