劇場版仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 目覚める神狼   作:極王ゴット

2 / 6
劇場版仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 目覚める神狼2

新たに現れた敵からゴットの存在を守るために原始時代に来たゴット達は服装を目立たないものに着替えて自然の中を歩いていた。

 

フブキ「ここどこなんですか〜!」

 

目的もなくただ自然の中を漂う中でフブキが頭を抱えてそう叫ぶとゴット達は苦笑しながら話す。

 

水月「まだ文明ができる前だしな……」

 

ミオ「どこに何があるのかなんて分からないよね……」

 

ミオがそう言うとゴットが何かの匂いを嗅ぎつけたような反応をする。

 

ゴット「なんか……懐かしい匂いがする……」

 

一同『は(え)?』

 

ゴットのいきなりの言葉に一同が困惑するとゴットはゴットが感じたと言う懐かしい匂いというものを辿って歩いて行く。

ゴットが歩いて水月達が付いていってしばらくが経つとどこかの村のような場所が見えてきた。

 

ミオ「もしかしてここ例の?」

 

ゴット「なんか……ここから懐かしい匂いが……「てやーい!」」

 

一同『!?』

 

ゴットの言葉の途中で謎の掛け声と共に謎の青年が飛んでくるとゴット達は驚いて止まる。その間に着地した獣人の青年【クロウ】は短剣を構えながら水月達を睨んで言う。

 

クロウ「ついにここまで攻めてきたでござるか……街の人たちに手は出させないでござる!」

 

クロウはそう言うと水月達に向かってゴット、フブキ、ミオ、こより、クロヱを避けさせるように手裏剣を投げる。

 

一同『うわあああ(きゃあああ)!』

 

水月「ふっ!はぁ!」

 

クロウの攻撃をアクル達は驚きながらも避けて水月は召喚したライドスカルで撃ち落とすと一瞬、青色の影が見えたと思うといつの間にかゴット、フブキ、ミオ、こより、クロヱを除いたメンバーはいつのまにかライドスカルも取られて水月達は縄で結ばれて使っていた。

 

水月「なっ!?」

 

クロウ「これは……」

 

?「クロウ、元気がいいのは悪くないけどこう言う時は俺に一言欲しかったな」

 

一同『!?』

 

突然聞こえた声にゴット達が声の方向を見ると確かに先ほどまで視界に入っていたはずの位置で水月達を捕まえたものであろう縄を持っている人としてのゴットによく似た青髪をたなびかせて金と銀のオッドアイを持つ少女がいた。

 

アクル(いたからそこにいたのか……全く分からなかった……)

 

水月(早い……いつのまにかやられてた……)

 

ゴット(……もしかして……この人は……)

 

少女「それで、わざわざ人族がここにくるなんて……何の用?」

 

あからさまに警戒した様子で呆然としている水月達に少女がそう聞くとクロウが少女……いや【彼】の名前を呼ぶ。

 

クロウ「フェルト殿!」

 

フェルトと呼ばれた少女のような少年こと彼はクロウに優しく笑いかけると縄をクロウに渡しながら言う。

 

フェルト「こいつらのことをお願い、俺はあの子達をカウンセリングするから」

 

クロウ「わかったでござる」

 

フェルトはクロウに縄を渡すとまだ呆然としているゴット達に近づいて優しく微笑みかけながら唯一自分よりも小さいゴットの頭を撫でようとして止まる。

 

フェルト「……」(この子……なんか……いや、ないよね?)

 

ゴットを見て何かを考えたフェルトはゴットの頭を撫でながらゴット達に向かって言う。

 

フェルト「ごめんね、助けるのが遅れちゃった……でももう大丈夫、ここにはみんなを苦しめる人はいないから」

 

フェルトがそう言うとようやく状況が整理できたのかゴットが撫でられていることに気づいて顔を真っ赤にすると焦りながらフェルトに言う。

 

ゴット「あ、あああああの!/////そ、そそそそその人達!俺の仲間です!/////」

 

ゴットが顔を真っ赤に染めながらそう言うとフェルトは少し目を細めてゴットを見た後、クロウを見て言う。

 

フェルト「クロウ、そこの人たちを解放してあげて」

 

クロウ「え!?フェルト殿!いいんでござるか?」

 

フェルト「この子の顔を見たらね……でも警戒を解く気はない、クロウ、変なことあったらなんとなくわかるけど俺が行くまではお願いね」

 

クロウ「了解でござる!このものたちは拙者に任せるでござる!」

 

クロウがフェルトのことを信頼して言うことを聞き水月達を解放すると水月達も水月達でフェルトを警戒しながら聞く。

 

水月「一体どう言うつもりだ?」

 

フェルト「解放というよりは君たちを見極めるってのが正しいかな?言っとくけどそっちが俺を警戒してるみたいに俺も君たちへの警戒は解いてない、種族差別する気はないけど……人族と関わって良かったことは【俺達】にはないからね」

 

フェルトの言葉を聞いてゴット達はあの壁画に描かれる前からフェルト達獣人はこれまで人族に様々なことをやられたことおそらくではあるがフェルト達の反応から獣人の子が誘拐されるということも珍しくはないのだろうということ……その中、水月達の警戒を解かないフェルトはゴットの方を向くと優しい笑顔でゴットに聞く。

 

フェルト「ねぇ、俺は君のことが少し気になる……付いてきてもらっていいかな?」

 

一同『なっ(えっ)!?』

 

ゴットに対して付いてきてと言ったらフェルトに一同、ゴットをも驚く中フェルトはデートを断られることを怖がる女の子のような不安そうな顔で聞いてくる。

 

フェルト「だめ?」上目遣い

 

ゴット「えっと……」

 

一同(ぐっ!可愛い…!)コウカハバツグンダ!

