チャンイチの弟はハジケリスト 作:ドンうさぎ
護廷十三隊。それは千年前、山爺ちゃん達が設立した尸魂界における警察&軍事および治安維持組織であり、現世では虚の討伐から迷える魂の成仏などを担当する組織である。
十三隊とついていることから、全部で十三隊もの部隊が存在しており、日頃から元気に働いている。ちなみにルキアは十三番隊に所属しており、階級は一般隊士扱いでお給料はそこそこである。護廷十三隊に所属するのは全員が死神であり…一応アルバイト扱いで黒崎一護、黒崎二葉、黒崎夏梨の3人も死神代行として動くなら十三隊所属となるのだ。まあ、この理由は十三番隊の副隊長が父方の従兄…早い話一心の甥がしているのも有るだろう。
そんな護廷十三隊は非常に多くの死神が働いているのだが、ルキア以外の一般隊士は空座町のことをこう言っている。ハジケリストの巣窟、あそこの町に居たら頭が可笑しくなる、都市伝説ばっかりの魔境、一般人が虚をボコボコに殴り飛ばす魔境などなど。
チリリリ…チリリリ
「うぁぁ…もう朝か。しかし、二葉はもう下に行ったのか、早いな」
この作品で数少ないツッコミ担当のお兄ちゃん一護…縮めてチャンイチは目覚ましを停めて、上半身を起こす。ルキアがホームステイしてから数日後の土曜日、帰宅部の一護は学校に行く必要はないのだが、黒崎家では余程の事情がない限りは朝食と夕飯は家族全員で食べると言うルールが有るのだ。だからこそ、本来の学生なら休日の朝はもっと寝ていても良いのだが、チャンイチは家族と朝食を食べるためベッドから居りようとする。しかし、このクロサキ医院は空座町が誇る筆頭ハジケリスト 黒崎二葉の文字通りの根城。常識と言う言葉は存在しないのだ!!
「昨晩ピーマンを残したバカは何処だ!!」
「「「「ピーマンは野菜だ!!お残しは許さんぞ!!」」」」
部屋の扉が開き、サングラスをかけた1メートル位で手足が生えた野菜達が続々と部屋に入ってきた。もう一度言おう、人間の子供大の野菜達がサングラスをかけて一護と二葉の部屋に入ってきたのである!!
「なんだ!?なんなんだお前らは!?」
「「「野菜に決まってんだろ!!行くぞぉぉ!!」」」
野菜?達は一護を担ぎあげて、部屋を後にしてそのままリビングに直行し、一護をいつもの椅子に座らせる。一護の目の前には今日の朝食がスタンバイされており、和食の朝食+山盛りのピーマンが今日のメニューなのだろう。
「「「ピーマンβカロテンが沢山です!!」」」
「ぐぇぇぇ!!無理やり押し込むなぁあ!!」
そして野菜?達は一護の口の中にピーマンを押し込んで、クロサキ医院から去っていった。
「なんだったんだ…あの野菜達は」
困惑する一護は溜め息を吐きながら、コップに入っている水を一口飲む。そして家族に挨拶するため、前を見てみると…
向かい側に座る夏梨、遊子、ルキアの後ろに貼られている山本玄柳斎総隊長のサイドチェストクソデカポスターの山爺ちゃんがキラリン☆とウィンクして動いたのだ。本来、ポスターの絵や写真が動くことは無いのだが…多分、尸魂界の謎技術で作られたのだろう。動くようだ。
「ぶっふぅー!!」
「おい、一護貴様。挨拶もなし、水を吹き出すとは何事だ?」
「いや、だってよ!!後ろの総隊長が!!」
一護が朝から大声で言うので、ルキア、夏梨は後ろを振り向くが…2人が見たときには残念ながら山爺ちゃんのサイドチェストクソデカポスターは動いていない。
「なにもないよ一兄」
「まったくだ。それより、朝食だな。うん、うまい」
チャンイチは考える。こんなろくでもない物を作ると言えば、間違いなく二葉しかいない。チャンイチはまさかと思い、二葉を見る。
「おい…二葉。まさかとは思うけど、このポスター…何で作った?」
