劇場版仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 目覚める神狼 作:極王ゴット
三人称
現在、ゴットは風都へと来ていた。今回ここへと来たのは翔太郎達から少し特殊なドーパントの相手を手伝って欲しいという願いが来たからである。そして今ゴットはIFディケイドFOとなってダブルCJXと一緒にドーパントを追いかけている。
IFディケイドFO「待てー!」
ダブルCJX(翔)「あいつ早えな!フィリップ!あいつのメモリは!?」
ダブルCJX(フィ)「まだ検索中だ。行方不明になってる人が多いからすぐに分かると思ったが想像以上に情報がない」
IFディケイドFO「ならまずはあいつを捕まえると言うことですね!」
《バルカン!》
ダブルCJXの話を聞いたIFディケイドFOはトラッピングスパイダープログライズキーが装填されたアタッシュショットガンを召喚して攻撃を放つ。
《スパイダーズアビリティカバンショット!》
IFディケイドFO「はぁ!」
ドーパント「ぎゃあああああああああああ!」
ス
パ
イ
ダ
|
ズ
ア
ビ
リ
テ
ィ
カバンショット!
IFディケイドFOから放たれた攻撃をドーパントはよくわからない謎の動きで上手く避けた。
IFディケイドFO「避けられた!?」
ダブルCJX(翔)「上手く避けやがったな」
ドーパント「クソ!面倒なやつらめ!こうなったらこれだ!」
ドーパントはそう言うと時計のようなものが浮かんでいるエネルギーを貯め始めた。
ダブルCJX(翔)「なにをやろうとしてやがる?」
ダブルCJX(フィ)「気をつけろ!どんなものかわからないがドーパントのエネルギー値が増大してる!」
ダブルCJX(翔)「まじか!?」
IFディケイドFO「なら完了する前に倒す!」
《カブト!》
IFディケイドFOはダブルCJXの話を聞いて敵の攻撃が来る前にとパーフェクトゼクターを召喚して構える。
《KABUTO(カブト)THEBEE(ザビー)DRAKE(ドレイク)SASWORD POWER(サソードパワー)All ZECTOR CONBINE!MAXIMUM HYPER CYCIONE!!》
IFディケイドFO「はあああああああああ!」
ドーパント「今だ!喰らええええ!」
IFディケイドFO「なっ!?」
ダブルCJX「「ゴット!」」
IFディケイドFOがマキシマムハイパーサイクロンを放つよりも先にドーパントはIFディケイドFOに光線を放って直撃を受けたIFディケイドFOの姿は消えてその場にはインフィニットドライバーと大量のライダーカードが落ちていた。
ダブルCJX(翔)「なにが……起こった?」
ダブルCJX(フィ)「ゴットが……消えた?」
ドーパント「へっへっへっ!じゃあな!」
ダブルCJX(翔)「待ちやがれ!」
ゴットが消えた事実にダブルCJXが固まっているとドーパントはその隙を見て逃げていき、逃げられてしまったダブルCJXは変身を解く。
翔太郎「クソ、逃しただけじゃなくゴットまで……」
フィリップ「あいつを倒したら戻ってくるかもしれない、今回見たことも含めてもう一度検索をしよう」
翔太郎「……だな、とりあえずはあいつを信じるしかねぇか」
ゴットが消えてしまった場所も消えた方法もわからない翔太郎達は少し歯痒さを覚えながらもゴットを救うためにもまずはドーパントを倒さないとと動き出す。その頃のゴットは……
ゴットはどこか見覚えがあるもののどこか雰囲気が違う街でギャグ漫画のように目を回して倒れていた。
ゴット「うにゅ〜……はっ!ここは?」
しばらく倒れていたゴットは立ち上がると先ほどのことを思い出してここはどこだろうと周りを見渡す。しばらく見回したゴットは今の光景に既視感と違和感を覚える。
ゴット「ここって……ホロシティ?でも……なんか違う……まさか……最近人気の異世界転生ってやつ!?」
エボルト『いや、この星の感じからして地球と変わらねぇ、多分俺たちのいた世界そのまんまだ』
ゴット「えぇ!?……とりあえず事務所に行こうかな……」
ゴットはそう言うとゆっくりと歩き出す。
しばらく歩いてくと見知った三人の顔を見つけた。
ゴット「あれって……あっ!そらー!みこー!こよりー!」
そら「ゴット君、どうし……!?」
ゴットはそらみこよを見つけて手を振りながら近づいて行くがそら達はゴットを見ると驚いた顔をする。その顔を見てゴットが立ち止まるとそら達を見て首を傾げる。
ゴット「みんなどうしたの?」
みこ「ゴットが……
若返ってるにぇえええええええええ!?」
ゴット「若返……ってる?」
こより「この反応は……記憶も……髪も金髪になってるし……」
ゴット「えっ……どう言う……」
そら「とりあえず事務所に連れてかないと!」
ゴット「えっ……ひゃっ!」
ゴットを見て若返ったと言ったそら達は動揺しっぱなしのゴットを抱えると事務所へとダッシュした。
しばらくして事務所にやってきたそらは勢いよくいつもの部屋の扉を開ける。
そら「みんな!ゴット君が若返っちゃった!」バキン!
