ヘリオスフィアに愛の方程式を   作:松兄

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合宿1日目 終了!!

 

 

 恋花&神琳ペアvs高嶺&二水ペアの勝負が終了。次の試合に行きたいところだが、時間がただいま12:50分と昼間なのでお昼ご飯の時間となるようだ。

 

一葉「では、昼食を食べて14:00より、午後の部を行います」

 

叶星「ペアは試合の前に発表するからね」

 

 

 そして3レギオン揃って、食堂でお昼ゴハンをいただく。

 

藍「千香瑠〜、オムライスたべたい〜」

 

千香瑠「藍ちゃん……。ここは私が作れる場所じゃないから我慢してね(汗)」

 

藍「え〜?」

 

 子供のように駄々をこねる藍ちゃん。しかしオムライスか……。

 

光輝「そう言えば、千香瑠が俺に初めて作ってくれた料理もオムライスだったな……美味かったの覚えてる」

 

千香瑠「ちょっ、光輝くん?!」カァアアアッ////

 

 顔を真っ赤にして恥ずかしそうな千香瑠。やはり好きな人から自分の手料理が美味しいと言われるのは女の子として嬉しい。

 

藍「千香瑠のオムライス美味しいよね〜」

 

光輝「おう! 絶品だよな!」

 

 千香瑠のオムライストークで意気投合する光輝と藍。2人とも笑顔だった。

 

瑤「………」ギュッ

 

 すると、突然瑤さんが藍ちゃんを背後から抱きしめた。

 

藍「瑤? どうしたの?」

 

瑤「藍は渡さない……」

 

光輝「?」

 

 

 全く分かっていない光輝。

 

二水「はわわわわ! 瑤様と藍さん、絶景です!!」

 

紅巴「分かりますよ二水さん!」

 

高嶺「2人とも、程々にね?」

 

ミリアム「ふーみんも程々にの」

 

梅「この2人は放っとくと暴走しそうだからナ……」

 

楓「あ〜梨璃さ〜ん! その可愛らしい頬にソースがついてますわよ〜。私が吹いて差し上げますわ〜!」

 

二水「楓さんがやると下心しか感じないですけど……」

 

一葉「こっちは……相変わらずですね?」

 

 すると、

 

恋花「しっかし、光輝の作った訓練室凄いよね〜。いっつもなら"フェイズトランセンデンス"使ったあとってマギが空っぽになって立ってることさえできなくなるのに、アタシあの試合が完全決着するまでの数秒は立てなかったけど、ログアウトして引き戻された瞬間マギ欠乏が嘘みたいに元気に戻ったし」

 

ミリアム「それが光輝様の技術のヤバいところなんじゃ……」

 

 みんながミリアムを見る。

 

ミリアム「光輝様ののシステムはな、仮想空間にて、リリィが受けるダメージやマギ残量を本人の力量に合わせて正確に測り、フィードバックしておるが、本人が実戦で味わうであろう感覚まで再現されておる」

 

灯莉「天才だ〜」

 

光輝「お褒めにあずかり光栄です」

 

千香瑠「…………」

 

 すると千香瑠が光輝の腕に自分の腕を絡める。

 

光輝「どうした?」

 

千香瑠「べつに」

 

ミリアム「話を戻すが良いかの? そして、その仮想空間での消耗は、あくまでも仮想空間の中でのみ。現実の肉体は力を図るデータとしてしか参照されていないため、訓練室でいくらマギを連続で使い果たそうが、身体が欠損しようが、首を跳ね飛ばされようが現実の肉体は一ミリもマギは減っておらんし、ダメージも受けておらんのじゃ」

 

 ミリアムの言葉に、始めてシステムの全容を知ったヘルヴォルとグラン・エプレのメンバーたち。

 百合ヶ丘のメンバーはいつも使っているため体感して分かっていた。

 

 ―――同時に、それがどれだけのオーバーテクノロジーで実現しているのかも。

 

 正直、高校生研究者の頭で作れるものでは無いと感じる。

 

姫芽「とんでもない天才じゃない。エンジニアリングに疎いひめかでも、とんでもないって分かるわよ……」

 

恋花「そうよね。世界中のガーデンが欲しがる逸材だと思うわ」

 

鶴紗「同時に、G.E.H.E.N.A.には絶対に渡せない」

 

 頷く3レギオンのメンバー。昼食を食べ終えたその後、ランク戦ブースに戻り再び試合を開始した。

 

 その試合で唯一共通したことは、

 

叶星「"レジスタ"!!」

 

鶴紗「"ファンタズム"!!」

 

夢結「ッッ!!」

 

 叶星さんの味方への身体強化を併せた鶴紗ちゃんの未来視による攻撃により、夢結さんがダウンし、叶星&鶴紗ペアvs夢結&瑤ペアは叶星&鶴紗ペアの勝利。

 

藍「あはは〜!」ドゴオオオオッ!!

 

 死なないとわかっているからか、藍ちゃんの猟奇的な笑みからの、ルナティックトランサーを乗せたCHARMの一撃が地を砕く。

 

姫歌「今よ!」

 

雨嘉「そこですッ!!」

 

バシャッ バシャッッ!!

 

藍「うああっ?!」

 

 姫歌さんを囮にした雨嘉さんのヘッドショットが藍ちゃんを撃ち抜き一発キル。

 

 姫歌&雨嘉ペアvs藍&楓ペアは姫歌&雨嘉ペアが勝利。

 

 夢結さんと藍ちゃんの、"ルナティックトランサー"持ちの2人がいるそれぞれのペアが、両方敗北した。

 

光輝「やっぱり、"ルナティックトランサー"の暴走を何とかしないとダメだな……。暴走の影響を極限まで抑えて、肉体を強化しながらも理性を安定して保てるシステムの開発、してみるか……」ボソッ

 

 その小声の言葉を、リリィたちはしっかりと聞いていた。

 

梨璃(光輝様は、私たちの命の安全と人の尊厳を第一に考えてくれてるんですね……)

 

恋花(正直、藍は危なっかしいからな〜……作ってくれるなら助かる。でも、こんな優しい人に無理だけはしないでほしいかな)

 

叶星(光輝さんの発明で、色んなリリィが救われそうな気がする)

 

鶴紗(G.E.H.E.N.A.なら間違いなく、『暴走してでも敵を殲滅するのは誉れだ!』とかぬかすんだろうな)

 

千香瑠(本当に優しいんだから……)

 

 そしてその日の夜、百合ヶ丘の咬月理事長代行から許可を取り、校庭でみんなでバーベキューをし、寝るときは校舎内のそれぞれ用意された部屋や自室で就寝したリリィたちだった。

 

 

 ――その頃、

 

 カチャカチャ

 

 光輝の研究室では、光輝が機械を弄って何か作っていた。

 

光輝「今日の対戦でみんなの戦闘データはだいたい取れたからな。みんなの戦闘スタイルに合うCHARM強化パッケージの開発進めないとな」

 

 

― つづく ―




紅巴ちゃんが空気になりかけてる気がする……もうちょい出番増やさねば
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