劇場版仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 目覚める神狼 作:極王ゴット
ゴット「翔太郎さん達と一緒に謎のドーパントを追ってた俺はまさかの未来の世界にやって来ちゃった!?そこで俺は未来の俺に会うんだけど眠らせられちゃって……そして起きたらいきなり勝負を仕掛けられた!?ベルトもないし……どうすればいいのー!?」
三人称
いきなり未来のゴットに戦おうと言われたゴットは驚くと共に焦っていた。
ゴット「無理だよ!俺、今ベルトもないし……それに……」
ゴット(未)「それなら大丈夫だよ、インフィニットドライバーなら貸すし、それに……俺を傷つけたくないって言うなら……昔の俺には無理だから大丈夫♪」
ゴット「……!」ビキッ!
ゴットの優しさからくる心配を無意味と言い張りながら煽りウインクをした未来のゴットを見てゴットは顔に青筋を浮かべながら少し切れるとそのまま怒りを隠さずに未来のゴットに向かって言う。
ゴット「そうなんだ……良いよ……やったげる。その代わり負けた方は俺が戻るまで勝った方の言いなりになるってのは?」
ゴット(未)「えっ、良いの?恥ずかし思い出増えるだけだよ?」
ゴット「……がああああああああああ!やってやるよこんちきしょうめええええええ!」
ゴット(未)「あははは……」(煽り耐性も無いし沸点も低い……やっぱり心に余裕がなくなってるね)
それからしばらくして二人のゴットはそら達にお留守番を頼んで少し開けた場所に来ていた。
開けた場所で2人のゴットは相対していた。
その表情も違って未来のゴットは余裕がありそうでゴットは少しイラついたような顔をしていた。
ゴット「本当に変身する気はないの?」
ゴット(未)「だね〜、間違えたとしても過去の自分を殺したくないし」
左手を揺らしながら軽くそういう未来のゴットに対してゴットは拳を握り締めて怒りを露わにする。
ゴット「どこまでも俺のことを舐め腐ってくれてるね…!」
ゴット(未)「それが嫌ならまずは戦おうか、大丈夫!あとで慰めてあげるから!」
ゴット「俺はそんなに弱くないもん!変身!」
未来のゴットのどこまでも舐めている態度に怒ったゴットはライダーカードをベルトに入れてそのまま変身する。
《インフィニットライド!ディケイド!》
IFディケイド「言っとくけど!手加減しないから!」
ゴット(未)「……おいで」
IFディケイド「…!はああああああああああ!」
軽く手をクイクイと動かした未来のゴットにIFディケイドはライドブレイカーを構えながら走っていき、いつのまにか地面に倒れていた。
IFディケイド「………………えっ?」
ゴット(未)「こんなもんかな?」
地面に倒れた状態でIFディケイドが固まっていると未来のゴットはゆっくり離れて再びIFディケイドを見ると聞く。
ゴット(未)「今度はどうする?」
IFディケイド「……ならこれを!」
IFディケイドは立ち上がるとIFディケイドFOのライダーカードをベルトに入れる。
《ファイナルインフィニットライド!ディケイド!フォーエバー……》
IFディケイドがIFディケイドFOに変わったのを見ると未来のゴットはどこか呆れたような目でIFディケイドFOを見る。
ゴット(未)「フォーエバーか……別に弱くはないけど……ねぇ、どうしてフェルの力を使わないの?確かに今の君がフェルの力を使ったとしても絶対に勝てないくらいの戦力差が俺と君にはある。それでも使わない理由はないよね?」
IFディケイドFO「……」
ゴット(未)「今はフェルを信頼出来ない?でも君はロードに絆、絆って言ってたよね?それなのにちょっとの隠し事でその絆が揺れ動く……君の言う絆ってその程度だったの?」
未来のゴットがIFディケイドFO……ゴットへと言った言葉にゴットは答えられない、そんな中、IFディケイドFOはその質問を振り払うようにしかしフェルが隠していること……自分の血や【本当】の家族のことをちょっとしたものと言われたことに怒りを示して武器を展開する。
《龍騎!ブレイド!電王!キバ!フォーゼ!エグゼイド!ジオウ!》