そらがそう言いながら勢いよく扉を開けるとそらが力を入れすぎたのか知らないが扉が外れてそのまま扉は窓を割って外へと飛んでいった。
そら「あっ……」
?「もう、そら、少しは落ち着きなよ、あと俺が若返ったってなんのこと?」
そらみこよ『えっ!?』
そら達の声に反応したかのように部屋の奥から出てきたのは白髪のゴットと同じ神狼の獣人である少……どちらかといえば今のゴットのように幼女に近い、その子の瞳は虹色に輝いていて少し困惑した顔をしながらも優しく微笑みかけてくれている。そしてそんな幼女を見てそら達は固まっている。
そら「ゴット君が……二人?」
?「……なんとなくわかったよ」
ゴット「えっ?俺……ってどう言うこと?」
目の前の状況が理解できずにゴットがそう呟くと白髪の幼女はゴットを少し見た後、何かを理解したような顔をして言う。
?「……なるほどね、取り敢えず自己紹介、俺は【極王ゴット】、【仮面ライダー神狼】と【仮面ライダーインフィニットディケイド】にして【神狼の救世主】だよ」
ゴット「えっ……」
目の前の少女が名乗った言葉がほとんど自分に当てはまっていることでゴットが固まるとゴットと名乗った少女が優しく微笑みながら言う。
ゴット?「簡単にいえば……未来の君かな?」
ゴット「未来の……俺?……
ええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
ゴットと名乗った少女……改めて未来のゴットから未来の自分と言われたゴットは驚きのあまりに大声を出し、そら達は情報を整理しきれていないのか固まってしまった。その中、未来のゴットはそら達に近づくとそらからゴットを引き抜いて地面に立たせるとゴットを見つめる。
ゴット(未)「……神狼の力を初めて使えたぐらいの時間から来たのかな?」
ゴットは言われたことが最初は理解できなかったがすぐに未来の自分から見た今の自分がどれくらいの時間から来たのかと言うのを見抜かれたと言うことを理解して苦笑いを浮かべる。
ゴット「えっと……まぁ……そんな感じかな?」
ゴット(未)「……なるほどね〜、じゃあおいで」
困惑しているゴットを少し目を細めて未来のゴットは見ると今のゴットの状態を理解して未来のゴットは両手を広げながらおいでと言うとゴットはなにをされるのかわからないと言うのもあるがそれ以上に後ろで固まってるそら達を見て未来のゴットに聞く。
ゴット「えっ?そら達はいいの?」
ゴット(未)「そのうち起きるよ」
未来のゴットの予想外の言葉にゴットはそれでいいのか?と思うと未来のゴットはゴットの腕を掴んでソファーまで連れて行くとゴットを横にして膝枕の状態にする。
ゴット(未)「なるほど……これが自分に膝枕する感覚なんだね」
ゴット「……ん?……ふにゃあ……」
ゴット(未)「……なんとなくみんなが俺を甘やかす理由がわかった気がするね」
自分に膝枕をする感覚を未来のゴットが味わいながらゴットを撫でるとゴットは可愛らしい声をあげて未来のゴットの太ももに顔を擦り付けその可愛らしい様子に未来のゴットはみんなが自分を可愛がる理由がわかった気がすると考えながらゴットを撫で続けるのだった。
ゴット「ふへへ……じゃないよ!ここ未来なの!?」
ゴット(未)「うん、まぁ、どうやって来たかは分からないけどいつかは帰れるから大丈夫だよ、とりあえず寝な」
ゴット「ふにゃあ……寝るにゃんて……ま……すぅ〜、すぅ〜……にぇへへ……」
未来のゴットの寝なという言葉にゴットは反論するも即落ち二コマのように一瞬で眠ると未来のゴットはゴットに向かって優しく微笑みながら言う。
ゴット(未)「本当に可愛いね……自分自身だから少し複雑だけど……もう出て来てもいいんじゃないかな?……フェル」
未来のゴットの言葉で眠ってるゴットの体が少し光るとゴットの体からフェルが出て来て未来のゴットを少し困惑を含めた表情で見る。
フェル「……わかっていたのか?」
ゴット(未)「わかってるって言うより覚えてるっていう方が正しいかな?この時の俺はフェルに対する信頼が揺らいでたしね」
フェル「……」
未来のゴットの言葉でフェルは少し暗い顔をすると未来のゴットは今のフェルの心境を理解しているかのように優しく微笑みながらフェルに向かって言う。
