チャンイチの弟はハジケリスト 作:ドンうさぎ
「なんじゃありゃ?アレって一護の弟だよな?」
霊力は何時目覚めるか分からない。一護と二葉のように生まれつき高すぎる素養を持っていたり、何かのきっかけで眠れる素質が開花したり、強大な霊圧に当てられて見えるようになるパターンがある。まあ、もっとも高齢者になってから見えるパターンは…寿命が近いということも有るのだが。
チャンイチのクラスメートであり、チャンイチが幼い頃通っていた空手教室の女の子 有沢タツキは買い物帰りに空を見る。ビルや建物よりも高い所では…死神衣装で背中に月光牙を背負った二葉が、実体化したボーボボ、メガスターミー先輩と共に自転車を漕いで空を飛んでいたのだ。
「フッハハハ!!今日も空座町は平和なのだ!!ブイ!!」
と大きな声を出して、自転車で空を飛んでどっかに向かっていった二葉達であった。
「アレって…黒崎の弟くんだよな?うわ!?赤いドラゴン!?」
「リオレウスだよな!?そのリオレウスの上に…黒いサムライのコスプレをした黒崎の弟が!?」
チャンイチの同級生の1人 高校生になってからの友人でありいつもつるむ人物の1人 小島水色は様々な女性と遊ぶプレイボーイであり、年上のお姉さんが好み。
チャンイチの同級生の1人 将来はラーメン屋となっている男 浅野啓悟は残念なスケベイケメンである。学業はなんとも言えないが、2日でRPGをゼンクリ出来るゲームセンスを持つ。
この2人は霊は見えなかったが…空座町で暮らしている中で、二葉の莫大な霊圧に当てられた影響だろうか?死神や虚が見える程に霊力が覚醒してしまい…リオレウスに乗って空を飛んでいる二葉を目撃してしまう。
そして上記の3人+以前から虚や死神を見ることが出来ていた織姫、チャドの5人は気が付けば…謎の教室に居た。いや、5人だけではない…なぜか頭を抱えた一護も教室の椅子に座っていたのだ。
「これ、絶対…二葉がハジケリストパワーで産み出した謎空間だろ」
そう、この教室はただの教室ではない。二葉が内なるハジケ魂の根源 ボーボボから教わったハジケリストパワーで産み出した教室である。つまり、何が起こるか分からない。
そのときだった。ガラガラと教室の扉が開いて…死神となった二葉が出席簿を持って現れたのだ。
「はーい!!グッドドリーム!!皆、良い夢は視てるかな?日本と尸魂界が誇るハジケリスト!黒崎二葉…降☆臨!!」
教壇に立った二葉はそう言いながら、仮面ライダー1号の変身ポーズを決める。その瞬間、英国尸魂界の重要そうな所で響いてそうなパイプオルガンの音が響き、盛り上げるためか二酸化炭素ガスが下から吹き出した。
「出席とりますよ~お兄ちゃん!」
「おう…」
「井上織姫ちゃん。ちなみにお兄ちゃんは巨乳の女性がタイプです。お母ちゃんと乱菊さんに性癖を狂わされたみたいでーす!!」
「だまらっしゃい!!」
「はい!」
「チャド!ナイスMuscle!!山爺ちゃんと一緒にボディービル出れるよ!!」
「はい」
「やめろぉぉ!!これ以上、ハジケリストの伝染でボケキャラを増やそうとするなぁぁあ!!」
「有沢タツキちゃん!」
「オッス!」
「そんで女タラシ2人!!」
「「俺達名前すら呼んでくれないの!?」」
「おぃぃい!!せめて呼んであげて!!」
「次行くよ、ボボボーボ・ボーボボさん」
「はい」
「ワカメ大使さん」
「はい」
「ちょっとまて…さっきと比べて人数増えてないか?」
二葉が出席を取った人数が多く、一護は呼ばれた人が返事をした方を見る。そこには安定のボーボボ、そして朽木家公認マスコットキャラクター ワカメ大使のお面を被ったルキアの義兄 朽木白哉が座っていたのだ。
「白哉の兄貴!?」
「今の私は海の守護者 ワカメ大使だ。それ以上でもそれ以下でもない」
