強引にナルトを引き取った。ナルトのアパート?も引き払って、荷物も運び込んだ。部屋は余ってるしね。賑やかになりますなあ。
「よしっ!改めて、自己紹介でもするか!これから一緒に暮らすんだからな。じゃ、俺からな」
名前はヒカゲ。弟はネジ。好きな食べ物はソバ。(麺類はどれも好きだがソバが一番)嫌いな食べ物はナス。(食感が駄目)将来の夢は今のところ、新しい体術の流派を創ること。(道場を持ちたい)以上だ。はい次ネジからな。
「ネジだ。兄はヒカゲ。好きな食べ物は、にしんソバ。嫌いな食べ物は、カボチャ。将来の夢は父さんのような立派な忍になる事と、兄さんよりも強い忍になること。以上」
うんうん、俺が目標かー。嬉しいですね。まぁ、ネジくんならすぐにでも、俺を越えてくよ。(お前も大概やで)次サスケな。
「うちはサスケ。好きな食べ物はトマトとおかかのおむすび。嫌いな食べ物は納豆。夢なんかにしない、一族の復興と、ある男を殺すことだ」
まぁ、今のサスケのモチベーションを保ってるのは復讐心だからな。これがないと、心が壊れる可能性がある。…次ナルト。
「うずまきナルト。好きな食べ物は一楽のラーメンとおしるこ。嫌いな食べ物は、生で食べる野菜。夢は里の誰もが認める火影になることだってばよ!」
よし!みんな夢や目標があって大変結構。俺も出来るだけ力になるから、何かあったら聞いてくれよ。何もなくても聞いて良いけどね。
いやー、それにしてもみんな素直に答えてくれたな!俺は嬉しい。ガイ先生なら泣きながら抱き締めてるよ!(ヒカゲにのみ素直なネジとサスケ。ナルトは別枠)
「ヒカゲ兄ちゃんは、俺の夢を笑わないんだな…」
「そりゃあね。俺は人の夢や目標を笑えるほど偉くないし、誰かの夢を笑うって事は、自分の夢を笑われるって事だ。俺はそんな奴になる気は、さらさらないね!誰かの夢を安易に否定したりしないよ」
ナルトは嬉しそうに笑顔になり、ネジはさすが兄さんだと頷き、サスケは何処か安心している。
そりゃ、笑わんでしょうよ。俺、出来損ないとか言われてるんよ?他人を笑えないよ。それに、この世界の死んでほしくない人たちを救うと言う壮大な目標があるんだから、当たり前だぁぁー!
はい!ヒカゲでございまーす。皆との共同生活は中々に、ドタバタするものと思っていたが、そんな事もほぼなかった。ネジはともかく、サスケもナルトも曲がりなりにも一人暮らしをしていた訳だから、スムーズだな。
たまに皆の修行を手伝ったりとかしている。ナルトは案の定勉強が苦手だった。まぁ、万年ドベだと言われていた訳だしな。
ナルトはムキーってなりながら俺から座学を習っている。
「将来の火影が諦めるなよ。最低限の知識はつけとけ」
うっ、となりながら頭をフル回転させるナルト。まぁ俺はナルトが本当は頭が悪いわけではないと思っているけどね。本当に火影になる奴だし。
「オレってば、何で勉強も術も上手く行かないんだってばよ」
俺は当たり前だと答える。えっ?と少しショックを受けるナルト。
「お前はアカデミー以外で勉強も術も教えてくれる人がいなかったんだからな。どこが悪いか分からないだろ。それじゃ勉強のしようがない。やり方が分からないんだから。本当はそう言うのは、ナルトの面倒見てたハズの三代目がしなきゃおかしいんだけどな」
ナルトの成績が悪かったのは、イルカ先生以外でまともに教えてくれる人がいなかったためだと思う。家に帰っても教えてくれる人がいないし、自分でやろうにも里の人から嫌われるようにされてるから、本を買うにも図書館で本を読むのも出来なかったんだろう。里の奴らが買わせないし使わせない。
何で木ノ葉の里は、今が最終的に良ければ今は手段を選ばないっ選択が多いんだろうな?(もっぱらダンゾウのせい。木ノ葉の為なら何でもやる、やり過ぎるジジイ)
あまり言いたくないけどさ、他里も含めて人柱力蔑ろにし過ぎじゃないか?後で仕返しされるとか思わないのかが謎だ。もちろんナルトはそんなことしないけど。
他の人柱力も出来るだけ救いたいなあ。あのアロエどうにかしないとな。(元凶)
座学の息抜きがてら、変化とかの術を見ていく。あっ、俺もアカデミーで習う変化とか分身とかは出来るよ!試験で出たからね。
「変化は出来るけど、分身はうまくいかねえんだってばよ」
さすがはうずまき一族だな。俺が感心してると。どういう事だってばよ、って顔してきたので答えてやる。