ゴット(未)「でも今なら分かるよ、フェルは全部俺のためにやってくれたってことも……俺に両親のことで隠してた理由も」
未来のゴットの口からゴットの両親のことが出たことについてフェルは驚いた顔をするのと同時にどこが心配そうな顔をして未来のゴットに聞く。
フェル「お前は……乗り越えられたのか?……あの悲劇を……絶望を……」
ゴット(未)「…俺一人じゃ無理だった……みんなが……仲間がいてくれたからね……それに……俺を守ろうとしてくれる人?もたくさん…ね♪」
フェル「そうか……」
未来のゴットの言葉を聞いてフェルは少し複雑そうな顔をすると未来のゴットは少し魘され始めたゴットを優しく撫でながら言う。
ゴット「うっ…!やだ…!ひとりにしないで……助けて……すぅ〜」
ゴット(未)「大丈夫……誰もいなくならないよ……」
未来のゴットは魘され始めたゴットを安心させてゴットが再び安心したように眠るとフェルに向かって未来のゴットは言う。
ゴット(未)「ねぇ、フェル、俺はさ、この時、俺がどうなってるかとかは分からなかったけど……辛かったよ……でもね、フェルの選択は間違ってないと思ってる」
フェル「なんだと?」
現在ゴットに隠していることを乗り越えたであろう未来のゴットに今の自分のやってることは間違ってないと言われたフェルが驚いて目を見開くと未来のゴットは先ほどの言葉に続けて話す。
ゴット(未)「確かにさ、俺の人生、辛いこともたくさんあって何度も心が折れそうになって……本当に死んじゃった方がマシかなって思ったこともたくさんあったけどさ、俺はね、フェルに感謝してるんだ」
フェル「そうか……それなら少しは救われたかもな……にしてもゴット、かなり強くなったな?」
フェルに強くなったなと言われた未来のゴットは少し驚いたような顔をした後ドヤ顔をすると少し胸を張りながら言う。
ゴット(未)「あっ、わかっちゃう?まぁ、あれから色々あったからね〜、強くなったり、出会ったり」
フェル「そうなのか、にしても、何年経ったかは知らぬがよく成長したな……我の力など余裕で超えている……」
ゴット(未)「本当に色々あったからね?まぁ、それにさ俺の中にもちゃんと【神獣王】様の力も持ってるしさ」
フェルに自分をも超えてると言われて嬉しくなった未来のゴットがニヤニヤしながらフェルのことを【神獣王】と呼ぶとフェルは少し呆れたような顔をして言う。
フェル「揶揄うな、そう呼ばれたのは太古の昔だ」
ゴット(未)「ああ、【あの人】が生きてた時代だね〜」
未来のゴットはフェルと話しながら近くの机に置いてあるクッキーを手に取ると一口齧る。
ゴット(未)「おっ、美味しい」
クッキーを食べて美味しいと答えたゴットをフェルは驚いた顔で見ている。
フェル「お前……味が……」
ゴット(未)「【色々】、あったからね、まぁ、なにがあったとかこれからなにが起こるだろうとかは答える気はないよ、それは未来が変わっちゃうかもしれないから」
フェル「ならなぜ食った?」
ゴット(未)「お腹減ったから」
フェル「はぁ……全くお前は……」
未来のことを教える気はないというのにこれからゴットが味覚を取り戻せると言うことを間接的に教えたゴットにフェルが何故かと聞くとゴットはお腹が減ったと言いその言葉で呆れたフェルを見て未来のゴットは少し笑う。
ゴット(未)「ふふっ♪、やっぱりフェルはフェルだね♪」
フェル「……そういえばお前、何年経ったかは知らんが子供とかはおるのか?」
ゴット(未)「いきなり踏み込んでくるね……というかそんなこと聞いてくるとか今のフェルからは聞いてるけど昔のフェルって俺のことなんだと思ってんの?」
未来のゴットに自分をどう思ってるのかと聞かれたフェルは少し考えた後どこか優しい笑顔を浮かべて答える。
フェル「ん?……そうだな……約束で見守って来たと言うこともあるが……今では……孫のようなものだな」
フェルの答えに対して未来のゴットは一瞬だけ目を見開くと口に手を当てて優しく笑う。
ゴット(未)「ぷっ、あはは、変わらないねぇ……あはは……」
フェル「逆にお前は我をどう言うふうに思っている?」
ゴット(未)「……お爺ちゃん?」
?「やっぱり二人は仲良いね」
