第37話 『合格者たち』
期末試験が終わった。
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生還した。
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非常に。
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教師とも戦わない。
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補習もない。
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平和だった。
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素晴らしい。
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ヒーロー科A組
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教室は騒がしかった。
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主に補習組が。
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「終わったぁぁぁ!!」
上鳴。
◇◇◇
「夏休みがぁぁぁ!!」
芦戸。
◇◇◇
「返せぇぇぇ!!」
峰田。
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阿鼻叫喚だった。
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七瀬は遠くから眺める。
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平和だった。
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他人事だからである。
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非常に。
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放課後
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帰宅。
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ひなたの家。
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扉を開ける。
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いつもの匂い。
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いつもの空気。
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そして。
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「お帰りなさい」
ナイチンゲール。
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七瀬は少し肩の力を抜いた。
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安心する。
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何となく。
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その隣。
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「帰ったか」
アルトリア。
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なぜいる。
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非常に。
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報告
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リビング。
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ナイチンゲールが紅茶を置く。
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「合格おめでとうございます」
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七瀬はソファに沈んだ。
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疲れた。
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本当に。
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「危なかった」
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本音だった。
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アルトリアが頷く。
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「正直、危うかったな」
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珍しく意見が一致する。
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ナイチンゲールが小さく笑った。
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試験の話
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「実際はどうでしたか?」
ナイチンゲール。
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「面倒だった」
七瀬。
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「感想ではなく」
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「内容です」
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正論だった。
◇◇◇
非常に。
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七瀬は少し考える。
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そして。
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「教師が強かった」
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相澤。
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ミッドナイト。
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できれば戦いたくない相手だった。
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二度と。
◇◇◇
本当に。
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アルトリアも頷く。
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「私も同意見だ」
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「教師というのは厄介だな」
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「知ってる」
七瀬。
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協力
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ナイチンゲールが微笑む。
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「協力はできましたか?」
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沈黙。
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七瀬がアルトリアを見る。
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アルトリアもこちらを見る。
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数秒。
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そして。
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「少し」
七瀬。
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「そうだな」
アルトリア。
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「少しはできたと思う」
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また意見が一致する。
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ナイチンゲールは嬉しそうだった。
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少しだけ。
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それが何となく気に入らない。
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夕食
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夜。
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食卓には三人。
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ナイチンゲール。
◇◇◇
アルトリア。
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そして俺。
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静かな時間だった。
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悪くない。
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むしろ良い。
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こういう時間は嫌いじゃない。
◇◇◇
多分。
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復学組
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食事中。
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ナイチンゲールが思い出したように口を開く。
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「そういえば」
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「復学組の方々も戻ってきていますね」
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七瀬が顔を上げる。
◇◇◇
「誰だそれ」
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アルトリアが答える。
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「私の同期だ」
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「元々除籍されていた者達だな」
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ああ。
◇◇◇
そういうことか。
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七瀬は頷く。
◇◇◇
興味はない。
◇◇◇
非常に。
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ナイチンゲールが続ける。
◇◇◇
「久しぶりに賑やかになりますね」
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アルトリアも頷いた。
◇◇◇
「ああ」
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「長いこと会っていない」
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「良い人達なのか」
七瀬。
◇◇◇
アルトリアは少し考える。
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「悪い人間ではない」
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「信用はできる」
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七瀬は紅茶を飲んだ。
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それなら問題ない。
◇◇◇
多分。
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食後
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紅茶を飲む。
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静かだった。
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平和だった。
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ナイチンゲールがいる。
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アルトリアもいる。
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それだけだった。
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それで十分だった。
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最後
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時間が過ぎる。
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食後の紅茶も終わった。
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やがて。
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ナイチンゲールが時計を見る。
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「そろそろ帰りますね」
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大学の課題も残っている。
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仕方ない。
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「そうか」
七瀬。
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「今日は来てくれて助かった」
アルトリア。
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ナイチンゲールが微笑む。
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「二人とも無事で安心しました」
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そして玄関へ向かう。
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その途中。
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ナイチンゲールが振り返った。
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「復学組の皆さんも面白い方ばかりですよ」
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七瀬が顔をしかめる。
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「興味ないな」
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即答だった。
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ナイチンゲールが苦笑する。
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「そう言うと思いました」
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アルトリアも小さく笑う。
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「だが」
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「会えば印象は変わると思うぞ」
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「知らん」
七瀬。
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「そのうち分かります」
ナイチンゲール。
◇◇◇
そう言い残し。
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ナイチンゲールは帰っていった。
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夜
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静かになる。
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アルトリアも立ち上がる。
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「私も戻ろう」
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ひなた園。
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いつもの場所だ。
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「好きにしろ」
七瀬。
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アルトリアは小さく頷く。
◇◇◇
そして。
◇◇◇
帰り際。
◇◇◇
「本当に驚くと思うぞ」
◇◇◇
そう言い残した。
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七瀬は眉をひそめる。
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意味が分からなかった。
◇◇◇
非常に。
◇◇◇
だが。
◇◇◇
数日後。
◇◇◇
その意味を知ることになる。
第37話 完