「やだな~インク以外はコーナンで買った材料しか使ってないよ」
「はは…そうだよな?む?インク…」
「インクはね。英国尸魂界から取り寄せた、魔法のインクさ!!」
「なにつかってんだよぉぉぉ!!」
なんと言うことでしょう。二葉は英国尸魂界…簡単に言えばホグワーツから取り寄せた、魔法のインクを使って印刷したのだ。そのため、動くのだろう。
「まさか、さっきの野菜達も!?」
「えっ?いや、本当に知らない」
「あの野菜、マジでなんなの!?」
だが、野菜?達は本当にしらないようだ。なに、空座町では良くあることである。
夜
『ぐっへへへ…旨そうな魂が多そうだ』
想定外の塊であるハジケリストである二葉への対策のため、ある意味…一護の出生の根元にもかかわる名言製造機 藍染さん本名 藍染惣右介が刺客として送り込んだ虚がクロサキ医院の近くを徘徊していた。
「おっとぉぉ!!失礼!!空から象落下!!」
『ぐぅぅあぁぁあ!!』
だが、ハジケリストの行動は頭脳明晰な藍染様でも判断できない。規格外の霊圧出力!脳内フレンズがリミッターをかけて安全に育てたいチャンイチと違って、脳内フレンズがノリノリな二葉はチャンイチと違って必要時以外はリミッターがない。しかも、普通の死神と違って死神&クインシー+虚因子があり成長限界もほぼ無いのだ。
虚の上から何処から拾ってきたのか、ピンクの象に乗った死神衣装の二葉が降ってきて、その虚を一撃で頭だけにする。
頭だけとなり、コロンと転がる虚。そんな虚の前に、右手に浅打状態の斬魂刀を抜刀して左手に持つ二葉。
『ひっ!?』
「目覚めろ、月光牙」
その瞬間、普通の日本刀のようだった浅打から瞬時に、黒く刀身の中心部に紅い線が入った片刃の長剣に変化した。この始解の斬魂刀は月光牙、二葉が生まれつき持っていた虚の因子が斬魂刀になった存在である。
そして二葉は月光牙で、虚の頭を両断して、これにて本日のお仕事は完了である。
「なんてことだ。崩玉が行方不明だと」
ラスボスムーヴの藍染惣右介、探し物が行方不明となり冷や汗をかく。彼は生まれつき虚の因子を持つ一護や二葉のように、成長の限界を超えるため…崩玉と呼ばれる代物を探しているのだが…それが行方不明となっていたのだ。
『すり替えておいたのさ!!』
実はこの崩玉。ルキアの魂魄に某駄菓子屋が隠していたのだが、二葉がスパイダーマッのようにすり替えてしまい、すり替えたのは良かったが…適当に置いたために行方不明となったのだ。
「黒崎二葉。やはり、君は警戒すべき相手だ。ハジケリストの動きはまったく読めない」
頑張れ藍染惣右介!このままでは組織を逃走する時間がないぞ!!ゴールデンウィークかお盆までに何とかしなければ、痺れを切らした初代剣八がやってくる!!
空座町のイカれたやつらを紹介するぜ?
先ずは筆頭ハジケリストの二葉!
底辺YouTuberのドン・観音寺!
鉄骨が降ってきてもへっちゃら!チャド!
どけ!!私はお姉ちゃんだぞ!!全力でお姉ちゃんを遂行するのルキア!!
そしてツッコミのチャンイチだ!!
見たいネタ!
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憎しみ係数N!!
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チャンイチの受難!ウォシュレット!
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白哉「私をキャバに連れてって!」
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カブト狩りじゃぁぁあ!!