あのあと、リリィたちが起床してきて朝ごはんを食べたあと、千香瑠と梅さんの手で、毎日の光輝の訓練の様子が映像で流されてしまう。
ここで、光輝が持っていた通常形態のビルドの映像を見せたあと、例のラビットタンクハザードの暴走の映像を見せた。
―――結果、
梨璃「……………」ガクブル
二水「ひぃいいいっ!!」
紅巴「怖い………」ブルブル
震え上がる3人。光輝を正座させ、全員般若のようだ。
夢結「光輝さん、なにか言うことはあるかしら?」
光輝「ご、ごめんなさい……」
一葉「謝って済むと思いますか……?」ニコリ
こ、怖い………。
恋花「いよいよ擁護できないわこれ……」
藍「すご〜い! 光輝強〜い!」
瑤「うん、藍、ちょっと静かにしてようね」
叶星「えっと、整理すると、このハザードトリガーを使っても暴走しないためのアイテムがあるけど、そのアイテムを使うには光輝くんの身体のそもそもの経験値が足りないから、こうやって一人で訓練して経験値を上げてた……ってことでいいのよね?」
光輝「はい……その通りですすみませんでした」
鶴紗「まったく………」
土下座するしかない光輝。
高嶺「光輝くん、言っておくけど、みんな心配してるだけなのよ?」
光輝「はい……」
楓「まあ、光輝様が無茶をするのは何時ものことのようですから。ですが、それを習慣にされては困りますわね?」
雨嘉「とにかく、今後訓練するときは誰かに声をかけてくださいね? しんぱいですから……」
光輝「雨嘉さん優しい……」
一葉&恋花&夢結「「「ああん……?」」」
光輝「ごめんなさい。調子に乗りました……」
即座に土下座を敢行する光輝。
ミリアム「光輝様は肝心なところで女心が分からんやつじゃな……」
灯莉「この黒いの、見るだけで嫌な感じがするんだよね〜…。マギじゃないけど、なんか見ただけで感じる」
姫歌「それにしても凄いパワーね。CHARMもなしに、ただのパンチでミドル級まであっさりと一撃で粉砕してる」
高嶺「ラージ級に関しては逆に気の毒になるほど容赦のないオーバーキルね……」
すると、
一葉「とにかく、この合宿中にお仕置きはするとして、今日の訓練を始めましょうか?」
梨璃「そ、そうですね」
叶星「そうね」
光輝「あ、俺今日追加の機械部品買いに東京行ってくるわ」
光輝は正座でしびれた足を立ち上がらせて椅子にかけてあったジャケットを取る。
千香瑠「東京?」
光輝「うん。機械の基盤とか電子ケーブルとか買ってくる」
そう言って部屋を出ようとすると、恋花さんが通せんぼしてきた。
恋花「………一人にするのが不安なんだけど」
夢結「同感ね。また無茶をしそうだわ」
瑤「万が一ビルドになんかなられたら、私たちの苦労が……」
光輝「それは………」
言い淀む光輝りすると、
一葉「光輝さん、万が一ヒュージが現れても、絶対に戦わないでください。光輝さんが出なくても、みんなは大丈夫ですから。それに―――」
光輝「?」
一葉「こんな事もあろうかと、ここに来る前に手は打っておきました」
光輝「え?」
千香瑠「じゃあ行ってらっしゃい。ほんとに変身はしないでね!?」
光輝「おい、千香瑠?」
瑤「行ってらっしゃい」
そして、みんなが訓練する中、光輝はマシンビルダーに乗り、東京へと向かった。
― 東京・六本木交差点 ―
光輝「えっと、次の店は………」
光輝が頭の中でメモを思い出していると、
?「…………あれは」
それを見る、人の目が合った。
― つづく ―
この最後に出てきたのが果たして誰か?
お楽しみに!