IFディケイドFOはドラグバイザーツバイ、キングラウザー、デンカメンソード、ザンバットソード、バリズンソード、ガシャコンキースラッシャー、サイキョージカンギレードを召喚してライドブッカーを構える。
IFディケイドFO「これでどうだ!」
構えるIFディケイドFOを未来のゴットは静かに見て拳を構える。
IFディケイドFO「はあああああああああ!」
ゴット(未)「甘い」
IFディケイドFOの攻撃を未来のゴットは軽く腕を振るうだけで蹴散らされて逆にレジェンドライダーの武器がIFディケイドFOに当たる。
IFディケイドFO「うっ!ああ!うわああ!」
レジェンドライダーの武器をまともに受けたIFディケイドFOは少し吹き飛び地面を転がると倒れながら未来のゴットを見て言う。
IFディケイドFO「なに……が……」
IFディケイドFOが今目の前で起こったことを理解しきれていないと未来のゴットは不敵な笑みを浮かべながら言う。
ゴット(未)「確かにその力は今の君の時代で最強クラスかもね……でも俺は負けないよ……たとえ何が相手でもね」
IFディケイドFO「……それでも……」
未来のゴットの言葉に対して反抗心を燃やしたIFディケイドFOはレジェンドレガシーブレイカー・キングワイルドを召喚すると未来のゴットへと向かって走り出す。
IFディケイドFO「はあああああああ!」
ゴット(未)「諦めないこと……それはいいね、でも……それだけでも……いや、どうしても俺には勝てないよ」
IFディケイドFO「えっ?」
未来のゴットはそう言うと手を翳すと異空間のようなものが空いてIFディケイドFOがいきなりの事態に困惑していると未来のゴットはそこに手を入れてそこから武器を取り出す。
IFディケイドFO「なに……それ?」
ゴット(未)「俺の相棒の一つ……かな?まぁ、【虹桜狼龍(こうおうろうりゅう)】……とでも呼んでよ」
未来のゴットが取り出したのは刀は刀身が虹色に輝いていて狼のような紋章と龍のような紋章が刻まれている。
ゴット(未)「未来のことは教える気なかったけど……どうせなら全てにおいて圧倒的な差を見せたいじゃん?」
IFディケイドFO「その言い方……本当に舐めてくれてるね!」
未来のゴットの煽りに対して怒りを露わにしたIFディケイドFOは未来のゴットに向かってレジェンドレガシーブレイカー・ワイルドキングを振るうが未来のゴットは流れるような動きで虹桜狼龍を振るう。
IFディケイドFO「フッ!はぁ!やああ!」
ゴット(未)「ほっ、フッ、えい」
IFディケイドFOが繰り出すレジェンドレガシーブレイカー・ワイルドキングの攻撃は一撃一撃に虹色のエネルギーが纏われて凄まじい衝撃を放つが未来のゴットはその衝撃すらも響いていないかの様に受け止めながら軽く流す。
ゴット(未)「ほっ」
IFディケイドFO「うわぁ!」
IFディケイドFOの攻撃を軽く受け流しながら未来のゴットが前に出してきた足に引っ掛けられて綺麗に転ぶ。
ゴット(未)「筋は良かったりするんだけど……やっぱりどことなく甘いし……正直弱いんだよね〜」
IFディケイドFO「……なんで……ここまで…!」
未来のゴットとの力の差を確かに感じるIFディケイドFOが力の差に疑問を感じると未来のゴットはなにも変わらぬままにゴットを見て言う。
ゴット(未)「単純な力の差もあるけど経験の差と心の迷いの差かな」
IFディケイドFO「経験と……迷い……」
ゴット(未)「まぁ、俺は未来の君だから経験は君以上にあるし迷いに関しても家族関連のことで拗れてる時期だからしょうがないことだけどね」
未来のゴットはそう言うとこの場所に近づいてくる人の気配を感じる。
ゴット(未)「ここなら人は来ないと思ってたけど来ちゃったかぁ、……うん、場所を変えようか」
IFディケイドFO「えっ?」
未来のゴットが場所を変えようかと言うと同時に気がつくとIFディケイドFOの前に未来のゴットが立っていて未来のゴットはIFディケイドFOを掴んで強めに投げる。
IFディケイドFO「うわああああああああああああああああああ!?」
いきなり投げられたのとすごい空気抵抗にIFディケイドFOが叫びながら飛んでいくと普通の家庭の家族のような人たちがやって来た。
