日向ヒカゲ忍法帖   作:鍋川太一

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きみたちは立派な忍になれる!

 俺はうずまき一族について話す。

 

「昔うずまき一族ってのが、いたんだ。大戦の影響で今はわずかに生き残りがいるくらいだな。ナルトはその生き残りなんだよ」

 

 俺はナルトに分かりやすいように話していく。特徴として、濃い赤髪に膨大なチャクラ、封印と結界術に優れていると。チャクラが多すぎてコントロールが難しいんじゃないかなと話す。

 

「だからな。ナルトもこれから頑張って行けば封印と結界術をマスター出来るかもな! うんっ?髪の色か、たぶんナルトの両親のどっちかが黄色い髪なんだろう」

 

 本当かーと、キラキラした目で俺を見てくる。勉強を頑張らないとな。と言うと、ウゲーって顔。

 

 でも、意外だなナルトなら封印と結界はジミなのが多いから、えーとか言うのかと思ったんだけど?まだよく知らない術だからか?(ヒカゲの言う事だからスゴい事だと思っている)

 

 

 皆は元気に日々過ごしていく。サスケは友達を連れては来なかったが、(原作よりマシでも復讐者なので)ナルトは、シカマルとチョウジを家に連れてきたり、(キバは、どうした?)意外なのはネジが、ロック・リーを連れてきたのには驚いた。まだガイ先生スタイルじゃない頃の拳法着姿のリーくんだ。

 

「兄さん。コイツに修行をつけてやってくれないか?」

 

 ネジに紹介されたリーくんが、よろしくお願いしますと元気によく挨拶する。

 

 えっ?俺がガイ先生ポジなの?まぁ、基礎は教えられるけど、八門遁甲は無理だし真の師匠はガイ先生になるか。

 

「修行つけるのは構わないけど、体術はともかく幻術と忍術に関しては、アカデミーと大差ないけど俺」

 

「構わないコイツはリーは幻術も忍術も使えない」

 

 リーくんが、ネジ!と声をあげた。こんなあっさりバラすとは思わなかったのかな?ネジくんは、心配するなとリーくんを諌めてる。

 

「じゃ、体術だな。基礎はアカデミーで習うと思うから、俺式体術修行コースだな。短期、長期とあるけど、どっちにする?」

 

「ヒカゲさんは僕の事を馬鹿にしないんですね」

 

 何か聞いたことあるフレーズ。馬鹿にしないよ。俺だって、幻術や忍術のスキルは低い。(幻術適性は最低であり忍術に関しては五行遁を捨てているので、低いと思い込んでる。それでも下忍以上にはならない)リーくんやガイ先生みたいに、使えないことはないけど。

 

 何だかんだで、短期集中型をリーくん始め家の三人も一緒に修行する事になった。仲良いな。

 

 修行と言ってもなんの事はない。俺が愛してる某龍玉の修行法をアレンジしたものだ。

 

「ハイ、コレつけてね」

 

 皆に下駄と、ベストにリストバンドを手渡す。亀の甲羅は手に入らなかった。残念です。

 

 

「ぐっ、なんだこの重さは!」

 

 サスケが悲鳴を上げる。ネジくんは、ベストだけバージョンを既に始めているので慣れたもんだ。

 

「この、総重量15キロの装備をつけて軽く走る。まぁ、最初だから散歩にしよう。ついてきなさい」

 

 

 言いながら、俺も重りを着けてるからね。と念を押す。ナルトがマジでか…と言っている。

 

 俺は敷地を一番広く歩き出す。ぐるっと一週ね。軽いアップダウンがある。コレが良い修行になる。牛乳配達のバイトはなかった。残念です。

 

 

 歩き始めてから、皆の歩く早さにバラつきが出始める。慣れてるネジくんが先頭で次にサスケ、リーと続き最後がナルトだ。これは体力と言うよりも、身体の使い方なので、いかに九尾のチャクラに無尽蔵な体力があるナルトでもキツイだろうな。

 

 昼飯前から始めて、昼をだいぶ過ぎてからやっと一周し終わる。

 

 皆その場にへたり込んで、いますなあ。

 

「よし、脱いで良いぞ」

 

「ヒカゲさんは、脱いだりしませんよね?」

 

 リーくんが良い質問をする。

 

「皆はまだ身体が、出来てないからな。徐々にならして行かないと、逆に身体が出来上がらない。簡単に言えば、身体が出来てないのに、常に重りを着けてると、

背が伸びない」(ヒカゲもつけっぱなしは下忍になってから)

 

 だから修行中以外は外した方が良いわけよ。ナルトは顔を青くさせて、急いで重りを外していった。まぁ、この中じゃナルトが一番背が低いしな。

 

 ナルトの背が低いのはカップラーメンばかりで栄養が足りてないからだが。まともに買い物も出来ないのだから、どうしようもない。やっぱ三代目よシッカリしてくれ。まだ、野菜盛合せを持って行くカカシ先生の方がいくぶんかマシである。(未来の話)

 

「この状態で全力疾走出来るのが目標ね。じゃ、皆休んでて、昼飯作って来るから。水分は良く取るように」

 

 俺は昼飯を何するか、考えながら皆の元を後にした。

 

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