チャンイチの弟はハジケリスト 作:ドンうさぎ
水色と啓悟は褐色肌美女お姉様である夜一さんから、扱きを受けるのだが…
「先ず、おんしらの素質だが…虚や死神が見える程度のスペックじゃが、修行なしでは鬼道…あー…今じゃ魔法の方が良いかの?魔法とかのファンタジーな力は直ぐに使えん。一護や二葉、白哉坊…げふん!!ワカメ大使に育てられている織姫達と比べて生まれ持った素養や霊的な素質は低い。
つまりこのままでは虚などに旨そうな餌としか認識されず、自衛も出来ないヤバい状態じゃ。だからこそ、先ずは基礎を鍛えるぞ!」
この世の能力にはルーツが必ず存在する。死神なら斬魂刀(生まれつき持ってる兄弟は除く)であり、クインシーならユーハバッハから代々続くDNAなど、織姫達が宿す力であるフルブリングは霊王由来だったり、二葉が持つハジケリストはハジケ魂だったり。しかし、生まれつき持ってる物がなく…死神が見える程度の霊的な素質の人間はぶっちゃけ虚からすれば旨そうな餌にしかならない。だからこそ、この2人は拳で虚をボコボコに出来るように基礎を鍛えるのが一番の近道だ。
「「はい!!お姉様!!」」
「よい掛け声じゃ!!暫くは熱い夜を共に過ごすのじゃ、気合い出して行くぞ!!」
ここでの夜一の言う熱い夜とはビシバシ鍛えて行くぞ!という事なのだが、水色と啓悟はものの見事に勘違いして鼻の下を伸ばしてしまう。
「ほい。これをやろう。このリストバンドを手首足首に着けるのじゃ」
「「はい!!お姉様!!」」
夜一が手渡したリストバンドは某駄菓子屋自作のマジックアイテム。霊力を少しでも流せば軽いのだが、霊力が途切れた瞬間…物凄く重くなるリストバンドである。
「「おも!?」」
「霊力を流せば軽くなるぞ!先ずはそれをつけて10キロウォーキング!!それが出来れば20キロウォーキング!!それが出来たらつけてマラソンじゃ!!
歩けない兵士がなんの役に立つか!!それをつけて霊力の使い方を学びながら体力を着けるぞ!!体術訓練はその後じゃ!!」
「ばぁい!!お姉様!!」
美人な夜一お姉さんに激を飛ばされ、男子2人は熱い夜を歩きだした。
一方の織姫、チャド、タツキの素質がある3人組。3人組はなぜかルキアを加えてワカメ大使から座学を受けていた。
「兄達に学んでもらうのは霊力の使い方、鬼道…一言で言えば魔法等を学んでもらう。それらの基礎を学び終えると、チャドと織姫は生まれつき持ってる素養…フルブリングの使い方を学んでもらい、タツキは死神の体術技能 白打などを学んでもらう。しかし、フルブリングに関しては死神でも使えるが1人だけでな(乱菊さんです)、かなり貴重で私ではアドバイスぐらいしか出来ん。
今日は座学を行おうと思う。尸魂界、虚、一護達が行っている死神の仕事、イギリスなどの海外の尸魂界のことを行おうと思う」
ワカメ大使はそう言うと、ホワイトボードに尸魂界と書いた。
「尸魂界は簡単に言えば天国だ。しかし、厳密に言えば死後の世界ではなく、霊体の世界だ」
「なっにぃぃぃぃい!?死後の世界じゃなかったのか!?」
大きな声でルキアが驚きながら叫んでしまう。余談だが、ルキアはワカメ大使=朽木白哉とは気付いていない。
「そうだ。しかし、現世の人々からすれば死後の世界だ。事実、ルキアのように現世で亡くなり、死後に尸魂界に来てから学校に通って死神になった者もいる。
とは言え、尸魂界生まれの人も居るのも事実。出産出来ることから、正しくは死後の世界とは言えないだろう。実際に一護の父である一心殿は尸魂界出身だ」
そう、ワカメ大使や一心のように尸魂界生まれの人物も居る。彼らのような人も居るので、厳密には死後の世界とは言えないだろう。もっとも現世の人間からすれば充分、死後の世界であるが。
「日本の尸魂界は2つのエリアに分けられる。中心地であり、死神や貴族などの上流階層が住まう瀞霊廷。瀞霊廷をぐるりと円で囲うように流魂街がある」
瀞霊挺の広さはざっくりだが南アフリカと同程度の広さをしており、日本列島より広い…なんなら日本列島が3つすっぽりと収まるのだ。そんな日本列島がすっぽりと3つ収まる広さを誇る瀞霊挺を囲うように、死んだ現世の人が流れ着く流魂街が存在する。
「基本的に地獄行き確定の極悪人以外は、死後、この流魂街の何処かにやってくる。ルキアも流魂街の出だ。
実際に流魂街生まれの死神や、流魂街に流れ着き死神になった人も居る」