 

フェルトの無意識上目遣いに水月達が大ダメージを受けてゴットはフェルトの不安そうな顔を見て戸惑うとそらは少し考えた後にゴットにアイコンタクトで伝える。

 

そら(多分、大丈夫だから、いいよ)

 

ゴット「あの、俺が一緒にいる間みんなに手を出さないならいいですよ」

 

フェルト「そう!ありがと!クロウ、そう言うてことだから彼らが何もしていない間は何もしないでね」

 

クロウ「わかったでござる!」

 

フェルトの言葉にクロウがきっちりと敬礼をするとフェルトはゴットの手を掴む。

 

フェルト「じゃあ、俺の家行こっか!」

 

ゴット「え!?あっ……ちょっ…!」

 

ゴットが連れて行かれるのを見て水月達はため息をつくがその後、そらがクロウにそもそもの目的を思い出して聞く。

 

そら「あの!神狼の救世主って人はどこですか!?私たち、その人に会いにきたんです!」

 

水月「いや、ストレートに言うやつがあるか」

 

そらが神狼の救世主のことについて正直に話すと想像以上にストレートに言うと水月が突っ込むがクロウは首を傾げる。

 

クロウ「神狼の……救世主?とはなんでござるか?」

 

紅蓮「んだろうな……希望の力で人々を守る戦士?ってところか?」

 

クロウ「希望の力で人々を……それなら……」

 

その頃、ゴットはフェルトの自宅へときていた。

 

フェルト「零華(れいか)ー!お客様連れてきたよー!」

 

フェルトがそう言いながら家の中に入ってゴットをリビングまで案内すると白髪に白い目のそら達くらいの少女が少し怒った様子でいて、フェルトを見るとこっちに来いとでも言うように手招きをするとフェルトの様子が変わる。

 

フェルト「あっ……スゥー、ゴメンチャイ♪」

 

次の瞬間にはフェルトは地面に伏していた。あまりにもいきなりで倒れたフェルトにゴットが目を見開くと零華は痛そうに頭を撫でるフェルトな目線に合うように屈むとフェルトに向かって言う。

 

零華「ねぇ、フェルト君、私さ、いつも言ってるよね?人を呼ぶのはいいけどその前に私にちゃんと伝えること、いきなりだとお出迎えとかさそう言うのがうまく出来ないって、ねぇ?」

 

フェルト「あの……その……えっと……」

 

零華「もふもふくすぐりの刑だね」

 

フェルト「えっ……」

 

零華の何やら可愛らしい名前の罰ゲームの宣言でフェルトが絶望したような顔になるとゴットは少し驚いたような顔をしている。それに気づいた零華はゴットのを見て疑問を浮かべる。

 

零華「ん?どうしたの?不思議そうな顔をして……」

 

ゴット「いや……ものすごく強いのに……もふもふくすぐりで怖がったりとかしてるから……さっきは少し怖かったし……意外で……」

 

ゴットがそう言うと零華は少し考えてフェルトはため息をつくとゴットに向かって優しい笑顔を向けて言う。

 

フェルト「俺はみんなが笑顔でいてくれるなら、それでいいんだよ!だから本当は人族の人たちと戦いたくない……だけど人族は俺の家族を……獣人のみんなを傷つける……俺の妹も…!」

 

零華「なるほど、君のお友達に人族の子がいてここに連れてきたらフェルト君がなんかやっちゃったってことね、普段なら怒るけど人族の人なら少し……」

 

ゴット「……」

 

ゴットはフェルト達の反応からなんとなく人族がフェルト達にやってることに気づいていた為言葉が詰まるとフェルトが思い出したように言う。

 

フェルト「そう言えばさ、君の名前は?」

 

ゴット「えっ……極王……ゴットです……」

 

フェルト「ゴットね……改めて俺からも俺は【フェルト・フェンリル】、そしてこっちが【狼神(ろうかみ)零華(れいか)】、俺たちには別に敬語じゃなくていいよ?いやむしろ敬語使わないで欲しい」

 

ゴット「えっ……と、頑張ります?」

 

フェルト「それも敬語だけどね?」

 

フェルトの言葉で零華とフェルトが笑うと少ししてゴットも釣られて笑う。この時、ゴットは無意識だったか感じていた、受け継がれるレジェンドの世界で数年の間だったが両親と共に過ごしている間に感じていたもの……家族と共にいる安心感のようなものを感じていた。そんな時、フェルトは自分の膝を叩きながらゴットに言う。

 

フェルト「ゴット、おいで」

 

ゴット「……へっ?」

 

フェルトのいきなりの言葉にゴットがヘンテコな声を出して固まるとフェルトは少し近づいて無理矢理ゴットの頭を自分の膝に乗せると頭を撫で始める。

 

フェルト「なーんとなくさ、ゴットは無理してるって感じがする……少し寝な、話はどちらにせよできるからね……」

 

ゴット「えっ……そんな……こと……すぅ〜……すぅ〜……」

 

フェルトに撫でられ膝枕をされて謎の安心感を持つゴットがすぐに眠りにつくとフェルトは優しく微笑みながらゴットの頬を突きながら零華に向かって言う。

 

フェルト「こんなにすぐに寝るなんてね……じゃあ、零華、悪いけどいい?」

 

零華「まぁ、いいよ、フェルト君はその子と話したいんだよね?」

 

フェルト「うん……こっちの方がよく話せると思うしね……すぅ〜、すぅ〜」

 

フェルトは零華と話した後ゴットに続くように眠り始める。それを見た零華は側から見ると寝ている妹を膝枕しながら眠っている姉の微笑ましい光景を零華は見ているとゴットの首が机に置いていたカメラを少し借りるとなぜか使い方を知ってるかのようにカメラを操作して今の2人の様子を写真で撮るとゆっくりと元の位置戻して笑う。

 

零華「ふふ、記念にね♪」

 

零華がそう笑っている頃、水月達は獣人の人たちに少し警戒される中でクロウに街を案内されていた。

 

こより「さっきの感じでわかってましたけど……警戒されてますね……」

 

紅蓮「【俺達】がな?お前達は警戒されてない、むしろ早く助けなきゃ見たいな目で見てるよ」

 

クロウ「当たり前でござる、其方らがどんなものかは知らぬがここにきた人族は幼子を誘拐したり、この里を我が物にしようとしたりと……どうしようもない奴らばっかでござるから」

 

クロウがそう言うと紅蓮達は少し暗い顔をする。昔の時代を知らないとは言ってもよくよく考えれば人族と獣人族の争いがあった時期に人族である自分たちが獣人の里に入ってくること自体が迂闊だったと……その中水月は誰よりも強く拳を握り締めて心の底から憎しみを燃やして言う。

 

水月「誘拐……か……クソ野郎どもが…!……同じ種族だと思いたくない……」

 