未来のゴットとフェルが話しているところに声が聞こえて二人がそっちを見るとそこにはヴィヴィと先ほどの混乱から復活したようなそら達がいた。
ゴット(未)「おっ、ヴィヴィ帰ってきたんだ、それに三人もあの状態から復活したんだね」
そら(未)「いやぁ、なんとか理解できたよ……まだ混乱してるけど……」
ヴィヴィ(未)「それよりも驚いたよ、そらさん達から聞いたけど過去のゴットさんが来たんだよね?」
みこ(未)「髪色的にはまだ【あの戦い】の前だよにぇ?どの時間軸から来たんだにぇ?」
ゴット(未)「俺たちがディクテイターと戦ったぐらいの時期だね」
こより(未)「ロード君と戦ったぐらいの時期なんだね……待ってそれって……」
未来のゴットの言葉を聞いてそら達が少し感慨深そうにした時こよりは何かを言おうとしたが未来のゴットは唇に人差し指を置いて言葉を止めると悪戯っぽい笑みを浮かべて言う。
ゴット(未)「ダメだよこより?その情報は未来のこと、まだまだシークレットなんだから」
フェル「……お前はあざとさも得たのか……」
ゴット(未)「?」
フェル「……はぁ」
未来のゴットの可愛らしい動作にあざとくなったなとフェルは感じたが首を傾げた未来のゴットを見て無意識かとため息をつくと眠っているゴットの様子が変わる。
ゴット「ん……うぅ……」
ゴット(未)「そろそろ起きそうだね、フェルは戻った方がいいんじゃない?」
フェル「だな、最後に一つだけ聞かせてもらうぞ、ゴットよ……お前は今……幸せか?」
ゴットの体に戻る前にフェルが聞いた質問、それに対して未来のゴットは優しい笑みのまま顔に暗さが出るとゆっくりと言う。
ゴット(未)「まぁ、他の人から見たら幸せと言える人生を歩んでいたとは思えないかなぁ」
フェル「そうか……」
少し自虐的な笑みを浮かべながら答えた未来のゴットの言葉に対してフェルは少し暗い顔をするとその後に未来のゴットは可愛らしく無邪気な笑みを浮かべて言う。
ゴット(未)「でもさ、今なら自信もって言えるよ……たとえ誰からお前の人生は不幸だって言われても……お前の人生にいいことなんて一つもないって言われても……俺は……俺は胸を張って言える。俺は……この世界で……いや、あらゆる世界の誰よりも幸せだって!」
無邪気な笑顔を浮かべながらフェルを見てそう答えた未来のゴットの姿にそら達は瞳から涙を溢れさせフェルは目を潤ませて目を見開いた後、優しい目でゴットを見て言う。
フェル「そうか……よかったな……ゴット」
フェルはそれだけ言うとゴットの体に戻りフェルがいなくなった後、未来のゴットは少し俯いた後言う。
ゴット(未)「……フェルがいなかったら……もしフェルが【あの選択】をしてくれなかったら……こうはならなかったよ……ありがとう……大好きだよ……たった一人の……俺の相棒で……俺の大切な…お爺ちゃん♪」
未来のゴットがそう言うとそら達は優しげな目を向けながら未来のゴットを見て眠っていたゴットは目を覚ました。
ゴット「ふぁ〜!あれ……ここは……」
ゴット(未)「ここは未来だよ、忘れちゃった?」
ゴット「……あっ!そうだ!どうしよう!どうやったら戻れ……」
ゴット(未)「ねぇ、過去の俺」
ゴット「ん?」
目を覚ましたゴットは勢いよく飛び起きるとどうやっても取ればと考えるがそれを未来のゴットが止めるとゴットは首を傾げながら振り返り未来のゴットはゴットに目を合わせて言う。
ゴット(未)「ちょっと俺と戦ってよ」
ゴット「……ええええええええええ!?」
次回、ゴット(未来)VSゴット!
乞うご期待!
THENEXTSTORY
極王ゴットVS極王ゴット
ゴット(未)「俺は負けないよ……たとえ何が相手でもね」
ゴット「なに……が……」
ゴットの中に秘められた思い
ゴット「だって…!俺は…!」
絆を紡いできたものと紡ぐもの
ゴット(未)「大丈夫……君なら……」
スペシャルエピソード 未来の世界!?奇跡の出会いpart 2
ゴット(未)「やっほー!未来の極王ゴットだよ!まさか過去の俺と会えるなんてね〜、後何気に子供云々の話はそれたけど……答えはどうなってたんだろうね?さてさてさーて、次回は俺VS過去の俺、果たしてその実力の差とはどうなるのでしょう?お楽しみに!」