第33話 『教師会議』
期末試験。
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実技試験。
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その裏。
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雄英教師達は会議を行っていた。
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職員会議室
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モニターには生徒達のデータが映る。
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成績。
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戦闘記録。
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体育祭。
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職場体験報告。
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全てだ。
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「さて」
プレゼント・マイクが笑う。
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「今年も問題児が多いな!」
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「笑い事じゃない」
相澤が即答した。
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誰も否定しなかった。
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実技試験
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緑谷。
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爆豪。
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轟。
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八百万。
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順番に審査が進む。
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弱点。
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課題。
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改善点。
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教師達は議論する。
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そして。
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モニターが切り替わった。
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七瀬刃人
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会議室が静かになる。
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数秒。
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沈黙。
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「問題児だな」
ミッドナイト。
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「否定できない」
相澤。
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即答だった。
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オールマイトが資料を見る。
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体育祭優勝。
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職場体験。
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保須市。
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どれを見ても異常だった。
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「個性の確認から始めよう」
オールマイト。
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相澤が頷く。
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七武装輪転
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モニターへ一覧が映された。
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第一武装。
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戒律の鎖。
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「拘束能力特化」
相澤。
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「捕まれば終わりだ」
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ミッドナイトが頷く。
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第二武装
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モニター表示。
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沈黙。
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プレゼント・マイクが吹き出した。
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「絶対嘘だろ!」
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「嘘とは断定しない」
相澤。
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「だが」
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「何かを隠している可能性は高い」
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オールマイトも頷く。
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他の武装との整合性が取れない。
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そう考えるのが普通だった。
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第三武装
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深海の釣竿。
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「捕縛能力」
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「遠距離拘束向き」
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教師達が資料を見る。
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十分危険だった。
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第四武装
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相澤が説明する。
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「高機動型だ」
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「接近」
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「離脱」
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「追跡」
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全て優秀」
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プレゼント・マイクが苦笑した。
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「拘束できて」
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「捕縛できて」
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「速いのか?」
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「その通りだ」
相澤。
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「追いかけたくない相手だな」
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第五武装
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オールマイトが腕を組む。
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「強力だな」
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「強力で済まない」
相澤。
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「武器の種類」
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「同時展開数」
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「射程」
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「上限」
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「全部不明だ」
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ミッドナイトがため息を吐く。
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「説明された方が怖いタイプね」
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誰も否定しなかった。
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第七武装
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仮面舞踏会。
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保須市の報告書が映る。
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白い仮面。
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翼。
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光の刃。
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そして。
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能力変化。
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「保須市で新形態を確認」
相澤。
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「詳細は不明」
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「効果も不明」
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「限界も不明」
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プレゼント・マイクが笑う。
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「結局分かってねぇじゃねぇか」
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「分からん」
相澤。
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即答だった。
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「だから厄介なんだ」
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総評
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相澤が資料を閉じる。
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「拘束」
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「捕縛」
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「高機動」
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「武器生成」
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「能力変化」
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「そして未確認の第二武装」
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沈黙。
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「正直」
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「戦力評価が出来ない」
相澤が言う。
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教師達も同意した。
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七瀬刃人。
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測定不能。
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それが現状だった。
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アルトリア
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次の資料が表示される。
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アルトリア・ペンドラゴン。
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二年ヒーロー科。
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「こちらも問題がある」
相澤。
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「全部背負うタイプだ」
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「仲間を守る」
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「後輩を守る」
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「自分を後回しにする」
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ミッドナイトが頷いた。
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「自己犠牲型ね」
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「非常にヒーローらしい」
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「そして危険だ」
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共通点
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相澤が二人の資料を並べる。
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七瀬刃人。
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アルトリア・ペンドラゴン。
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「この二人を組ませる」
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会議室が静かになる。
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「理由は?」
オールマイト。
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相澤は答えた。
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「同じ施設出身だからだ」
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沈黙。
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教師達の視線が集まる。
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「保護施設時代からの知り合いか」
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「そうだ」
相澤。
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「長い付き合いになる」
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ミッドナイトが資料を見る。
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「信頼はしているわね」
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「だが頼らない」
相澤。
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「七瀬は他人を頼らない」
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「アルトリアは自分で抱え込む」
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「守ろうとする」
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「頼ろうとはしない」
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プレゼント・マイクが笑う。
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「面倒な奴らだな!」
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「非常にな」
相澤。
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「だから協力させる」
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「本当の意味でな」
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担当教師
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「で」
プレゼント・マイク。
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「誰が行く?」
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相澤が手を挙げた。
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「あいつの個性なら俺だ」
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誰も反対しない。
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第二武装。
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第五武装。
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第七武装。
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個性抹消が必要だった。
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すると。
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ミッドナイトも手を挙げた。
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「私も行くわ」
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「アルトリアちゃん対策なら適任でしょ?」
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異論はなかった。
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むしろ。
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相澤が珍しく真面目な顔をした。
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「正直」
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「二人で足りるか分からん」
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沈黙。
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教師達が固まる。
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「そこまでか?」
オールマイト。
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「七瀬の手札が読めない」
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「アルトリアの実力も高い」
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「油断すると負ける」
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その言葉に。
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誰も笑わなかった。
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決定
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モニターへ表示される。
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七瀬刃人
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アルトリア・ペンドラゴン
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VS
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相澤消太
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ミッドナイト
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決定。
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会議終了後
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教師達が席を立つ。
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相澤だけがモニターを見ていた。
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第二武装。
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第五武装。
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保須市で見せた新形態。
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まだ分からないことばかりだ。
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相澤は小さく呟く。
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「どこまで隠している」
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隣で。
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ミッドナイトが笑う。
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「楽しみね」
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「七瀬くん」
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「アルトリアちゃん」
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教師達は知らない。
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その頃。
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当の本人達も。
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同じことを考えていたことを。
◇◇◇
――帰りたい。
第33話 完