水月にとって獣人の人たちの事情を聞いて思い出すのはレジスタンスの時、似て非なる状況であるものの戦いの日々という点はあっていた。そして戦いを進めているのは同じ種族である……その事実に水月は怒りを燃やす。その水月の言葉を聞いてクロウは驚いたような顔をする。

 

クロウ「同じ種族なのになぜそう思うんでござるか?」

 

水月「同じかどうかは関係ない……間違ってるのは間違ってる……ただそれだけだ……それに……個人的に俺は今の人族が許せない…!」

 

種族の境目無しに自身の考えを言って種族での差別をしない、様々な種族の人たちが平等にそして仲良くしているホロライブと関わりのある彼らとしては普通のことだがこの時代からしたらそれはあり得ないことであった(水月達の時代でも種族ごとで差別をしたりするものや人族こと純人間以外は消えるべきと考えてる宗教もいる)。しかし、自分達を差別するどころか寧ろ自分と同じ種族のものを恨んで自分たちのために怒ってくれるそんな人を見たクロウは大声で叫ぶ。

 

クロウ「ほーれたーでーごーざーるー!」

 

水月「はああ?」

 

一同『はっ(えっ)?』

 

クロウのいきなりの叫びに水月達が固まるとクロウは周りで水月達、獣人ではない人族を警戒している獣人の人たちに言う。

 

クロウ「皆殿!この人たちは悪いものじゃないでござる!今までの人族のものとは違い我らのために怒ってくれる優しい人達でござる!」

 

クロウが周りの人たちにそう言うと獣人の人達はゆっくりと出てきて水月達を不安そうな顔で見るとすぐ近くのクロヱ達は水月達に一切の警戒をしてないのを見て近づいて来る。ようやく水月達も歓迎され始めた。

その頃、ゴットはどこかの黒い空間で頭に柔らかく心地いい感覚を覚えながら目が覚めた。

 

ゴット「ふにゃあ〜!ここは…?」

 

ゴットは目が覚めると少し伸びをした後立ちあがろうとするがそれより早く頭に置かれた手に撫でられて力が抜ける。

 

ゴット「ふにゃあ〜、にゃにがあ〜……」

 

?「少しの間だけなのにここまで満足そうにするなんて……よほど疲れてたんだね、ゴットは」

 

ゴット「にゃあ?」

 

狼の威厳を無くした(元々あったかは知らない)声を出してゴットは不思議に上を見上げるとそこには優しく微笑みかけて自分を撫でてくれているフェルトがいた。

 

ゴット「……にゃあ!?/////」

 

フェルト「動いちゃダメだよ〜?」

 

あまりにもいきなり起こっていたことにゴットが驚いて動こうとするとフェルトに顔を掴まれて膝枕の体制のまま固定されて撫でられる。

 

ゴット「にゃふ〜……と言うかここは?」

 

フェルト「俺とゴットの精神世界かな?」

 

ゴット「にゃ?」

 

ゴットの中に出てきた普通の疑問をフェルトは普通はあり得ないであろう……まさに究極の果実を使ったゴットやそら達クラスでないと出来ないであろう芸当を簡単にしたことを言うとゴットは宇宙猫ならぬ宇宙狼のような状態となって疑問に満たされる中暗闇の奥から2体のフェンリル(片方は少し若いように感じる)とアーク、エボルト(2人とも見た目はゴットの体を使ってる)が出て来るとエボルトはゴットとフェルトの姿を見て笑う。

 

エボルト「あははは!んだよこの光景面白ぇ!あははは……ぎゃふ!?」

 

フェルトに膝枕され撫でられて気持ちよさそうにしているゴットをフェルトが撫でている姿を見てエボルトが爆笑をしてる途中で真空波のようなものが飛んできてエボルトは吹き飛ぶ。それを見て2体のフェンリルが何やってんだコイツと見る中現在逃げられないと確信して大人しくしているゴットはなんとも間抜けな状態で疑問を言う。

 

ゴット「フェルが……2人?」

 

フェル「フェルトに宿ってる昔の我とお前の中に宿ってる我だ」

 

フェルト「なんとなくわかってたけど、ゴットにもフェンリルがいたんだね〜、辛いこと多かったんじゃないの?」

 

フェルトがそう言いながらゴットを撫でるとゴットは蕩けそうな顔をしながら答える。

 

ゴット「うん……でも、フェルって俺に宿ってるファントムじゃなかったの?ファントムって受け継がれてくものなの?」

 

ゴットの疑問にフェルトは可愛らしく首を傾げてフェンリル(昔のフェンリルはフェンリル、今のフェンリルは以降フェルと表記)はなんとなく理解したような顔(フェンリルはゴットが世界を作り変えたあとの時間軸のフェンリルなのでゴットのこととかは覚えてる)をしてフェルは少し黙ると少しして言う。

 

フェル「なんのことだ?」

 

ゴット「できるかわからないけどぶっ飛ばすよ?」

 

ゴットの質問をはぐらかそうとしたフェルに真顔でゴットがそう言うとフェルトは2人の顔を見て面白そうに笑う。

 

フェルト「あははは!そっちの2人も仲がいいんだね?俺たちはどうかな?フェンリル♪」

 

フェンリル「知るか、まぁ、現状は誰よりも我の力を引き出せてることは認めてやるがな」

 

フェル「フッ、懐かしいものだ、今でさえ我の力を1番引き出そているのはフェルトだからな」

 

フェルとフェンリルの話を聞いてフェルトは予想外そうな顔をした後に苦笑いを浮かべてゴットは少し暗い顔をしたあとフェルトの体の方に顔を向けて疼くまる。それを見てフェンリルとフェルはしまったと言う顔をする。

 

ゴット「フェルごめんね……俺が弱くて……」

 

フェルト「あーあ、フェンリル2人がゴット泣かせた〜」

 

フェンリル・フェル「「うぐっ…!」」

 

明らかに暗い雰囲気を漂わせてるゴットをフェルトが撫でながらジト目でダブルフェンリルを茶化すように避難したフェルトの言葉でダメージを受けるとゴットはフェルトにだけ悟られる状態で笑う。

 

ゴット「ふふっ…!」

 

悪戯が成功した子供のように笑ったゴットの姿は水月達が子供っぽいと表するゴットの行動の中でも両親に甘える子供のようでありフェルトはそんな状態でもゴットを撫でていると思い出したように言う。

 

フェルト「あっ!そういえばやっぱりゴットって未来から来たんだよね?」

 