「流魂街は江戸中期の町並みだ。私も子供の頃は苦労したな…」
ワカメ大使の座学を受けながらルキアは子供の頃を思い浮かべるが、時というのは残酷だ。
「今は現世日本から科学者達が沢山やって来たためか、明治ぐらい文明度が上がってるぞ」
「私が現世を満喫してる間になにがあったぁぁあ!?」
「そしてインド尸魂界から仏陀がバカンスしに来ててな、悟れアナンダくんという漫画が出版されている」
ルキアが現世を満喫して全力でお姉ちゃんしていたこともあり、この1~2年の間に文明開化の音が響き、江戸中期→明治時代まで文明度がパワーアップした。
そしてインド尸魂界からあの仏陀(そこ聖お兄さんとか言わないの)がバカンスにやって来て、漫画家デビューした。
「「仏陀が漫画家になってる!?」」
「カレーライスが庶民に広がったが、残念なことに肉はカエルだ」
そして流魂街のカレーのお肉はデフォルトでカエルとのこと。まあ、日本最初のカレーもカエルだしね。
「では死神のお仕事だな。現世ではさ迷っている幽霊の成仏を助けてあげたり、悲しくも虚になった人を斬魂刀で退治し…虚になってからの罪を浄化して流魂街に送ること。一護や二葉が夜な夜なやってるのがこれだ。
では現世に滞在していない尸魂界に滞在している死神の仕事はなんなのか?街の治安維持、見回り、役所のような仕事…江戸時代の武士に近いだろう」
「戦いだけじゃなくて、事務作業とかもやるんですね」
「どうだ?凄いだろ!!」
死神の様々な仕事を聞いて感心する織姫と、どや顔のルキア。
「次は虚だな。虚が現世で現れるのは主に日本だけだ」
「なっにぃぃぃぃい!?そうだったのか!?」
ワカメ大使からのカミングアウトで、ルキアは再び叫んでしまう。頑張れルキア!お姉ちゃんのメッキが剥がれていくぞ!!
「これは国や人種によって霊的な素養が異なるのではという説がある。そもそも虚とは日本在住および日本人の魂が死後、成仏出来ず、なんらかの形で悪霊になった物だ。生前が善良な人でも虚となれば、生きてる人や他の幽霊を襲う。彼らを救うためにも倒すことだ」
虚は日本でしか基本的に現世で出てこない。イギリスでは虚と似た異なる仕組みで…ドラゴンという存在が確認できる。日本の虚と違って胸に穴はなく、英国尸魂界では資源として利用されている。
「最後に海外の尸魂界だ。私は訪れたことはないが、イギリス、北欧、インドなどでも尸魂界は存在する。
イギリスの尸魂界とは外交で繋がりがあり、物資の交易などが最近行われるようになった。イギリス尸魂界では虚と似て非なるものとしてドラゴンが確認されており、資源や家畜として活用されているそうだ。ドラゴンに関しては黒崎家の庭でリオレウスが飼育されているから、彼で良いなら何時でも見れるだろう」
「「「アイツ、イギリス産だったの!?」」」
イギリスの尸魂界。史実と違ってこの時代からがっつり絡むもよう。
最後に本日の一護。
「さあ、ここでサイドチェスト!!」
「サイドチェスト!!」
無事に卍解を習得した一護。一護は卍解を使い、漆黒のコスチュームに身を包み…山爺と共に浜辺でサイドチェストを行っていた。
「なあ、総隊長…これ…意味ある?」
「…おっとプロテインの時間じゃ」
「爺さん!?話そらさないで!!」
頑張れ一護!!負けるな一護!!
次回…藍染様の憂鬱。
藍染様「乱菊さんの魂魄がハジケリストの手で完全復元され、ギンが二重スパイとなってしまった。ギンの手でどんどん増えていく私の包囲網。
あんなことやこんなことをしようとしても、なにも知らない黒崎二葉の手で停められる!!隙を見せたら卍解を使った乱菊さんとギンに暗殺される!!…国外逃亡しようかな?」
チャンフタこと二葉のヒロインどうするの?期限は 夏休み事件簿 藍染様、逃走劇!が終わるまで
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センナ(映画ヒロイン)
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ニニー・スパンコール
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オリキャラA (北欧尸魂界)
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オリキャラB (英国尸魂界)