チャンイチの弟はハジケリスト 作:ドンうさぎ
『ひっ…ひっ!!来るなぁぁあ!!』
蜘蛛のような虚が全速力で逃げていた。虚は普通、人間を襲うからアレじゃないかって?確かに普通の日本の町なら、出現した虚は人間を殺して魂を美味しく食べるのだが…ここは東京都の空座町である。派遣された死神が居なくても、死神代行3人(その内2人はスペックバグキャラ)に超絶ベテランクインシー1人とその孫が1人、黒崎家のペットであるイギリス原産?のドラゴンまでいるなどなどの虚をボコボコに出来る皆さんが常に居ており、虚は出現次第…ボコボコにされるのが常である。
「こら!!逃げるな!!」
エントリーNo.1!!黒崎家が誇る死神代行その3である、小学5年生 黒崎夏梨。今では死神としての力を使うため、魂魄の状態となっており…黒い死神衣装を纏って右手に浅打状態の斬魂刀を持って走る。
「待ちやがれ!!」
エントリーNo.2!!我らがツッコミお兄ちゃんこと、チャンイチ!!彼も死神代行として活動するため、魂魄の状態となり死神衣装を纏っており、右手には始解状態の斬魂刀…出刃包丁が弓のように沿っている大刀 斬月を持って走る。ソウルフレンズのオッサン&白兄貴が「ゆっくりと強くなってね…マジでお前のためだから!!」とリミッターを設けてるのは内緒である。
そしてエントリーNo.3!!我らがハジケリストである二葉も何処かに潜んでいる筈である。
「どけ!!私はお姉ちゃんだぞ!!」
エントリーNo.4!!姉を名乗る不審者と化した美少女 朽木ルキアさん自称15歳、実年齢3桁!!もちろん、彼女も現世日本を満喫…げふんげふん!!滞在するためのギガイを抜け出して死神衣装で爆走する。ちなみに、斬魂刀は始解状態で…真っ白で美しい袖白雪を持って走っている。えっ?デメリット?お姉ちゃんパワーで克服したよ?そしてお姉ちゃんパワーでウルトラ強化された卍解も修得してるよ。
「はーーーい!!快速電車通りま~す!!」
そして何処から調達したのか、快速電車の真上に掴まった二葉が、時速100kmで虚目掛けて突っ込んできた。えっ?何処から快速電車を調達したのかって?こまけぇことは良いんだよ!!
「どっから持ってきたぁぁぁあ!!なんで線路じゃないのに走れてるんだぁあ!!」
「こまけぇことはいーんだよ!!だよね?運転手!!」
一護のツッコミに対して、そう言う二葉。すると、電車の運転席の窓が開き、運転手が現れた。その運転手は…
「ジュワ!!」
メガスターミー。スターミーがメガ進化した姿であり、進化前から特殊攻撃力…縮めてとくこうが多少あがり、物理攻撃力は笑えるほどパワーアップしている。人間の振りをしており、もしかすれば我々人間と入れ替わる隙を伺っているのかもしれない。しねんのずつきというタイキックは全てを破壊する!!
「いけぇぇぇ!!メガスターミー!!虚に向かって、ダイレクトアタックだぁぁあ!!そして、僕は華麗に脱出!とぅぉ!!」
快速電車が虚に衝突する3秒前、二葉は快速電車から飛び降りるように脱出。二葉が着地したと同時に、快速電車は派手に虚に激突し、そのまま粉砕して地表を離れて夜空に消えていった。快速電車が見えなくなると…キラン!という効果音と共に星星が輝き…メガスターミーの星座のように輝き「TobeContinue」という音声が響いた。
「流石はメガスターミー。なかなかの攻撃力だな!」
「だよね、ロマン溢れるよ」
うんうんとメガスターミーの勇気ある突撃に感心し、かのメガスターミーに対して敬意を送るルキアと夏梨であった。
「ちょっっとまてぇぇぇぇ!!」
「「「えっ?」」」
「えじゃねーよ!!なんでメガスターミー!?なんでメガスターミーが現実にいるの!?ていうか、ツッコミがおいつかねーよ!!」
「電話したら普通に来てくれたよ」
「電話で来てくれるの!?と言うか、なんで電車が空を飛ぶんだよ!!」
メガスターミーが去ってしまい、チャンイチのツッコミが少し遅いが炸裂した!!
「一護。宮沢賢治の名作、銀河鉄道の夜を知らないのか?飛べるだろう」
「普通の電車はとべねーわ!!」
「銀河鉄道もネコバスも尸魂界に行くような乗り物だよ、一兄」
「だよね、そうだよね…で納得出来るか!!」
頑張れチャンイチ!!ここのツッコミは君だけだ!!