ゴット「にゃにゃ!?そ、そんにゃ……はい」

 

フェルトの未来から来たんだよね?と言う言葉に対してゴットは誤魔化そうとするものそもそもここにはこの時代のフェンリルと自分の時代のフェルがいると言うことを思い出して認めた。そんなゴットを見てフェルトは安心したように息を吐く。

 

フェルト「よかった……つまりそれって、俺がみんなのことを守れるってことだよね?」

 

ゴット「ん?」

 

フェルト「だってさ、ゴットは見た感じ俺の血縁者っぽいし、ゴットと一緒にいた他の子達にもなんとなく見覚えのある子達がいた……つまり、俺がみんなのことを守れて、みんなの命が……想いが未来に繋がったってこと……だから俺は嬉しいんだよ」

 

フェルトの中にあった少しの不安の一つであった自分たちの種族みんなが未来を生きていけるかどうかが不安だった。でもゴット達と会えたこと、それは自分が仲間のみんなを守りきれてその命を未来へ繋げたと言うこと、それがわかって安心したフェルトをゴットは少し見上げてから優しく頭を撫でる。

 

ゴット「頑張ったねー?」

 

ゴットが幼児退行をしたかのような状態でフェルトを撫でるとフェルトは少し固まった後、ゴットを強く抱きしめてゴットの髪をくしゃくしゃにしながら撫で始める。

 

フェルト「何この可愛い子……うちの子にしたい…!」

 

ゴット「え?」

 

フェンリル「ゴットのあまりの行動でフェルトの母性……いや父性か?……それが刺激されたな」

 

フェル「……ご先祖様とは言え、遥かに遠い世帯の孫を可愛がりたくなったのだろうな……」

 

アーク(なんだ……少し……フェンリルの様子がおかしかったような……)

 

フェンリルとフェルが話す中フェルトはしばらくゴットを愛でて満足したような顔をするとフェルトは呆然としてるゴットに残念そうな顔をして言う。

 

フェルト「はぁーあ、もうそろそろ時間かぁ……もうちょっとゴットと話したかったな……」

 

ゴット「もう時間って?」

 

フェルト「ここはね?俺の作った空間的なもので俺とゴットの精神世界に入る存在をここに呼んだんだよ、ちなみにここでの一年は外の世界での1日だよ」

 

ゴット(修行ができない精神と時の部屋?)

 

フェルトの言葉でゴットが某七つの龍の球を集めると願いを叶えることができる有名マンガに出てくる部屋を思い出すと空間が白く染まり意識が落ちる。

 

ゴット「むにゃあ……ここは?」

 

?「へぇ〜ゴットは意外と甘えん坊だね?」

 

ゴット「にゃあ?」

 

寝ぼけたゴットが何やら柔らかい感触を覚えて前を見るとそこには優しく笑いかけているフェルトの顔が真っ正面にあって抱きしめられている感覚があった。

 

ゴット「……!?!??!?/////」

 

起きてからいきなりのことで恥ずかしさに声にならない悲鳴をあげてすぐに離れたゴットを見てフェルトと恐らく寝ている間ずっと見守っていてくれていたであろう零華は笑っている。

その時突然悲鳴が聞こえる。

 

住民『きゃあああああ(うわああああああ!)』

 

三人「「「!?」」」

 

いきなり聞こえてきた悲鳴にさん人が外に出るとそこには逃げ回ってる人たちと武器を持って暴れ回ってる人間達がいた。

 

フェルト「襲撃…!」

 

フェルトが予想外の事態に顔を歪めるとゴットは一つの可能性を思い浮かべる。

 

ゴット「もしかしてあのライダーが……つまり狙いは……」

 

少し時を遡って水月達は獣人の人たちに少しずつ受け入れられ始めていた。

水月とクロヱはおばさんの獣人に捕まって喝?を入れられており。

 

獣人のおばさん「ちょっとそこのあんた!そんなに可愛い子捕まえといて鍛え方が足りないんじゃないのかい?」

 

クロヱ「いや!?別にまだ捕まえられては……」

 

水月「確かに……まだまだ俺は弱いしな……」

 

クロヱ「正面から受け取るな!」

 

紅蓮とAZKi、アクル、あくあ、正義、雪花は獣人の子供達に囲まれていた。

 

アクル「うわっ!?この子達ちょっとわんぱくすぎない!?」

 

あくあ「うん、思ったより元気……」

 

正義「それだけ懐いてくれたってことだと思いますよ……うわぁ!?」

 

雪花「それでも流石にこれは……痛い痛い!髪の毛を引っ張らないでぇ!」

 

AZKi「みんな確かに元気だね……」

 

紅蓮「昔の兄さんと姉さんもこんぐらい大変だったのか……」

 

わんぱくな獣人の子供達を相手にして紅蓮達が苦労している時フブキとミオは昔の獣人の里を少し驚きながら見ていた。

 

フブキ「ここが昔の……今より古いところもあるけどあまり変わってない……」

 

ミオ「まだ原始時代なのに……なんでここまで作れてるんだろう……」

 

フブキとミオは今とあまり変わらない家などを見ながら昔の時代でもなぜここまでのものを作れているのかと考えている間そら、みこ、こより、ヴィヴィはゴットのことを心配していた。

 

そら「ゴット君、大丈夫かな……」

 

みこ「あの子悪い子じゃないと思うけどやっぱり少し不安だにぇ……」

 

こより「まぁ、こよ達はともかく人族には警戒してるようでしたし……」

 

ヴィヴィ「どうしても心配はありますよね……」

 

獣人『うわあああああ(きゃあああああ)!』

 

水月達『!?』

 

突如聞こえた獣人達の悲鳴に水月達が振り向くとそこには獣人の人たちを襲ってる人族の者たちがいた。

 

水月「あれは……」

 

紅蓮「本当にこの時代の人族はクソみたいだな……」

 

そら「でも今は……もしかして狙いはゴット君のご先祖……」

 

水月「……まさかフェルトってやつか?……正義!アクル!お前たちはフェルト達の方に行け!俺と兄貴でここの奴らを逃す!」

 

紅蓮「AZKi達は避難誘導を頼む」

 

AZKi「わかった!皆さーん!こっちにきてください!」

 