やって来た家族は父親が少し子供っぽく母親は優しそうで三人の子供を見てる感じで後は男の子と女の子がいてみた感じはおそらく兄と妹だと未来のゴットが予測すると男の子がゴットを見つけてゴットに向かって手を振る。
男の子「お父さん!お母さん!ゴットさんだよ!おーい!ゴットさーん!」
未来のゴットは男の子に手を振られると軽く手を振りかえして家族の近くに着地する。
ゴット(未)「ここに遊びに来たんですか?だとしたらすいません、少し騒がしくしてしまっていたので……」
母親「いえいえ、ゴットさんこそ、私たちが邪魔になってしまったのでは……」
ゴットは家族の母親にそう言われるとゴットは両手を前に出しながら首を振って答える。
ゴット(未)「そんなことありませんよ、家族の時間ってのは何よりも大切なものです。それに比べたら俺のやってたことはどこでも変わりはつきますから」
申し訳なさそうにしている少年たちの両親に未来のゴットが微笑みかけてそう言うと少年が未来のゴットに近づいていき聞く。
少年「ゴットさん!僕もあなたみたいに強くなれますか!?」
少年の問いを飽きた未来のゴットは少し少し止まると少年に目線を合わせながら問う。
ゴット(未)「君はなんのために強くなりたいの?」
少年「お父さんとお母さんに安心してもらうため!ゴットさんみたいに強かったら安心してもらえるでしょ?」
少年がそう言うと未来のゴットは少し困ったように笑って答える。
ゴット(未)「そっかぁ……確かに俺みたいな力を手に入れたら安心してもらえるかもしれないけど……でもね、俺みたいな力なんて必要ないんだよ」
少年「えっ?」
未来のゴットの言葉に驚いて未来のゴットを見る少年を未来のゴットは優しく撫でると苦笑を浮かべて言う。
ゴット(未)「だってさ、俺ね、ここまで強くなるために何回もみんなに心配かけたし……心配をかけたくないならさ、今の君のままでいればいいんだよ」
未来のゴットの言葉をちゃんと理解できないのか少年は首を傾げてしまうが未来のゴットはまぁそれはそれとしてと立ち上がる。
ゴット(未)「それじゃあ俺はもう行きますね」
母親「はい、お気をつけて」
少女「ゴットさんバイバーイ!」
未来のゴットは手を振ってくれる家族に軽く手を振り返すとゴットを投げ飛ばした方向に向かって加速した。その時、未来のゴットに対して未来の世界のフェルが聞く。
フェル(未)『昔の我の相手の時と言い、昔のお前の相手の時と言い、あの家族の相手の時と言い、貴様はやはりああ言う家族や自分自身には思うところがあるんだな?』
ゴット(未)「……まぁね、これから何が起こるか分かるからこそ心配だと思うし……ああいう家族は幸せになってもらいたいよ」
フェル(未)『……そうか、なら一度見せて来い、全ての絶望を乗り越えたお前の力を……いや、【我らの力】をな』
ゴット(未)「……うん」
未来のゴットは未来のフェルと短い会話を終えると加速してゴットを投げた方に飛んでいく。
数分後
未来のゴットはゴットを追ってすぐに追い抜くと到着地点に降り立つと近づいてくる気配を感じた。
ゴット(未)「……来るね」
IFディケイドFO「にゃああああああああ!?」ズドーン!
ゴット(未)「……ごめん……」
IFディケイドFO「ふっざけんなあああああ!」
未来のゴットがゴット(IFディケイドFO)を待っているとちょうどIFディケイドFOが落ちてきて勢いよく地面にぶつかって地面に埋まった。
未来のゴットはそんなIFディケイドFOの惨状を見てすぐに謝ったがIFディケイドFOは怒りながら立ち上がった。
IFディケイドFO「よくもやってくれたね!?絶対許さないんだから!」
ゴット(未)「おお…素直じゃない女の子が言いそうな言葉……」
IFディケイドFO「うっさい!」
《アギト!ゴースト!ゼロワン!ゼッツ!》
IFディケイドFOは未来のゴットに怒りながらアギトSF、ゴースト無限魂、ゼロツー、ゼッツXDを召喚するとライダー達は一斉に未来のゴットに向かって行く。
ゴット(未)「召喚かぁ……でもその人数はね」
IFディケイドFO(来る…!)