「てっ感じで毎日大変なんだよ」
「愉快な夜で楽しそうじゃないか」
翌日。一護ことチャンイチは眼鏡をかけた少年と学校の屋上で、お弁当を食べながら話していた。その少年は石田雨竜、一護達4兄弟の再従兄弟であり幼馴染みである。
黒崎二葉爆誕しない世界線では再従兄弟同士だったことを知るのは、最終版だったが…ここでは真咲ママが生存したこともあり、更に黒崎二葉霊圧かめはめ波事件のこともあって小学校時代からの仲となり、下の名前で呼びあっている。
「爺さんの準備は順調か?」
一護の言う爺さんとは、一護達4兄弟の大伯父であり雨竜の祖父である石田宗玄のことである。1000年単位での人生をユーハバッハを完全消滅させるために費やそうとしているヤバい老人であり、本気を出せば大虚さえも一方的にボコボコに出来る生き残りである。
まあ、天涯孤独だった真咲ママも宗玄に育てられたから、実質祖父とも言えるだろう。
「順調だよ。山本総隊長やマユリ先生もユーハバッハとその軍勢に対する準備は怠ってないしね」
ユーハバッハさん、完全終了のお知らせ。卍解強奪対策からユーハバッハさえ知らない物を調べ尽くされ、W爺コンビ&マユリの手で着々と準備が進んでいるようだ。
「はーい…マイブラザーあっそびましょ~」
ふと、二葉の声が聞こえた。しかし、ここは高校だ。中学校で給食弁当を食べている筈の二葉が居る筈がない。
「雨竜。今、二葉の声が聞こえたな」
「聞こえたね。でも、ここは高校だよ」
「だよな、二葉のヤツは学校で給食弁当を食べてる筈だしな」
「ハッハハ!!深淵を覗く時、深淵も此方を眺めるのだ!!うり坊を見つめる時、イノシシも此方を見るのと同じよブラザー!!…という訳で唐揚げもらったぁぁ!!隙あり!!」
その刹那。背後からハジケリスト二葉が現れ、瞬時に一護の弁当から唐揚げを強奪して食べてしまった。
「やあ、ブラザー」
「二葉!?てか、俺の唐揚げ!?」
「多分、ルキアちゃんから言われるけど。井上さんだっけ?その人に見られたらしいよ?死神のお仕事」
死神はただ霊感が有るだけでは見ることは出来ない。一定以上の霊力が無ければ見ることは出来ないのだ。しかし、生まれつきなんらかの素質が有ったり、濃い霊圧に当てられて感化されると若い人の場合は見れるようになるケースがあるのだ。
「えっ?井上のヤツ、見えたのか?」
「井上さんが?」
「らしいよ。ルキアちゃんが言うには、その井上って人…夜遅くに僕達がサムライのコスプレして走っていったって」
井上織姫。一護達のクラスメートであり、3年前に歳の離れた兄を亡くしてからは天涯孤独であり、パン屋で働くバイト戦士である。しかし、ここでは既に3年前の時点で二葉と一護は死神の力に目覚めており、亡くなったお兄さんは事情を説明してから成仏させられて史実と違って虚になっていない。
放課後。
そこら辺のグラビアアイドル顔負けのスタイルを誇り、亡くなった兄の形見であるヘアピンをつけている美少女
井上織姫は河原に呼び出されていた。
「一応確認するけど、井上。昨日の俺達が見えてたってことだよな?」
「うん。黒崎くんと朽木さん達がコスプレしてて、走ってたもんね」
一護が確認するが、どうやら織姫は間違いなく見えていたようだ。
「間違いないな。二葉!出番だ!!」
ルキアがそう言い、二葉を呼ぶ。実は二葉はクロサキ医院に帰っており、ベッドの上で生身の肉体をおいて死神になってから、此方に向かっているのだ。
その時…突如として地面から土管が現れ、その土管から死神化し、背中に始解状態の月光牙を背負った二葉が現れた。
「とぅー!!スーパーマリオ着地!!」
「おぃぃ!!どっから土管持ってきた!!」
「ヒーローは土管から現れる。キノコ王国の常識なのだぁ!!V!V!」
土管から出てきた二葉は両手でWピースするのであった。
「「「見えてる?」」」
「うん」
結論、井上さん死神見えるってよ。
因みに二葉のヒロインは1ミリも考えてません!!
イギリス尸魂界なのか日本なのか考え中!!
見たいネタ!
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カブト狩りじゃぁぁあ!!