襲われている人々を見て人族はあのライダーの手引きで襲撃に来たのだと予測すると水月と紅蓮は敵の狙いをゴットの先祖……恐らくフェルトであるであろうと予測して正義、アクルにフェルトの方にそら達には避難誘導を頼むと獣人を襲っている人族に向けて走り出す。

 

水月「はぁ!お前達!あっちの方は安全だ!そっちに逃げろ!」

 

獣人の大人「はい!ありがとうございます!」

 

水月「フッ!はぁ!……数が多い……」

 

紅蓮「フッ!よっと!はぁ!……確かに……それなら……」

 

流石の数の多さに水月がちょっとした愚痴を漏らすとある程度の獣人を助けてきた紅蓮が来てカードを数枚構えてインフィニットディエンドライバーにカードを入れる。

 

《インフィニットライド!ギルス!オーガ!カリス!轟鬼!パンチホッパー!キックホッパー!NEW電王!ダークキバ!クウガ!エターナル!ゴーダ!なでしこ!ソーサラー!斬月!ゴルドドライブ!エスストリーマー!クロノス!ギルバス!バールクス!ルシファー!ファルシオン!ジュウガ!Ⅹギーツ!ガッチャードデイブレイク!ヴラム!ドォーン!》

 

紅蓮「出番だ」

 

紅蓮はそう言いながらインフィニットディエンドライバーの引き金を引いてライダー達を召喚する。召喚されたライダー達はそのまま獣人の人達を助けに向かって人族に攻撃を仕掛ける。紅蓮のライダー召喚で少し負担が減った2人は並ぶとカードを取り出す。

 

水月「ふぅ……兄貴、一気に行くぞ」

 

紅蓮「ああ」

 

《レイジング(インフィニット)ライド!》

 

水月・紅蓮「「変身!」」

 

《ディレイジ(エンド)!》

 

変身した水月と紅蓮は武器を構えて人族に向かって走ってゆく。

 

《ライドスカル!》

 

インフィニットディエンドライバーを構えて走るIFディエンドとライドスカルを構えて走るディレイジ、その間人族が集まっているところにネメシスヴァールがいてネメシスヴァールは集まっている人族達に言う。

 

ネメシスヴァール「行くよ、人族のみんな、青髪の子供の狼の獣人かその近くにいる白髪の獣人のどちらかを殺したら好きなものなーんでもあげる」

 

ネメシスヴァールがそう言っていたのを知らないディレイジとIFディエンドは人族達を殺さないようにしながらも倒していた。

 

人族1「きえええ!」

 

ディレイジ「はぁ!フッ!」

 

人族1「ぎゃああ!?」

 

人族2「ブルアア!」

 

IFディエンド「はああ!」

 

人族2「馬鹿なああ!?」

 

人族3「ぶううううう!」

 

ディレイジ「なんでこんな奇声を上げるやるらしかいない!?フッ!」

 

人族3「ぎゃふん!」

 

IFディエンド「あとなんかどっかのアニメとかで聞いた声と奇声だな……」

 

ディレイジ「それ多分ドから始まってルで終わってZとかGTとか超とかヒーローズとか派生のあるアニメだろそれ」

 

獣人『うわあああああ(きゃああああああ)!」

 

ディレイジ・IFディエンド「「!?」」

 

ディレイジとIFディエンドが呑気に話している時に突然悲鳴が聞こえてきたかと思うと声の方向から騎馬戦の時のような体制でレーザー銃を持っているネメシスヴァールがやってきた。

 

ディレイジ「あいつか」

 

IFディエンド「はぁ!」

 

ネメシスヴァール「グッ…!」

 

ディレイジ「はああ!」

 

迫ってくるネメシスヴァールをIFディエンドがインフィニットディエンドライバーで撃ち落とすとディレイジは地面に落ちたネメシスヴァールに向かって飛びかかる。

 

ディレイジ「ふっ!はぁ!」

 

ネメシスヴァール「うっ…!」

 

IFディエンド「はあ!」

 

ネメシスヴァール「グッ…!」

 

IFディエンドの援護を受けながらディレイジがネメシスヴァールと戦っているとクロウが少し前に出てきて何かを書き始める。

 

クロウ「惚れ惚れとする勇者っぷり……これは屏風映えするでござる!」

 

ディレイジ達が戦っている頃、正義とアクル、ゲニウスはゴットとフェルト、零華の元に来て事情を説明していた。

 

正義「ということですから……」

 

アクル「だから、フェルトさん、急いでここから「駄目」え!?」

 

今すぐ逃げるべきだというアクル達の言葉を拒否したフェルトは悲鳴の方に向かおうとするとゴットはフェルトを心配している目で見て止める。

 

ゴット「待って!駄目だよ……敵の狙いは……」

 

フェルト「俺……なら俺が行かないと……それに……それの仲間達に手を出した奴らを相手に尻尾を巻いて逃げるなんて……俺には無理」

 

フェルトがそういうとゴットは少し悲しそうな顔をして俯く、するとフェルトがゴットの頭を撫でながら言う。

 

フェルト「ごめんね、でも俺はいかない……!何か来る」

 

声の方に行こうとしたフェルトだが何かを感じて警戒を示すと突然音が聞こえてきてその音が聞こえたゴット達はフェルトと零華を庇うように2人の前に立って構えると突然爆発が起きる。

 

一同『うわぁ!?』

 

いきなり起きた爆発で煙が舞うとフェルトは零華とゴットを心配して2人に聞く。

 

フェルト「零華、ゴット、大丈夫?」

 

フェルトがそう聞くとゴット達の前に忍者のような姿をした人族と1人の男【星刻ルシフェル(ほしきざみ・ルシフェル)】がいてルシフェルはフェルトと零華を睨む。

 

ルシフェル「獣人の先祖共……俺が殺してやる」

 

ルシフェルがそういうとフェルトは構えるがその前にゴット、ゲニウス、アクル、正義が出てきて言う。

 

ゴット「お前もフェルトと零華を……思い通りにはさせない!」

 

アクル「ああ、お前達の思い通りにさせるか!」

 

ルシフェル「インフィニットディケイドにバーニングクウガか……俺が潰す!」

 

ルシフェルはそういうと半円環型ベルト【アストラルコア・ゼロベルト】を胸部につける。

 

《アストラルコア・ゼロベルト》

 

正義「また別の……」

 