IFディケイドFOの行動に少し感想を言うと未来のゴットは一瞬で姿を消す。その行動に対して未来のゴットが来ると理解したIFディケイドFOはレジェンドレガシーブレイカー・ワイルドキングを構える。
そして決着は一瞬でついた。
アギトSF「ぐああ!」
ゴースト無限魂「うわぁ!」
ゼロツー「ああああ!」
ゼッツXD「がああああ!」
IFディケイドFO(もうすこ「なんで使わないのかなぁ?」えっ?」
IFディケイドFOが未来のゴットが来ると思った時もうすでに未来のゴットは後ろにいた。
しかし、ゴットが理解できなかったのは未来のゴットがなんで使わないのかと聞いてきたことだった。
IFディケイドFO「……なんのこと?」
ゴット(未)「フェルの力だよ、別にマジェスティとかなら使えるで……しょ!」
IFディケイドFO「うわああああ!」
話しながら振るわれた未来のゴットの一撃を避けずに受けてしまったIFディケイドFOは転がりながら変身が解けた。
地面に倒れてボロボロの状態で睨んでくるゴットに対して未来のゴットは聞く。
ゴット(未)「まぁぶっちゃけ、マジェスティの力を使われても余裕だけどさそれでもさっきも言ったけど使わない手はないよね?」
ゴット「……フェルは俺になにも教えてくれない……信じられないんだよ……」
ゴット(未)「……まぁ、今の俺ならそうだよね、ならどうすんの?その力じゃ勝てない敵が現れた時、フェルを信じられないからってその力を使わないの?」
ゴット「……」
未来のゴットの問いに対して答えられないゴットに対して未来のゴットはそのまま続けて言う。
ゴット(未)「まぁ、それで君がフェルの力を使わないのは勝手だよ?……今は逆に使わない方がいいしボソッ……でもそうなったら誰が犠牲になると思う?」
ゴット「……」
ゴット(未)「桜……じゃなくて、蓮……じゃなくて、ヴィヴィ達だよ」
ゴット「…!」
ゴット(未)「まぁ、全部君の勝手だよ、俺の運命は決まってるから君がどうなろうとパラレルワールドの出来事になるだけだろうし、でも君さ……今、水月達さえまともに信用できてないでしょ?フェルはともかくそっちは今考えたら理解できないんだよね〜、ねぇ、なんで?」
未来のゴットにそう聞かれたゴットはひたすら黙っていたがゆっくりと体を揺らしていくと徐々にゴットから涙が溢れながら顔を上げて真っ直ぐ未来のゴットを見て言う。
ゴット「だって…!俺は…!」
真正面から見る涙を流す過去の自らに対して未来のゴットはゆっくりと目を瞑らせると自信も
あった家族のことを知った時の記憶を思い浮かべながら言う。
ゴット(未)「大丈夫……君なら……いや、君たちならね?」
ゴット「えっ?」
ゴット(未)「とりあえず……勝負は俺の勝ちね」
ゴット「あっ……」
一瞬未来のゴットの姿が消えたかと思うと後ろから声が聞こえると共にゴットは体がぐらついて倒れていくと共に飛びゆく意識の中一瞬、電話をしている未来のゴットが見えた。
ゴット(未)「なに?今終わったところなんだけど……あっ……そっちの件が進んだんだ。……りょーかい♪……こっち?もう……」
ゴット(なにしてるんだろう……)バタッ
ゴットは未来のゴットの会話の内容が気になったがすぐに気絶した。
ゴット(未)「寝ちゃ……いや気絶か……まぁいいや、おやすみ。さぁーてと、こっちもこっちで潰しますかぁ……覚悟しろよ、塵ども」
スマートフォンを見ながらそう言った未来のゴットの言葉は最後だけ酷く低く恐ろしい声で呟いていた。
THENEXTSTORY
敗北の代償
ゴット(未)「デートしよっか!」
ゴット「はぁ!?」
最強の激怒
ゴット(未)「お前達は今日ここで滅ぼす」
過去と未来の自分でデート!?
ゴット「なんなのさこの服!?」
ゴット(未)「俺もこんな感じだよ〜!」
スペシャルエピソード 未来の世界!?奇跡の出会いpart3