「アンタ、どんだけワカメ大使推しなの!?この前もTシャツとか財布もデザインしてたよな!?」
ワカメ大使グッズ!!日本尸魂界で好評発売中!!ワカメ大使Tシャツ!ワカメ大使パーカー!ワカメ大使トートバッグなども販売されており、宣材写真にはルキアの実姉で白哉のお嫁さんである朽木ヒサナ*1が写っている。
「あの…僕は!?」
だが、名前を呼ばれていない人物が1人いた。その人物は漬物。どっから見ても沢庵に手足が生えた生物だが、気にしてはいけない。
「あっ!ごめんね、まだ名前呼んでいない人が居たね!」
漬物は安堵した。次こそ、自分が呼ばれる番だと。漬物はゆっくりと自慢気に手を挙げていく。しかし、呼ばれたのは…
「山爺ちゃん!」
「ワシじゃよ」
「ぶっふぉぉぉぉ!!総隊長ぉぉぉぉぉおお!?なんでここに居んの!?」
ボディービルパンツ…通称ビルパン一丁のムキムキお爺ちゃん、山本元柳斎重國こと山爺ちゃんであった。
「僕は…僕は…」
「ただし漬物!!お前はダメだ!!」
漬物はその場で崩れ落ちてしまい…渋々と帰宅していった。
「えー、それじゃあ今日の授業は霊力が目覚めた5人の高校生の為に、自衛出来る術を教えようと思います!
先ずは男子2人!!君達は死神としての素質、夏梨が持ってる良くわからんやつもなし!!なので拳で虚を消し飛ばせるようになってもらうよ!!」
二葉がそう言うと、水色と啓悟を注目するかのようにスポットライトが照らされた。
残念なことに啓悟と水色は死神の素質0!!クインシーとしての素質0!!霊王の某も持ってないので完現術ことフルブリングの素質も0!!やるのは霊力のレベルを上げて物理で殴る!!それだけである。
「でも…君が教えるのかい?」
「チッチチ…特別教師を呼んでるよ!!」
水色と啓悟は特別教師を招いている。二葉は人が入りそうなビックリ箱を取り出してボタンを押すと、中から褐色肌で忍者を彷彿させる衣装を着た巨乳お姉さんが出てきたのだ。
「おっ!!おんしが二葉が言っていた2人じゃな?ワシは夜一じゃ、宜しくな!!」
彼女は夜一。見た目はめっちゃ若いお姉さんだが、こう見えて一心パパより年上なのだ。なに、死神あるあるである。
「「ハイ!!宜しくお願いします!!夜一お姉さん!!いや御姉様!!」」
水色と啓悟、完全に鼻の下を伸ばすのだった。
「織姫ちゃん、タツキちゃん、チャドの先生はこのワカメ大使だよ!!」
「ワカメ大使だ。兄達の指南を担当することとなった。しかし、私も多忙な身…来れない時は別の者をよこすことになる」
織姫、タツキ、チャドの先生は朽木白哉…げふんげふん!!ワカメ大使に決まった。ワカメ大使は面倒見が良く、良い先生となるだろう。
「なあ、二葉…俺はなんで呼ばれたんだ?ツッコミがかりか?」
しかし、どうして一護はここに呼ばれたのだろうか?理由は簡単、一護も修行が始まるからだ。
「あっ!お兄ちゃんは卍解の修行ね」
「ワシじゃよ」
ガッシ!!山爺ちゃんが一護の肩を掴む。そう、一護の修行とは山爺とマンツーマンレッスンで卍解の取得+卍解と虚仮面との両立などのレッスンなのだ。
「もしかして…」
「だからワシじゃよ。ワシとのレッスンじゃ。なに、アジアボディービル選手権で暫く現世におるからの…明日の昼までに卍解に至り、その後はその応用に行くぞ!!」
デデーン!!一護、山爺とのマンツーマンレッスンスタート!!
『『えっ?納期…明日の昼!?』』
卍解の納期は明日の昼!!どうする!?メゾンド・チャンイチ!!
男子高校生2人性癖が歪み…織姫とチャドそしてタツキは超強化…一護はボディービルの道へ!!
一護「いかねぇぇぇよ!!」
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