ルシフェルはそのままベルトに光の巨人の“残響データ”を圧縮した結晶【ルミナス・ゼロシグナル】を握り潰すように発光させベルトの中央へ装填させる。

 

《Astral Sync…Light Archive: UNSEALED》

 

ルシフェルがベルトにルミナス・ゼロシグナルを装填するとルミナス・ゼロシグナルが砕けるように光へ変換されるされ周囲の空間が“星空の内部”のように変質する。

 

ルシフェル「変身…!」

 

ルシフェルがそういうとルシフェルの身体が粒子化し、光のフレームが骨格のように再構築され胸部に「人工カラータイマー」が形成され、人工カラータイマーから赤い光が不規則に点滅する。そして全身に白銀と漆黒が混ざった“逆光アーマー”が構成され、背後には断片化した光輪が歪んで浮かび巨大な光の輪が一瞬だけ完成し崩壊すると同時ルシフェルは完全に姿を変える。その姿は宇宙の治安を守り様々な星を救い星によっては神としても祀られている光の巨人【ウルトラマン】を思わせるしかし、光のヒーローではなく光を解析し、必要なら歪める管理装置、その名も【仮面ライダーアストラルゼノン】。アストラルゼノンが変身を完了するとやってきたそら達は慌ててフェルト達を近くの木の後ろへと移動させる。

 

そら「フェルトさん達はこっちに!」

 

零華「うわぁ!?」

 

フェルト「ちょっ…!」

 

フェルトと零華がそら達と一緒に木の後ろに隠れるとゴットはアストラルゼノンを強く睨んでカードを正義やゲニウスもカードやプログライズキーを構える。

 

《ゼイン!》

 

《プロニウス!》

 

《インフィニットライド!》

 

4人『変身!』

 

《ゼインライズ!JUSTICE! JUDGEMENT! JAIL! ZEIN!"Salvation of humankind."》

 

《見極めろ!予言せよ!祝福せよ!仮面ライダープロニウス!》

 

《ゼッツ!カタストロム!パルバライズ! ライダー!ゼッツ・ゼッツ・ゼッツ!カタストロム!》

 

ゴットはインフィニットゼッツカタストロム(以降IFゼッツC)に正義はゼイン(正)にアクルはBクウガにゲニウスはプロニウスに変身して歩き出す。

 

IFゼッツC「フェルト達に手を出すなら……お前達を壊す…!」

 

IFゼッツCがそういうとライダー達は同時にアストラルゼノン達に向かっていくとそれを見たフェルトは純粋に目を輝かせて言う。

 

フェルト「すご…!」

 

IFゼッツCはまっすぐアストラルゼノンに向かって歩いていき捕まってくる人族達を弾きながらアストラルゼノンに向かって歩く。

 

IFゼッツC「フッ!フン!はぁ!」

 

アストラルゼノン「フッ!グァ!」

 

IFゼッツCの攻撃をアストラルゼノンは真っ正面から受け止めようとするがIFゼッツCの力に耐えきれずに後退すると反撃の一撃を振るう。

 

アストラルゼノン「フン!」

 

IFゼッツC「フッ…!お前を……壊す!はぁ!」

 

アストラルゼノン「ぐああ!」

 

アストラルゼノンの攻撃を受け止めたIFゼッツCはそのままアストラルゼノンに拳を振るう。

一方のゼイン(正)達はアストラルゼノンが引き連れていた忍者のようなもの達と戦っていた。

 

Bクウガ「はああ!やぁ!」

 

プロニウス「フッ!」

 

ゼイン(正)「はぁ!忍びには忍びの力です!」

 

ゼイン(正)はそう言うとカードを取り出してゼインドライバーのライドエクスマキナに装填しライドエグゼキューターを引きゼインプログライズキーを強く押し込む。

 

《シノビ!剣斬!風魔!執行!ジャスティスオーダー!》

 

ゼイン(正)は風双剣翠風、シノビブレード、風魔双斬刀を召喚してプロニウス達に渡した。

 

プロニウス「忍びには忍び……素晴らしいね」

 

ゼイン(正)「ありがとうございます」

 

Bクウガ「一気に決めるよ!超変身!」

 

少し話すとBクウガは姿を変えてウィンドクウガへと変わる。

 

プロニウス「フッ!はああ!」

 

ゼイン(正)「はぁ!やああ!」

 

ウィンドクウガ「たぁ!おりゃあ!」

 

ウィンドクウガ達が忍びと戦ってる頃、ディレイジ達と戦っているネメシスヴァールはタイムマジーンを使いディレイジ達を攻撃していた。

 

ネメシスヴァール「ふふふ……」

 

ネメシスヴァールがタイムマジーンを使ってIFディエンドが召喚したライダー達を倒していると上からディレイジの乗るタイムマジーンが荒れてネメシスヴァールの乗るタイムマジーンに攻撃する。

 

ディレイジ「卑怯な奴め!はああ!はあ!」

 

ネメシスヴァール「フッ!オラァ!」

 

ディレイジ「フッ!ぬうううう!」

 

ネメシスヴァールはディレイジのタイムマジーンを押していくがディレイジはタイムマジーンを使っていた経験の違いを見せて弾きそれによりネメシスヴァールのタイムマジーンの姿勢が崩れる。

 

ディレイジ「喰らえ!」

 

そしてディレイジが喰らわせた一撃でネメシスヴァールのタイムマジーンは倒れてそれを見たクロウ達は歓声を上げる。

 

クロウ達『うおおおおおおおおおおお!』

 

ディレイジに負けたネメシスヴァールはタイムマジーンから降りると人族の中の1人がネメシスヴァールに耳打ちをする。

 

ネメシスヴァール「獣人の先祖が見つかったか……よし」

 

場面は映ってアストラルゼノンと戦うIFゼッツCはアストラルゼノンを圧倒していた。

 

アストラルゼノン「ふっ!はぁ!」

 

IFゼッツC「お前を……壊す!はぁ!」

 

IFゼッツCがアストラルゼノンの攻撃を正面から受けながら反撃して圧倒をしているといつのまにか近くの上にいたネメシスヴァールが奇襲を仕掛ける。

 

ネメシスヴァール「はああ!」

 

IFゼッツC「うっ…!」

 

不意打ちを受けて少し後退したIFゼッツCにネメシスヴァールとアストラルゼノンはIFゼッツCに追撃を仕掛けようとするがそれよりも早くIFゼッツCはカードを構える。

 

《インフィニットライド!ゼッツ!オルデルム!アナトマイズ! ライダー!ゼッツ・ゼッツ・ゼッツ!オルデルム!》

 

インフィニットゼッツオルデルム(以降IFゼッツO)「俺に命じる……Protect your ancestors(先祖を守れ)」

 

IFゼッツOに変わったIFディケイドを2人で攻撃しながらネメシスヴァールは言う。

 

IFゼッツO「ふっ!はぁ!」

 

ネメシスヴァール「所詮俺たちには敵わないんだよね」

 

苦戦という苦戦をしていないIFゼッツOに対してネメシスヴァールがそういうと遠距離からライドスカルと銃撃が飛んできた。

 

ディレイジ「兄さん!」

 

IFゼッツO「水月……」

 

ディレイジ「とりあえずこいつらをこの時代から追い出すぞ」

 

Bクウガ「俺たちのことは忘れてないよね?」

 

一気に決めようとするIFゼッツOとディレイジの元にゼイン(正)、プロニウス、Bクウガ、IFディエンドが来るとIFゼッツOとディレイジはカードを構えてBクウガは金の力を発動する。

 

Bクウガ「超変身!」

 

《インフィニット(レイジング)ライド!ディケイド!フェンリル……(ディレイジ……プリミティブ!)》

 

IFゼッツOはIFディケイドFにディレイジはPディレイジRにBクウガはバーニングクウガライジング(以降BクウガR)に変わるとBクウガR、PディレイジR、プロニウスは足にエネルギーを貯めて構える。

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディレイジ!》

 

《ファイナルビヨンドクラッシュ!》

 

PディレイジR・BクウガR・プロニウス「「「はああああああああああああああああ!」」」

 

PディレイジR、BクウガR、プロニウスがネメシスヴァール達に攻撃をぶつけている中IFディケイドFはフェンリルブレイカーをIFディエンドはインフィニットディエンドライバーをゼイン(正)はゼインラウザーを構える。

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディエンド!》

 

《ジャスティスパニッシュメント!》

 

《ワイルドチャージ!》

 

IFディケイドF・IFディエンド・ゼイン(正)「「「行くよ(ぜ)(ます)!」」」

 

IFディケイドF達が同時に合図をするとPディレイジRとBクウガR、プロニウスは蹴りの反動をそのまま使ってバク宙のように飛んでIFディケイドF達は一撃を放つ。

 

《ワイルドブレイク!》

 

IFディケイドF・IFディエンド・ゼイン(正)「「「はああああああああああああああああ!」」」

 

ネメシスヴァール・アストラルゼノン「「「ぐあああああああああ!」」」

 

ネメシスヴァールとアストラルゼノンはIFディケイドF達の一撃を受けて吹き飛ぶがまだ戦闘不能になった様子がない、そんな状態のネメシスヴァールとアストラルゼノンにIFディケイドF達は警戒を解かないとフェルトが前に出てくる。

 

IFディケイドF「フェルト!?駄目だよ!あいつらの狙いはフェルトだから!逃げないと!」

 

フェルト「……ごめんね、やっぱり無理だよ、あいつらは俺の仲間を……居場所を傷つけた……俺が倒す」

 

徐々に低くなり威圧的になったフェルトの言葉にIFディケイドF達は心の底から震え上がる感覚を感じた。その中待機が揺れ始め世界そのものがフェルトの怒りに呼応するように震え始めてフェルトの姿が変化していく。

 

フェルト「行くよ……力を貸して……フェンリル……」

 

フェルトがそういうとフェルトの髪が白く染まってフェルトから虹のオーラが溢れてくる。そして無限とも思える虹のオーラはフェルトの体へと入っていくと徐々に揺れが収まっていきそして完全に治るとフェルトは金と銀のオッドアイの瞳を開いてそれに呼応するようにフェルトから凄まじいエネルギーが放たれた。

 

IFディケイドF「うわぁ!?」

 

PディレイジR「この力……」

 

IFディエンド「はは……嘘だろ……」

 

BクウガR「なんでこんな人いるのに勝てると思ってんだよ……」

 

ゼイン(正)「人の愚かさがよくわかる気がします……」

 

プロニウス「これが……最強か……」

 

IFディケイドF「……あはは……」

 

フェルトの力を正面から受けて見ているゴット達の反応は信じられないものを見るようでこれほどの力があるのに勝てると思い込んでいた人族を愚かに思う気持ちになっていた。ゴットに関しては先祖の余りの化け物っぷりに掠れる声で笑っているほどである。そんな状態でフェルトの姿が一瞬揺れ動いた。

 

アストラルゼノン「気をつけ……何!?」

 

敵が動くと理解してネメシスヴァールに気をつけるように言ったアストラルゼノンが隣を見るとそこにはフェルトがいてそしてネメシスヴァールは消えていた。

 

アストラルゼノン「何が……起こった?」

 

PディレイジR「……見えなかった……気がついたら……あのライダーが消えていて……それで……」

 

IFディエンド「嘘だろ……マジェスティでも……ここまでじゃねぇぞ……」

 

そら「あれが……フェルトさん?」

 

水月達も……ゴットすらも動きを目で追えないフェルトに一同が衝撃を受ける中零華はなんだか自慢げに笑う。その中フェルトはアストラルゼノンを見る。そして……

 

フェルト「ふぅ……」

 

アストラルゼノンは悲鳴をあげる時間もなくフェルトによって倒された。そして……

 

IFディケイドF「うわああ!?」

 

PディレイジR「衝撃!?」

 

プロニウス「遅れてやってきたと……ぬわぁ!?」

 

BクウガR「2回とも!?」

 

ゼイン(正)「これが兄さんのご先祖さま……」

 

IFディエンド「家族揃ってバケモンだな……」

 

フェルトの放った攻撃の衝撃が遅れてやってきた。あまりの衝撃にIFディケイドF達は吹き飛びかけたがなんとか堪えて変身を解くとゴットはヘナヘナと足から力が抜けたように地面に座り込む。

 

ゴット「俺のご先祖さま……凄すぎ……」

 

ゴットがそう言いながらフェルトを見てるとフェルトはゴットを優しく微笑みかけて元の様子に戻る。

戦いが終わってしばらくしてゴット達は時間を守れたということで帰ろうとするがフェルトに待ってと言われて待っている間ゴット達は獣人の里の人や零華などと話していた。

 

零華「驚いたなぁ、まさか未来では獣人と人族が仲良くやれてるなんてね」

 

そら「はい、フェルトさんがこの里を守ってくれたから未来の私たちの世界は争いがなくなったわけじゃないですけど、平和です」

 

零華「そうなんだね〜!」

 

フェルト「みんな〜!お待たせ〜!」

 

そらの話を聞いた零華が嬉しそうに伸びをするとフェルトが走って来て途中のなにもないところで転けた。

 

フェルト「にゃうん!」

 

クロウ「フェルト殿!」

 

零華「フェルト君!」

 

ゴット「フェルト!」

 

転けたフェルトにクロウ、零華、フェルトは焦って駆け寄るとフェルトは恥ずかしそうに笑いながら言う。

 

フェルト「いやはや、やっちゃったな〜、後ゴット、いつの間にか敬語、取れてるね?」

 

ゴット「あっ……ふふっ♪、そうだね♪」

 

フェルトとゴットが楽しそうに話してるとフェルトは少し申し訳なさそうな顔をした後水月達に頭を下げる。

 

フェルト「ごめんね、君たちを人族ってだけで邪険にしちゃって」

 

ゴット「フェルト?」

 

フェルト「多分謝って済むことじゃないと思う……俺は君たちに酷いことをしちゃったと思ってるから……「気にするな」え?」

 

フェルトの謝罪に対して水月が気にするなと言うとフェルトは驚いた顔をして水月を見上げる。すると水月はなにも気にしていない様子でフェルトに向かって言う。

 

水月「俺たちもこの時代の人族を見たがお前が警戒するのは普通だ……それに俺も、最初の頃の印象でよく知らなかった人を警戒し続けてたこともあるからな……」

 

水月はそう言いながらゴットを見るとゴットは優しく笑いながら言う。

 

ゴット「そうだね、過去のことなんか気にしなくてもいいよ、フェルト、今、反省してるならさ」

 

ゴットがそう言うとそらは優しく笑いながら言う。

 

そら「あはは、まぁゴット君ならそう言うよね、今を生きていけばいい、たとえ私たちにとってこの世界は過去でも……フェルトさん達にとってにとっては今、だから……私たちは気にしませんよ」

 

フェルト「……あ〜あ、マジで初対面後悔だな〜……ねぇ、ゴット」

 

ゴット「ん?」

 

水月達への最初の対応をフェルトが本気で後悔する中、フェルトはゴットの名前を呼ぶと振り向いて来たゴットにベルトのようなものを渡す。

 

フェルト「これ、受け取って」

 

ゴット「え?……これって!?ベルト!?」

 

フェルト「ふふふっ♪驚いたでしょ〜?これね?俺は使えなかったんだけどこの里のお宝なんだよ……神器とも呼ばれてる」

 

ゴット「……ええええええええ!?だ、駄目でしょ!?里のお宝を俺なんかに渡しちゃったら!?」

 

フェルト「?未来の俺の祖先?ならさ……ゴットにはこれを受け取る権利がある……むしろ受け取って欲しいんだよ」

 

ゴット「う、うん……そこまで言うなら……わかった、ありがとう」

 

ゴットがそう言うとフブキとミオは耳打ちで話す。

 

フブキ「フェルトさん、やっぱりゴット君と家族なんだね、よく似てる」

 

ミオ「でも、あまり聞いてた【神狼の救世主】って感じじゃなかったよね?」

 

クロウ「それでござる!」

 

フブキとミオの話を聞いていたクロウは叫ぶと本のようなものに何かを書き始める。

 

フブキ「それは?」

 

フェルト「なんか俺のデンキ?って言うのを作ってるんだって」

 

フェルトがそう言うとクロウは本にフェルトに関することを書き始めその中で言う。

 

クロウ「フェルト殿は強く勇ましく容赦のない……そう!【神狼の救世主】でござる!」

 

クロウがそう叫ぶとゴット達は驚いたような顔をした後にクロヱが言う。

 

クロヱ「未来に伝わってるフェルトさんの歴史って創作物?」

 

水月「あまり間違っていないようにも思えるが……後世から見た歴史なんて真実とは限らないんだろうな」

 

水月がそう言うと今度はゴットが言う。

 

ゴット「だろうね、俺たちが知ってるのは他の人……今回の場合はクロウから見たフェルトだけど、フェルトはフェルトで今を生きてるんだから」

 

フェルト「あはは……なんだか恥ずかしいなぁ」

 

ゴットの言葉でフェルトは恥ずかしそうにしてゴットの言葉を聞いたゲニウスは手に持つ本【神狼無限英雄伝】と書かれている本を撫でる。

 

ゴット「じゃあ、そろそろ帰ろうかな……ありがとうねフェルト、楽しかったよ」

 

フェルト「もう帰るんだ……まぁ、ゴット達にはゴット達の居場所があるんだよね?じゃあ、ばいばい、未来で幸せにね」

 

ゴット「うん!」

 

《タイームマジーン!》

 

零華「バイバーイ!」

 

フェルト「未来でお幸せにー!」

 

フェルトと零華が未来へと戻っていったタイムマジーンに手を振っていると1人の影がいないことに気づく。

 

零華「あれ?クロウ君は?」

 

フェルト「……ああ、まぁ、すぐに帰ってくるんじゃない?ねぇ、零華!久々にフェンリルの力使って疲れたー!」

 

零華「あらあら、いつもフェンリルの力を使うと甘えてくるけど……それはフェルト君が普段は甘えたくても恥ずかしくてできないからで疲れたを理由に甘えようとしてるから?」

 

フェルト「……さぁ〜ね?/////」

 

零華の茶化すような言葉にフェルトは零華に抱きついたまま恥ずかしそうに顔を赤くして顔を逸らすと零華はフェルトを抱き上げて優しく撫でる。

 

零華「まぁ、しょうが無いから甘えさせてあげるよ〜」

 

フェルト「えへへ……」

 

零華はそのままフェルトを抱えて甘えさせてあげながら家に向かって走り出す。

その頃?、ゴット達は元の時代に戻って来ていた。だが、ゴット達はまだ知らない、戦いはまだ終わってないこと……そしてこれから、起こるのは仲間達とゴットの絆の……伝説の一つとなる物語だと言うことを……

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。